涼宮ハルヒと千反田えると雪ノ下雪乃が入れ替わった 作:時夜 蒼真
キョンの家
キョン「うぐっ! ……なんつう夢見ちまったんだ!! しかも2度目だ!! あああああたフロイト先生も爆笑だっぜ!!!」
比企谷家
八幡「……なぜ俺はあんな恥ずかしいことを……あああああっ、死にたい! 死にたいよぉぉ!! 明日学校行きたくないよぉぉぉお!! バカじゃねえの! バカじゃねえの!! バーカバーカ!! ぅうぉぬきくけぉ!! ……死にたい」
小町「お兄ちゃんうるさい!」
折木家
奉太郎「……はぁ、寝よ……」
8日目
朝
北高 1年5組教室
キョン「よお元気か?」
ハルヒ「元気じゃないわね。昨日悪夢を見たから。」
キョン「ほぉ」
ハルヒ「お陰でちっとも寝れやしなかったわよ。今日ほど休もうと思った日もないわ。」
キョン「そうかい……ハルヒ」
ハルヒ「……」
キョン「似合ってるぞ」
総武高校
八幡「ふぁあああ、、」
結衣「おはようヒッキー!!」
八幡「うぉっ! お前いきなり押すなよ」
結衣「ごめんごめん。そういえばあのあと大丈夫だった?」
八幡「お前こそ大丈夫だったのか?」
結衣「うん。なぜか家のベッドで寝てて起きたら朝だったの」
八幡「俺も同じだ。」
結衣「そっかあ、ゆきのん大丈夫かなぁ。朝連絡したんだけど返信ないから学校来ちゃったけど。」
八幡「大丈夫だろ。」
結衣「なんで?」
八幡「なんとなくだ。」
神山高校
里志「おはようホータロー」
奉太郎「里志か」
里志「眠そうだね」
奉太郎「まあな」
里志「にしてもいやー無事に戻れてよかったよ。朝起きた時は全部夢かと思ったけどカレンダーは進んでるからどうやら夢じゃないらしい。」
奉太郎「俺は夢であってほしいけどな」
里志「なかなか変な体験しちゃったね。あとは千反田さんが元に戻ってるかだけど。」
奉太郎「どうだろうな」
里志「まあ人事は尽くしたしあとは天命を待つだけだね。」
奉太郎「そうだな」
放課後
北高 文芸部室
古泉「あなたには二度も助けられてしまいましたね。今回こそはもうダメかと思いましたよ。まあこの世界が昨日の晩に出来たばかりという可能性も否定できないわけですが。」
キョン「前回も同じこと言ってたぞ」
古泉「そうでしたか? まあ、またあなたと涼宮さんに会えて光栄です。」
キョン「そうかい」
長門「あなたと涼宮ハルヒ、他4名は約1時間各世界から消えていた。」
キョン「他の4人は大丈夫だったのか」
長門「わからない。でも、この場合あなたと涼宮ハルヒと同じようになったと考えるのが自然。」
キョン「なら大丈夫かね」
みくる「キョンくんうううん! よかった! よかったですぅ!!」
キョン「そんなに泣かないでくださいよ朝比奈さん。もう二回なんですから。」
みくる「でも、でもぉ、もう会えないかとおもってぇ、、」
キョン「まあまあ俺は大丈夫ですから」
ハルヒ「あんたたち、何やってるの?」
みくる「ひっ! す、すすすすす涼宮さん!」
ハルヒ「みくるちゃん、今度は巫女さんよ! ミニスカ巫女!!」
みくる「ひっひいいい! や、やめてください!!」
ハルヒ「暴れないでほら着なさい!!」
古泉「部屋から出されちゃいましたね。」
キョン「まあお茶でも飲んで待ってるか。」
(あいつらは無事に戻れただろうか。もう確かめるすべもないが。あの一癖も二癖もある奴らと違う世界でよろしくやってるのだろう。そう思うとなんとなく俺も頑張ろうかという気になる。またどこかで会えるような気もする。まあ、それまで)
総武高校
奉仕部部室
結衣「ひ、ヒッキー行くよ、、」
八幡「おう」
結衣「、、ごくっ、」
八幡「早く扉開けてくれないか?」
結衣「ちょっと待ってよ! 今落ち着かせてるんだから!」
八幡「あそう」
結衣「すー、はー、、やっはろー!!!」
雪乃「!!? ゆ、由比ヶ浜さん、やっは、、こんにちは」
結衣「あっごめんゆきのん寝てた?」
雪乃「いえいいのよ。居眠りしてた私が悪いのだし」
結衣「そっかぁ、て、ゆきのん!?」
雪乃「え、ええ。私だけど」
結衣「よかったぁー! よかったよぉ〜!! ぐす、ゆきのん戻ってきてくれてありがと〜!!」
雪乃「そんなに泣かないで由比ヶ浜さん。ほらハンカチ貸してあげるから」
結衣「ううう、ありがとうねぇ、ゆきのん」
八幡「よかったな」
雪乃「あらあなたもいたの? ゴミクズよりも存在感がなかったからわからなかったわ」
八幡「なんだよゴミとクズって大体同じものだろ」
結衣「ゆきのんだぁ、、ゆきのん、、よかったよぉ」
雪乃「ちょっ、由比ヶ浜さん。あまり抱きつかないでくれるかしら。息が苦しいわ」
結衣「あっ、ごめんねぇ、、ぐす、、」
雪乃「落ち着いたかしら」
結衣「うん、ありがとう」
雪乃「よかったわ」
平塚「邪魔するぞ。雪ノ下、戻ってこれたみたいだな」
雪乃「平塚先生。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。私がいなかった間の埋め合わせはなんでも。」
平塚「そう固くなるな。君が無事に戻って来てくれただけで私は嬉しいよ。」
雪乃「ありがとうございます。」
平塚「うむ。そうだ。お前に会いたいって奴がいたから連れて来たぞ。」
雪乃「誰ですか?」
平塚「入り給え」
陽乃「ひゃっはろー」
八幡「げ、」
雪乃「姉さん、なぜここに」
陽乃「いやーお姉ちゃん雪乃ちゃんのこと心配で来ちゃった☆」
雪乃「心配なんて本当は一つもしてないくせに」
陽乃「本当だよ雪乃ちゃん。妹がいなくなって心配しないのはお姉ちゃんじゃない。だから、雪乃ちゃん……戻って来てくれてありがとう、」
雪乃「姉さん……泣いて……」
平塚「よかったな陽乃」
八幡「邪魔者は外に出てますかね。」
陽乃「比企谷くん。」
八幡「はい」
陽乃「雪乃ちゃんを、雪乃ちゃんの本物になってくれて、、ありがとう」
八幡「……」
(もう渡り廊下は二つもない。夕焼けが赤く校舎を照らす。そのいつか見た景色を見てやっと戻って来たという実感が湧いてくる。他の2人も、うまくやったのだろう。さっき、雪ノ下はしきりに何か言いたそうな目でこちらを見ていた。何と無く想像はつくがあまり聞きたくないような気がする。だがまあ俺は聞かなきゃいけないのだろう。色々な事が一通り終わったように見えるが、きっとこれはまだ中間点でしかない。ここからの先へ、由比ヶ浜も雪ノ下も、そして俺も。だんだん変化しながら向かっていくのだろう。めんどくさいったらあらしない。まあ未来のことはまた、その時考えればいい。今は終わった一連の騒動を安堵しつつ、どこかにいるあいつらのことを思い出そう。また出会うまで)
神山高校
ちがくじゅんびしつ
里志「やっほー!」
摩耶花「わっ! 福ちゃんかびっくりさせないでよ!」
える「こんにちは。福部さん。」
里志「千反田さん!? 中身も千反田さんなのかい!?」
える「はい」
里志「よかったぁ。あのままだったらどうしようかと。よかったねホータロー」
奉太郎「そうだな。」
える「この度は私のせいでご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでした。」
里志「そんなに謝んないでよ。僕たちも貴重な体験できたし、無事に戻ってこれたんだから」
摩耶花「そうよ、そんな謝んなくていいんだよちーちゃん」
える「ありがとうございます。」
里志「これで一件落着だね。」
摩耶花「そうね。にしても変な体験しちゃったわねえ」
里志「この世界とは別の世界があるなんて、小説の中ぐらいでしか知らなかったよ」
摩耶花「そうだ! 今度この話を漫画にしようかしら!」
里志「そりゃいいや!」
摩耶花「じゃあ早速プロット書きましょ!」
える「あの、折木さん」
奉太郎「小声でどうした千反田」
える「昨日の夜のことを覚えていますか?」
奉太郎「ああ、」
える「じゃあやっぱり夢じゃなかったんですね……」
奉太郎「夢だったらよかったか?」
える「いえ、そうじゃないんです。夢じゃなかったから良かったんです。」
奉太郎「俺は夢が良かったがな」
える「折木さん。私はきっとまた迷惑をかけてしまいます。」
奉太郎「ああ、」
える「でもきっと折木さんとなら乗り越えられます。」
奉太郎「そうか」
える「だからこれからも、、よろしくお願いします」
奉太郎「そんなに期待されても困るがな。」
える「いえ、側にいてくれるだけで私は満足ですから」
奉太郎(笑いかけてくる千反田は無垢な表情をしていた。俺はとうとう休みの日をやめてしまった。だが省エネ主義を捨てるつもりはない。やらなければならないことに千反田という項目が増えただけだ。これから面倒なことに巻き込まれることもあるだろうが、まあ自分で選んだ道だ。後悔はしていない。あいつらは元に戻れたのだろうか。俺たちが進むきっかけをくれたあいつらに一言礼を言いたいが、それはまた今度の機会にしよう。その日まで)
読んでいただきありがとうございました。ハルヒつい最近直感が出ましたし、古典部シリーズはまだ続くようです。俺ガイルはアニメも含めて綺麗な終わりが見ることができ私としては少し寂しいようなでも満足したような気持ちでした。
3年以上前に書いたこの作品でしたが自分が好きなものを詰め込んだようなもので所々キャラが崩壊してるような部分もあり、ほかのファンの皆さんからするとお叱りを受けることもあるかも知れません。しかしながら初めてまともに書いたSS出したので完成して皆さんが読んでくれることがとても嬉しいです。
今後も何か書く機会があればあげようと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。