「うん、にこちゃんの事ね、いいやきてないけど。」
「そうか、ありがとう果南。」
「いいえ、又休みには伊豆内浦に来てよ。」
「わかった。」
鶴岡は、南に言った。
「俺も果南に電話したんだけど、にこは来てないって。」
「えっ、伊豆内浦にも来ていないのか。」
「じゃあ、曜ちゃんに聞いてみたら。」
と、岩泉は言った。
「うん。」
鶴岡は、曜に電話してみた。
「もしもし、ああ鶴岡君、どうしたの?、えっ、にこちゃんが!。」
「ところで、曜は来てないのかにこは。」
「うん、今千歌ちゃんの家にいるけど千歌ちゃんに聞いてみるよ。」
曜は、千歌ににこちゃんは宿に泊まってないか聞いてみたが、にこは宿に泊まっていなかった。
「うんうん、にこちゃんはうちの宿に来てないわよ。」
「そう、ありがとう。」
「それで、にこちゃんがどうかしたの?。」
「実はね、にこちゃんがひとり旅をして行方不明になったのよ。」
「ええ、にこちゃんが!。」
と、千歌は驚いた。
「そうか、千歌ちゃんの宿には来てないのか。ありがとう。」
と、電話を切った。
「どうだった。」
「曜と果南にでんわしたんだけど、内浦にも来ていないって。」
「そうか、にこは確か夜行列車で行ってたな。」
「恐らく、金沢へ行って能登へいったんじゃないか。」
「北陸の何処かへ行きたいって言ってたな。」
「金沢へ行って能登へ行って、あの後は越前へ行ったって事は。」
「それも考えやれるな、金沢と能登へ行ったという事は福井へ行ったって事も考えられるな。」
鶴岡は時刻表を開いた。
「えーと、仮ににこが福井から東京へ戻るには、福井から特急「加越」に乗って米原から新幹線に乗り換える。」
東海道新幹線と特急に乗り継ぐ
福井発 14時17分 北陸本線 L特急「加越8号」に乗車
米原着 15時27分 米原到着
米原発 15時34分 ひかり244号に乗車
東京着 15時56分 東京着
「もし曜と果南に会いに行ったとしたら新幹線「こだま」に乗るんじゃないか。」
「それも考えられるな。」
「待てよ、福井から名古屋までは「しらさぎ」号があるじゃないか。」
福井発 15時21分 北陸本線 L特急「しらさぎ10号」に乗車
名古屋着 17時25分 名古屋駅で下車
「そこから、名古屋で新幹線「ひかり」に乗って東京へ戻る」
「なるほど。」
小海は南に言った。
「そう言えば、高山君は休暇中で金沢に行っていますわよね。」
「そうだな。」
そこへ、高杉班長がやって来た。
「今石川県警の小沢警部から連絡が会ったよ、西木野真姫が釈放したそうだ。」
「えっ、釈放ってどういうこと。」
「西木野は、誰かに殴られて気絶しただけだが、証拠がないため釈放だそうだ。」
「そうですか。」
小海は南に言った。
「犯人は別にいるって事ね。」
「そういう事だ。」
そして、休暇中の高山を捜査に加わる事になった