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ライブが終わってお客様が帰った後に残っているのはお父さんお母さん達のバンドの人達とオーナーだけになった。
「俺の歌はオーナーから見てどうでしたか?」
「まだまだ甘いし1曲1曲ミスも多かった。」
「・・・」
「上手いか下手かで言えば下手だし今はこんなもんだろう」
「・・・」
「私はまだまだ出来ると思ったけどね」
「・・・」
「今日のライブやりきったかい?」
「はい!今の俺の全力でやりきりました!」
「そうかい」
「でもだからと言ってコレで満足してはならないと思います」
「それはどうしてだい?」
「オーナーみたいに聞いてる人から聞けば俺の歌った曲でミスがあったなんてすぐに気付くと思います」
「そうだね」
「ミスがあったのならどうするか?まずは考える事だと思うんです」
「確かに考えなければならないね」
「間違えたなら何回も聞いて何回も練習すれば良いと思います」
「そこまで考えているなら言う事は無いね」
「俺の歌は全体的に見たら未熟で全然出来ていませんから少しでも上手くなるように練習しなければならないと思います。だけど今回のライブで俺はわかった事が1つだけあります」
「それは何だい?」
「今回の歌も前回のキーボードもそうですけど俺は音楽が大好きなんだって気持ちがハッキリとわかったんです」
「・・・」
「歌の方は本当に素人ですがそこは練習して少しずつ今より上手くなって来てくれた人達に今日このライブに来て良かったと思って貰えるような・・・そのまた次の俺のライブに行こうと思って貰えるような自分も見に来てくれた人達も笑顔で笑って楽しかったねと言いながら帰って貰えるようにしたいです」
「・・・」
「その為にはまず俺は何をしなければならないのか?何をどうすれば良いのか?まず考えようと思います。」
「なるほど」
「俺の目標は練習してからもう1度SPACEでライブして周りの人達を楽しませたいと思います。まずはそれを目指します」
「なら今度は今より上手くなってから私に聞かせるんだね」
「はい!」
「それじゃあ俺達も帰るとしようか」
「そうね」
「今日はお世話になりました。オーナー」
「また来ます」
「気を付けて帰んな」
「「「「「「ありがとうございました」」」」」」
俺達はSPACEから出た後お母さんの車に乗ってメンバーの人達を家まで送ってから家に帰りました。
「オーナーに厳しい事を言われたな」
「そうね」
「けどオーナーは俺に大切な事を教えてくれたよ」
「そうだな」
「でも俺は今回お母さんみたいに歌を歌ってみたけど自分でも全然出来てないのは良くわかった。」
「確かに春華の歌は全然出来てなかったな」
「俺には音楽の才能は無い・・・だけど俺は今よりも歌の練習をして今よりも上手くなりたい」
「じゃあ歌は今回限りじゃなく続けるのね?」
「もちろん続けるよ」
「なら明日からは歌の練習だな」
「お母さん・・・俺に歌を教えて下さい」
「わかったわ」
「ありがとう」
「それじゃあ明日から一緒に練習しましょうね」
「お母さん」
「何かしら?」
「お父さん」
「何だ?」
「やっぱり俺は音楽が大好きだ」
「そうか」
「良かった」
今日の歌のライブで俺は自分が実力不足だっていうのがわかったので次からは今より上手くなって歌いたいと決めた。
それから数日後・・・学校では文化祭の準備をしていたが特に問題は無かったが準備で結構忙しかったけど何とか間に合って良かった。
最近の俺は学校から帰って来たらお母さんと一緒に夕飯までは歌の練習をしていたが今日はお母さんとお父さんが出かける用があるらしく今日の練習は無しになったので俺は商店街に来ていた。
「前は珈琲店と精肉店に来たから今回どこに行こうかな?」
俺は周りを見るとやまぶきベーカリーと書かれているパン屋さんを見つけた。
「パン屋さんか・・・まだ来た事は無いし入ってみるとするか」
俺は気になったので中に入ると見た感じは俺と同い歳ぐらいの女の子がいました。
「いらっしゃいませ」
俺は店の中に入ってからトングとトレーを持ちながら店全体を見てから考えた。
(男の俺が店に入ったにも関わらず驚かないなんて・・・おっ!コレは美味しそうだな)
どれも美味しそうだなっと思ったが俺はカツサンドと焼きそばパンとコロッケパンの3つを取ってからレジに行った。
「750円です」
俺はサイフを見ると小銭が無かったので1000円を渡した。
「250円のお返しです」
店員さんに1000円を渡して俺はお釣りを受け取ってから店員さんは俺が買ったパンを袋に入れて渡してくれたけど俺は受け取ったお釣りをサイフに入れようとしたら50円を落としてしまった。
「おっとっと」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫だ。サイフに入れ損ねただけだし」
「お客さんは男の人なのに珍しいですね」
「何がだ?」
「普通なら男の子が1人で来る事なんてありませんよ」
「俺は今まで寄り道とか全然した事が無かったからちょっとしてみたかったんだ。」
「そうなんですか」
「ここの近くに珈琲店と精肉店が近くにあるよね?」
「ありますね」
「その2ヶ所に俺は行ってみたがどれも良かったんだ」
「そうなんですか?」
「精肉店はコロッケが安くて美味しかったし珈琲店は俺が男だとわかって気を使ってくれたし色々と助かったんだ」
「ちなみにこの店はどうですか?」
「さてね・・・買ったは良いが食べていないから味は知らないが店の雰囲気は良いと思うよ」
「そうですか」
「俺が今日この店に来たのは歩いてたらこの店があって気になったから入ったんだよ」
「歩きなんですか?」
「普段は親が送り迎えしてくれるからそう簡単には来れないんだけどね」
「まあ男の子ですから仕方ないですよ」
「それと最後に1つ聞いても良いかな?」
「何ですか?」
「俺が男だとわかってて驚かなかったよね?それは何でかな?」
「私にはお父さんと弟がいるんですよ」
「なるほど・・・身内で男の人と男の子がいるのか」
「それなんで別に驚いたりしませんね」
「それなら納得だ。そろそろ行かなきゃな」
「また来てくださいね」
「約束は出来ないが忘れなかったらね」
やまぶきベーカリーから出た俺は歩きながら袋の中にある買ったパンの内カツサンドを取り出して食べて見る事にした。
「肝心な味だが・・・おっ!美味しい」
その後に焼きそばパンとコロッケパンも食べてみたけど、どれも美味しかった。
「やまぶきベーカリーか・・・覚えておこう」
食べ終わって空になった袋をゴミ箱に捨ててその後は親に連絡しようとして携帯を出して顔を下に向けた時だった。
「ねぇねぇ!そこの君」
「ちょっと時間ある?」
「私達と一緒にお茶しない?」
「変な事なんてしないからさ」
俺は声がする方に顔を上げて見ると大学生ぐらいの女の人が4人いました。
(香水でも使ってるのかな?何か臭くて嫌だな・・・)
「お断りします」
「それに君は高校生かな?それとも中学生かな?」
「教えませんよ」
「そんな事を言わずに」
「ちょっとだけで良いからさ」
「もちろん私達が奢って上げるし」
「君の好きな物を何でも買ってあげるよ」
「欲しい物なら自分で買いますから諦めてください」
俺は歩いて帰ろうとしたら腕を掴まれて引き寄せられた。
「わっ!ちょっ!なに!」
「良いから少しくらい付き合ってよ」
「だから嫌ですってば!」
「少し私達に付き合ってくれたらお小遣いも上げるから」
「ねぇ?良いよね?」
「だから嫌だって言ってるじゃないですか!って痛!?離して!」
俺は早くここから離れたいのに、この人達は俺が嫌がっているのに離してくれなくて困っていた。
「そこの貴方達!何をしてるの!」
「やばい!警察だ」
「逃げなきゃ」
「せっかくの男がぁぁぁ!」
「もうちょっとだったのに」
ナンパしてきた人達がいなくなると警察の人達が5人いてその内の4人が追って行った。
「君はどうしてこんな所にいるんだい?」
「学校が終わってから商店街に行ったんですがその後パン屋さんに行って買ったパンを食べていたんですが親に連絡しようとしたらナンパされました」
「君の親はいつ来てくれるんだい?」
「今から連絡するんで親に聞かないとわからないですね」
「それもそうだね」
俺は連絡すると10分ぐらいで来ると言っていた
ので少し安心した。
それを警察の人に言うと親が来るまで一緒に待ってあげると言ってくれたので良かった。
警察の人と話しているとお母さんが歩いてきた。
「警察!えっ!大丈夫!」
「大丈夫だよ」
「貴方はこの子の親ですか?」
「そうですけど・・・」
「この子が大学生ぐらいの4人にナンパされてましてね?私達5人中4人がナンパした大学生を追って行って私はこの子と一緒にいたんですよ」
「そうだったんですか」
「それじゃあ君の親も来たので私はコレで戻ります」
「ありがとうございました」
「いえいえ」
「あの・・・ありがとうございました」
「気を付けて帰るんだよ」
警察の人がいなくなってから俺は親と一緒に帰ったけどやっぱりナンパされるのは嫌だなって思った。
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