兼六園
11月になると、兼六園は紅葉の見頃が人気だそうです。
「うわーっ、紅葉もきれい。」
「本当だ。」
と、観光客は賑やかだった。
「紅葉ガイドにも書いてあったしな。」
「金沢の紅葉スポットはね、兼六園と那谷寺だって。」
「から紅に染められた紅葉と兼六園、ロマンチックだわ。」
と、にこは言った。
この日、高山は休暇で金沢へ行っていた。
「兼六園の紅葉もきれいだな、小海さんや札沼も見に行きたかったかな。」
そして、高山はにことぶつかった。
「ちょっとどこ見て歩いてんのよ。」
「ごめん、大丈夫か。」
「いいのよ、にこは大丈夫だから。」
「そうか。」
「じゃあね。」
にこは、兼六園を見物した後、あめの俵屋に行った。
「美味しいにこ。」
ひがし茶屋街
「まぁ、可愛い店ね。」
「本当ね。」
「でもさ、楽しい旅行みたいだな。」
にこの旅行は、まるで高校の修学旅行みたいだ。
「秋は、紅葉だし、金沢はいいね。」
「うん。」
「ちなみに、何処から来たの。」
「にこは東京から来たにこ。」
「へぇー、名前は。」
「にこ、私は矢澤にこ。」
にこは、ひがし茶屋街で旅をしている女性と知り合い、二人で金沢へ観光する事になった。
尾山神社
「神門に来たな。」
「うん。」
「1人で行くと寂しいでしょ。」
「まぁね、でも少し楽しいかも。」
「そう。」
「いやー、金沢はいいところだ。」
と、にこは浅野川橋を眺めながら歩いた。
そして、にこが旅に出てから1日後だった。
次の日貴弘は、7時36分発上越新幹線「あさひ1号」に乗って長岡から北陸本線・信越本線経由の特急「かがやき2号」に乗り次いで金沢へ向かった。
「あさひ1号」は、長岡と新潟まで停車しない。
達仁が乗った「あさひ1号」は長岡へ停車した。
長岡へ降りると、新しい金沢行の特急「かがやき2号」に、接続する。
8時57分、長岡着。
「あれがそうか。」
貴弘が、乗るとすぐ、金沢行のスーパー特急「かがやき2号」は、発車した。
スーパー特急「かがやき」は、1988年に金沢駅 - 長岡駅間で運転を開始し、「北越」の速達列車として位置付けられ、停車駅は直江津駅・魚津駅(一部のみ)・富山駅・高岡駅のみに限られていた。車両は485系が使用され、普通車のみであるが全車座席指定席で、自由席は連結されていなかった。長岡駅では上越新幹線「あさひ」に接続するように考慮されたダイヤで、金沢駅 - 上野駅間は3時間58分に大きく短縮された。列車名は公募によって決定された。ヘッドマークにも、「スーパー」の文字が誇らしげに書かれている。
スーパー特急「かがやき2号」は6両編成で、全て普通車だが、自由席はなく、全車指定席であったが。
92年のダイヤ改正で自由席が導入された、車両は485系で白とオレンジと青に塗り替えられている。
貴弘が乗った「かがやき2号」は長岡を9時04分に発車し、直江津、富山、高岡、終着の金沢は11時34分に停車する、約4時間10分の旅である。
そして、貴弘は金沢駅に降りるとにこはどこへ行ったのか、と探すのだ。
「にこ、どこへ行ったんだ。」
貴弘は、金沢の観光名所「兼六園」にやって来た。
「にこは、金沢も好きだけど、能登と、越前も好きだって、言ってたな。」
そこへ、1人の女性が貴弘に声を掛けた。
「すみません、写真お願いできますか。」
「ええ、いいですよ。」
貴弘は、そう言ってカメラで写真を撮った。
「じゃあ、この辺で。」
カシャッ!
「じゃあ、もう1枚。」
「はいっ。」
と、カメラを返した。
「どうも、ありがとう。」
そう言って、貴弘は金沢市内を片っ端からにこを探すことにした。
一方、にこは金沢市内のホテルで1泊をすることにした。
「明日は能登半島か、女の1人旅には能登半島か。」
と、にこは呟いた。
そして 真姫は早速寝台特急「北陸」に乗ってにこを探しに行くことにした
貴弘は東京から上越新幹線に乗って長岡から特急「かがやき」に乗り、金沢へ向かった