はるVさん、signalΩさん、ゆっくり雪風さん、紺華さん
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政府からの発表から1日が過ぎて今日は体調が大丈夫になったので学校に行く事にした
「それじゃあいってきます」
「気をつけて行くのよ」
「ケガとか女性に気をつけろよ」
「わかった」
俺は歩いて学校に行ってみたけど前と比べたらナンパされたりとかの回数は少なくなったけど視線までは変わらなかった。
だけど歩いていると後ろから何だかイヤらしい視線を感じたりするので不安だった。
(しかも俺が出来るだけ音を出さないで歩いていると俺に合わせて歩いてきてるし・・・)
俺は後ろが気になったので商店街のやまぶきベーカリーまで行って外から中を見るようにしてパンを見るフリをしながら後ろを見た。
(人数は1人で一定の距離を保ってる・・・さてどうしようかな?っと言いたいがいつまでもここにいる訳にもいかないし店の迷惑になるから中に入るか)
俺はどうしようかと考えたがやまぶきベーカリーの中に入った。
すると前にいた女の子では無く男の人がいました。
「いらっしゃいませ」
「あれ?今日は俺と同じ男の人がいる」
「君は前にも来た事があるのかな?」
「1回だけ来ましたが俺は初めてこのパン屋さんに来た時カツサンドと焼きそばパンとコロッケパンの3つを買いましたが、どれも美味しかったんですけどその時の店員さんが俺と同い歳ぐらいの女の子だったんですよ」
「その子は娘ですよ」
「なるほど」
「この店は家族だけでパン屋をしているんですよ」
「初めて来て買った後に食べたんですが美味しかったです」
「それは良かったです」
「特にカツサンドは美味しかったからまた来る時に買おうと思って来たんですけど・・・無さそうですね」
「まだ出来てないんですよ」
「そうなんですか?」
「後10分ぐらい待ってくれたら出来ますが・・・どうします?」
「そのぐらいだったら待ちますよ」
「じゃあ出来たら袋に入れときますね」
「どうもすいませんね」
「ウチのパンを気に入ってくれてありがとうございます」
「美味しかったからまた食べたいと思ってましてね・・・じゃあ忘れない内に焼きそばパンとコロッケパンとカツサンドの支払いをお願いします」
「750円です」
「あー・・・・・・細かいのが無いので1000円で良いですか?」
「構いませんよ」
「じゃあ1000円で」
「1000円ですね・・・250円のお返しです」
「お父さん!出来たよ・・・・・・って君は!」
「前の時にカツサンドと焼きそばパンとコロッケパンの3つを買ったの覚えてるかな?」
「もちろん覚えてますよ」
「前に3つのパンを買って食べたけどどれも美味しかったよ」
「ありがとうございます」
「特にカツサンドは良かったけど無いから諦めようとしたんだけど10分ぐらい待ってくれたら出来ますよっと言われて待ってたんだ」
「今そのカツサンドが来ましたよ」
「此方のお客様から料金は受け取ってお釣りも渡してあるからカツサンドを袋に入れてくれるかな?」
「そうなんだ?わかった」
「何だかすいませんね。急がせたみたいで」
「買いたい物が無くて残念な顔をしてるお客様の顔と姿を出来るだけ見たくないんですよ」
「確かに無いと残念だなって表情が出ますからね」
「お待たせしました」
「おっ!ありがとう」
「またウチの店に来てくださいね」
「行けそうな時はまた買いに行くよ」
「お客様そろそろ学校に行かなくて良いんですか?」
「おっとそうだった!それと俺の名前は神無月春華って言います。また行けたら来ます」
「ありがとうございました」
やまぶきベーカリーでパンを買った後に店を出てから少し歩いてみた。
そしたら、やまぶきベーカリーの中に入る前に感じていた視線は無くなっていたので俺は、いつもみたいに歩いていると学校に着いたので上履きを履いてから歩いて教室の中に入ると俺以外のクラスメイト全員が揃っていた。
「皆おはよう」
「「「おはよう」」」
「まだ8時前だけど早くない?」
「ちょっと聞きたい事あってね」
「委員長?」
「私達に・・・神無月君の提供してほしいの!」
「ええええええええええ!?」
「ダメかな?」
「待って!そもそも何がどうしてそうなったの!?」
「私達は考えていたのよ」
「考えていた?何を?」
「私達が無理に迫れば犯罪になりかねないし私達がキッカケで男性が女性に苦手意識を持たれる訳にはいかないし」
「まあ・・・確かに」
「でも今年の文化祭では神無月君が終わりの方で少し体調が悪そうにしてたよね?」
「そうだね」
「私達は全員が中学生だから今のままだと神無月君の子を妊娠しても施設に送らなければならないわ」
「そう言ってましたからね」
「私だったらそんなの嫌!せっかく自分で産んだ子なのに子供を施設に送らないといけないなんて」
「中学生の人はですよね?」
「だけど来年からは私達は中学生から高校生になるけど今ここにいるクラスメイトの何人が神無月君と同じクラスメイトになるかわからないよね?」
「確かにわからないですね」
「もし今ここにいる神無月君を除いた私達が神無月君と同じクラスメイトになったらここにいるクラスメイト全員に提供してほしいの」
「どうして?」
「ここにいる私達は全員が神無月君の事が好きだからだよ」
「そして好きだからこそ好きな人の子を妊娠して産みたいの」
「だけど私達は高校生になるまでの後1年は我慢しなくちゃならないけどね」
「普通にするだけならお互いの合意の上で出来ても・・・ねぇ?」
「そうだよね」
「そりゃそうだけど」
「どうかな?神無月君は」
「良いですよ」
「本当に!」
「ただし!条件があります」
「どんな条件?」
「1つ目は俺を除いた今ここにいるクラスメイトの半分以上が高校生の俺と同じクラスメイトになったらって言う事」
「他には?」
「2つ目は提供する際には俺が指名させて欲しい事」
「神無月君が指名するの?」
「はい!俺が提供する人の中から俺が指名した人に提供したいんです」
「どんな感じで?」
「例えば提供する人が10人いたとしたら俺がその10人の中から1人を指名したいって事です」
「別に良いわよ」
「君が選ぶんだったら私達は別に良いよ」
「仮に私が選ばれなくても自分で納得は出来るからね」
「じゃあそういう約束にしましょう」
「もちろん」
それからはと言うと1日1日を過ごして行って気付けば今日は卒業式になった。
「今日は卒業式か」
「そう考えると1日って早いよね」
「確かに1日って早い気がするな」
「神無月君は高校生になるんだよね?」
「なるけど中等部から高等部に上がるだけだから何だか実感が無いけどね」
「私は嬉しいよ」
「そうか?」
「もしかしたら高校には行かないんじゃないかな?と思ってたりしたから」
「まあ他の学校だったら反対されたけどね」
「また同じクラスになると良いね」
「高校でも戸山と同じクラスか・・・悪くないね」
「もしかして嬉しい?」
「まあ知ってる人が1人もいなくて周りが全員知らない人と一緒にいるよりかは嬉しいな」
「じゃあ私の事は好き?」
「どっちだと思う?」
「私は・・・好きな方だと思う」
「正解は・・・」
「正解は?」
「ヒ・ミ・ツ」
「もう教えてよ」
「あはは」
卒業式が終わって今こうして戸山と話しているけど卒業式の時に周りの人達が何人も泣いてる人達がいたけど俺はそれは泣いても仕方ないと思ってる
卒業式の歌は「旅立ちの日に」を歌ったが3年間と言っても良くも悪くも学校の思い出があったからそれを振り返った所で過ぎた時間は、もう戻せないのだから・・・
「あのさ戸山」
「どうしたの?神無月君」
「ちょっと今から教室に行かないか?」
「教室に?良いけど」
「じゃあ行こうか」
俺は戸山と2人で教室に行くとクラスメイト全員が揃っていました
「あれ?皆まだいたの?」
「本当はね・・・早く帰ろうとしたんだけどね」
「なかなかこの教室から離れられなくてさ」
「高等部に行くとわかっててもやっぱりね」
「この教室でこのクラスメイトで全員が1日1日を1年間も過ごしてきましたからね」
「まだまだ後3年とか言いながらも実際には、あっという間だったから」
そう言うと周りの人達がまた泣いてしまったが俺は止めなかった。
だけど俺はある事を思い付いたので言ってみる事にしました。
「委員長」
「何かしら?神無月君」
「せっかくだから写真を撮らない?」
「写真?」
「中学生の俺達が終わってこれから高校生になる俺達だけど卒業式が終わったと言っても俺達はまだまだ中学生なんだから記念に思い出を残そうよ」
「良いわね」
「実はビデオカメラも持ってきたんだ」
「用意が良いわね」
「けどその前に・・・」
「その前に?」
俺は教壇に近づいて近くにあった白いチョークを持って黒板に字を書いた。
1年間ありがとうございました。
神無月春華
「どうですかね?」
「へえ・・・何だか寄せ書きみたいだね」
「じゃあ次は私がやる!」
「良いよ・・・それじゃあ戸山は俺の所に来てくれ」
俺は戸山に持ってた白いチョークを渡して後ろに下がった。
「私は・・・コレ!」
コレからもキラキラドキドキしたいです。 戸山香澄
「七夕の願いみたいだな」
「そうかな?」
「次ぃぃぃぃぃ!書きたい人いませんか?」
「「「「「はい!」」」」」
「じゃあ1列に並んで書いた次の人に渡してください」
クラスメイト全員が黒板に今の一言を書くと黒板がビッシリとなり書ける所が無くなった。
「じゃあ次は写真を撮ろうか!背景は黒板で背の高い人は後ろで低い人は前でって感じにさ」
「そうしよう」
「「賛成」」
「その前に机を端に移動させようか」
全ての机と椅子を出来るだけ端に移動させて写らない工夫してから写真を取る事にした。
「そろそろカメラが光るから皆は笑顔で笑おう」
「そうね」
「はい!チーズ」
カシャっと音がしたので見ると皆の姿がしっかりと撮れていた。
「それじゃあ次はビデオカメラで1人1人コメントを残そうよ!」
「それも良いね」
「まさにテレビのように!」
「戸山!悪いんだけどビデオカメラを持って俺を撮ってくれないか?」
「もちろんいいよ」
「委員長!カウントダウンお願いします」
「わかったわ!3秒前から行くわね」
「3」
「2」
「1」
「アクション!」
「俺はこの教室で今いるクラスメイト達と一緒に勉強したり話をしたりと1日1日と1年間を過ごしてきたけど今日で中学生の神無月春華は終わりますが今度は高校生になった神無月春華をよろしくお願い致します」
「はい!カーーーット!」
「OKです!」
「しゃあ!」
「じゃあ今度は私ね」
俺が先にやったのをキッカケに1人1人のコメントを撮って全員分をやってみた。
「それをどうするの?」
「俺達が20歳になった時に今いる皆でコレを見れたら良いなっと思ってさ」
「なるほどね」
「その為の思い出を今から作るって感じですね」
「けど私は良いと思う」
「学校って小学校と中学校と高校を入れれば12年間だけど大学を入れれば16年になるけど長そうで短いと思わない?」
「まあ数字だけで見れば長いように見えるからね」
「俺は1年が早いように感じるけど皆はどうかな?」
「私は早いと思うな」
「私も早いって感じるね」
「人生は1度だけしか無いんだから俺は今の内にやりたい事をやりたいからさ」
「やりたい事って?」
「それは人によって違うから何とも言えないよ」
「そうかな?」
「医者になりたい人とかパティシエになりたいとかサッカー選手とか野球選手とかあるでしょ?」
「そういう夢ね」
「努力すれば叶うとは言わないが目標にするぐらいは良いんじゃないかな?」
「目標ね」
「努力してその夢が叶うならば誰だって努力すると思うよ」
「まあ確かにね」
「そんな感じで自分が何をしたいのか?まず考える事だと思うけどね」
「私は神無月君のお嫁さんになる!」
「あっ!ズルい」
「なら私も!」
「それじゃあ各自で解散しようか」
「私はまだこの雰囲気を感じていたいからもう少し残ろうかな」
「戸山はどうする?」
「私は帰るよ?神無月君は?」
「さっき親に連絡したから親が来たら帰るけどしばらく待ってれば来るよ」
「じゃあ気をつけて帰ってね」
「ありがとう戸山」
戸山が離れて俺が1人になってしばらくすると数人の人達が近づいて来た。
「ねぇ・・・君って今1人だよね?」
「そこの君かっこいいね」
「私達とドライブしない?」
「君の行きたい所に何処にでも連れてってあげるよ」
見た感じでわかったがどうやらこの人達は卒業生の保護者らしいのだが卒業式でナンパされるとは思わなかった。
「お断りします」
「じゃあ何でも買ってあげるわよ」
「それかあたし達とイイコトしようか?」
「あっはっは!それ良いわね」
「だからお断りしますってば」
「どうしても断るの?」
「当然です」
「じゃあ私が連れてってあげる」
「それに俺は・・・」
「まあまあ!とりあえず行きましょう」
「何処に行くのか聞かせてもらいましょうか?」
俺が振り向いて見るとお母さんがいたので俺は安心した。
「アンタには関係ないでしょ!」
「あります!その子は私の子供です!」
「えっ!」
「それはヤバくない!?」
「貴方達の顔はこのビデオカメラにしっかりと証拠を残しといたので警察に連絡します」
「ちょっと待ちなさいよ」
「なら選択肢を上げましょう」
「選択肢?」
「1つ目は裁判で勝負するって事と警察に連絡するって事とSNSに拡散されるのどれが良いか選んで下さい」
「わっ・・わかった!あたし達が悪かったわ」
「だからその3つだけは!」
「許してください」
「ダメです!コレで終わりです」
ちなみに後日談の話だが俺をナンパしてきた卒業生の親達は裁判で1億円の支払いが決定してSNSにも投稿されて全国のニュースや全国の新聞でも取り上げられそれを見た人達からは
「卒業式の日にナンパなんて信じられない!」
「クズだな」
「最低!」
「同じ女性として恥ずかしい!」
「コイツらはバカじゃないの?」
「卒業式で卒業生の親が問題を起こすとは・・・呆れるわ」
等と世間の人達に叩かれまくり居づらくなったのか何処かに引っ越したみたいだが今となってはどうなったかは知らないけど俺のお母さんが言うには・・・
「春華が気にする必要は無いわ」
っと言ってたので気にしない事にしたが俺は朝の視線がどうしても気になった。
(やまぶきベーカリーに入る前に感じたあの視線は何だったんだろう?不思議な事にイヤらしい視線じゃなかったけど・・・お母さん達には心配させたくないから自分で解決しなければな)
調べるにしても何か良い方は無いかな?っと考えたりしていた。
ギリギリセーフで間に合って良かった。今年はコレで最後になるけど皆さん、良いお年を