涼宮ハルヒと千反田えると雪ノ下雪乃が入れ替わった   作:時夜 蒼真

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精神入れ替わり状態
???

閉鎖空間


7日目 3

 北高

 キョン「う、うーん……? ここは部室? なんだこれどうなってやがる。今さっきまであいつと喧嘩して、、、」

 

 

 

 総武高校

 八幡「世界が歪んだと思ったら、、、」

 

 

 

 神山高校

 奉太郎「部室に飛ばされたな」

 

 

 

 北高 部室

 キョン「あの空、、閉鎖空間か! だかなんでいきなりここに飛ばされた。あいつが原因なのはわかるが、、、古泉か?」

 

 赤玉「やあ、どうも」

 

 キョン「今回はえらく早いな」

 

 赤玉「ええ、今回は私たちも巻き込まれましたから」

 

 キョン「じゃあお前らもこの世界の中に?」

 

 赤玉「いえ、残念ながら僕たちは自分たちの世界に戻されてしまったようです」

 

 キョン「じゃあこの世界にはまた俺とハルヒだけなのか」

 

 赤玉「そういうことになりますね。」

 

 キョン「そういやあ神人が見えないがどういうことだ?」

 

 赤玉「まだ現れてないのでしょう少ししたら現れるはずです。」

 

 キョン「で今回はどうすりゃ戻れるんだ?」

 

 赤玉「前回と同じようとはいかないとは思いますがやることは同じです。彼女が元の世界に戻りたいと思わせることができれば成功です。」

 

 キョン「はいよ」

 

 赤玉「今回は随分と素直ですね。」

 

 キョン「まあ2回目だからな。それに原因を作ったのは俺だ。」

 

 赤玉「そうですか、とりあえずそちらの世界から出てきてから反省会としましょう。おっとそろそろ限界のようです。最後に伝言を、朝比奈みくるからは謝っておいて欲しいと言われました。『ごめんなさい。』と長門有希からはパソコンの電源を入れるようにと。」

 

 キョン「相変わらずだな」

 

 赤玉「そうですね。それでは。」

 

 キョン「、、さてと、やるか」

 

 

 

 総武高校

 八幡「何がどうなってやがる。今さっきまでいた奴らはいなくなってるし、、窓の外は真っ白で何も見えねえな。てか寒! なんでこんなに寒いですかねえ。世界を移動したらそこは雪国でしたってか、冗談じゃねえよ」

 

 

 

 神山高校

 奉太郎「ふむ、」

(なんでこんなことになった。あの現象はなんだ、おおよそ世界を飛び越えた時と同じような感覚だったが、酔ってないから違うな。とりあえず廊下に出で歩いてみたが誰か居る気配はない。人がいないだけならいいんだが学校自体もおかしい。全体的に色が抜けているというか、味の亡くなったガムみたいなイメージを抱かせる。その感覚が俺にここは普通の世界じゃないということを確信した。まあそんなのはどうでもいいんだが問題はここからどうやって戻るかだ。世界を飛び越えていたあいつらなら何か手立てがあるかもしれないが、ここにはいないだろう。問題には解法がある。その答えが正しいかどうかは別として何かしらできることがあるはずだ。)

 

 

 

 北高

 キョン「とりあえずパソコンを開いて、っと」

 

 YUKI.N>みえてる? 

 

 ああ

 

 YUKI.N>そっちと時空間とはまだ完全には連結を断たれてはいない。

 

 でも時間の問題。そうなれば最後。

 

 どうすりゃいい

 

 YUKI.N>前回と同じ。あなたに賭ける。

 

 いつも通りってことか

 

 YUKI.N>もう一つ忠告。

 

 YUKI.N>その世界は通常の閉鎖空間ではない。

 

 なに? 

 

 YUKI.N>世界が歪み、3つの世界の情報が連結している。

 

 YUKI.N>校舎のを3分の1を共有し、繋がっている。

 

 YUKI.N>そこにいるのはあなただけではない。

 

 YUKI.N>比企谷八幡、雪ノ下雪乃、折木奉太郎、千反田える、の四名があなたと涼宮ハルヒの他にいる。

 

 なぜだ

 

 YUKI.N>この現象の原因は涼宮ハルヒだけではない。

 

 だけではない? 

 

 YUKI.N>涼宮ハルヒ、雪ノ下雪乃、千反田えるの三人が原因。

 

 YUKI.N>修正するにはすべての原因分子を同時に消滅させなければならない。

 

 YUKI.N>期限は1時間。

 

 キョン「今8時だから、9時までか。」

 

 YUKI.N>sleeping beauty

 

 キョン「長門!! て、前も同じような展開だったような。」

 

 ドォン! 

 

 キョン「うおっ! くっそ神人が暴れ出したか!! とりあえず後の4人を見つけねえと!」

 

 

 

 総武高校

 ドォン! 

 

 八幡「おいおい、今度はなんだよ。なんだあのどでかい巨人!?」

 

 

 

 神山高校

 奉太郎「と思ったが閃きは運だからな。こうどうにも煮詰まってしまうとなかなか出てこない。」

 

(第一情報が少なすぎる。とりあえず二階に降りたがやはり人はいなさそうだ。8時台の学校なのだから当たり前だが夜の学校というのはどうにも気味が悪い。)

 

 ドォン! 

 

 奉太郎「うおっ」

 

 

 

 北高エリア

 ドォン! 

 

 キョン「あぶね! これじゃあ部室になんか戻れそうにないな。とりあえずあいつらのいる場所を探さねえと! ってここどこだ?」

 

 総武高校エリア

 

 八幡「おーい!」

 

 キョン「比企谷か!」

 

 八幡「助かった。誰もいねえから壮大ないじめでも受けてんのかと思った」

 

 キョン「ああ、説明は歩きながらするとりあえずもう一人探さねえと」

 

 八幡「なら逆の渡り廊下の方だ。ここにはもう誰もいない」

 

 キョン「ならそっちだ!」

 

 

 

 神山高校エリア

 奉太郎(一階までやはり誰もいないな。あっちの校舎、と言ってもあんなじゃなかった気がするが行ってみるか。)

 

 

 キョン「どこだ!?」

 

 八幡「いや俺もわからねえよ」

 

 キョン「そりゃそうか、」

 

 八幡「とりあえずこのフロアを探すか」

 

 キョン「いや、その必要はなさそうだ。」

 

 奉太郎「お前ら……いたのか」

 

 八幡「それこっちのセリフだからね」

 

 キョン「とりあえずどっか退避できる場所ないか?」

 

 奉太郎「とりあえず部室に。」

 

 

 

 地学準備室

 八幡「で何がどうなってやがる」

 

 キョン「ああ、説明しねえとな。ここは閉鎖空間。まあなんというか別世界みたいなもんだ。簡単に言えばハルヒが暴れるために自分で作った世界なんだが、今は世界を作り直すために作った世界になってる。」

 

 奉太郎「俺らがいる世界がいた世界とはまた違う世界ってことか」

 

 キョン「うんまあ、そんなとこだな。古泉がいればもっと上手く説明してくれるんだろうが。」

 

 八幡「まあそれはいい。問題はどうやったらここから出れるかってことだ。」

 

 キョン「解決策は単純だ。ハルヒに元の世界にいたいと思わせればいい。方法は……」

 

 奉太郎「ちょっと待てそれじゃあ俺らは関係なくないか?」

 

 キョン「いや、ある。」

 

 八幡「なぜ?」

 

 キョン「これを先に言うべきだったな。ここには雪ノ下雪乃と千反田えるがいる。」

 

 奉太郎「なに?」

 

 八幡「なら早く捕まえないといけないんじゃ」

 

 キョン「まあ聞け。ハルヒを含めたその三人がこの世界を作り出した原因だ。つまり、三人に元の世界にいたいと思わせなきゃいけないんだ。それも同時に」

 

 八幡「だから俺らがここにいるってわけか」

 

 奉太郎「なら俺らは抑止力みたいなものなのか?」

 

 キョン「いやちょっと違うな。俺らはあいつらが元の世界から連れて来たかった人間だと古泉は言っていた。」

 

 八幡「なんだその神に選ばれし人みたいな設定」

 

 キョン「あながち間違いではないなその表現。」

 

 奉太郎「で、どうすればあいつらに元の世界がいいと思わせられる。」

 

 キョン「人によって違うだろうが、前回は……」

 

 八幡「前回は?」

 

 キョン「あれだ、」

 

 奉太郎「どれだ?」

 

 キョン「……キスした。」

 

 八幡「は?」

 

 奉太郎「はあ、」

 

 キョン「そんな、なに馬鹿なこと言ってやがるこいつという顔で見ないでくれ。」

 

 奉太郎「じゃあなにか、俺にもそうしろと」

 

 八幡「俺そんなこと死んでもできねえよ。てかその前に殺されるわ。」

 

 キョン「別にそう言うわけじゃない。さっきも言った通り元の世界にいたいと思わせればなんでもいい。」

 

 奉太郎「だが肝心のあいつらはどこにいるんだ」

 

 八幡「ああ、それなら多分。」

 

 キョン「校庭だろうな。」

 

 八幡「部室から見えた校庭が白い雪のようなもので覆われていた。あの中にいるんだろう多分。」

 

 奉太郎「ならうちのはあれか」

 

 キョン「あれは……倉庫?」

 

 八幡「蔵か、てかなんであんなとこにあんだよ。普通校庭の真ん中に作らないだろ。設計者精神病にでもかかってたの?」

 

 奉太郎「あれはもともとあったもんじゃないからな。」

 

 キョン「てことは」

 

 奉太郎「ああ、多分あの中にいる。」

 

 八幡「なら早いな。さっさと終わらせて帰るぞ。」

 

 キョン「期限は9時までだ。」

 

 八幡「それ過ぎたらどうなるんだ? 戻れなくなるのか?」

 

 キョン「多分、世界が消える。」

 

 八幡「そんな材木座の小説みてえなことがあるわけ、、まじ?」

 

 キョン「まじだ。」

 

 八幡「肩の重量が重すぎる」

 

 奉太郎「全員同時に思わせなきゃいけないんだよな」

 

 キョン「そうだな」

 

 奉太郎「なら時間を決めておいたほうがいいんじゃないか」

 

 キョン「それもそうか。よし、なら55分だ。今が20分だからあと30分後。同時になにかしらの手を使って元の世界にいたいと思わせてくれ。頼む。」

 

 八幡「世界助けるのもボランティアにはいんのか。」

 

 奉太郎「まあ世界とかそんなでかいものは背負えないが千反田一人ぐらいなら」

 

 キョン「ありがとう。もう会うことはないかもしれないが色々迷惑かけたな。」

 

 八幡「なーに気にすんな。この世界の創造神として新たな世界の創造神とやりあうのはちょうど良さそうだ。何せ相手は世界の全てを知ってるユキペディア様だからなあ」

 

 奉太郎「迷惑とも思ってねえよ。面白い体験もできたしな。やらなくていいことはやらない、やらなければいけないことは手短に。世界を、千反田を助けることは俺にとってやらなければいけないことらしい。」

 

 キョン「ああ、」

 

 




4へ続く
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