理想と現実と繋がれた絆   作:シデンカイ

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一昨日の日曜日に出そうと思ってましたが家の用事で出せなくなってました。


第30話

今日は家でお母さんのバンド全員と武道館に向けて練習していましたが今は休憩をしていた。

 

 

 

お母さん「春華!武道館でライブが決まったわ」

 

春華「そうなの?」

 

お母さん「でもライブするのは結構後だけどね」

 

春華「けど決まったは決まったんだよね?」

 

お母さん「12月25日の予定だって」

 

お父さん「それってまさか!?」

 

お母さん「クリスマスよ」

 

春華「クリスマスライブか」

 

お父さん「良いな!最高だ」

 

お母さん「昔なら夫を入れた5人でバンドしてて春華は産まれてなかったけど昔も人数が多かったわ」

 

お父さん「けど今は俺も春華もいるから昔より倍の人達が来るのは目に見えてるな」

 

春華「でも俺達のやる事は結局の所は何も変わらないから普段と同じように全力で楽しむだけだよ」

 

お父さん「そうだな」

 

お母さん「それじゃあ練習を再開しましょう」

 

「「「「「「おー」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は弦巻家の当主さんに呼ばれたので黒服さんに連れて行って貰い久しぶりに来た訳だけど・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

当主「神無月君ラジオ番組やってみない?」

 

春華「ラジオ番組ですか?」

 

当主「今の時代はネットとか動画とかそういったのがメインになってるけどネットとか無かった時代はテレビとかゲームぐらいしか面白いのが無かったのよ」

 

春華「そうなんですか?」

 

当主「だけど医療とか化学とかが進化してきてアニメも昔と違って絵がキレイになってるし」

 

春華「まあ昔は昔で面白いのが沢山ありますから」

 

当主「今の時代なんて昔のアニメとか昔のゲームとか昔のドラマとかリメイクばっかだから内容さえ知ってれば見たいか見たくないか決まっちゃうし」

 

春華「けど話したいのはそれじゃないですよね?」

 

当主「私が神無月君にラジオ番組を言ったのは存在しないからよ」

 

春華「どういう意味ですか?」

 

当主「黒服」

 

黒服「ハッ」

 

 

 

黒服さんがノートを1冊だけ持って来て広げて俺に見せてきた。

 

 

 

春華「何か色々と書いてありますね」

 

当主「今の世の中には無い物を作り出す訳だから不安かも知れないけどね」

 

春華「・・・・・・」

 

当主「どうかしら?」

 

春華「質問しても?」

 

当主「どうぞ」

 

春華「1つ目はラジオ番組って事ですからリスナーさんが居る筈ですよね?」

 

当主「1回目は仕方ないとしても1回目の番組の終わりに募集するから2回目からは集まるわ」

 

春華「2つ目はラジオ番組の名前は決まってるんですか?」

 

当主「名前は決まってないから神無月君が決めても良いわ」

 

春華「3つ目は番組って言うぐらいだから何曜日の何時とかありますよね?後は俺の名前どうすれば?」

 

当主「それは不定期で良いし名前は何でも構わないわよ」

 

春華「何故ですか?」

 

当主「男性のラジオ番組だと知ってしまえば色々と聞かれるだろうしコレが原因で何かしらの事件とかに巻き込まれたりしたく無いでしょ?」

 

春華「名前は付けてしまえば良いけど2回目からの放送の時間と曜日は俺が決めていいと?」

 

当主「そういう事よ」

 

春華「なるほど」

 

当主「神無月君が親と一緒にバンドやってるのは知ってるし何より学生だから勉強とかしないとならないからね」

 

春華「けど顔とか声でバレちゃうのでは?」

 

当主「声はボイスチェンジャーを使えば良いけど顔はお面なんてどうかしら?」

 

春華「4つ目なんですが周りは俺だけですか?」

 

当主「近くに黒服を何人か待機させておく事にする感じね」

 

春華「5つ目は1回目の放送の時どうすれば良いんですか?」

 

当主「1回目は神無月君の話したい事を話しても構わないから」

 

春華「顔を隠すならバイクのヘルメットみたいな完全に隠せるような物にしてほしいです」

 

当主「完全に見えなくするのね」

 

春華「ラジオしてる時で声と顔でバレるの嫌なんで」

 

当主「なら此方で神無月君専用に用意しておくわ」

 

春華「ラジオ番組の時間って、どのぐらいですか?」

 

当主「20分30分ぐらいの予定だけど神無月君が話す事が無くなったりしたら終わりにしても良いし初回は神無月君の終わりにしたい時間で構わないわ」

 

春華「6つ目は何処でラジオ番組やるんですか?」

 

当主「別荘の近くにあるからそこを案内するわ」

 

春華「なるほど」

 

当主「他に何かあるかしら?」

 

春華「たぶん無いと思います」

 

当主「もう1度聞くけどラジオ番組やってみない?」

 

春華「やります」

 

当主「引き受けてくれてありがとう」

 

春華「でもさっき俺が聞いた事は本当ですよね?」

 

当主「もちろん!此方から言ったんだからそのぐらいは約束してあげるし神無月君が聞いてきた物は用意してあるから」

 

春華「わかりました」

 

当主「また何かあったら連絡してくれれば此方で何とかするから」

 

 

 

目的地に着いたので黒服さんの案内で中に入るとキレイで広かった。

 

 

 

春華「ここで俺やるんですか」

 

黒服「そうです」

 

春華「大丈夫かな?不安だなぁぁ」

 

黒服「何かあれば我々が動きますので」

 

春華「黒服さんがいるんなら安心ですね」

 

黒服「神無月様、此方に座って下さい」

 

春華「ここですか?」

 

黒服「準備は出来てますので神無月様が話してくれれば始まりますので」

 

春華「わかりました。あっ!顔を隠す何かしらを貰えますか?」

 

黒服「此方が今回神無月様専用に開発したヘルメット型で声を変えられます。」

 

春華「あれ?何かヘルメットの内側に1番2番3番ってあるんですが?」

 

黒服「神無月様は声がバレるのが嫌だと言ってましたので数字が書いてあるボタンを押せば声が変わるようになります」

 

春華「試しに使ってみても?」

 

黒服「どうぞ」

 

春華「あーあー・・・あーあー・・・あーあー・・・確かに変わってる!ありがとうございます。それと鏡ってあります?」

 

黒服「此方に」

 

 

 

 

 

俺は黒服さんから顔を隠せる物を貰った後に鏡を使って見ると顔が完全に見えなくなったので少し安心した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春華「それじゃあ10秒前!カウントお願いします」

 

黒服「10・9・8・7・6・5・4・3・2・1・・・」

 

春華「皆さんこんにちは!初めまして!新しく始まりましたラジオ番組melOdieS.(メロディーズ)の雪姫(ゆき)と言います。よろしくお願いいたします」

 

 

 

(ここで本名を名乗りたくないし顔もバレたくないから雪姫って事にしておこう)

 

 

 

春華「今日から始まりましたが何を話そうか全然考えて無かったので5分ほど思いついた事を話そうと思います」

 

春華「まずは男性と女性についての話しをしたいと思います」

 

春華「男性は女性より人数が少なくて女性から見たら会う人ってほとんど女性だと思いますが女性から見て男性とは、どういう風に見えるのでしょうか?」

 

春華「そして女性が男性に何かしらの犯罪をしましたとかのニュースで見たりしますが皆さんは、どう思いますか?」

 

春華「それと今はガールズバンドが流行ってますが皆さんはバンドしているのでしょうか?」

 

春華「次回からはリスナーさんからの質問に返事をしたいと思います」

 

春華「ちなみに、この番組は何時からとか何曜日とか決まってませんので注意してください」

 

春華「その理由は次回の時にお話致しますが今日はコレで終わりにしたいと思います」

 

春華「それでは次回も待ってます。きっと見に来てくださいね」

 

 

 

 

 

 

俺は初めてのラジオ番組が終わった後に飲み物を買おうと立ち上がろうとしたら黒服さんが持ってきてくれた。

 

 

 

 

 

黒服「お疲れ様でした。神無月様」

 

春華「ありがとうございます」

 

黒服「それと先程ですが神無月様の携帯が鳴っておりました」

 

春華「はて?何だろうか?けど教えてくれてありがとうございます」

 

 

 

 

俺は携帯を見ると明日香からの連絡で明日お祭りがあるから一緒に行かないか?って話だった。

 

 

 

 

春華「なるほど」

 

黒服「どうかしましたか?」

 

春華「黒服さんは明日香の事を知ってますか?」

 

黒服「もちろん知っています」

 

春華「なら話しは早いですね。明日お祭りがあるから一緒に行かないか?って話です」

 

黒服「どうしますか?」

 

春華「せっかくのお誘いだし行きます」

 

黒服「なら浴衣なんてどうでしょうか?」

 

春華「俺は浴衣を持ってないんですけど」

 

黒服「それなら我々で用意しますので今日は泊まりに来てください」

 

春華「親に聞いてないので連絡させて下さい」

 

黒服「それなら先程ですが我々が連絡致しました」

 

春華「速い!」

 

黒服「神無月様の両親が許可してくれました」

 

春華「わかりました。親が言ったんなら良いですよ」

 

黒服「片付けは我々がやっておきますので安心して下さい」

 

 

 

 

俺は片付けが終わった黒服さん達と一緒に弦巻さんの家に行って1泊した。そして次の日の夜になったので俺は明日香と会いました。

 

 

 

 

明日香「ごめん!待った?」

 

春華「今来た所だよ」

 

明日香「あれ?浴衣なんだね」

 

春華「明日香も浴衣なんだね」

 

明日香「似合ってるよ」

 

春華「明日香も浴衣が似合ってるね」

 

明日香「ありがとう」

 

春華「それじゃあ行こうか」

 

明日香「あっ!手を繋がない?」

 

春華「良いよ」

 

 

 

 

 

俺達は2人で一緒に手を繋いで歩いていたけど周りの人達からの視線が結構凄かった。

 

 

 

 

明日香「大丈夫だよ」

 

春華「えっ?」

 

明日香「私が春華を全力で守るから」

 

春華「明日香・・・」

 

明日香「だから私と一緒に付いて来てね」

 

春華「うん」

 

 

 

 

 

それからは周りを見ながら歩いていると屋台が沢山ある場所に来ました。

 

 

 

 

 

春華「結構色々あるんだね」

 

明日香「あんまり来た事が無かったの?」

 

春華「お母さんが駄目だって言ってたんだ。俺が男だからテレビで言われてるような犯罪に巻き込まれたりしたら不安だからって」

 

明日香「まあ男性は貴重だからね。分からなくは無いかな?」

 

春華「お祭りがある時お母さんが屋台の物を買って来てくれるからそれを食べたりしてたんだ」

 

明日香「そうなんだ」

 

春華「かき氷と唐揚げと焼きそばとフランクフルトとお好み焼きとタコ焼きと金魚すくい等など色々あるな」

 

明日香「何か食べたいのあるの?」

 

春華「唐揚げだな」

 

明日香「それならさっきの場所あったよね?引き返す?」

 

春華「もうちょっと進んでみよう」

 

明日香「そうだね。あっ!わたあめだ!」

 

春華「食べる?」

 

明日香「食べる!」

 

春華「すいません!わたあめ1つ下さい」

 

A「200円・・・って!男がなんでここに!」

 

春華「大きな声で言わないでくれると助かるんですけど」

 

A「ゴメンね」

 

 

 

 

 

俺は屋台のオバサンに200円を渡そうと手を出したら押し返されてわたあめ2つと2000円を渡された。

 

 

 

春華「ちょっ!?何を!」

 

A「迷惑料だと思って受け取ってくんな」

 

春華「良いんですか?」

 

A「男がいたから驚いたのは確かだけど此方が騒いで男性に迷惑なんて良くないからね」

 

春華「ありがとうございます。頂きます」

 

 

 

 

 

その後は後ろを振り替えると明日香がいたので俺は明日香に、わたあめを渡した。

 

 

 

 

春華「コレあげるね」

 

明日香「良いの!ありがとう」

 

 

 

 

 

それからは2人で歩きながら色々な物を食べたり飲んだりしているとゆり先輩とかポピパの人達とか朝日とか上原先輩とかと会って話しをしてましたが気付けば帰る時間になったので俺は黒服さんに連絡しました。

 

 

 

 

明日香「今日ありがとうね」

 

春華「何が?」

 

明日香「お祭りに来てくれてさ」

 

春華「誘ってくれたんが明日香じゃ無ければ断ってたかもな」

 

明日香「どうして?」

 

春華「明日香を抜いたら中学から話しをしているGlitter*Greenの先輩達の方が付き合いが長いかも知れないけどポピパとか朝日とかは高校に入ってから話しをするようになったし」

 

明日香「そうだね」

 

春華「少なくとも中学から一緒にいる明日香の方が俺としては信用が出来るからな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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