【悲報】ワイ、転生したら百合の間に挟まる仮面ライダーだった【ゆるして】 作:イナバの書き置き
誰にだって、頭の中から消してしまいたい記憶がある筈だ。
料理を焦がしてしまったとか何もない所で躓いたとかそんな細やかなモノから大勢の前で恥をかかされたとかトラウマとか大きなモノまで、人それぞれ。
けれど──少女のそれは深く、樹木の根のように心の奥底に絡み付いている。
忘れようとしても、乗り越えようとしても、どうしても消せない。
ヘドロのようにこびり付いた記憶は、例え何年経っても彼女から取り除く事は出来ないのだ。
だから──夜中にも目が覚める。
「あ……」
2段ベッドの下の段で眠っていた二川二水は、猛烈な喉の渇きと共に上体を起こした。
カーテンの向こうはまだ薄暗く、ベッド脇に置いてある時計を見ても起床には後3時間もある。
「また、ですか……」
そう、
赤いアークワンの撃破から凡そ2ヶ月──偶にと言うには多く、いつもと言うには頻度が少ない、そんな不定期極まりない間隔で二水は夜中に目覚めてしまう現象に襲われていた。
起きる時は、決まって汗塗れ。
シャワーでも浴びたくなる程の汗をかいて、喉がカラカラになった状態で彼女は現実に放り出されるので寝た気だってまるでしない。
「んっ……ふはぁ、冷えたお茶は染みますねぇ……」
そんな訳で二水は今夜もステンレスのコップにお茶を入れ、一気に呷ったのだが──やはり、あまり潤った気はしなかった。
そうしてもう一杯、もう一杯とやっていると夜明けを迎えてしまうのだ。
日中眠気に襲われたり集中力を欠いたりしないのは不幸中の幸いだが、それにしたって気分の良いモノではない。
「……後何回繰り返すんでしょうね、私は」
けれど、二水はこの問題を誰にも明かしていない。
学院のリリィはおろか、一柳隊の仲間や殆ど弟同然の少年にさえ悟らせずに日々を過ごしているのだ。
理由は簡潔、
知っていて、自分1人でどうにかなると思っているからこそ二水は自らの異常を黙っている。
と言うより──ソレは、二水自身以外ではどうにもならない問題だった。
他人に相談して和らげる事は出来ても根本を解決する事は決して出来ない、1人で立ち向かう必要がある問題なのだ。
「……」
だから二水はお茶を飲む。
自分と向き合う為に、自分のトラウマを正面から直視する為に、逸る心を冷却する必要があった。
そして────今日もまた、目を閉じる。
(アルトくん……)
想起するのはあの頃の記憶。
少年がアークワンだと発覚した戦闘から、およそ2ヶ月が経ったあの日の事────
555:ご機嫌よう名無し様 ID:uAnigp+B7
そう言えばさ
イッチって監禁されてた間何してたの?
556:ご機嫌よう名無し様 ID:znzmeI0pd
監禁?
557:ご機嫌よう名無し様 ID:QxMK7MUUA
あー
アークワンの変身者なのがバレた後のアレ?
558:ご機嫌よう名無し様 ID:h6sJe+upe
そうそう
5ヶ月位ポツポツと生存報告するだけだった時期がとても気になる
何か結構良い感じの生活してたのは聞いたけどそれ以外は殆ど何も知らないし
559:ご機嫌よう名無し様 ID:9EkgpDlf1
そう言えばそうだな
5ヶ月も何してたんだ?
560:ご機嫌よう名無し様 ID:DAClaRbch
確かに地下で尋問されてた~みたいな事は言ってた気がするけどどんな待遇だったのかは俺ら知らないもんなぁ
561:ご機嫌よう名無し様 ID:ZP9xsabFZ
解放された後速攻で梨璃ちゃんと結梨ちゃんの間に挟まってたのしか覚えてない
562:ご機嫌よう名無し様 ID:hRimvT5oj
同じ病室だからってなー!
563:一般転生悪意01 ID:ARK01+02
あぁ……その話ね……
564:ご機嫌よう名無し様 ID:3qtVDJjoY
どうしたん
やけにテンション低いじゃん
565:ご機嫌よう名無し様 ID:Y+moEeP7k
実は過酷だったんか?
566:ご機嫌よう名無し様 ID:LukTsV/Kc
あんま話したくないなら別にいいけど
567:一般転生悪意01 ID:ARK01+02
いや、別に過酷ではなかったし普通に話せるんだ
ただ当時を思い返すと結構精神的に来るモノがあったと言うか……かなり情けなくて恥ずかしいと言うか……
取り敢えずアークワンバレした直後から順序立てて書いてくわ
568:ご機嫌よう名無し様 ID:RyiJoNbTp
あい
569:ご機嫌よう名無し様 ID:HN/KK0uNz
助かる
570:ご機嫌よう名無し様 ID:Qgv/bor1M
精神的に来るのに話すのか……(困惑)
571:ご機嫌よう名無し様 ID:gtERsMUBD
イッチが恥ずかしいのは今更の事だけどまぁ無理はせんでもろて
572:一般転生悪意01 ID:ARK01+02
先ず暴走して一柳隊とヒュージの戦闘に乱入した挙げ句アークワンの変身者である事がバレてしまった後なんだけど
実の所最初の数日は普通に病棟の方にいたんだわ
573:ご機嫌よう名無し様 ID:ae6oxTOG+
いや普通じゃないが
574:ご機嫌よう名無し様 ID:tbcg/Ttdg
病棟送りが日常になっている男イッチ
その内外征の時でも現地の病棟にお世話になりそう
575:ご機嫌よう名無し様 ID:iIGRf7ct0
慣れって怖いわね……
576:一般転生悪意01 ID:ARK01+02
って言うのもあの時のワイはかなりボロボロでして
・色んな部位の筋繊維断裂と骨折
・肺を始めとする複数の内臓の損傷
・脳出血
でガチ死にかかってたんすね
お陰で味覚と左目は完全に逝ったし右腕と首から上以外まるで動かない始末だったから、絶対安静にしとかないといけないってお医者様は判断したらしい
577:ご機嫌よう名無し様 ID:xlcnAnVrT
(お医者様の判断は)そらそうよ
578:ご機嫌よう名無し様 ID:KeqPh0VQC
えぇ……(ドン引き)
ガチで死にかけてて草生えない
579:ご機嫌よう名無し様 ID:IAQp97KTo
てか死んでてもおかしくないだろこれ
よく生きてたな
580:ご機嫌よう名無し様 ID:FxMunuDws
変身してちょっと戦っただけでこれとかアークワンこわ……
581:ご機嫌よう名無し様 ID:PRyxfj6nL
最低限の生命維持装置しか付いてない事の恐怖と如何に社長が頑丈かが分かる
582:一般転生悪意01 ID:ARK01+02
でも学院側としてはアークワン(当時は未確認生命体だったかな?)を捕獲した以上国に報告しないといけない訳で、結局理事長代行が連絡を取ったんだけどその時に「いつ暴れだすか分からないのに病室に入れておくとか正気を疑う」みたいな事言われたらしいんだよね
583:ご機嫌よう名無し様 ID:sFkQXh0C4
うん……まぁ……それはそうだね……
584:ご機嫌よう名無し様 ID:xh7BrIuLv
そりゃゼロワン計画の遺物で大型ヒュージも1人でのせるような輩が見付かったら誰だってビビるわ
585:一般転生悪意01 ID:ARK01+02
つー事で独房送り決定&尋問開始決定
死なせる訳にはいかないからって地下に医療機器とか運び込んだりテレビ設置したり照明換えたりで、もうこの時点で凄まじい迷惑がかかってる
辛い
しかもスパイトネガに汚染された二水ちゃん夢結様ミさんも隔離されてたから更に申し訳なくて辛い
586:ご機嫌よう名無し様 ID:Dj3Iy5IGB
めっちゃ迷惑かかってて草
587:ご機嫌よう名無し様 ID:zEz1f3Yob
VIP待遇やんけ……うらやま
588:ご機嫌よう名無し様 ID:hjLRXlUbv
やらかしが多すぎるこの百仮面ライダー合
589:一般転生悪意01 ID:ARK01+02
そんでまぁ生徒会三役+LGロスヴァイゼによる尋問が始まったんすけど
まぁ優しい
特に「今日日めったに見ない男のリリィ」と「明らかに異常なアークワン」で出自に当たりを付けてたっぽいロスヴァイゼの人達が優しすぎる
尋問とは思えない位に口調が優しいしリハビリ手伝ってくれるし外出出来ないか交渉してくれるし車椅子押してくれるしでもう頭上がらんわ
590:ご機嫌よう名無し様 ID:7/3VcGhj3
あぁ……だから急にロスヴァイセの人達と仲良くなってたのね……
591:ご機嫌よう名無し様 ID:LioeQCZOL
北河原さんやロザリンデさんとやたら絡んでたのもそれが原因か……
592:ご機嫌よう名無し様 ID:kWsHA1Stt
同じ強化リリィとして目が離せなかったんでしょうね多分
当時はホントにちょっと余所見してる間に死んでてもおかしくない状況だったし
593:ご機嫌よう名無し様 ID:xPkcmhb7d
そんなとこからよく半年で回復しましたね……
594:ご機嫌よう名無し様 ID:klAz3sJXR
イッチはガッツだけあるからな
逆に言うとそれしかないとも言えるが
595:一般転生悪意01 ID:ARK01+02
いや
そうでもない
596:ご機嫌よう名無し様 ID:rlN8dVhcE
へ?
597:ご機嫌よう名無し様 ID:DHy8Pr7OS
何で?
結局一般病棟に移ってたじゃん
598:一般転生悪意01 ID:ARK01+02
俺は連行されそうになった時に初めて知ったけど、実はあれ回復の見込みがもう無いから最期は外に出してやろう的なノリだったらしいんすよね
二水ちゃんみたいに知らない人もいたけど知ってる人は皆黙ってたんだと
599:ご機嫌よう名無し様 ID:27NuHsiR3
えぇ……(困惑)
600:ご機嫌よう名無し様 ID:ODoSDuWcX
死が近すぎるわコイツ……
601:ご機嫌よう名無し様 ID:HwL6YtIZz
身構えてる時でもガンガン詰めてくるタイプの死神に取り憑かれていますねクォレハ……
602:一般転生悪意01 ID:ARK01+02
まぁ実際は余命より早くにくたばったんですけどね!
笑える
603:ご機嫌よう名無し様 ID:EsVk8F92o
いや笑えんて……お辛いが過ぎる……
604:ご機嫌よう名無し様 ID:bxva/zqVR
悲惨にも程がある
605:一般転生悪意01 ID:ARK01+02
まぁそんな訳で尋問を受けつつリハビリしてたんだけど
1番辛かったのは二水ちゃんが見舞いに来た時かな……
606:ご機嫌よう名無し様 ID:qN9zEiKho
まぁ……そりゃそうだろうね……
二水ちゃんくらい優しい子がイッチの件で責任感じない訳ないし…
607:ご機嫌よう名無し様 ID:8GzF9jvGX
ほぼ全身麻痺から復活するより辛かったんか
608:一般転生悪意01 ID:ARK01+02
いや、さぁ
監禁されてから2ヶ月後だったかな?そん位の時に1回だけ来てくれたんだけど
俺を一目見るなりボロボロ涙を流しながら「ごめんなさい」って謝ってくんの
二水ちゃん何にも悪くないのにね
609:ご機嫌よう名無し様 ID:mgJQVZkXO
あー……
610:ご機嫌よう名無し様 ID:ffYntGH2N
そりゃ辛いでしょ
611:一般転生悪意01 ID:ARK01+02
隈も凄い事になってるし見るからにやつれてるしで此方が逆に心配になるレベルなのにさぁ
それなのにまだ歩けもしなかったから満足に慰めてあげる事も出来ねぇの
マジで辛かった
転生前含めて1番死にたくなった
612:ご機嫌よう名無し様 ID:t4L79cIuJ
うん……いや無理して話してくれてありがとうな……
613:ご機嫌よう名無し様 ID:x++/gcelm
しっかしアークワンが厄ネタ過ぎるなこれ
持ってて何にも良い事ないじゃん
614:ご機嫌よう名無し様 ID:YYvK5fu7c
そりゃアーク様だし……神様はせめて普通のゼロワン渡してやれよとは思うが
615:ご機嫌よう名無し様 ID:BPfg6RX9U
しかもその破片が悪さするってんでしょ?
もうホントさぁ……ただでさえ世界がヒュージで大変なのに転生者史上最低レベルの特典渡す神様は何なん……?
616:ご機嫌よう名無し様 ID:Who9BHTZF
知らん……神様は何したいのかすら分からん……
617:ご機嫌よう名無し様 ID:w4TrSM8y2
弄びたいのか助けたいのかハッキリしてくれや
618:一般転生悪意01 ID:ARK01+02
まぁそんな俺にも今では最高の姉とソウルフレンドがいるんですけど
〔添付:二水と紅巴の間で
619:ご機嫌よう名無し様 ID:b1NwpDsy7
だーかーらー!
そう言うとこだぞお前!!!!!!!!
『ごめんなさい……ごめんなさいぃ……!』
『いいって、もう』
泣いている。
もう15になると言うのに、卑しくもリリィであると言うのに、小柄な少女が泣いている。
それも5歳も年下の、車椅子に座った少年に縋り付いて──何度思い返しても情けない、と二水は己の恥態に溜め息を吐いた。
されど何か口出し出来る訳でもなく、ただ
「……また、これですか」
二水がこうして自分の記憶に没入してしまう事も、そこでよりにもよって1番消してしまいたいと思っている記憶を勝手に再生させられてしまうのも1度や2度ではない。
ただ──見ていて気持ちの良いモノではないのもまた事実だ。
何が悲しくて自分の汚点を何度も見なければいけないのだろうか。
どうせ夢だと言うのなら、口を挟む位させてくれたって良いだろうに。
二水はそう思わずにはいられなかった。
『私が弱かったばかりに……私が無茶な事をしたばっかりにこんな事になって……!』
『だから、いいって』
『何を言って……いい訳ないじゃないですか!?』
そんな二水の感傷を他所に、かつての二水と少年はかつて見たやりとりを忠実になぞっている。
どこまでも悲嘆に暮れている少女と、どこまでも達観している少年。
見れば見る程両者は対照的で、だからこそ二水は自身の取り乱し方に羞恥を覚えてしまう。
本当に泣きたいのは少年の筈なのに、何故自分がみっともなく泣いているのか。
自分が気を遣うべきなのに、何故少年が気を遣っているのか。
本当に────情けない。
『最初に変身した時は全身が痛くなって、その次は上手く喋れなくなった。なら次に変身した時はもっと酷い事になるって理解したのに変身したんだもん』
『だから、それも────』
『二水ちゃんは悪くないよ、
そして、この言葉が必ず二水の心に引っ掛かる。
語調は恐ろしい程に強く、胸元に縋るかつての二水を見下ろす少年の瞳は信じられない程の気迫に満ちていて、まるで──そうしなければ死んでしまうのではないかと思わせるくらい。
いや、実際少年にとってはそうなのだ。
全ての記憶を失い自分が何なのかも分からずにさ迷っていた彼と出逢い、引き取り、名字を与え、居場所を作ったのは二水なのだから、彼女が
それがたとえ本当に二水に問題があったのだとしても。
あの頃、自分は少年にとって「姉」であると同時に「親」であったのではないかと二水は考えている。
だってそうだろう。
命が誕生して、最初に頼るのは親だ。
最初に子を庇護し、成長を見守るのは親だ。
よって、少年がどう思っていたかに関わらず二水は親としての立場にあった。
(────と、すれば私は母親失格ですね)
故にこそ、少女は己の不甲斐なさを自嘲する。
思い返せば、彼を支えているようで頼ってばかりだった。
学業は優秀でも実技は散々な二水を励ましてくれたのはいつも少年で、ラージ級に追い詰められた二水を救ったのも少年だ。
それからも何度も何度も助けられて────
「何か、返せてるんですかね……はぁ」
思わず漏れてしまった一言に、二水は深い溜め息を吐いた。
結局の所、それだ。
貰うばかりではいられない。
どれだけ大きい器でも与えてばかりではいつか底をついてしまうから、何かを返してあげたい。
正直に言ってしまえば、本当に何かをあげられているのか二水には自信がなかった。
勿論、少年が聞けば「沢山貰っている」と言うだろう。
事実として少年にとっての二水は精神的な支柱であり、彼女や一柳隊の仲間と共に過ごすだけで何物にも代え難い充足を得ている。
それは日常の些細な喜び、戦場での僅かな安息、不安を埋める信頼に他ならない。
「やっぱり、まだまだ上手くいかないなぁ……」
だが、他人が考えている
面倒な性格をしている自覚はある。
かつて楓が言った通り自信を持つべきなのも理解している。
それでも、やはり────
『……面会時間が終わりました。行きましょう、二水さん』
『そ、そんな……2ヶ月振りなんですよ!?何度も申請して、その度に却下されて、やっと通ったと思ったのに……!まだ15分しか経ってないじゃないですか!』
『……北河原さん。お願いします』
『……は、へ?な、何をするんですか!放して下さい!』
『ごめんなさい。でも、これ以上は……!』
『い、いやだ。嫌ですよそんな!やっと会えたのに!助けてもらったのに!まだ、まだお礼も言えてないんですよ!?それなのに、こんな────!』
ふと少女が顔を上げれば、丁度取り乱したかつての二水が北河原伊紀に羽交い締めにされながら独房から引き剥がされる所だった。
改めて見直してみると、ただでさえ浅ましい醜態がより醜く、滑稽に見えるモノだ。
申し訳なさそうな顔をしながら閉じる扉の向こうに消えて行った少年はこれからアークワンに関する尋問を受けると言うのに、他人の都合を考えず泣き叫ぶだけとは。
やはりアークワンの破片に支配されていた時と同じで、これは二水にとって見るに堪えない唾棄すべき記憶の1つだ。
それでも「見る」と言う事はやはり未練があるのだろう。
何が?と言われれば二水自身にもさっぱりだが。
「……戻りましょうか」
兎に角、これ以上この記憶に没入していたとしても得るモノは何一つとしてない。
ただ悲嘆に暮れるだけの思い出など、見ていたって気が滅入るだけだ。
「────」
深呼吸をして、目をしっかり瞑る。
そうして次に瞼を開いた時には、夜明け前の暗い自室へと舞い戻っていた。
続いてすっかり氷の溶けたグラスを覗き込んだ二水は、おもむろに机の脇に置いてあったペン立てからボールペンを引き抜き、放り出していた新品のメモ帳を手元に手繰り寄せ開いてみた。
「────」
当然ながら広がっているのは、真っ白な頁。
普段はリリィ新聞のネタやリリィのゴシップで埋め尽くされている二水のメモ帳にあってまだ何も記入されていない、無限の可能性を秘めた純白。
それをじっと眺めて──ふと、思い付いた。
「このページは、アルトくんの為に使いましょう」
そう、この純白は少年の為に。
彼を楽しませるアイデアを、健やかな生活の記録を、苦難を乗り越える成長を。
それら全てを書き記す為に、このメモ帳は使うのだ。
だからもしこれがインクで真っ黒になった時は、きっと数え切れない位の幸せを経験した時に違いない。
その時には、きっと。
二水自身が抱える罪の意識も洗い流せているだろう。
「うーん……」
まず最初に、何を書こう。
彼の幸福を綴るなら、どんな文言が最初の1頁目に相応しいだろう。
ああでもやっぱり、まず1番は────
────とかリリィ新聞に書けるようになれたら、良いかもしれませんね?
※要約すると監禁されてた間百仮面ライダー合はホントに死にかけてたよって話と当作の二水ちゃんは激重属性持ちだよって話。
◯二川アルト/仮面ライダーアークゼロワン
自分が死ぬのは別に仕方ないと受け入れられるけどそれよりリリィが泣いてる方が辛いと感じる系主人公。
そんなんだから1回ガチで死ぬんだぞ。
当初考えていたストーリーでは(役割が結梨ちゃんの生存確定引換券だったので)ギガント級に特攻した後生き返る予定は無く、ゼロツーはネストと繋がった事で能力が際限なく上昇しリリィから逸脱した結梨ちゃんを抑制する為に用いられる筈だった。
それがまぁこんなになっちまって…
◯二川二水
「ノーブルリリィ・レポート」とかで顕著だけど責任感が滅茶苦茶強いし自己肯定感が滅茶苦茶低い。
Bouquetの序盤から割と好きだったけど9話の控室にいた面子で真っ先に結梨ちゃんがヒュージなのを否定してたシーンで一気に惚れた感じなのでそう言う面が強調されがち。
◯北河原伊紀
LGロスヴァイゼ主将
レアスキル「Z」持ちなので百仮面ライダー合はよくお世話になっている。
落ち着いているようで熱くなりやすい所が百仮面ライダー合と似ており割と仲が良い。
◯ロザリンデ・フリーデグンデ・フォン・オットー
LGロスヴァイゼ所属
アニメだと8話とか最終話とかにいた人。
デュエル戦術の達人であり百仮面ライダー合は彼女に稽古を付けてもらっている事が多い。
監禁中の世話をしてもらっていた事もあって百仮面ライダー合は彼女を(先輩として)とても慕っている。
◯土岐紅巴
二水ちゃんのソウルフレンドなので百仮面ライダー合のソウルフレンドでもある(暴論)
シュガールカッコいいね…
正直に言って戦闘無しで考えたら誰との絡みが見たい?(あくまで参考である事をご了承下さい)
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二水
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結梨&梨璃&夢結
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ぐろっぴ&百由様
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一葉
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恋花&瑶
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千香瑠&藍
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灯莉
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ひめひめ&灯莉&紅巴
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叶星&高嶺
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その他一柳隊メンバーなど