FAIRY TAIL IF (イマジンフューチャー) 作:IF maker
ナツがフェアリーテイルの仲間たちと対面する話です。
ちょっと展開やセリフがおかしいところもありますが、ぜひ読んで見てください。
ナツはまたイグニールに会うために強くなる決心をしたところでフェアリーテイルのギルドマスター『マカロフ』と出会う。そこでフェアリーテイルに入らないかと誘われ、ギルドへ向かった。
今二人は向かっているギルドがあるという町、フィオーレ王国の『マグノリア』という町に来ている。二人はギルドに向かいながら話していた。
マカロフ「ところでナツ。」
ナツ「何?」
マカロフ「お前さんの魔法は何じゃ?」
ナツ「・・・・・・炎の滅竜魔法だけど。」
マカロフ「そうかそうか。」
ナツ「・・・・・・・・・ねぇ、じっちゃん。」
マカロフ「ん?なんじゃ?」
ナツ「じっちゃんはこの魔法のこと、何とも思わないの?」
マカロフ「いや、珍しい魔法を持っているんだなとは思ったぞ。」
ナツ「・・・・・・・・・・じゃあ、僕にその魔法を教えたのも、僕を育てた父親も、ドラゴンだって言ったらどう思う?」
マカロフ「別になんとも思わんぞ。」
ナツ「っ⁉︎」
ナツは意外な返答に驚きマカロフを見た。
ナツ「なんで⁉︎」
マカロフ「なんでって、お前さん、嘘をつくような子には見えんし。」
ナツ「いやそんな理由で。(汗)」
マカロフ「何より、・・・・・・お前さん、その父親が大好きなんじゃろ?」
ナツ「!」
マカロフ「初めてお前さんを見たときからそう思ったわい。それに父親にまた会うために強くなりたいんじゃろう?」
ナツ「・・・・・・・・うん。」
マカロフ「じゃが、それだけではないんじゃないか?」
ナツ「えっ?」
マカロフ「他にも思うことがあるんじゃないかのう?」
ナツ「・・・・・・・・・・・・・・。」
ナツは考えた。強くはなりたい。だが、それだけではないと。
それはイグニール(父さん)を、家族を守りたいという気持ちが大きかった。
ナツ「・・・・・・・・・・・・守りたい。」
マカロフ「ん?」
ナツ「ただ強くなっても守れなきゃ意味がない。イグニールを、家族を、みんなを守れる力が欲しい。」
マカロフ「・・・・・・そうか。・・・・おっ、話しているうちに着いておったわい。」
ナツはその言葉を聞き、顔を見上げた。それと同時に彼は目を見開いた。
その目に写ったのは、『FAIRY TAIL』と書かれた大きな建物だった。
マカロフ「まず始めに、ようこそフェアリーテイルへ‼︎」
マカロフは片手をギルドの方に向け、歓迎した。
マカロフ「では早速中に入るとしようかのう。」
ナツ「うん!」
そう言いナツはギルドの扉を開けた。
そこで彼が見たものは、
金髪の少年「毎回毎回俺の前で服脱いでんじゃねーよ気持ち悪ィ!!(怒)」
黒髪の少年「ウルセーよ!テメェも真っ黒のくせにチカチカ光らせてんじゃねーよ!!(怒)」
ナツ「・・・・・・・・・・・・・・は?」
目の前にいる同い年くらいの少年二人の醜い争いであった。一名トランクス一丁になっているが・・・・・・
ナツはそれを見て腑抜けた声を漏らし、呆然とした。
マカロフからは家族思いのギルドと聞いたが、目にしているのは全くもって真逆の光景であった。
ナツ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ねぇ、じっちゃん。」
マカロフ「なんじゃ?」
ナツ「ここって家族思いの魔導士達がいるんだよね?」
マカロフ「そうじゃが?」
ナツ「僕の見間違いじゃなければ目の前にいる二人が殴り合っているように見えるんだけど。しかも魔法を使ってるし片方服脱げてるし。」
マカロフ「気にするな。いつものことじゃ。」
ナツ「あそっか、いつものことなんだ。・・・・・・・・・・・・・・いや、それはそれでおかしくない?」
ナツはこの光景とマカロフの言葉を聞いて頭を抱えた。
??「オォマスター、今戻ったんか?」
二人は顔を声がした方向へと向けると酒の入ったジョッキを片手に持った男性二人がいた。
マカロフ「おぉ、マカオにワカバか。」
マカオ「おぉ、お帰り。」
ワカバ「ところでお前は?」
ワカバと思われるリーゼントをした男性が訪ねてきた。
ナツ「えっと、今日からフェアリーテイルに入ることになりました。ナツ・ドラグニルといいます。」
ナツはそう言い、お辞儀した。
ワカバ「なんだ、意外と礼儀がいいじゃねぇか。」
マカオ「あぁ、グレイとカルマとは大違いだな。」
ナツ「えっと、グレイにカルマ?」
マカオ「あぁ、そこで喧嘩してる「やめんか‼︎」(ドゴッ‼︎)・・・・・・・・・今エルザに殴られた奴らだ。」
凄まじい音が聞こえた方を見るとさっきまで喧嘩してた少年二人は壁にめり込んでいた。先程マカオが言っていたエルザと思われる鎧を着た赤髪の少女が殴ったのだろうとナツは察した。
エルザ「まったく、いつになったら仲良くするんだお前達は・・・・・・ん?」
エルザはマカロフ達の方へと目を向けた。ナツは壁にめり込んだ二人へと足を運んだ。
エルザ「マスター!今お戻りになされたのですか?」
マカロフ「あぁ、面白い子を見つけてな。」
エルザ「面白い子?」
ナツ「お〜い、もしも〜し、大丈夫ですか〜?」
エルザは声がした方へと顔を向けた。
そこにはナツが少年二人の片足を引っ張っていた。
ズポッ!
ナツ「ゥオッ⁉︎」
少年二人「「ぷはっ‼︎」
ナツ「ふぅ〜、なんとか抜けた。(汗)」
金髪の少年「おぉ!誰だか知らねぇがサンキューな!」
ナツ「いやそれより大丈夫なの?頭からいったけど。」
金髪の少年「あぁ、これでも鍛えてるからな‼︎」
ナツ「あっそう。(汗)」
金髪の少年「俺はカルマ!でこっちの変態はグレイだ。」
グレイ「おい真っ黒野郎変な紹介してんじゃねぇ!(怒)」
ナツ「あはは(汗)」
そこでエルザはナツに近づいた。
エルザ「お前がマスターが言っていた面白い子だな。」
ナツ「えっと、あなたが・・・」
エルザ「エルザ・スカーレットだ。お前の名は?」
ナツ「ナツ・ドラグニルですけど・・・」
エルザ「そうか、ナツ、ここにいる魔導士達は仲間であり、家族でもある。そしてこのギルドはお前の家でもある。」
ナツ「仲間であり、家族・・・・・・、ギルドは僕の、僕たちの家・・・」
そこへマカロフが近づいてきた。
マカロフ「どうじゃナツ、気に入ったか?」
ナツ「・・・・・・・・・うん、すごく‼︎」
マカロフ「そうかそうか、ではギルドマークを付けんとな。」
ナツ「ギルド、マーク?」
カルマ「ギルドの紋章を身体の好きなところに付けるんだ!まぁ、このギルドの家族だっていう証明みたいなもんだな!!」
ナツ「家族だっていう、証明・・・」
マカロフ「で、どこに付けるんじゃ?色も選べるぞ?」
ナツ「じゃあ・・・色は赤、場所は・・・右肩で。」
ナツの右肩にスタンプが押されフェアリーテイルの紋章が浮かび上がった。
マカロフ「これでお前さんはフェアリーテイルの魔導士じゃ‼︎」
マカロフの言葉を聞き周りの魔導士は歓声を上げた。
ナツ(これが、フェアリーテイル・・・・、これがギルドの家族・・・・)
ナツはギルドの雰囲気に包まれ、落ち着くような感情を抱いた。また、希望を感じた。
ナツ(イグニール、このギルドで強くなるよ。家族を、ギルドを守れるように。)
FAIRY TAIL episode 0 〜完〜
以上でepisode 0は終わりです。
今回は長めに書きました。
メイン(よく出る)キャラ以外のキャラのセリフがあまり思いつきませんでした。
昔の話の展開もなかなか思いつかなかったし。原作のナツとグレイの喧嘩は分かりやすいけど、いざとなるとオリキャラとグレイの喧嘩も難しいし。
次回から本編に入ります。