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今井先輩達と話をしてから次の日の朝になったので俺は朝ご飯を食べてから学校に行く準備をして玄関を開けた。だけど玄関を開けた目の前に黒服さんが、いたので俺は驚いた。
春華「うわぁぁ!」
黒服「おはようございます。神無月様」
春華「おはようございます。黒服さん」
黒服「車を待たせていますので乗ってください」
春華「ありがとうございます」
黒服さんが運転する車に何回か乗ってみたけど俺としては場違いなきがしてならなかった。
(乗りなれてないからか何か落ち着かないな・・・)
黒服「大丈夫ですよ」
春華「えっ?」
黒服「乗り慣れてなくて落ち着かなくても、しばらくすれば慣れますよ」
春華「何でわかったんですか?心を読みましたか?」
黒服「気のせいですよ」
(けど黒服さんの運転する車に乗っているからか乗っている間は周りからの視線が無くなったのは結構嬉しいな)
黒服「そう思って貰えて嬉しいです」
春華「やっぱり心を読んでますよね!」
何だかんだ言ってると学校に着いたので俺は黒服さんの車から降りようとした時だった。
春華「黒服さん」
黒服「何でしょうか?」
春華「学校まで送ってくれてありがとうございます」
黒服「いえいえ!私達は当主様より神無月様の事を優先にするように言われておりますので」
春華「今日ですが学校が終わって帰る時は迎えに来て貰えますか?」
黒服「わかりました。それではコレで失礼致します」
春華「ありがとうございます。」
黒服さんが行った後いつも通りに授業を受けてたけど放課後になり六花が誰かに話をしていたが残念そうな表情をしていた。
(メンバー集め頑張ってるんだな・・・今なら周りに誰もいないし話をしてみようかな?)
春華「六花」
六花「神無月君」
春華「さっき話をしていたみたいだけどメンバー集め?」
六花「うん」
春華「どうだった?」
六花「ドラムが欲しいって言われて・・・」
春華「あー・・・」
六花「なかなかメンバーが集まらなくて」
春華「自分と担当が被っているかも知れないしな」
六花「どうしよう」
春華「だったら俺と一緒にバンドやらないか?」
六花「えっ!?」
春華「学生バンドって今しか出来ないし地元ではバンドしてたって六花は言ってたよね?」
六花「言ってたね」
春華「出来なくて卒業より出来て卒業の方が良いと思うんだ。」
六花「そうだよね」
春華「俺達は1年生だけど1年なんて時間は本当あっという間に過ぎて行くもんだから実際あって無いようなもんだしさ」
六花「言われてみるとそうかも」
春華「どうかな?俺と一緒に学生バンドやってみない?」
六花「誘ってくれるのは嬉しいけど・・・けど!もう少しだけ頑張ってみる!」
春華「そっか」
六花「それでも見つからなかったら・・・私を神無月君のバンドに入れて下さい!お願いします」
六花「別に良いけど長くは待てないから気をつけてね」
六花「ありがとう」
俺が六花と話しをした後に俺は教室に戻って自分のカバンを持った後に携帯を取り出して黒服さんに連絡した後に歩いて学校を出ようとしたら六花と今井先輩と湊先輩の3人が何かを話していたけど六花が頭を下げて何処かに行ってしまった姿を俺は見てしまった。
(湊先輩が六花にまた何か言ったのかな?湊先輩ってキツイから嫌なんだよな)
俺は2人に気付かれないように帰ろうとした時だった。
今井「やっぱ気にしてんの?」
湊「何の事?」
今井「まあ言葉は強かったけどさ、きっと伝わるよ・・・友希那の気持ち」
湊「・・・」
春華「本当にそうだと言えるんですか?」
今井「えっ!?」
俺は、さっきの六花が気になってしまっていたが今井先輩の言葉に反応してしまい近づいてしまった。
(あー!何やってんだろ!俺は!?何わざわざ嫌いな人と苦手な人に近づいちゃったんだ!)
しかし俺から今井先輩に話してしまった手前だけに俺は話す事にしたけど黒服さんには少し遅れるかも知れませんとメールを送っておいた。
春華「湊先輩が六花に何を言ったのか俺には、わかりませんが誰かの誰かに対しての何気無い一言で傷ついたりする事もあります。どうしてそう言えるんですか?」
今井「あちゃー・・・聞かれちゃってたか」
春華「聞かれたじゃなく聞こえて来たが正解ですがね」
今井「友希那があの子に、ちょっとね」
湊「・・・」
春華「バンドとして俺が初めて今井先輩達と会った時に思いましたが湊先輩って何でズバ!って言うんですか?俺は六花と同じクラスだからクラスメイトとして六花が心配です」
湊「私は確かに、あの子に言ったけど貴方には関係無いわ」
今井「ちょっと!友希那!」
春華「確かに俺には関係の無い話かも知れませんね」
今井「ゴメンね。神無月君」
春華「もう良いです・・・失礼致します」
(こんな気持ちになるって、きっと何処かで、わかってた筈なのに何だって俺は話してしまったんだろうな)
俺は今井先輩達から少しでも離れたかったので走ったが学校を出て少し離れた所に黒服さんが運転する車を見つけて黒服さんが俺を見つけると車に乗せてくれた。
黒服「実は神無月様に、お伝えしなければならない事があります。」
春華「俺に?何をですか?」
黒服「実は当主様が神無月様を今日お呼びしているのですが神無月様が今もし断るのであればこのまま神無月様の家まで送りますが如何致しますか?」
春華「断っても大丈夫なんですか?」
黒服「当主様は神無月様が断っても別に構わないけど断らなければ家に連れて来るようにと言われております。」
(携帯の予定表を見るに今日は何も無いから大丈夫みたいだし行ってみようかな?)
春華「わかりました。連れて行ってください」
黒服「畏まりました」
俺がそういうと黒服さんは車で俺を連れて行ってくれた。目的地に着いたので俺は車から降りて黒服さんの案内で当主さんが今いる部屋に案内されたけど部屋の中に入ると当主さんの他には誰もいなかった。
春華「こんにちは」
当主「こんにちは」
春華「今日は何で俺を?」
当主「君に話があったからよ」
春華「話しですか?」
当主「まずは話す前に紅茶を用意したから飲んでから話すわ」
春華「ちょうど飲みたかった所だったんです。ありがとうございます」
俺は当主さんが用意してくれた紅茶を飲んでみたが結構美味しかったけど話の内容が気になるので聞いてみた。
春華「それで話しと言うのは?」
当主「話って言うのは他でも無い、こころの事よ」
春華「確か俺が初めてこの家に来た時に会った人ですよね?」
当主「そうよ」
春華「その弦巻さんが、どうかしたんですか?」
当主「こころと結婚してくれないかしら?」
春華「・・・・・・俺の耳が、おかしくなったかな?何か衝撃的な事を聞いたけど」
当主「こころと結婚してくれないかしら?」
春華「ええええええええ!?」
当主「そんなに驚く事かしら?」
春華「驚きますよ!何がどうしてそうなったんですか?」
当主「理由ならいくつかあるわ」
春華「聞かせて貰えませんか?その理由を」
当主「1つ目の理由は簡単な事だけど、こころの他に君を取られたく無い事と2つ目は、こころと結婚して私に孫を産んで早く見せて欲しい事と3つ目は弦巻として婿養子で来て貰いたい事ね」
春華「1と2だったら理解は出来ますが3は何故ですか?」
当主「君が弦巻の婿養子として来て貰えた場合には今後の弦巻家が安心だからって理由かしら」
春華「それなら俺が其方に遺伝子を渡せば良いのでは無いですか?コレなら結婚しなくても俺の子は産めますよね?」
当主「それなら確かに子供については解決するけど根本的な解決にはならないわ」
春華「どういう意味ですか?」
当主「こころは私の次の当主としての器じゃないからよ」
春華「ぶっちゃけてきましたね」
当主「あの子がバンドやってるのは知っているけどそれも高校までよ」
春華「けど俺があの人と結婚して子供が出来たとしてですよ?子供が成長して色んな事を理解してくれるようになるまで最低でも中学生ぐらいまでの時間かかりますよね?」
当主「それまでは私が引っ張っていくから平気よ」
春華「なら子供は1人では無く何人か欲しいって事ですよね?」
当主「そうね。こころと君の子供が男の子だろうと女の子だろうと私の次の後継者が必要なのよ」
春華「じゃなければ弦巻が無くなるからですか?」
当主「そうよ」
春華「旦那さんがいるのでは?」
当主「あの人は君と同じ男性だから無理なのよ」
春華「そうですね」
当主「それに・・・あの人を外に出したら周りの女性達が男性に何をするか君も理解が出来るはずよね?」
春華「・・・はい」
当主「それだったら、あの人を家から出さないで好きな事やらせてた方がまだ安心感あるわ」
春華「外に出すよりも確実に家にいて貰う方が楽だし自分の目が届く範囲内にいるから心配しなくて済むし不安にならなくて良いからですね」
当主「そうよ」
春華「外に出して犯罪に巻き込まれないようにする為でもある・・・ですよね?」
当主「流石ね」
春華「1と2については理解しましたが3については無理ですが遺伝子は渡します。それで良いですか?」
当主「本当ならすぐにでも君が、こころと結婚して子供を産んで欲しいけどね」
春華「好きでも無い人と結婚は出来ません」
当主「あら?こころの事が嫌いなの?」
春華「前回の時に初めて会ったばかりですから良くわかりませんから」
当主「それもそうね」
春華「俺は相手の事を良く知りもしないで結婚したくないんです。結婚するんなら相手の事を良く知ってから結婚したいです」
当主「お見合いとかでは無くて?」
春華「じゃなくてです」
当主「どういうのが良いの?」
春華「純愛って良いと思いません?」
当主「それは確かに良いわね」
春華「けどそれは無理だってのも知ってます」
当主「どうしてかしら?」
春華「男性が結婚する場合は数人を自分の嫁にしなければならないって書いてありましたから」
当主「そういえば朝のニュースで書いてあったわね」
春華「俺は今日の朝のニュースでそれを知りましたがハッキリ言って今は好きな人いないんです」
当主「ちなみに君はどんな子が好きなの?」
春華「あんまり歳が離れてなくて料理が美味しく作れる人で胸が大きくて話してて疲れない人ですね」
当主「大きいってどれぐらい?」
春華「Fぐらいですね」
当主「私の娘も大きい方だけどそこまでじゃないわね。」
春華「それに歳が離れすぎてると挨拶しても他の会話で何を話したらいいのか、わからなくなるんです。」
当主「まあ確かに挨拶は大事よね」
春華「なので俺が誰かを嫁として選ぶなら今の感じの人になりますね」
当主「けど君と同じぐらいの子で、その条件に当て嵌る子いたかしら?」
春華「って!もう夜になってる!急いで帰らなきゃ!」
当主「帰るのなら送ってあげるから待ってなさいな」
春華「良いんですか?」
当主「ここで君を1人で帰すような事をしたら君の両親に私が怒られてしまうわ」
春華「そうですね」
当主「黒服」
黒服「ハッ!」
当主「話しは聞いていたわよね?」
黒服「もちろんです。神無月様は今すぐ帰られますか?」
春華「はい!お願いします」
黒服「それでは準備が出来たので行きましょう」
当主「そうだ!連絡先を交換しましょう?」
春華「良いですよ」
俺が当主さんと連絡先を交換した後に黒服さんが運転する車に乗って家に着いたら車を降りる前に黒服さんにお礼を言ってから家の中に入りました。
(だけど、そう言われるとは思わなかったな)
俺は当主さんに言われた事を良く考えてから連絡しようと決めたのだった。
「作者さん」
「どうかした?春華?」
「もうちょっと早く書いて出せませんか?」
「仕事が忙しくてなかなか書けないんだ。だからゴメンね」
「これを見てる人達が続きは、まだかな?って思いながら待ってるかも知れませんから」
「出来るだけ待たせないように頑張ります!」
「それじゃあ今日は、この辺で失礼致します」
「「どうもありがとうございました。」」