それでは本編どうぞ
それはとある微生物学者の研究によって生み出された
寄生虫に人体の構成要素担わせるための技術である。これを行うためには【覆い尽くすもの】という寄生虫を使う必要がある。これを行うことで、致命傷の傷を治す、死にかけの人間を蘇らせることができる。また、臓器の老化を防ぐことができる。それだけでは無く、寄生虫が各々持つ特性を発動することができる。
今現在、この技術を使う事ができる人物は判明しているだけで、2名だけであり、片方の人間はすでに無くなっている。
しかし、それを使う事ができる人間がもう一人いた。素性が不明であり、いつ技術を身に着けたのかも不明な男である。しかし、その男はパラサイトセラピーの存在自体が証明出来ない時空にいた。
時は大正、その男は不思議な服装をしていた。そう、いつ警官を呼ばれてもおかしくない服装であった。しか
し、時間は夜であり、人の気配一つない村の道のど真ん中を歩いていた。その時、何かがこちらに歩いてくるかのような音が辺に響いた。辺は夜。それに加えて、灯り一つもないため、足音の正体が暗く見えないのである。月明かりが当たる場所に足音の正体が出てきた。その正体は、角の生えた不気味な怪物であった。まるで、昔話に出てくるような鬼である。
しかし、男は怯える様子も無く、オレンジ色のヒビが入ったような短めの刃物を出し、鬼に向かっていく。
鬼も男に向かっていく。男の振るった刃物は鬼に避けられ、鬼は好機と考え、爪を胴体めがけて突こうとする。
その時、男の体が硬い岩に覆われた。ガッと弾かれる音が聞こえると同時に鬼の首が落ち、鬼が灰になって消えていった。その時、遠くから何かが走ってくる音が聞こえた。
男は体から霧を発生させると、歩き出し、霧が消えた頃には男の姿は跡形もなかった。
辺に霧が発生し、視界を遮る。任務でここまで来たが、過去何度もここに訪れたことがある。しかし、霧が発生することなど一度もなかった。そのため鬼の血鬼術かと警戒し、手斧に手を伸ばす。霧のせいでうまく気配を感じ取ることができず、どの角度から襲って来ても大丈夫なよう周囲を警戒し耳を澄ます。しかし、いくら待てども、鬼は襲ってこず、ついには霧が晴れ、日の出間近なのか、薄っすらと、橙色の光が見え、遂には日が昇りきった。不思議に思いながらも、何度も同じ事例が鬼殺隊で起こっており、前回の柱合会議でも話題となった。そう考えながら、鎹烏に報告をしてもらう。霧、鬼がいない、同じ目に合う隊士、柱。謎が深まるばかりである。
本作をお読みいただきありがとうございます。
次話から名前を明かしたり、主人公の回想とか入ります。面白かったらまた見てね。