チャンネル登録数の平坦化という目的を隠し、大規模なコラボをすると玉手箱ライバーに告知。予定日をディスコに流して参加希望者を募ったら、思っていた以上に参加希望人数が多かったので、ペアを組ませて対応する。
今回行う大規模コラボは、お料理対決だ。必然的にオフコラボです。今日初顔合わせという組み合わせも多いし、この機会に色んな組み合わせの可能性を見出して行きたい。
「というわけで明後日、5組でのお料理対決を致しますのでその組み合わせと審査員の発表をいたしますわ」
コメント:おお
コメント:大規模コラボだ
コメント:お料理出来なさそうなライバーの方が多そうだけど果たして
コメント:楽しそう
コメント:姫は食べる係?
「私は審査員ですわ。っと、じゃあ先に審査員の方から発表してしまいましょう。
審査員は5人で、私と1期生の鶴見さん、2期生のシーバルさん、6期生の青蓮寺湊さんと涼宮さんですわ」
コメント:お料理出来なさそうな5人
コメント:審査員に男3人か
コメント:ガヤが豪華
コメント:優勝賞品とかあるの?
コメント:お料理シーンはどうするんだろう
コメント:この面子なら実況出来るでしょ
「実況解説役は雨鳥さんで、メインの司会を任せますわ。
優勝賞品と言いますか、優勝した料理は来年春にオープンする玉手箱カフェのメニューに加わります。その時は、メニュー考案者として売り上げの数%が手元に入りますわね」
コメント:ふぉおおお
コメント:今さらっと重大発表しなかった?
コメント:玉手箱カフェ出来るのか
コメント:多角化経営企業玉手箱
コメント:あかん姫が過労で死ぬう
料理対決を制した優勝メニューは、玉手箱ファンのために作られる玉手箱カフェのメニューとなる。ちなみに株主総会ではちらっと喋ってるけど、メンバーじゃない人は結構驚いている感じかな。
……世に出す商品ということで、このお料理対決には仕込みがしてある。うちの姉、華山摩季は去年まで飲食のチェーン店で働いていたんだけど、その飲食店というのはカレー専門店だ。そして姉と仲が良くなかったとは言っても、姉が料理の出来る人間だということぐらいは知っている。
調味料はある程度こちらで用意するけど、調味料なら自宅からの持ち込みを可とした。他は、予算として支給される2000円で材料を揃える手筈だね。一品料理とはいえ、5人分+αの量を作るとしたら、2000円だとちょっと厳しいかも。でもまあ米と小麦粉は調味料と一緒に別で用意してあるから大丈夫だと思いたい。
要するに、アッネがカレーという超安牌を格安で、高クオリティーで作れるということを把握してのお料理対決だ。よって姉には冒険せずにカレーの知識を活かした料理を作って欲しいとお願いしている。
カレーのスパイスの知識もあるし、まず間違いなく、店で提供できるレベルのものが出来上がるだろう。あとは姉のカレーに、勝てる料理があるならそちらを選べば良いけど、最低限の保険としては高いハードルだ。
「実際にお料理をしてくれる参加者は計10人で、2人1組のペアですわ。
まずA組は、鳳家ということで沙羅さんと摩耶さんのペアですわ。どうやら海鮮丼を作りたいようで、予算の2000円で足りるのか否か……」
コメント:まやっさん!
コメント:なんかやらかす予感しかしない
コメント:トップバッターが鳳家でええんか
コメント:予算2000円かあ
コメント:審査員に男が多いのは店で出すからか
コメント:なるほど?
「B組は摩季と加藤さんですわ。こちらはカレーという予告をいの一番にしてきましたわね。うちの妹はカレー得意ですし、期待ですわよ」
コメント:妹(姉)
コメント:妹であり姉でもある
コメント:男女ペアだ、燃やせ!
コメント:姫の姉……あっ
コメント:いやでも姫の姉って飲食店勤務じゃなかった?
コメント:勝君は料理出来そう
「C組は、5期生コンビで小鳩さんと朱雀さんですわね。……2人並ぶと伯母さんと姪という感じがしますわ。C組はハンバーガーを作るそうです。D組は6期生の理咲さんと百音さんで、予告はまだ来てないですわね」
コメント:6期生組が大型コラボに参加は初?
コメント:メスガキィ!
コメント:小鳩愛してるぞ
コメント:みんな予告を出してるのは被り防止か
コメント:全員カレーとかいう悲劇が起こる可能性はなくなった
「最後のE組は、焔ちゃんとネーヴェちゃんですわね。ちゃんと料理出来るのか、色々と未知数な2人ですが、親子丼を作って下さるようですわよ」
コメント:焔ママ
コメント:同期なのに前のコラボで完全に親子と化していた2人
コメント:料理時間はどのぐらいだろう?
コメント:日曜の予定埋まったな
コメント:この5組の手作り料理を食べられる審査員達が羨ましい
告知段階では、男も交じる大規模コラボということだけど忌避感のある人はいない感じかな。そろそろ男女コラボも慣れた頃合いだし、リスナーの共有をしていきたい。あとはまあ、摩季のカレーを超えられる美味しい料理が食べれたら良いな。