昨日の文化祭で朝日がソロとしてギターを披露してから今日のクラスは朝日の噂で凄かった。
戸山「昨日の六花すごい噂になってるね」
宇田川「リサ姉もビックリしてたし、あこも凄ーいと思ったよ」
朝日「ハァ」
戸山・宇田川「「??」」
朝日「ポピパさん達、大丈夫かな?私やったら上手く声かけられん」
春華「コレばかりはポピパの人達が今後どうするかって決めなければならない話なんだよな」
戸山「神無月君だったらどうする?」
春華「俺だったらスルー」
戸山「何で?」
春華「俺はポピパじゃないが今回の文化祭の話なんだけど俺は市ヶ谷先輩達と掃除と後片付けしてた時に戸山先輩と花園先輩が来たんだけど市ヶ谷先輩その時は怒ってた表情だったし最後辺りは最初は座ってたんだけど途中から立ち上がって左手を思いっきり力を入れてたんだ」
戸山「それって・・・」
春華「たぶん殴りたかったんじゃないかな」
戸山「けどそんな事しそうには見えないけど」
春華「俺は市ヶ谷先輩の隣に座っていたけど左手に力を入れてたのを見てたからさ」
朝日「そんな」
春華「俺が市ヶ谷先輩だったら花園先輩を殴ってたよ」
宇田川「何で?」
春華「ポピパ1周年記念だからだ。ポピパにとって大切な記念の時に5人で一緒にライブしなきゃならなかったのに出来なかったんだぞ?朝日がポピパのメンバーで今回のような感じでライブ出来なくなったら嫌だろ?しかも1周年記念っていう大切な時にさ」
朝日「それは・・・そうだね」
春華「俺は今回の市ヶ谷先輩の気持ちは理解が出来るからこそ今は市ヶ谷先輩の隣に居るべきじゃないかなって思ってる」
戸山「どうして神無月君はそこまで市ヶ谷先輩を気にするの?」
春華「それは市ヶ谷先輩がいなければポピパは無かったって言うぐらい重要なポジションだからさ」
朝日「そうなの?」
春華「ポピパって市ヶ谷先輩の家で練習してるみたいなんだよね」
宇田川「それで?」
戸山「あっ!まさか」
春華「気付いたか?」
朝日「どういう事ですか?」
春華「市ヶ谷先輩の家で練習してるポピパは市ヶ谷先輩がいなければ練習が出来ないんだよ」
宇田川「練習ならCiRCLEでも出来るけど?」
春華「練習するだけなら確かにCiRCLEでも出来るが金を使うだろ?」
朝日「確かにそうですね」
春華「ポピパは市ヶ谷先輩の家で練習が出来るから無料で出来るんだ。だけどポピパみたいに練習する場所を用意出来てない人達は練習が出来ても金を使うとじゃ色々と大変だぞ」
朝日「言われてみるとそうですよね」
春華「宇田川は無料で練習が出来る場所と有料だけど練習が出来る場所どっちかを選べって言われたらどっちを選ぶ?」
宇田川「それなら無料の方かな?」
春華「どうして無料を選んだんだ?」
宇田川「無料の方がいつでも練習が出来るし一部の物は持ち運びしなくて済むから」
春華「正解」
戸山「バイトしてる人なら何とかなるけどバイトしてない人でお金を使い続けるのは学生の身としては結構痛いもんね」
春華「そう考えるとバイトしてない学生でお金を使うのは結構厳しいよ」
宇田川「それは確かに」
朝日「神無月君お小遣い貰ってるの?」
春華「俺は親から50000円を貰ってるよ」
宇田川「そんなに沢山貰えてるの」
春華「けど親とは別に収入あるんだけどね」
戸山「そうなの?」
朝日「そっちは、どのくらい貰ってるの?」
春華「少なくて6桁で多くて7桁ぐらいかな?」
宇田川「そうなの!?」
戸山「何か怪しい事でもしてるの?」
春華「それは・・・」
戸山「それは?」
春華「ヒ・ミ・ツ」
戸山「凄い気になるんだけど!」
春華「けどこの中から自分の好きな楽器を買ったり食べ物や飲み物とか買わなきゃならないから少しでも金を使わないように貯めなきゃならないけどね」
戸山「いつぐらいから6桁7桁も貰ってるの?」
春華「お母さんの知り合いの弦巻さんと知り合う前だから中3の春ぐらいの時かな?今は貰ってないけどね」
朝日「その名前って確かハロハピのボーカルさんだよね?」
春華「そうだよ」
戸山「確か私が神無月君と同じクラスになった時だよね?」
春華「良く覚えてたな」
戸山「中学校の時は花咲川で男の子は神無月君1人だけだったからね」
春華「そういえば中3で俺が戸山と同じクラスになった時に戸山が俺に話しかけてきたんだよな」
朝日「男の子と同じクラスなんて羨ましい」
戸山「運が良かっただけだよ」
朝日「女の子なら男の子と会いたいとか仲良くなりたいとか恋人になりたいとか思うから余計に羨ましいって思うな」
春華「けど今こうして同じ学校の同じクラスなんだから良かったんじゃないか?」
宇田川「そうだね」
朝日「けど神無月君に聞きたい事あるんだけど良いかな?」
春華「聞きたい事?別に良いけど?」
朝日「神無月君は彼女が欲しいって思ってる?」
その瞬間に周りで話していたクラスメイト全員が静かになり俺の話しを聞こうとしていたのがわかった。
春華「まあ欲しいか欲しくないかで言えば欲しいけど」
戸山「けど?」
春華「この人なら良いなって俺が思った人じゃないと嫌だな」
???「ならアタシが立候補しちゃおうかな?」
俺は声が聞こえた方に振り向くと今井先輩がいました。
春華「今井先輩が何で1年の教室にいるんですか?」
今井「昨日の文化祭の事で話しをしようと思って来たんだ」
春華「昨日の文化祭の話しですか?」
今井「昨日の文化祭で神無月君がRoseliaのBLACK SHOUTを歌ったよね?」
春華「歌いましたね」
今井「神無月君がRoseliaのBLACK SHOUTを歌った時に友希那と同じ動き方で同じ歌い方をしていたから驚いちゃったよ」
春華「今井先輩達を驚かせるには今が丁度いいなって思ってましたし今のRoseliaの曲でBLACK SHOUTが1番好きな曲なので歌ってみたんですよ」
今井「他は無いの?」
春華「今の所は無いですね」
今井「それは残念」
そんな時にチャイムが鳴ったので俺達は自分の席に戻ろうとした。
今井「そろそろ戻らなきゃね」
春華「そうですね」
今井「またね」
今井先輩が教室からいなくなってから、しばらくすると担任の先生が教室に入ってきた。
そして放課後・・・
俺は市ヶ谷先輩達が気になったので黒服さんに頼んでCiRCLEに連れて行って貰って中に入ろうとしたら市ヶ谷先輩達と今井先輩達がいたけどポピパの人が頭を下げていた姿が見えた。
(昨日の文化祭の事で謝ってるんだろうな・・・まあ気になるから中に入るか)
湊先輩はポピパの人達に何かを言っているようだがポピパの人達が頭を上げた後にCiRCLEから出ようとした時だった。
春華「市ヶ谷先輩」
市ヶ谷「どうしてここにいるんだ?」
春華「昨日の事ありましたから来たんですよ」
市ヶ谷「その・・・・・・色んな人達に迷惑かけたから謝らないといけなかったし」
春華「そうですね」
市ヶ谷先輩「お前にも色々として貰ったりしたから言わせて欲しいんだ」
春華「何をですか?」
市ヶ谷先輩「昨日の文化祭は本当に申し訳なかった。それと色々と協力してくれたりしてありがとう」
春華「俺は特にコレっと言った事してないですよ」
市ヶ谷先輩「だけど!」
春華「今井先輩達には謝りましたか?」
市ヶ谷「謝った」
春華「なら次に行くべき所ありますよね?」
市ヶ谷「ああ!」
春華「気をつけて行ってくださいね」
市ヶ谷「お前は、どうするんだよ」
春華「俺は今井先輩達と話しをしてから帰りますから」
市ヶ谷「そっか・・・・・・あのさ」
春華「はい?」
市ヶ谷「また会おうな」
春華「そうですね。また会いましょう」
市ヶ谷先輩達がCiRCLEから出て次の場所に向かったので俺は今井先輩達と話しをする事にした。
今井「ここでも会うなんてアタシ達やっぱり・・・」
春華「付き合いませんよ?」
今井「残念」
湊「貴方がCiRCLEに来るとは思わなかったわ」
春華「市ヶ谷先輩達が気になったので来たんです」
今井「あんな事があったから確かに気になるよね」
宇田川「神無月君は1人で来たの?」
春華「いいや?弦巻家の黒服さんに連れて来て貰ったから」
今井「とうとうセレブの仲間入りだね」
春華「こちとら一般庶民なんで弦巻さん家を見てると金銭感覚おかしくなりそうですけどね」
湊「貴方はポピパが気になるの?」
春華「気になりますよ」
湊「そう」
今井「だけど昨日の神無月君は凄かった。まるで友希那みたいだったよ」
春華「今井先輩に言いますが俺は湊先輩みたいに歌は上手く無いですが前と比べたら少しずつ上手くなって来たって話ですよ」
湊「貴方がBLACK SHOUTを歌うとは思わなかったわ」
春華「今井先輩達のバンドで好きな曲は何かな?って思った時に思ったのがBLACK SHOUTだったんです」
湊「他の曲はどうかしら?」
春華「良い曲では、あるけれど記憶に残らなかったですね」
湊「貴方に質問していいかしら?」
春華「どうぞ」
湊「貴方から見てバンドって何かしら?」
春華「それぞれの楽器の音を楽しみながら周りの人達に伝えて見せるように表現するものだと思います」
湊「どうしてかしら?」
春華「音楽は楽器を使って音を楽しんだり楽器を使わないで歌だけで楽しんだり出来ますが1人1人の実力は違います」
宇田川「そうだね」
春華「湊先輩みたいに歌が上手い人達がいれば俺みたいに歌が上手く無い人もいます」
今井「それで?」
春華「俺は天才でも無ければ最強でも無い凡人ですから焦らずしっかりと基礎練習をやらなければならないって思ってます」
氷川「なるほど」
春華「とは言っても俺は歌う事に関しては全然まだまたです」
今井「そんな事は無いと思うけどな」
春華「今日はそろそろ帰りますね」
今井「また明日ね」
春華「また明日になったら会いましょうね」
俺はCiRCLEを出ると黒服さんが来たので車に乗ってから家まで送って貰ったけどその時に前に俺が言ってた靴が完成したみたいなので受け取って家の中で履いてみたが結構良かった。
黒服「神無月様が言っていたように作ってみました。どうでしょうか?」
春華「おお!最高だ!こういうの待ってたんですよ!」
黒服「神無月様が喜んで貰えて我々も安心しました」
春華「色々としてくれてありがとうございます」
黒服「他には何かありますか?」
春華「今の所は送り迎えの他には無いですね」
黒服「わかりました。また何かありましたら連絡してください」
春華「そうします。気をつけて帰って下さいね」
黒服「それでは失礼します」
黒服さんが帰った後は夕飯を食べたり等して寝る事にしました。
次の日になり俺は放課後の教室で戸山に呼び出されていた。
春華「呼び出される事したっけ?」
戸山「してないよ」
春華「それなら何故?」
戸山「それは」
春華「???」
戸山「私が神無月君の事が好きだって事を伝えたかったんだ」
春華「えっ!」
戸山「私は神無月君と中学校が一緒で3年生の時は同じクラスだったよね?」
春華「そうだね」
戸山「私は神無月君と同じクラスになって少しずつ神無月君の事が好きになって気が付けば私の目は神無月君を見てたから」
春華「うん」
戸山「だから私は今どんな結果になったとしても自分の気持ちを神無月君に伝えたかったんだ」
春華「戸山」
戸山「私は神無月君の事が好きです。付き合ってください」
春華「俺で良いの?」
戸山「うん」
春華「戸山と付き合っても俺は他にも何人かの人達と付き合わなければならなくなるんだよ?」
戸山「それは仕方ない事だし、わかってるよ」
春華「少なくても戸山を抜いて俺は後4~5人は付き合う事になるとわかってても?」
戸山「それでも構わないよ」
春華「わかった。それじゃあ俺も言うね」
戸山「うん」
春華「戸山の告白は嬉しかった。こちらこそよろしくお願いします」
戸山「やったぁぁ!」
春華「さっきも言ったけど他にも何人かと付き合う事になるけど?」
戸山「ただでさえ男の子は少なくて女の子の方が多いんだから仕方ないよ」
春華「そうだよな」
戸山「神無月君が私の他に何人か付き合ったとしても受け入れるよ」
春華「ありがとう」
こうして俺は中学から一緒だった戸山と付き合う事になりました。
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