時間が出来たから、散歩がてらショッピングモールに来た
特に何か目的があったわけでもない
けど、そこで燐子ちゃん達と遭遇した
これは幸運だ
環那「奇遇だね。5人でこんなところにどうしたの?」
燐子「あ、え、えっと......」
環那「?」
す、すごい目が泳いでる
ほんとにどうしたんだ?
リサ「練習帰りに皆でお買い物行こうってことになってね。」
環那「そうなんだ。何か買うものあるの?」
リサ「女子は何もなくてもお買い物するんだよ?」
環那「そうなんだ。」
俺には分からない感覚だ
燐子ちゃんもそうなのかな?
そうだったらいくらでもしてくれていいんだけど
環那「まぁ、この中に俺がいてもだし、5人でごゆっくり__」
友希那「環那も一緒に来ればいいじゃない?」
燐子「!?」
環那「んー。」
まぁ、時間はあると言えばあるし、別について行く分には問題ない
燐子ちゃんといられる大義名分にもなるし
ちょうどいいのかもしれない
環那「まぁ、皆がいいなら。」
リサ(嬉しそう。)
あこ(なんかキラキラしてる。)
紗夜(意外と分かりやすいのね。)
燐子(ど、どど、どうしよう......!?)
こうして、俺は5人の買い物に同行することになった
燐子ちゃんがすごい焦ってたけど
どうしたんだろうか
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“燐子”
か、環那君とデート(?)になった
どうしよう
このままプレゼント選ぶの......?
環那「燐子ちゃんは何か買うものある?」
燐子「え......!?え、えっと......!」
環那君、気づいてない?
分かってて、私の反応楽しんでない?
すごくありえる......!(偏見)
環那「?」
燐子「い、今は、ない、かも......?」
リサ(分かりやす!)
クリスマスプレゼントは、またの機会にしようかな
流石に本人の目の前で買うのはだし
まだ、時間はあるし
あこ「環那兄って欲しいものとかないの?」
燐子「!」
あこちゃんが環那君にそんな質問をした
これは、助かるかも
ここで情報を手に入れられれば......
環那「うーん、燐子ちゃんとの時間?」
あこ「お、おぉ。」
紗夜「よく恥ずかしげもなく言えますね。」
燐子「......///」
参考にはならないけど、嬉しい
私ももっと環那君と一緒にいたいよ
それこそ、四六時中でも
リサ「見せつけてくれるねー。」
環那「仕方ないじゃん。燐子ちゃんが可愛いんだから。」
友希那「それは仕方ないわ。」
環那「でしょ?」
燐子「か、環那君......///」
こんな人の多いところで、褒めすぎだよ
嬉しいんだけど、恥ずかしい
あこ「環那兄って物欲とかないの?」
環那「んー。お金で手に入るものでほしいものはないかな。大概のものは手に入るし。」
燐子「そ、そうなんだ......(ど、どうしよう......)」
そう、環那君は大企業の社長さんだ
私なんかよりもお金持ちに決まってる
それは、欲しい物なんてないよね......
リサ「じゃあ、貰って嬉しい物とかはないの?」
環那「もらって嬉しい物かー。変なものじゃなければ何でも嬉しいけど。」
友希那「まぁ、そうよね。」
紗夜(ここまで参考にならないものなのね。)
あこ(環那兄ぃ......)
これは、良い物を買おうとするのが間違いなのかな?
そもそもの前提を変えるべきなのかな?
買うじゃなくて、なにかを手作りするとか......
環那「えーっと、なんで皆は俺の欲しい物なんか知りたいの?さっきから質問攻めしてくるけど。」
あこ「な、なんでもないよ!」
リサ「そ、そうそう!」
紗夜「気のせいじゃないですか?」
環那「いや、流石に無理あるよ?」
環那君はそう言って、はぁっとため息をついた
これ、もう隠しきれないかな......
燐子「あ、あの、環那君......」
環那「ん?」
燐子「えっと、実は......」
私は環那君へのクリスマスプレゼントを買いに来たことを話した
それで皆が聞いてくれてた(かもしれない)ことも
それを聞いて環那君は......
環那「__あー。なるほどねー。」
納得したような顔をしてる
もう、仕方ないよね......
今思えば、環那君にサプライズなんて無理だし
環那「それは俺に聞いても、参考にはならないよねー。」
燐子「うぅ......」
環那(うーむ。)
なんだか、悪戯がバレた気分......
悪いことはしてないけど......
環那「ねぇねぇ、燐子ちゃん。」
燐子「ど、どうしたの?」
環那「俺、今、ほしいもの出来た。」
燐子「え?」
環那君は私の目を真っ直ぐ見てる
欲しいものって、なんだろう?
いろんな意味でドキドキする
燐子「そ、それは、なに......?///」
環那「燐子ちゃん。」
燐子「ふぇ......?///」
環那「燐子ちゃんが欲しいな。」
環那君は真剣な表情でそう言った
それで、私の顔は熱くなった
私が欲しいって......それって......
燐子「あ、あうっ......///」
リサ「燐子、顔真っ赤じゃん。」
紗夜「ていうか、すごいこと平然と言ったんですけど。」
友希那「平常運転よ。(慣れ)」
ど、どうしよう......
私なんかでいいなら、全然あげられるけど......
いや、そもそも、私をあげるって何?(混乱)
環那「よし、これで悩みはなくなったね。折角だし、デートと行こうか。」
燐子「う、うん......!///」
環那「ちょうど、そこにイルミネーションがあったんだ。見る?」
燐子「うん、見たい......!///」
私は環那君の腕に抱き着いて
そのまま、ゆっくりと歩き出した
プレゼントの問題も解決して(?)、デートも出来て
今日、環那君と会えてよかった......!
紗夜「......どうしましょうか、私たち。」
リサ「もう帰っていいんじゃない?」
友希那「そうね。」
あこ「だねー。」
近々、新しいシリーズ始めます。(2個)
1つはヒロインあこ、もう1つは闇深主人公系(非チート)