蘇る勇者 ジーっとしててもドーにもならね!   作:タッツー氏

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ネプテューヌとネプギアと一緒にクエストを終わらせて
帰路に向かう時激しい地震と共に巨大な怪獣が現れた。




3話:決めるぜ!覚悟!

「何でまた出てきたんだよあの時

 終わったんじゃないのかよ・・・」

 

 地震でできた大地の裂け目から出てきたのは

 

「スカルゴモラ・・・」

闇のウルトラマン「ウルトラマンベリアル」の

遺伝子をゴモラに取り込む事によって誕生した

怪獣だ。

「だがベリアルはあの時倒した筈だ!

 何でスカルゴモラが」

 

「拓哉何ブツブツ言ってるの?」

 拓哉が何かを言ってたのが気になり

 ネプテューヌが聞いてきた。

 

「いやなんでもないそれよりも早くここから

 離れよう」

 

「なら早くプラネテューヌに戻ろ今頃街では

 パニックになってるだろうし」

 

「わかった行こう。」

 怪獣はその場かは動こうとはせず何かを探す

 様にキョロキョロしていた。

 俺達はなんとかプラネテューヌの教会に

 辿り着いた。

 

「もう拓哉ったらバテ過ぎ」

 

「無理言うなネプギアを背負いながら

 走ったんだからそりゃあバテるわ!」

 

「ネプテューヌさん、ネプギアさん無事で・・・

あらそちらの方は?」

 

「どうも俺は海道拓哉だよろしく!」

 

「私はプラネテューヌの教祖イストワールです。」

 

「もうのんき挨拶してないでいーすん怪獣が!」

 

「あっそうでした先程怪獣が動き始めました。

 怪獣はプラネテューヌに向かってきています。

 今、軍が怪獣撃退に向ったのですか・・・」

 

「どうなったの?」

 

「こちらの武器が全く効かず傷を付ける事すらも

 できない状態です。

 たった今3女神にも救援要請を送りました。

 それでどうにかなるかどうか」

 

「イストワールさん街の皆んなは

 まだ建物の中にいるんですか?」

 

「いえ、地下シェルターに避難させました。

 今のところは安全です。」

 

「そうですか。」

 その時教会内に放送が入った。

 

「緊急連絡怪獣がプラネテューヌに侵入

 したもようまだ進行が止まりません!」

 

「そんな・・・」

 ネプテューヌの枯れた声

 ここでイストワールが

 

「ネプテューヌさん海道さんと一緒に

 対策本部に来て下さい」

 

「えっ?俺一般人ですよ

 なんだったら俺もシェルターに」

 

「今から行くよりも対策本部にいた方が

 安全ですよそれと他の女神様も

 もう本部に集まってますので

 急いでください」

 

「わかりました。

 行こうネプテューヌ」

 

「聞きそびれましたが・・・」

 イストワールが質問してきた

 

「何故ネプギアさんは海道さんに

 背負ってもらってるんですか?」

 

「まぁあの〜後で説明しますね」

 この時海道は思った。

 自分のせいで背負うことになったとか

 絶対後で怒られるだろうと

 

イストワールに連れられて対策本部に到着

 

「皆さんお待たせしました。

 今2人を連れてまいりましたので」

 イストワールが女神達にそう言うと

 

「遅いじゃないネプテューヌ!

 街が大変なのに何やってるの!」

 

「まぁまぁ落ち着きなさってノワール」

 

「そうよイライラしてるとハゲるわよ?」

 

「誰がハゲですって!」

 

「言ってませんわ」「言ってないわよ」

 緊張感無いこの場を何とかしようと

 海道は声をかけてみる

 

「あっあの・・・」

 

「あら?イストワール誰よその男は」

 ノワールがイストワールにそう聞くと

「この方は海道拓哉さんといって

 今日ネプテューヌさん達と一緒に

 クエストに行ってくれた人です。」

 

「どうも海道拓哉だよろしく!」

 

「って呑気に挨拶してる場合じゃない!」

 

「あっそうだったわね」

 そこからノワールが現在の

 説明してくれた。

 

「あの怪獣に対してこちらも武力で対応

 したけど全然効かないわ

 そして現在も今このプラネタワーに

 接近している状態よ。」

 

「じゃあどうすれば?」

 

「後は私達女神が戦うしかないわね

 核爆弾なんてあったとしても使う

 訳にはいかないし」

 

「そうだね私達で食い止めないと

 被害が増えるだけだもんね!」

 ネプテューヌも覚悟を決めた様に

 そう言った。

 

「早速決まったことですし行きましょう」

 そして突然4人の体が光だし

 現れたのは普通の女の子から

 プロセスユニットを纏い

 容姿や髪の色が変化していた。

 

「これが女神・・・」

 海道は女神達の姿に目惚れていた

 そして一番ビックリしたのが

 ネプテューヌがまるで別人だった

 他の女神は髪の色、髪型、プロセスユニット

 しか変わってないからあまり驚かなかったが

 ネプテューヌは子供から一気に大人に女性に

 なっていたそしてめちゃくちゃ綺麗だ・・・

 

「どうしたの私の事ジロジロ見て?」

 ネプテューヌも海道の視線に気付いたのか

 聞いてくる

 

「いやなんでもないただ・・・」

 

「ただ?」

 

「今のネプテューヌ凄い綺麗だなって

 つい見惚れちまったよ///」

 

「見惚れ・・・///」

 ネプテューヌは顔が蒸気が出る位真っ赤だ

 そして何故か他の女神はニヤニヤしながら

 こっちを見ている

 ネプテューヌは真っ赤な顔からすぐに

 冷静な顔に切り替えて

 

「ありがとうとても嬉しいわ!

 皆んな行くわよ!」

 そしてネプテューヌ達はスカルゴモラへと

 向かった。

 しかし海道はある事を考えていた

「もし女神達でも倒せなかったらその時は

俺が行くしかない」と

 

そして女神達はスカルゴモラと戦闘を始めた。

女神の力ならばと思っていた海道だったが

案の定女神達の力でも傷は付くものの

スカルゴモラの方が優勢だ

さらにいうなら先に女神達の体力が底を尽きる

だろう。そう考えていたその時

街に設置してある監視カメラに視線があった。

 

「イストワールさんこれ!」

 海道が指したカメラには幼い女の子が

 スカルゴモラの進行方向にいた。

「そんなまだ逃げ遅れた人がいたなんて!」

 イストワールもまさか子供がいるとは

 思わなかったのだろう。

 

「イストワールさん俺が行ってここに

 連れてきます。」

 

「わかりました。

 こちらの兵士も向かわせますので気をつけて」

 イストワールの了解も得て海道は子供の

 救助に向かった。

 ネプテューヌ達の方はというと

 スカルゴモラの攻撃が激しくなっていき

 女神達では手に負えない状況になったいた。

 

 そして海道も子供の所に着いた時に女神達が

 体力が尽き倒れかけているのを見た。

 その時に遠くの方から兵士が来た。

「イストワール様から連絡を貰いましたものです

 子供の救助に来ました!」

 そう言ってきた兵士だったが

 丁度その時にスカルゴモラが女神達に向けて

 ブレス攻撃していた。

 女神達は間一髪避けたのはいいが

 そのブレスは俺たち目掛けて飛んできた。

 俺は子供を抱き抱え避けたが兵士に直撃し

 兵士は死んだ。

 それを見て海道自身も怒りが込み上げてきた。

 

「ネプテューヌも覚悟を決めたんだ今度は

 俺が覚悟わ決める番だ!」

 海道は抱き抱えた子供を降ろしこう言った

 

「嬢ちゃん今から見る事は絶対に誰にも

 言っちゃダメって約束できる?」

 海道ぎそう言うと子供は小さく頷いた。

 海道は優しく子供の頭を撫でた

「行くぞ!

 ジーっとしててもドーにもならね!」

 海道は懐からジードライザーをだし

 胸にかざした。

 そして「ウルトラマン」「ベリアル」の

 コスモカプセルを取り出して

 

「融合!」「愛号!」

「ヒヤウィーゴー!」「決めるぜ!覚悟!」

「ジード!」

「ウルトラマン・ベリアル」

「ウルトラマンジード!プリミティーズ」

 大きな光と共にそこに現れたのは

 ブルーの悪魔の様な目

 赤にボディーに黒・シルバーのラインの巨人が現れた

 一緒にいた子供そして女神達は

 その巨人をただ見上げるだけだった。

 そして女神達の方を見て優しく頷いた。

 

「何ですのあの巨人は!」

「分からねえでも敵じゃなさそうだな」

「何言ってるのよアイツも敵かもしれないのよ」

 その時スカルゴモラが再びブレス攻撃を巨人

 目掛けて飛ばした巨人は子供を庇う様に

 ブレスを受ける

 

「何であの巨人避けないんだよ」

「避けないんじゃないのよ近くに子供がいたから

 避けれなかったのよ」

「じゃぁあの巨人は子供庇って・・・」

 そして巨人は子供に手に乗る様に促し

 子供を女神達に預けた

「巨人さんありがとう!」

 巨人はその言葉に優しく頷いた。

 

 再び巨人はスカルゴモラの方を向き戦闘態勢

 にはいった。

 スカルゴモラを街から遠ざける様に後ろに

 押し続けて

 そして体を持ち上げ投げ飛ばした。

 

 巨人はエネルギーを溜め始め腕をクロスし

 その腕から光線を放った。

「レッキングバースト!」

 

 光線をもろにくらったスカルゴモラは

 倒れそして爆発し散っていった。

 巨人がスカルゴモラが爆発したのを確認

 した時

「ねえ!巨人さん!」

 ネプテューヌが巨人の前まで飛んできた後ろから

 他の女神も来ている。

 

「巨人さん貴方のお陰でプラネテューヌは

 救われたわ本当にありがとう!」

 ネプテューヌは涙目になりながらそう言ってきた

 そして巨人はネプテューヌの目の前に

 拳を突き出してきた。

 他の皆んなは攻撃だと思いネプテューヌの前に

 出ようとしたがネプテューヌがそれを止めた

 ネプテューヌは巨人のしたい事が分かったらしい

 巨人の拳に自分の拳を当てたネプテューヌ

 

「これでいいのよね?」

 そう聞くと巨人は頷いた。

 

「シュワ!」

 そう叫び巨人は彼方へ飛んでいった。




気が付いたら3ヶ月以上経っていた・・・

遅れてすみません!
出来るだけ定期的に投稿できるよう頑張ります!

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