ダクネスに憑依してしまったから全力でドMに抵抗する。   作:さばっぺ

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白猫がこのすばコラボしているので初投稿です。ちなみにコンプしましたo(`・ω´・+o) ドヤァ…!

ダクネスのお父さんの一人称があやふやです。

え? 鬼滅の二次どうなってるかって? ま、また更新するから……(震え声)


ダクネスに憑依した……どんな辱めだ!

「ララティーナ! 儂の可愛いララティーナ!」

 

目の前で金髪碧眼で顎髭をたくわえた所謂『イケオジ』と呼ばれる部類の男性が顔面をこれでもかと緩ませている。

 

 

そして俺は、この人を知っている。この素晴らしい世界に祝福を!略してこのすばに出てくるダクネスのお父さんだ。

 

「……え? ……いやいやいや……はあ!?」

 

ってなんじゃこりゃあ!? 声が……! 声が茅野〇衣さんボイスになっている……だと……!?

 

 

服を見る。デ〇ィ夫人もビックリしそうなほど高級そうなドレス(というかネグリジェ)。

 

 

……いやドレスうぅぅぅぅ!? 俺、そんな趣味無いんだけど!?

 

 

そして邪魔なほどな大きさのたわわに実る胸。

 

 

……いや胸えぇぇぇぇぇぇ!? 知らず知らずのうちに俺そういう手術受けてたのか!?

 

 

……と、現実逃避はこの位にして……

 

 

目の前にいるダクネスのお父さん。彼から明らかに俺に向けられるララティーナという名前。耳にタコができるほど聴いた事のある茅野さんボイス。明らかに豪華なドレス。それに見劣らぬ大きな胸。

 

 

 

 

……ダクネスじゃん! 俺ダクネスになってんじゃーん!!

 

 

「ララティーナ!? どこか悪いのかララティーナ! 顔色が悪いな……おい、ララティーナを戻してあげてくれ。今日はもういいから部屋でゆっくり休んで、明日友達と冒険に行くんだろう?」

 

ちょ、と、とりあえず挨拶だけ……えっと、こんな感じか……?

 

「はい、ありがとうございます。お休みなさいませお父様」

 

えーっと服の裾を持ってペコり、と。

 

 

「ああ。おやすみ、ララティーナ」

 

ダクネスのお父さんがニッコリと笑ったのを見て、俺は使用人の人と彼の書斎(・・)を出た。

 

 

 

***

 

 

 

使用人の人が扉を開けてくれる。それに礼を言い、俺は部屋に入った。そして扉が閉められたのを振り返って確認した所で肩の力を抜いた。

 

 

……何故ダクネスに!? なぜ! ダクネスに!?(大事な事なので2回ry)

 

 

とりあえず状況を整理しよう。部屋にある大きなベッドにぼふん、と腰掛ける。

 

 

ダクネス、本名ダスティネス・フォード・ララティーナは王家の懐刀、ダスティネス家の一人娘である。

そしてメンバー募集の貼り紙をみてカズマ達に出会うのだがめぐみんのように類は友を呼ぶのか。性能も中身もアウトなのだ。

攻撃が全く当たらなく、上級職、クルセイダーでありながら壁にしかならない。それはまだ愛嬌として許せると思うが中身がこれまたとんでもなく──

 

 

ドMなのだ。彼女は真性のドMで、カズマ達を何度も引かせている。敵の攻撃で剥かれる妄想をしたり、攻撃を受けることをご褒美と言ったり。そして理想の結婚相手がとんでもないドクズ(カズマがまさにそれ)で、個性だけで言えばカズマばパーティーの中でも随一と言えよう。

 

 

そんな奴に! 俺は! 憑依してしまったらしいのだ!

 

 

 

でも見た目は美人だし、人によっては喜ぶかもしれない。だが、憑依転生において(まあ俺の場合は就寝して起きたらなってたから憑依転移と言った方がいい)恐ろしいところ、それは──

 

 

元の人格に影響される事だ。

 

 

俺の場合ドMクルセイダー、もといダクネスの人格に引きずられてしまう可能性があるということになる。

 

俺は別にドMじゃないし気持ち悪い見た目のモンスターと戦えるかと言われたらちょっとゾクゾクする……じゃなくて! 無理だと思うから引っ込んでいたい。

 

でもダクネスが居なくなることによる原作の崩壊によって世界が滅亡でもすればたまったものじゃない。

 

 

だから、カズマのパーティーに入る事は決定事項と言えよう。

 

嫌なんだけどなぁ……カエルに捕食とか絶対ご褒美──じゃなくてぇぇ!!

 

 

出てくるなダクネス! 頼むから帰ってくれ!!

 

 

……ごほん。それに、お父様が言っていた通りなら明日、クリスと冒険に行くらしいし、原作が始まるまでさほど時間は無いだろう。

 

それまでに肉壁とかエロネスとか呼ばれないように両手剣スキルを取ったりして役に立てるようにならないとな。

 

あと、このだだっ広い屋敷の構造や、昔の記憶。例を挙げると俺が屋敷の守衛を出し抜いて外に出ようとする遊びをした事などを覚えている事からして、本当にダクネスに憑依したらしいと認識できる。

 

その証拠に、さっき焦ったけど顔色ひとつ変えることは無かったと思うし、咄嗟でもお貴族様の所作をとることが出来たしな。

 

 

まあ考え事はこのくらいにして、取り敢えず明日に備えて寝るか。

 

 

こんな冷静な思考が出来るのも憑依のお陰かとか思いながら眠りについた。

 

ああ!明日はどんな魔物にどんなプレイをされるのか楽しみだじゃねぇよ! 帰れダクネス!

 

 

 

……やっぱり大丈夫だろうかとか思いながら眠りについた。




感想評価くれると更新頻度が上がるかも……いや、上がるね(確信)……まあ皆そうだと思うんだけどさ。

ダクネスのお父さんの名前はダスティネス・フォード・イグニスと感想で教えて頂きました。あの笑い顔が警察に通報されそうなおじさん、そんな名前だったとは……

また11/30中に公開しますね。
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