蘇る勇者 ジーっとしててもドーにもならね!   作:タッツー氏

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ウルトラマンジードこと海道拓哉はラステイションから
ルウィーへ向かいそこで守護女神ホワイトハートのブランと出会う
話ながら教会へ向かっている時そこに現れたのは・・・


7話:怯える怪獣

「お兄ちゃん早く教会行って一緒に遊ぼ!」

 そう言って海道の手を小さい手で握っている

 この少女は名前はラム、ブランの妹で

 見た目は幼くピンク色の帽子と服が特徴だ。

 

「お兄ちゃん教会着いたら一緒に絵本読もう?」

 そう言って海道のもう片方の手を握っている

 この少女は名前はロム、ブランのもう一人の妹で

 水色の帽子と服が特徴だ。

 流石が双子見た目でだけだと違うのは

 髪型と着ている

 服の色だけだから時々間違えそうだ。

 性格だとラムちゃんが明るく活発的な感じだ。

 逆にロムちゃんは少し控えめな性格をしてる

 ラムちゃんと綺麗に真逆だ。

 

 この時海道は思った・・・

(あれ?何故だロムちゃんを見てると

 凄く甘やかしたくなるこの気持ちはなんなんだ!

 ぬいぐるみの様に後ろから強く抱きしめたくなる!

 この気持ちは一体・・・)

 海道は心の中で葛藤していた。

 

 そしてブランは海道の心を読んだのか

 海道に近づき・・・

 

「妹に手出したら許さないぞ変態・・・」

 ブランの言葉で海道は目を覚ましたのか

 

「なっ何を言ってるんだブラン俺がそんな事を

 する訳ないだろう!」

 

「口には出してないけど目は語っていたわよ。」

 

「さっさあ!早く教会に行こうぜ二人とも

 教会まで競争だ!」

 

「「おう!」」

 海道・ロム・ラムの3人は教会へ走っていった。

 

「・・・図星ね」

 

 教会に着いた海道はルウィーの教祖西沢ミナに

 挨拶をし、滞在中お世話になる部屋へと

 案内された。

 

「こちらが海道様の部屋になります。

 部屋にある物は好きに使ってくださいね。」

 

「ありがとうございますミナさん。」

 海道は部屋に入り椅子に座りながら遺跡調査

 する為の準備を始めた。

 

「ラステイションの時の様な事が起きたらとか

 出来るだけ考えたくはないな

 例えそうでなくても何か手掛かりになる物が

 見つかれば良いんだが。」

 独り言を言いながら準備を進めていた時

 海道はある事に気が付いた。

 

「何でキングのカプセルを?」

 海道は自然とカバンからキングのカプセルを

 出していた。

 海道本人も何故出したのか分からなかった。

 もしかしたらキングが海道に何かを

 伝えようとしているそんな考えが海道の

 脳裏に過った。

 キングのカプセルを見つめ海道は

 

「最悪の事態も考えないとな・・・」

 そう言ってカプセルをケースに入れた。

 

 準備も終わり調査へ出発しようと思い部屋から

 出たが部屋の前には・・・

 

「お兄ちゃん遊ぼ!」「お兄ちゃん絵本読も?」

 部屋の前には既にロムとラムが遊ぶ気満々で

 待機していた。

 

「二人ともごめんなさっきも言ったけどこれから

 遺跡の調査に行くんだ遊ぶのは帰ってからな。」

 そう言うと二人は不満そうな顔で

 

「えぇ〜やだお兄ちゃんと遊びたい!」

「遊ぶ!遊ぶ!(ワクワク)」

 

「そう言われてもな・・・」

 二人の対応に困っていた時

 

「こ〜ら二人ともこんな所にいたの?

 ダメでしょ海道さんの邪魔をしちゃ」

 

「拓哉さんお久しぶりです!」

 声のする方を向くとそこには

 

「ネプギアちゃん、ユニちゃん!」

 そこにいたのはプラネテューヌの女神候補生の

 ネプギアちゃん。

 ラステイションの女神候補生のユニちゃんだ。

 

「何で二人がここに?」

 

「ロムとラムと遊ぼうと思ってネプギアと

 一緒に遊びに来たんです。

 それとお姉ちゃんから海道さんが調査でルウィーに

 来てるって聞いてたんで会えたら挨拶をしようと

 思って。」

 

「そうだったのかわざわざありがとうユニちゃん。」

 お礼を言いながら海道はユニちゃんの頭を

 優しく撫でた。

 ユニちゃんも撫でられて一瞬ビックリしていたが

 すぐに嬉しそうな顔をしていた。

 

 ふとネプギアちゃんの方を見ると

「うぅ〜!」

 頬を膨らませていた。

「どっどうしたんだネプギアちゃん?」

 

「拓哉さんユニちゃんにベタベタです!

 ユニちゃんみたいな妹が良いんですか?」

 

「いやそうは言ってないだろというかベタベタは

 してない。」

 

「本当ですか?」

 ジト目で聞いてくる。

 

「本当だよていうか早く行かせてくれ。」

 海道はネプギアちゃん達の前を通りながら

 そう言ったその時。

 

「きゃあ!」  「なっなんだ!」

 教会に響くサイレントと共に激しい地震が

 海道達を襲った。

 

「何だこの地震は立つのもやっとだ。

 それにこのサイレンは一体」

 

「みなさーん!」

 西沢ミナとブランが走ってこっちに向かって来た。

 

「皆さん怪我はありませんか?」 

 

「ロム・ラム大丈夫⁉︎」

 

「あぁ激しい地震で倒れただけで怪我は無い。」

 

「大丈夫だよお姉ちゃん!」「うん!(ブイブイ)」

 妹達が無事なのを確認してブランはそっと

 胸を撫で下ろした。

 

「ミナさんさっきの地震は一体・・・

 それにこのサイレンは何ですか?」

 海道がミナに訪ねると隣にいたブランが

 

「今教会内に流れているサイレンは国全体が危機に

 瀕している時に流れると思ってちょうだい。

 それと地震の原因だけどこれを見て。」

 するとブランはタブレットを海道達に見せ

 

「地震発生の直後ルウィーにある山の一つが突然

 崩れたの。」

 確かに地震に合わせて山が崩れている。

 

「うん?」

 海道は映像を見て何かに気づいた。

 

「なぁブラン、サイレンが鳴った原因てまさか!」

 

「そうただ地震で山が崩れたのならサイレンは

 鳴らないわあっても周辺の住民の避難程度

 サイレンが鳴った原因それはね。」

 するとブランはさっきの映像の一部をアップに

 して再生した。

 

「山が崩れる途中の山の麓辺りここをよく見て

 そこに写っていたのは・・・

 

「尻尾?」「触手?」「胴体?」

 それぞれが思う言葉が出てきた。

 

「確かに皆んながそう見えるのも無理ないわ。

 どちらにせよ巨大な生物が居るのは確かよ。

 もしかしたらプラネテューヌに現れたあの

 怪獣と同等の生物の可能性もあるわ。」

 

「いつまた出るかも分からん状態だが住民は

 どうするんだ?」

 

「念の為地下シェルターに避難させたわ。

 と言っても解決するまでは外に出す訳には

 いかな・・・」

 その時再び地震が発生した。

 

「きゃあ!」

 突然の地震でブランはバランスを崩し倒れそうに

 なるが  

「ブラン大丈夫か⁉︎」

 海道が倒れそうになる前にブランを抱き抱えた。

 

「えぇありがとう。だけど今のは・・・」

 すると外から

 

「ギエェェェェ!」

 獣の様な叫び声が響いた。

 急いで外を見るとそこに居たのは・・・

 

「ゴモラ・・・」

 皆んなに聞こえない位の声で海道は言った。

 叫びと共に現れたのは古代怪獣ゴモラだった。

 ゴモラはゆっくりとルウィーの街へ近づいて行く。

 

「こっちへ来るわ、ミナ!」

 

「はいブラン様既に軍が防衛に当たっています。

 今のうちに海道さん避難を!」

 

「分かった!」

 海道は地下シェルターへと向かった。

 

「既にネプテューヌ達には応援を呼んでるわそれまで

 私達で何としてでも食い止めるわよ!」

 

「「「「はい!」」」」

 ブラン、女神候補生達は女神化をし現地へ向かった。

 

 ブラン達が着いた時には軍がゴモラに攻撃を開始

 していた。軍の攻撃がゴモラに効いているのか

 ゴモラが後ずさる動作が見えた。

 ブラン達も戦闘に参戦しようとゴモラの近くまで

 来た辺りで

 

「皆んな止まれ!」

 ブランがみんなを静止した。

 

「どうしたんですかブランさん?」

 ネプギアが尋ねた。するとブランは

 

「何であいつこんなに攻撃されてるのに反撃

 しないんだ?」

 ブランに言われて皆んなも気づいた。

 よく見るとゴモラは軍の攻撃に痛がっているだけで

 反撃の素振りが見えない。

 ゴモラは終いには軍に背中を向けてしまったが

 背中を向ける際の勢いで尻尾がブラン達に

 向かって来てしまった。

 ブラン達は突然の事で避けきれず尻尾によって

 地面に叩きつけられた。

 強く叩きつけられた事によって体が思う様に

 動かない。

 

 

 軍の戦闘機が打ったミサイルがゴモラの足に当たり

 爆発の勢いでゴモラは倒れていったがその方向には

 ブラン達がいた。

 

「ヤバいこっちに倒れ込んでくる!

 くうっ!体がまだ痺れて動かない・・・」

 巨大な体がブラン達に近づいて来る。

 

「うわぁぁぁ!」「きゃあ!」×4

 ブラン達は目を瞑った。

もうダメだ!潰される!・・・・

 

 

 

 

 しかしいつまで経ってもゴモラは倒れて来ない。

 不思議に思ったブランがゆっくり目を開ける

 ブラン達の目の前にはゴモラの顔があった。

 倒れて来ないと言うよりかは倒れる寸前で

 止まっていた為助かった様だ。

 しかし何故止まったのかブラン達は辺りを

 見回すとそこにはゴモラを抱き抱えながら

 こちらを見ている巨人がいた。

 

「助けてくれたの?」

 ブランの問いに巨人はゆっくりと頷いた。

 そして巨人はブラン達の安全を確認すると抱えて

 いるゴモラをそのまま投げ飛ばした。

 

「ハア!」

 巨人はゴモラを投げるとブラン達を庇うかの様に

 前に立ちゴモラに対して戦闘の構えをとった。

 いざ戦闘開始!っとなると思ったが

 ゴモラは投げ飛ばしたジードに対して背中を

 向けていた。

 不思議に思ったジードは戦闘の構えを解いた。

 見るとゴモラは背中を向けながら何やら

 体が震えていた。

 

「まさか・・・」

 ジードは思ったあれはただ震えているんじゃない

 

「ゴモラが怯えている・・・」

 ゴモラは最初から戦闘の意志は無くただ初めて

 見る人や軍の戦闘機に対して怯えていただけ。

 

 そうと分かったジードはゆっくりとゴモラに

 近づいていき隣に来たところで

 ゴモラの頭を優しく撫でた。

 気持ちが通じたのかゴモラはジードに抱き着き

 ジードはずっと頭を撫でていた。

 

 

 問題は解決?したかは不明だがその光景を見た

 ブラン達・防衛軍・そして丁度応援に来た

 ネプテューヌ達は心の中で思っていた。

 

   「何だ・・・これ・・・」

 

 

 

 

 




問題は一時治った?が怪獣へ対する住民の恐怖が消えない一方ロム・ラムの温かい優しさが怪獣との絆を紡いでゆく。

次回「繋がれた絆」
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