こちらの話は、スクフェスのストーリーのネタバレを含みます。それが嫌な方は、読まなくても良いです(読んで欲しいけど)
一応忠告です。今回の話ヤンデレ要素が皆無になっています。申し訳ございません。
前回お気に入り登録してくださいった、べーた様、ジオンショッカー様、ジャガピー様、三菱梅蔵様、相月様、巖の上にも千年様、スナイプさん様。
ありがとうございます。
では、本編です。どうぞ
ボクは天才だ。
だから、、、
ボクが、ノエルと家でゲームをしていると、嵐珠から連絡がきた。用件は、日本にある虹ヶ咲学園に転校するとの内容だった。ボクも強制的に。
その事を、一緒にゲームをしていたノエルに話すと、
「へー、日本に行くのか。俺も久々に行くか~。いつ?」
と軽い感じで聞き返してきた。
ノエルは本名、アガサ・ノエル。
彼は日本とアメリカのハーフでボクよりも三つ年上で、作家としても活動している。ペンネームは確かに、アガサ・L・ノアだったはず。
ちなみに頭は良いのだが、なぜかボクのように飛び級はしてない。まあ、その理由は遅刻が原因だろう。
あと、彼は私の家に居候している。理由は良くわかっていない。まあ、ボクは一緒にゲームが出来る人が居てくれてありがたいんだけどね。
まあ、そんなこんなで、日本に着くと嵐珠は露骨に嫌な顔で、
「なんで、あんたがついてきてるのよ。ノエル」
そんな、嵐珠とは対称的に、ノエルは明るい表情で、
「ん? 何でって言われてもな~。強いて言うなら理由は3つある。良く聞けよ、ランラン。1つは次に書く作品の舞台を日本にしようと思ってるからだ。2つ目は、どうせ作詞の宛もないだろうと思って。3つ目は、俺はミアの保護者だから」
作詞ってどういう...って、
「保護者? なに言ってるの、ノエル!?」
保護者? ま、全く馬鹿げてるよ。ノエルが保護者? そんなことあるわけないじゃん。
と、ボクが戸惑っていると、
「久しぶりですね。嵐珠、ミアさん、ノエルさん」
「久しぶりね、栞子」
「久しぶり、栞子」
「久しぶり~しおりん。っていうか、その顔どうしたミア。すごく幸せそうだけど、そんなにしおりんに会えたことが嬉しいのか?」
と、ノエルが的はずれなことを言っているが無視して、
「ノエル、嵐珠と栞子は積もる話があるだろうから、ボクたちは先に寮へいこう。この前の続きをするよ。絶対負けないんだから」
そういい、ボクは荷物を持ってその場を離れた。後を追うように、ノエルもその場を後にした。
それから、しばらくは夏休みだったから、ボクは作曲もしつつ、暇なときはノエルとゲームをして過ごしていた。
そして夏休みが開けて、嵐珠に無理やりつれてかれ、虹ヶ先学園スクールアイドル部に連れてこられていた。
そこにいたのは、虹ヶ先に元々あったスクールアイドル同好会のメンバーの、朝香果林と宮下愛と栞子だった。
なぜここに彼女達がいるかボクが聞くより先に、嵐珠が口を開いた。
「彼女達にはこれから、私のバックダンサーをしてもらうことにしたわ」
よく彼女達がそんなことを許したな。
最初に浮かんだ感想はそれだった。
まあ、ボクは、
「ミア、貴女は最高の曲をお願いね」
そう言われてから、しばらく時間も忘れて曲を作っては、嵐珠に渡し、それに嵐珠が歌詞をつける。
なぜ作詞を嵐珠がやっているかと言うと、ノエルが、ちょっと観光してくると言い、丸一ヶ月ぐら寮に帰ってきていなからだ。
その間に合ったことと言えば、桜坂しずくが部にきて、同好会に帰るなどまあ、色々あった。
ちょうどその時ぐらいだろうか、ボクはある一つの違和感を覚えた。
完璧な曲が作れない。
同好会の曲を間近で聴いてみたのだが、特別上手いとも思わないし、まあ、素人が作ったものとして聴いたら、良いできだとは思った。
けど、ボクの直近数曲はそれに勝ててないと感じてしまう。
あんな曲なのにどこかボクの作ったものが劣ってると思ってしまう。
そんな風に悩んでいるところに、嵐珠から、
「最近、ライブにきてくれる人が少なくなってるわ。ミア新曲はまだ?」
と、急かしてきた。
ボクの苦悩もわからないアンタに何がわかるんだ。
そう思った時には、そのまんま口に出してしまっていた。
ボクはどうしようもない気持ちになって部屋にこもって、作曲を続きを始めた。
ミアside out
ノエルside in
ん?
あー、俺の番になったのね。
はい、こんにちは~ノエルです~
と、パソコンで、海外の出版社とビデオ通話をしていると、ミアから連絡がきた。
すみません。ちょっと大事な用が入ったのでまた今度打ち合わせお願いします~
そう言い、ビデオ通話をきり、ミアからの電話にでた。
まあ、用件はなんとなくわかるけど。
「もしもし、こちら天才作家アガサ・ノエルですけども、どうかしました、ミア?」
『どうかしなきゃ、電話もかけちゃいけないのかよ。まあ、なにもないわけでわないけど』
と、モゴモゴ返してくる、ミアにたいして、俺は本題をぶつけてみた。
「作れなくなったんだろ、曲が。まあ、遅かれ早かれそうなるとは思ってたけど」
電話の向こうで、びっくりしてるミアが容易に思い浮かび、ちょっと笑いそうになるのを堪えて、ミアの返事を待った。
気持ちの準備が整ったのだろう。
ミアは話し始めた。
『あのね』
ミアが話したことは、俺が日本に来た時から、予想していたのとまんま同じ流れを辿っていた。
そして、それへの解答も俺はしっかりと用意してある。なんて優秀なんだ俺。そんなことを考えつつ、その答えをミアに伝えてあげた。
「ミア、今一人でいるだろ。あー、言い訳しなくていいよ。多分数分後に、ミアの良き理解者となってくれる人が現れるから、その人を絶対に頼れ。そうしたら、新しい道が、いや、この表現は正しくないな。うん、こっちの方がしっくりくるな。あの日諦めた道の続きを歩くことが出来るから、そしたら、俺に仕事の依頼をしろ。良いもん作って待っててやる」
そう言い俺は照れ臭さから、速攻で電話をきった。
予測通りなら、あの天使の歌声がまた聴けるのか。一族の顔に泥を塗るまいと諦めた、あの道をもう一度。
少し上機嫌なまま、もう一度ビデオ通話をつないで、新作の会議を始めた。
その話の題名は、「I'm still dreaming (私はまだ、夢をみてるんだ)」
夢を一度諦めた少女が、もう一度夢に向かって歩き出す。そんな物語の話を、、、
ノエルside out
ミアside in
ボクは人生で2人目の友人を手に入れた。
お節介な年上のカッコいい天才作家の友人が導いてくれた、大切な2人目の友達。
そんな友達2人に支えられて、自分は今日人生で、二度目となるもう立つことが一生ないと思っていた、ステージに立つのだ。やってやろう。そう心に決めステージにでようとしたら、見覚えのある男の人がステージに立っていた。
「よっ、ミア。ようやく立ってくれるかこの舞台に。ずっと待ってたんだぜ? お前が自分の意思でここに立つのを」
うん、知ってた。近所のお兄さんは、ボクを待っていたって。
「だから、あの詩を書いて、いつかお前がまた歌うときに歌ってもらおうって」
うん、知ってるよ。天才作家はボクのためにずっとその詩を書いて持っていたのは。
「はあ、けどこの舞台に立たせたのは、テンテンちゃんだったとは。やっぱり、女の友情には勝てね~な」
違うよ。ボクと、2人目の友達。今は唯一の友達の天王寺璃奈と、巡り合わせてくれたのは、アンタだよ。
「この舞台に立つ時がきたら言おうとしてたことを言っても良いか?」
うん、いいよ。ボクはノエルの口からその言葉を聞きたい。近所のお兄さんから、天才作家になって、ボクの心にずっと居続ける。大切な大切なノエルの口から。
「ミア、ずっと昔から、あの歌声を聴いたときからかな? いや、もっと前かもな。まあ、そんな細けぇことどうでも良いや。ミア、俺はミアが好きだ。ミアさえ良ければ、これからも隣であの歌声を聴かせてくれ」
少し照れた様子で愛の言葉を言うノエルはなんだか新鮮だった。
ただ1つだけ気になることがあった。
それを確認したかった。
「ねえ、ノエルのペンネームの『アガサ・L・ノア』ってどういう意味なの?」
彼は、一瞬ためらったが、覚悟を決めて、こう言った。
「アガサはおれのファミリーネームだ。LはLOVEのL。ノアはいつか産まれる俺らの子の名前だよ」
その言葉を聴いたときボクはどう思っただろう。きっと人生で一番嬉しかったんじゃないんだろうか。多分そうに違いない。
「わかった。ノエル、返事は後ででいい? ボク、これから歌うから。ボクの親友の璃奈が作ってくれたこのステージで」
彼は、少し戸惑いつつも、頷いて、ボクと入れ違いになり、ボクはステージの真ん中に立ち、誰もいない観客席を見て、あの時感じた恐怖に支配されずにこう言った。
「まず、このステージを作ってくれた、親友の璃奈。ありがとう。今日歌う曲の歌詞を書いてくれた、天才作家のアガサさん。ありがとう。このミア・テイラー皆を後悔させないライブをします。最後まで見ていってください」
そう言い、ボクはマイクをスタンドにつけ、それを持ち歌い出した。
今度は止まらないように。
目の前にある道を必死に走って。
遥か先をいく、天才作家に追い付くために。
ボクは歌い出した。
最愛の彼から貰った、大切な歌を。
ここまで読んでいただきありがとうございますm(__)m
あんまりヤンデレぽくなかったですよね
本当に申し訳ないと思っております。
一応疑問に思った人もいるだろうからちょっとアガサ・ノエル君について、説明しますね。
アガサ君は未来予知的なことが出来ます。
まあ、彼は現実に近い予測を出来るってとらえてもらった方が良いですね。
あと、ミアの家に居候していた理由は、ミアの親がミアに歌手の道に戻って欲しくて、それにノエル君が協力してる感じですね。彼の親は特に居候していることになんとも思ってませんね。むしろ、お母さんの方は後押ししてるぐらいですね。
まあ、こんな風にしっかりと設定を用意してるんですけど、うまく本編にいかしきれないのが、自分の技量のなさだなってよく思いますね。
次回の投稿がいつになるかはわかりませんが、楽しみに待ってて下さると嬉しいです。