シンフォギアにゲッター系女子をinさせてみたかった   作:ぱんそうこう

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UAが10000を突破しました。
さらに全体日間ランキングでも最高24位を記録するなど、信じがたい出来事が続いて混乱しております。

この作品を読んでくださっている皆さん、本当にありがとうございます。


そしてお詫びを一つ。現在最新話の執筆が難航しております。元々行き当たりばったりの思い付きで書いた作品だったので、設定をこねくり回すばかりで後々の展開のことを特に考えてませんでした。現在急いで参考資料を確認しつつ執筆しております。
ですので、続きを期待していらっしゃる方々には申し訳ありませんが、今回は本編までの繋ぎ回として「みんなの反応編」をお送りします。
もう少々お待ちください。


幕間

夜中。黒スーツにサングラスと、ともすれば不審者にも見えかねない服装に身を包む男の二人組が歩きながら雑談に興じていた。

 

 

「聞いたか?またゲッターが暴走したらしい」

「ああ。折角装者が生まれたというのにな。訃堂様の肝いりでなければとっくに封印処理されてるところだろうさ」

 

話題の種はゲッターのことだ。その舞台は現在から過去へと向かう。

 

「何でも、前の暴走事故で行方不明になった連中、消える直前に幻覚か何かを見てたらしいな」

「ああ、聞いたことはある。とはいえ所詮は眉唾物の噂話だろう?」

「いやいや、ところがそうでもないんだよ。記録映像の中に残ってるんだよ、何人かがうわ言を呟いてるところがさ」

「うわ言?一体どんな」

「俺も詳しくは聞こえなかった。聞こえたのは『こんなに簡単なことだったのか』って台詞くらいさ」

「なんだよそれ。オカルトにでも目覚めたのか?」

「さあな。あの連中に限ってそんなことはないだろうし、相も変わらず分からんことばかりだ」

「俺達にできるのはせいぜいあの新しい装者とやらが制御できるようになるのを祈るくらいのものか」

「違いない」

 

そうして闇の中へ消えていく。

事の本質を知らぬままに。

 

 

 

――――――――――――――――――

 

全裸の男が豪華な椅子に座っている。

 

「起動したようだね、ゲッターが。」

 

対するは男装の麗人。背筋をピンと張り、見るからに真面目そうな雰囲気が漂っている。

 

「はい、局長。しかし、現状では装者が暴走したことから、まともに戦力としては扱えないとのことです」

 

「だろうね。過ぎた力だよ、あれは。人類にはね」

「追って伝えるよ、次の指示は。もう良いよ、休んでも」

「はい。失礼いたします」

 

 

「つくづく懲りないね、ヒトも。なぜ奴らは選んだのか、あんなものを」

 

「やはりするしかないようだね、証明を。優れているんだ、僕の方が」

 

「滅びるんだよ、ゲッター。神の妄執とともに」

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

同時刻、仮面に黒いローブを着た、何かの組織の構成員とおぼしき者が上司に報告を行っていた。

場所は何かの機械構造物の中であろうか。

 

 

 

「石屋様、あちらの世界に送り込んだ人員からの連絡が途絶えました。手練れの者にやられたと思われますが如何しましょうか?」

「何?その世界で我らに気付いた者は始末した筈だ。」

「はい。しかしあの早乙女という男、妙なものを残していたようです。詳しくはこちらの報告書にまとめてあります」

 

受け渡されるは束の報告書。そこには特記事項として「ゲッター」の名が記されていた。

 

「ゲッター……か、分かった。ベアトリーチェ様に報告しておく。その世界には代わりの者を派遣しておけ。」

「かしこまりました」

 

(ゲッター……他のどの並行世界においても未だ確認されていない、現状無二の存在。果たして何が動いているのか……警戒する必要があるか)

 

 

胸の中でそう溢すと、自身の主のもとへ報告に赴く。主は興味深そうに聞いた後、「じゃあそれをあの子に食べさせてあげるのもいいかしら。面白くなりそうじゃない?」と返した。

今はもっと面白いものがあるから後でだけどね、と付け加えながら。

 

 

 

 

 

世界を呑み込む悪意が動き始めた。

脅威の到来は近い。

 

――――――――――――――――――

 

 

 

「ユリウス。未知の聖遺物が見つかったって本当?」

「ああ、間違いない。あんなものを確認するのはこれが初めてだ」

「じゃあもしかしてミョルニル以外の対抗手段に……」

「可能性が無いわけではない。既に調査員も送っている」

「さすがね。仕事が早いわ」

「しかし、あちらの世界でウロボロスの構成員が何人か凄惨な方法で殺されているという報告も上がっている。曰く、ある者は顔の皮を剥がされ、またあるものは目を潰され、耳と鼻を削がれた状態で殺されていたらしい。」

「何それ。随分えぐいやり方じゃない、相手がウロボロスとは言っても、あんまりいい気がしないわね」

「いずれにせよ注意が必要だ。少なくとも、この件の下手人に見つかっては生きて帰ってこれん可能性が高い。今のところは秘密裏の調査のみで済ませておくべきだろう」

「了解よ。今は奴らが来たときでもない限り、下手に手を出さないことにするわ」

 

 

 

未来を司る女神の名を持つ者達も動き出した。全ては仇敵を打ち倒し、あまねく世界を救うため。

 

 

――――――――――――――――――

 

「それで、ギャラルホルンはどうなっておる?」

「は。未だ沈黙を保っております」

「ふむ。まだ幾ばくかの猶予はあるということか」

「幸い、八絋様の腹心が『蛇』の手の者を始末致しました故、いささかの時は稼げるかと愚考いたします」

「果たしてそうかな?こちらは彼奴らの手の内を見ること能わぬが、あちらは容易くこちらの手の内を見られよう。あるいは此度のことでさらに時が早まったやもしれぬ」

「しかし、聞けば彼女は起動こそ出来たものの制御までは辿り着けなかったとか。少々急ぎすぎではございませんか?」

「分かっておる。だが時間がないのだ。ここは例の資料を送ってやる他あるまい。早急に手配をせよ」

「承知いたしました。では、失礼いたします」

「うむ」

 

 

黒服が出ていってからわずかの間を置いた後、風鳴訃堂は縁側へ出る。

 

 

 

 

「急がねば」

 

 

 

 

 

美しい夜空を見上げるその目は、世界を呑む『蛇』の姿を幻視していた。

 

 

 

――――――――――――――――――

 

ソレはついに仇敵がこの次元に誕生したことを感知した。己が産まれた理由こそまさにそれ。あれこそは、可能性の、進化の化身。故に、何としてでも滅ぼさねばならない。

 

 

もっとだ、もっとよこせ。さらなる強さを、さらなる餌を。

人間を喰らえ。聖遺物を喰らえ。世界を喰らえ。宇宙を喰らえ。人間が持つ、あらゆる希望を喰らい尽くせ。

"さもなくばあの宇宙を喰らう機械の化物を討ち滅ぼすこと、能わず"。その祈り(呪い)とともに産まれたのが我であるが故に。

 

 

奴をあらゆる宇宙から消し去るためなら、例え"全ての宇宙を消し去っても構わない"。

 

 

故に巫女よ、餌を喰らわせよ。我は全てを喰らう者なれば。

 

 

 

―――――――――――――――

 

■■■■■の日記

 

■/■

それを発見したのは僥幸だった、と研究部が狂喜していた。無論私もだった。先日新生命の創造・改造事業において発見された光体は、生命体の進化を促す作用があることが本日確認された。

それによって進化の見込みが無いと確認されたプロトタイプは廃棄、この光体を用いて新たなヒトを生み出すことが正式に決定した。

これを我々はイデア、と名付けた。まさしく我らにとっての理想的な物質だったからだ。

これならば私の理想も……誰もが隔たり無くわかり合える世界が来るのも、夢ではないのかもしれない。

 

 

■/■

あのようなおぞましいものは存在してはならない。

何故あれを理想の物質と持て囃したのか。あれがもたらす進化は果ての無い破壊と滅亡を生むだけなれば。

あのビジョンを見たのは私一人のみ。それ故、誰もが私の話を信じようとしない。ならばたとえ同胞を討ってでも、イデアを消し去らねばならない。

あれから生み出されしヒトも、全て。

 

 

 

無念だ。よもやイデアを滅ぼすより先に、この身が滅ぼされるとは。

統一言語が奪われたことで復活は最早能わず。

おのれ■■■。自ら滅亡の引き金を引いたことに何故気付かぬ。最早我らは終わりだ。イデアを放置する以上、『奴ら』との対峙は必定。なれば、『進化』を失った我らに勝機は一切存在しないのだから。




ゲッター起動について、みんなの反応編(一部例外あり)。
多種多様ですごくおもしろいですね(小並感)


これらはあくまで設定上で存在しているだけなので、本編でどこまで拾うかは未定です。
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