【ドイツ産】SSSレート喰種だけど質問ある?【パツキン巨乳】   作:ちゅーに菌

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【バキのピークは】SSSレート喰種だけど質問ある?【スペック戦】

 

 

 

 

1:東京喰種

 アニメより漫画の方が絵が動くんだもの。それはそれとして、旦那を強くしたいんだが、どうしたらいいと思う? 後で安価取るゾ

 

 

2:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 なんだァ?てめェ……

 

 

3:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 独歩、キレた!!

 

 

4:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 話を始めるな。まず、スレタイに突っ込ませろ

 

 

5:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 パツキン巨乳喰種姉貴もバキ読んでるグラップラーだったんスね……

 

 

6:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 当たり前だよなぁ?(スレタイ同意)

 

 

7:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 安価に安価を取るなって言ってんだろ(クソウマギャグ)

 

 

8:東京喰種

 >>5

 ピクル編ぐらいまでは、まあ首を傾げつつも格闘漫画の彼岸島ぐらいの感覚で楽しめたんだが、流石にそれ以降はちょっとな。ネタ的には美味しいが、武蔵編なんて始まりも終わりも意味わからんし、親子の決着もアレでいいのかとおもふ

 

 

9:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 ただのファンな読者で草

 

 

10:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 ちゃんと読んでますねクレワァ……

 

 

11:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 喰種の範馬勇次郎みたいな奴が何を……

 

 

12:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 >>11

 むしろ、垣ママなんだよなぁ……

 

 

13:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 ターバンのガキはジャック・ハンマーだった……?

 

 

14:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 浦安鉄筋家族やめろ

 

 

15:東京喰種

 >>14

 頭空っぽにして笑えるからアレすき。春巻先生はもっと遭難してどうぞ

 

 

16:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 そっかぁ……(思考放棄)

 

 

17:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 強いなぁ……

 

 

18:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 スレ主が進行を放棄するんじゃないッッ!!

 

 

19:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 前々から知ってたけど、コイツかなりオタクだゾ~

 

 

20:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 スペック戦の躍動感に関しては完全に同意なんだよなぁ……

 

 

21:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 >>1

 ちなみにパツキン巨乳喰種姉貴ってどんな漫画が好きなん?

 

 

22:東京喰種

 >>21

 割りと色々読むけれど、特に好きなのは主人公が成長したり、クソほど苦労して強くなって強敵を破るようなバトル漫画とか、ギャグ漫画とかかな。バトル漫画は倒す相手が強ければ強いほどいい

 ああ、主人公死亡とか、バットエンドで終わる漫画はモヤモヤするのであんまり読まない。恋愛漫画とかも眠くなるから読まんなぁ

 

 

23:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 主人公に倒される側の喰種が何か言ってますね……

 

 

24:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 男子中学生みたいな趣味してんなこの人妻

 

 

25:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 バキ好きなわけだ……

 

 

26:東京喰種

 ああ、付け足すと別に恋愛模様はどうでもいいが、ヒロインが途中で死ぬ作品もNGだな。感情移入させたところでカタスカシをさせたいのかも知れんが、そんなもの日頃から見飽きているので面白くもない

 バキでも武蔵編でやられた時はキレそうになったぞ 

 

 

27:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 わかるマン

 

 

28:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 (あれ……? 思ったよりパツキン巨乳喰種姉貴って俺らだぞ……?)

 

 

29:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 バキってヒロイン死んだっけ? 涼風とかはわかるが

 

 

30:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 そうだな……義理堅く情に厚い人間の鑑みたいなヒロインだったものな……

 

 

31:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 ああ、俺もどうせ他のキャラみたいに、トンデモ理論で生き返ると思ったら本当に死ぬとは思わなかったよ……

 

 

32:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 大擂台賽編では、一番刃牙のことを気に掛けてたり、復活したときは誰よりも喜んだりしてたしな……

 

 

33:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 川でバシャバシャしたりぐるぐるパンチしちゃう可愛さよ……

 

 

34:東京喰種

 ああ……料理上手で褐色肌で黒髪お下げの似合う素敵なヒロインだったんだがな……

 

 

35:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 はえー、グラップラー刃牙ってよく知らないけど、女性も普通に戦うんスね。表紙とか絵のむさ苦しさとか見る限り、男しか出ないレベルかと思ってたわ

 

 

36:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 お前らナチュラルに烈海王をヒロイン扱いするの止めろ

 

 

37:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 違うの!?(驚愕)

 

 

38:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 誰が何と言おうと、バキのヒロインは烈海王だったんだよなぁ……生き返れ生き返れ……(叶わぬ望み)

 

 

39:東京喰種

 烈がヒロインでないだと……? 貴様義務教育を受けていないのかッッ!!

 

 

40:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 バキは義務教育系喰種

 

 

41:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 何スレか追って確信したが……パツキン巨乳喰種姉貴はただのオタクだよな

 

 

42:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 綺麗で喰種な俺ら

 

 

43:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 で? 結局、今日のスレって何の話だっけ?

 

 

44:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 今日のバキスレはここですか?

 

 

45:東京喰種

 ああ、忘れてた。そうそう、旦那を強くしたいんだが、何かいい方法ある? 後で安価取るゾ(鋼の意思)

 

 

46:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 そんな意思捨てちまえ

 

 

47:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 安価しないと生きていけないんですかねぇ……?

 

 

48:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 結婚ニキネキに何があったんだ……

 

 

49:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 まあ、男と生まれたからには、誰でも一生の内一度は地上最強の男を夢見るからね、仕方ないね♂

 

 

50:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 結婚ニキネキの性別は不明定期

 

 

51:東京喰種

 >>49

 女の子でも最強を夢見た結果が私だゾ

 

 

52:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 常に誰かを殺傷したい病の勇次郎ですら、手にかけるのは戦力を有している者か、敵意を向けてくる者だけだ。自重しろ馬鹿がッッ!!!

 

 

53:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 山の頂きに立ったら高過ぎて降りて来られなくなっただけなんじゃないの?

 

 

54:東京喰種

 てへぺろ★(・ω<)

 

 

55:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 (イラッ……)

 

 

56:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 ノリが軽すぎる -114514

 

 

57:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 どれぐらい結婚ニキネキを強くしたいの?

 

 

58:東京喰種

 >>58

 とりあえず、私の第一形態と戦えるぐらいかな?

 

 

59:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 変身をあと2回残してそう

 

 

60:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 フリーザ様は第四形態までとゴールデンフリーザがあるからね

 

 

61:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 まず、第一形態のスペックを貼って貰えるかな?(面接風)

 

 

62:東京喰種

 >>61

 そうだな……よし、ちょっと動画撮ってくるから待ってろお前ら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

103:東京喰種

 ただいま

 

 

104:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 山へおかえり!

 

 

105:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 うわ、帰って来た

 

 

106:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 デーンデーンデーンデーンデデーン♪

 

 

107:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 デー・・・・・デッデン♪デデッデデン♪

 

 

108:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 この前ニコ動見てたらですね

 

 

109:東京喰種

 うん

 

 

110:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 うんじゃない

 

 

111:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 星ちゃんニュースまで知っているのか……(唖然)

 

 

112:東京喰種

 さて、という訳で1分程度の動画を撮ってきたので見るがいい

【動画】

 

 

113:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 えっ……500円玉とトランプ……あっ(察し)

 

 

114:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 スゲー……500円玉を指でへし曲げて、トランプを指の形に抉り取ってる……

 

 

115:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 うーん、これはピンチ力

 

 

116:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 握擊じゃないかッッ!!!

 

 

117:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 花山薫やめろ

 

 

118:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 やっぱりバキじゃないか(歓喜)

 

 

119:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 指きれい(現実逃避)

 

 

120:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 確かこれって掌全体じゃなくて指2~3本だけでしている関係で、600kg~1tぐらい握力必要なんだっけ?

 

 

121:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 ヒエッ

 

 

122:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 これにつねられたスペックは確かに泣き叫びますねぇ……

 

 

123:東京喰種

 私第一形態はこんな感じだな

・軽く500円玉をぺしゃんこにしたりトランプを千切り取ったりできる

・400m3.4秒

・裏拳で寺の鐘鳴らせる

・無呼吸潜水時間284分

・Sレート以下のクインケはほぼ肉体の頑強さで弾く

・マグマはぬるま湯

・超絶かわいい

 

 

124:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 そう言えば前に人間の100倍以上の身体能力があるとか言ってたもんな……

 

 

125:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 第一形態って要するに赫子使ってない素のスペックじゃねーか

 

 

126:東京喰種

 >>125

 そうともいう

 

 

127:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 走力だいたい時速400kmなんですが、それは……

 

 

128:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 確か、裏拳で寺の鐘を鐘つき撞木と同じように鳴らすって時速305kmぐらい必要で、エネルギー量で言えばアンチマテリアルライフルの4~5倍必要だって聞いたことあるゾ~

 これは120~200mm程度の鋼板をぶち抜く程度の威力で、鋼板を装甲としていた大戦兵器と比較するとティーガーやISなどの重戦車を真正面から殴り壊せる程度の威力らしいゾ

 

 

129:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 プロボクサーのパンチが時速30km~40kmらしいので約10倍速。威力=速度×質量の2乗なので約100倍の威力だな

 

 

130:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 ホモは博識

 

 

131:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 そんなこと知ってる兄貴たちなんでこんなスレにいるんですかね……

 

 

132:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 喰種のことをやたら正確に語ってくれるスレ主なんてコイツぐらいだからだゾ

 

 

133:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 つまり第二次世界大戦で、時速400kmで駆け回りながら正面から拳で重戦車破壊してたのかコイツ……

 

 

134:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 しかも裏拳ってことは正拳突きならもっと威力あるっていう

 

 

135:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 握力で石炭を人工ダイヤモンドにはできないの?

 

 

136:東京喰種

 >>135

 あれ、やってみたんだが、赫子使わないと無理。10万気圧は素手じゃ無理だし、1200~2400 ℃も赫子じゃないと無理

 

 

137:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 もうやってるし……

 

 

138:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 うわ……この喰種赫子なら人工ダイヤモンド作れるって言ってる……

 

 

139:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 ここまでかわいい指摘なし。ここからかわいい指摘なし

 

 

140:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 シッ! 言っちゃダメでしょ! 彼女が可愛くないことなんて誰でも知ってるんだから!

 

 

141:東京喰種

 >>139

 >>140

 気の毒だがボウヤ。こいつは使わねェ。分かるかい? 俺の拳は凶器より危険と言う事さ

 

 

142:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 ムチャシヤガッテ……

 

 

143:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 おかしいやつらをなくした

 

 

144:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 スペック止めろ。無呼吸連打284分とか、花山がミンチになるじゃねーか

 

 

145:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 まあ、凶器とか使うよりぶん殴る方が強いのは間違いないだろうしな……

 

 

146:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 申し訳ないが、ティーガー戦車の正面装甲をぶち抜ける拳を人体に使うのはNG

 

 

147:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 手足で神を破壊してそう(小並感)

 マジで、この喰種……なんでこんなに強いんだ本当……

 

 

148:東京喰種

 >>147

 オレはね、レベルを最高に上げてから敵のボスキャラに戦いを挑むんだ。敵のHPは10000くらいかな。オレは全然ダメージを受けない。しかしオレの攻撃も敵の防御力が高くて100くらいずつしかHPを減らせないんだ。妙な快感を覚える反面ひどく虚しくなる

 

 

149:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 仙水やめろ

 

 

150:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 幽白とか懐かしすぎる……

 

 

151:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 ネタの範囲が広過ぎる +114514879

 

 

152:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 嘘つけ、絶対敵のHPに10万ぐらいのダメージ出せるゾ

 

 

153:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 だからコイツ虚しくなってこんなスレとか始めたのか……

 

 

154:東京喰種

 >>153

 そうだよ(便乗)

 

 

155:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 ちょっと可哀想

 

 

156:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 >>155

 ストックホルム症候群だ騙されるな

 

 

157:東京喰種

 これはね坊や。喧嘩のような甘~~い世界じゃないんだ。私のような世界に生きる人間にとって、勝負とは?

 

 ――安価だ(旦那を強くする方法)

 >>168

 >>171

 >>180

 >>181

 >>189

 

 

158:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 安価だったのか……

 

 

159:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 大胆な安価は女の子の特権

 

 

160:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 筋トレ

 

 

161:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 安価番号に114514がない -1145141919879

 

 

162:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 ムエタイ

 

 

163:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 喰種捜査官になろう

 

 

164:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 >>161

 1の位の数字を縦によく見ろ

 

 

165:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 汚すぎる

 

 

166:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 あのさぁ……

 

 

167:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 先輩!? まずいですよ!?

 

 

168:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 二人は幸せなキスをして終了

 

 

169:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 八極拳

 

 

170:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 捜査官狩り

 

 

171:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 ご機嫌な朝飯

 

 

172:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 ジム通い

 

 

173:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 念能力

 

 

174:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 柔道

 

 

175:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 キックボクシング

 

 

176:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 いや、まずクインケ使わせてやれよ

 

 

177:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 パパがね…2つしかくれないの……………キャンディ…ボクは…たくさん欲しいのに……………

 

 

178:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 同人活動

 

 

179:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 師匠を見つける

 

 

180:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 無呼吸連打

 

 

181:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 14キロの砂糖水

 

 

182:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 相撲

 

 

183:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 琉球王国のみに伝わる歩法

 

 

184:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 シャオリー

 

 

185:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 回し受けでパツキン巨乳喰種姉貴の火炎放射を防ごう

 

 

186:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 護身完成

 

 

187:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 空掌

 

 

188:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 環境利用闘法

 

 

189:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 中国拳法

 

 

190:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 魔界のオジギソウは気が荒い

 

 

191:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 グルグルパンチ

 

 

192:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 バキまみれかッッ!!

 

 

193:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 流石に草

 

 

194:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 まあ、今日これまでほとんどバキの話してたからな。仕方ないね♂

 

 

195:東京喰種

 ふむ、まとめると――

・二人は幸せなキスをして終了

・ご機嫌な朝飯

・無呼吸連打

・14キロの砂糖水

・中国拳法

 こんな感じか、無難だな

 

 

196:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 無難かな……そうかな……そうかも……

 

 

197:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 5分の2は食べ物なんですがそれは……

 

 

198:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 結婚ニキネキかわいそう(他人事)。というか、無呼吸連打は未だしも中国拳法なんてどうやって習わせるんだ?

 

 

199:東京喰種

 >>198

 その辺りは考えているから問題ない。既に暇そうにしている中国拳法の達人な飛びっきりのゲストを呼ぶ手筈を整えたからな

 さてさて、それではここから先は――バキの話でもするか

 

 

200:人型の名無し@鳥かごの中でお送りします。

 やっぱりバキスレじゃないかッッッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはようアナタ」

 

 朝、瞼がまだ重たいあなたは、いつものように先に起きているヴィルヘルミナの声で起こされた。

 

 妻らしい奥ゆかしさ……というわけでは全くなく、彼女は朝5時には自然と起きてしまうため、ほぼ必然的に起きているのだ。最初にその話を聞いた時に"おばあちゃんみたい"等と思ったが、口に出さなかったあなたは賢明であろう。

 

 そして、ゆっくりとあなたが瞼を開けて、枕元で正座をして仏頂面でこちらを見下ろすヴィルヘルミナを視認し――何故か彼女の髪型が、"三つ編み"になっていることに目を丸くした。

 

 それも不思議な程によく整えられた見事な三つ編みであり、彼女の髪の長さもあってかなりロングであるが、それでも相変わらず、彼女の美しさを更に引き立てているのだから流石と言えよう。

 

「まず、ひとつ――」

 

 すると次の瞬間、ヴィルヘルミナの背からしゅるしゅると触手状の赫子が伸びると、あなたの背中を少し浮かべて座らせるように支える。

 

 それと共に彼女が近づき、彼女の唇があなたの唇へと重なった。

 

「ん……」

 

 あなたは突然の行動に固まり、そのまま数秒の時間が流れる。

 

 そして、ヴィルヘルミナは唇を離し、それと共に赫子も背に引っ込むと真顔のままポツリと口を開いた。

 

「二人は幸せなキスをして終了」

 

 この発言で全てを察したあなたは真っ先に"スレをチェックさせてください"とヴィルヘルミナに懇願する。

 

 それを許可してから、朝飯があるのでリビングに来るようにとだけ促して部屋から退出した彼女を尻目に、あなたはパソコンを立ち上げると、2~3分と経たずに頭を抱えるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

 

「おいでおいで」

 

 リビングに来たあなたはヴィルヘルミナに招かれるままにフローリングではなく、和室の方に通された。

 

 そこには丸く如何にも庶民的な一人か二人用のちゃぶ台が置かれており、そこの上にあなたのための満載の朝食が置かれている。

 

 その献立は卵を4つも使ったベーコンエッグ、ワカメのみそ汁、さんまの塩焼き、大盛りごはん、ボウルいっぱいの山盛りキャベツらしい。それにあなたは猛烈な既視感を覚え、思わず顔を引きつらせた。

 

「ご機嫌な朝飯(あさめし)だ……」

 

 ニンマリとしたり顔でそんなことを呟くヴィルヘルミナ。如何に下らない事であろうとも、行動力の化身が如く行う彼女の無駄なプロフェッショナル精神は他者も見倣うべきところであろう。

 

「一度言ってみたかった」

 

 尤も当の本人はその一切を全力でエンジョイしていそうな辺りは始末に負えないところだ。

 

 あなたはそんなことを考えつつ、常人には些か朝にはキツい量のご機嫌な朝飯と言えども、とりあえず作ってくれたヴィルヘルミナに感謝を述べつつ平らげようとするのであった。

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

「では強くなろうじゃないか、アナタ」

 

 なんとかご機嫌な朝飯を完食したあなたは、ヴィルヘルミナにさせられるままにジャージを着せられ、ゴルフ場のように広い庭の中にポツンと屋敷が建っているようなだだっ広い場所に来ていた。

 

 そして、目の前には三つ編み姿のままで、あなたと同じデザインのジャージを彼女も着ており、誰が見てもこれから身体を動かすということはわかるであろう。

 

 経緯としては、食後直ぐに着替えさせられると、外で既に運転手付きの黒塗りの高級車が手配されており、それに乗り込んで着いたところが、山間に近い東京郊外のここに降ろされる。そして、ここはV(ヴィー)が所有している施設のひとつらしい。

 

 "ある程度、ヴィルヘルミナが暴れても問題にならない場所"。要するにここはその為だけにV(ヴィー)が貸した場所である。世界レベルの超問題児のために最大限の譲歩をしなければならないV(ヴィー)という組織をあなたは気の毒だとすら思っていた。

 

「君ィ、頼んでたモノは持って来てくれた?」

 

「ええ! モチロンですよヴィルヘルミナ様! ささっ、こちらをどうぞッッ!!」

 

 そして、笑みを浮かべたスーツ姿の好青年が、ひれ伏すような勢いで、ヴィルヘルミナにそれらを見せる。

 

 それらは彼のそれぞれの手にある"果糖"と書かれた貼り紙が付いた古めかしい壺と、銀色が眩しい金属バケツ、そして足元に2リットルのミネラルウォーターが7本ほど置かれていた。

 

 彼はここまでの運転手兼雑用係にされており、この場に置いての一番の被害者であることは明白なため、生暖かい目をあなたは向ける。

 

「よし、これでいつでも毒を裏返せるな」

 

「バキ面白いですよねぇ。無茶苦茶なところがまた面白いと言いますか」

 

「まあ、喰種も大概似たような存在だがな。イチイチ、我々の身体に突っ込んでいたらキリがない」

 

「いえいえ、そのようなことはありませんよ!」

 

 まあ、不幸中の幸いと言えば、何故か珍しくヴィルヘルミナが雑用係の彼に対して初対面から好意的な事であろう。

 

 後、何故か彼も割りとサブカルチャーに明るい。恐らく、そういう意味でも気を使った人選をしたのだろうとあなたは考えた。

 

「さてさて、後は無呼吸連打と、中国拳法だったな。ちゃんと先生も用意したぞ」

 

 そう言われたあなたは彼に目を向ける。糸目で細身の男性のため、確かに中国拳法を修得していても可笑しくはなさそうだとあなたは納得する。

 

「ええっ!? ボクですか!? そんな滅相もありませんよ!?」

 

 しかし、彼は表情をコロコロと変えて、あなたの疑念を全力で否定する。

 

 どうやら彼ではないようだが、そうなった場合、この場にはあなたとヴィルヘルミナと彼の三人しか存在しないため、首を傾げるばかりであった。

 

「おいおい、いるじゃないかここに……こんなにも素晴らしく美しくも愛らしい師匠が――」

 

 その次の瞬間、ヴィルヘルミナは着ていたジャージの上下を目にも止まらぬ速度で取り去って、彼方へと放った。

 

 そして、彼女は余りに扇情的で、スリットがとても深く、羽赫と甲赫を出すことに全く支障がない程度にザックリと開いた赤い――チャイナ・ドレスを着ていたことに気付いただろう。

 

 

「じゃーん! 今日は特別ゲストの中国SSSレート喰種――"红龔工"ちゃんを連れてきちゃいました! 彼女は中国に滞在した20年以上の間、赫者でありながら暇潰しとして、ありとあらゆる中国拳法を体得した天才武術家ッッ!!」

 

 

 その言葉と共に胸を張るヴィルヘルミナに、あなたは目を丸くした。そして、遂に彼女の思考が創作と現実の区別がつかなくなってしまったのではないかと本気で心配もする。

 

 しかし、その心配事は目の前で彼女が明らかに堂に入った構えを取り、技の完成度や足の運びが明らかに異様な殺陣(たて)を披露して見せたことで消え去った。

 

 絵面はまるで華のように美しいが、その中身は明らかに一撃一撃が人体の破壊や急所を突くことを目的としたもので、異質なほど殺傷に特化しており、はっきり言って真っ当な武術とは決して呼べぬ代物である。

 

 しかし、素人から見ても触れでもしようならば、瞬時に己が弾け飛ぶ情景がありありと浮かぶほど、それらは速く、重く、鋭く、それ以上に洗練されていた。

 

 そして、約1分ほど殺陣をしたヴィルヘルミナは、最後に拳を掌に合わせ、深くお辞儀をすると終わりを迎える。

 

「私が世界最強の喰種を目指していたのは本当のことだぞ? 何せ昔からリアルでもレベルを最高まで上げてボスキャラに挑むようなポリシーだ」

 

 "まあ、暇潰しだがな"と言いながらヴィルヘルミナはカラカラと笑った。

 

 それから辺りを見回し、無造作に放置された2~3mほどの庭石に目をつけると、片手で拳を作って軽く構えたままゆっくりと歩いて行く。

 

「んー……とりあえず」

 

 そして、庭石の目の前まで来ると、握り拳で軽くコツンと触れ、踵を返すとあなたへと向き合った。

 

「この辺りが努力目標かな?」

 

 そう呟いた直後、ヴィルヘルミナの背後にある拳をぶつけた庭石が爆弾でも仕掛けられていたかのように派手な音を立てて爆散する。

 

 余りにも現実離れした光景に思わず、あなたは真顔になり、雑用係の彼も僅かに顔をひきつらせていた。

 

「ちなみに今日の雑用係は私が直接指名したんだがな。何故だと思うかね雑用クン?」

 

 そんなことを言いながらヴィルヘルミナは何故か己の胸の谷間に手先を入れる。

 

 そして、手が抜き出されたとき、そこには赤い宝石のようなもの――ヴィルヘルミナの赫包から出来ているSSSレートクインケ、ゲイ・ボルグの待機形態が現れた。

 

 更にそれを変形させて赤い槍に変えると、そのまま雑用係の彼の方に身体を向けて、屈託のない笑みを浮かべたままゆっくりと歩み寄る。

 

 その明らかに異質な彼女の様子に彼は朗らかな笑みを浮かべたまま、さも平然だが不安げでもあるような態度を示す。

 

「さ、さぁ……私のような浅慮の輩には滅相も――」

 

「御託は並べんでいいぞ? こちとら一世紀以上、嘘を吐き続けた道化(ピエロ)にして大嘘つきよ。他人の嘘なぞは手に取るようにわかる。君ィ、その実欠片足りとも他者に気を許していない気の張り方なんてしてたら丸わかりだぞぅ?」

 

 その言葉に雑用係の彼は僅かに目を見開き笑みを幾らか消す。その表情は怒りにも見え、眼光は睨むようにも思えただろう。

 

「私がどれほど様々なモノを喰ろうて来たか……とく佳い匂い、血肉の質、筋の(しな)り、細胞の音、どれを取っても通常の"半人間"のそれではない。並み居る特等捜査官よりも出来るだろうなぁ……」

 

「……なんのことでしょ――」

 

「拾え」

 

「――――――」

 

 その言葉と共にヴィルヘルミナはゲイ・ボルグを彼へ向けて放ったと思えば、あなたから見れば消えたとしか思えない速度で彼の正面に迫り、心臓に目掛けて振り絞った拳を放った。

 

 それに対して、即座に反応した彼はゲイ・ボルグを拾い上げると共に、拳に合わせて矛先を突き出す。

 

 そして、互いの拳と槍が交錯したその瞬間――。

 

 

「あ――?」

 

 

 ゲイ・ボルグの矛先がバキリと音を立ててへし折れ、飛び散ったそれが彼の頬を掠める。

 

 更にそのまま、ほぼゼロ距離に迫ったヴィルヘルミナは、もう片方の拳を彼の胴体へと吸い込まれるように放つ。

 

「がぁっ……!?」

 

 たった20~30cm程度の腕の移動動作によって、人体から決して出てはいけないような鈍く重い音が響き渡り、くの字に身体を折り曲げた。

 

 十数m転がると、四つ這いになって胃の中のものを全て吐き出した彼を見れば、勝敗はその一撃でほぼ決した事が見て取れるだろう。

 

「まずは中身を出さねばな。んー……」

 

 とは言え、ゲイ・ボルグの赫子部分を殴り壊したヴィルヘルミナの拳も無事では済まなかったようで、拳には大きな傷が刻まれている。

 

 拳を少し眺めた彼女は何を思ったのか、もう片方の手で手首を持つ。

 

「えいっ。あーん……はふはふ……。うーん、やっぱり私は美味しいなぁ……」

 

 そして、傷付いた拳を手首ごと引き千切り、それを骨や爪ごとムシャムシャと食べると、直ぐに根元から無傷の新たな拳が生えた。

 

 それは実に喰種らしく、理不尽に満ち溢れていることだろう。

 

 ちなみにあなたからすると、彼女が口寂しくなったり、ゲームで負けて悔しがっているときにたまに見掛ける行為のため、爪を噛む癖のようなモノの延長線だと解釈していたりする。人前ではお行儀が悪いので、後で叱らねばならないとあなたは決意する。

 

 それに相対している雑用係の彼は、地に伏したまま再びゲイ・ボルグの発生機構を作動させると生え変わるように元の槍へと戻った。どうやら本体の石突き部分さえ無事ならば問題ないらしい。

 

 SSSレートクインケの刺突を、赫子すら纏わせていないただの喰種の拳が突き穿つ。そのようなことは常識的にあってはならない。

 

 しかし、目の前の喰種は非常識と殺戮が服を着て歩いているような存在である。

 

「ふざけやがって……!」 

 

 クインケの起動の直後、彼は無手で完全に油断しているヴィルヘルミナへ飛び掛かると、しゃくりあげるように槍を振るう。

 

 それは紛れもなく、彼女の顔を捉らえ、確かに薙ぎ払うと共に硬い何かに当たったことで止まった。

 

「はぁぁ……!?」

 

「流石に硬いな……中を少し切ったぞ」

 

 しかし、槍の切っ先がヴィルヘルミナの鋭利な歯で止められている光景を目にして彼は叫ぶ。

 

 更に槍先がミシミシと異音を立て始めたことで、彼はクインケの作動を止めて縮めると彼女から距離を取り――その瞬間に数倍の速度で地を駆けて、彼の背後に回り込んだ彼女が背中に肘打ちを叩き込んだ。

 

「……ぎぃ!?」

 

「私に特等捜査官数人を当てねばならぬのは、红龔工と呼ばれていた頃に出来た規則でな。速過ぎて誰にも捉えられぬから囲むしかないのだ。君ならばとも思ったが……興醒めだな」

 

 ヴィルヘルミナは目の前で地に沈んだ彼の背を見つつ、手から離れたゲイ・ボルグを蹴って飛ばして無力化してから、まだ口が回るようで語り始める。

 

「そもそもそのクインケはいつの赫包を使ったと思っている? 半世紀以上前のこの私の赫子だぞぅ? そんなもの性質も実力も最早別人――」

 

「――――――!」

 

 そこまで言った直後、(うずくま)っていた彼が身を翻すと共に2mもない距離から飛ばされた筈のゲイ・ボルグによる刺突を繰り出す。

 

 それには流石のヴィルヘルミナも目を見開いていた。

 

 種明かしは簡単なことであり、元々が小さな特性から、彼自身も保有しており、それをこの場で初めて展開して見せただけのこと。つまりこれまでの彼は演技のようなものであり、彼女は彼の実力を見誤りながら隙を晒したことになる。

 

 そして、その慢心は余りに大きく、展開されたゲイ・ボルグにとってはほぼゼロ距離と言っても差し支えないため、確かにそれは回避が間に合わぬヴィルヘルミナの掌と肩を刺し貫き――。

 

 ――即座に腕をもう片方の腕で切り離した彼女から強烈な膝蹴りを受けて身体が浮き、残った手の殴打で地面に落とされ、止めに踵落としを胴体へと受けてより地に深く沈む。

 

「あろろ……ろ……?」

 

「――喰種にとって手足などあってもなくとも大差ないものだ。自分で切り離した分ならばすぐに生える」

 

 彼を踏み付けながらそう言う彼女の片腕は、肉々しい水音を立てながら即座に生え直す。

 

 新たな腕の感覚を確かめるように、腕を回して拳を何度か握って開いた後、彼女は指を一本立てておちょくるように横に何度も振った。

 

「冥土の土産に覚えておけクソガキ。不意討ちなんぞで他者を倒そうとする輩はな。本物の強者を知らず、向上心すら端からない弱者だと己を思いたい連中がやることだ。そんなもの……百億万回やったところで私には届きはしない」

 

 そして、彼の手元から離れた2本目のゲイ・ボルグを待機状態に戻して"これは君との戦いの記念に貰って行くぞ?"と言ってから回収すると、(おもむろ)に残った己の腕の残骸に口を付けて、その美味しさに頬を緩めているように見えた。

 

「ク、クソゲー……なにこ、なにこれ……聞いてない……」

 

「私が強いのではない。他の喰種や人間に向上心が無さ過ぎるのだ。誰が言ったか、他者より強く、他者より先へ、他者より上へ。不遜に、傲慢に、全てを殺してでもそう願い続けた結果が私だ。誰よりも美しく、気高く、最強であると己を愛し続けた喰種がこの私だよ。……君はそれほど自身を愛せているかね?」

 

「……………………ああ、それは勝てないですねぇ」

 

 ヴィルヘルミナの問いに数秒間、沈黙した彼は観念したようにそう呟く。

 

 実際、彼女の攻撃は何れも並みの人間が受ければ、一撃で血染みに変わるような威力であり、それを耐えれているだけでも彼は恵まれた肉体をしているのだろう。

 

 しかし、彼女はそれすら比べ物にならないほどの別次元だった。ただ、それだけの事である。

 

「後は有馬貴将とかいう奴ぐらいか……。そちらはもう少し愉しめるといいのだがな。強さとは我儘を押し通す力! うーん……私の生きざまにピッタリの素晴らしい言葉だな」

 

「絶対このひと……生まれる世界、間違えてるよ……」

 

 嘆くように呻く彼に、ヴィルヘルミナは"ちなみに今まで使った技の大半は義和拳という奴だ。鍛えた肉体は銃弾すら弾くとか宣っていた義和団で有名な奴だな"等と付け足しつつ、何かを思い出したように手を叩く。

 

「ああ、そうそう……それで君を雑用係に指名した理由だったな」

 

 そして、ヴィルヘルミナは小さく舌を出すと、己の下唇をぺろりと軽く撫でた。

 

 

「顔合わせで行った和修家で遠目からざっと目を通した限り、君が一番殺し喰らい甲斐がありそう(美味しそう)だったからだよ。要するに君は今日のランチだ"旧多二福"クン? それとも本名の和修旧多宗太と呼ぼうか?」

 

「――人生オワタ」

 

 

 そんなあなたからすれば至って平常運転なヴィルヘルミナの行為を眺めつつ、流石にV(ヴィー)と、ここまで運転してくれた旧多二福が気の毒に思えて来たため、そろそろ止めようかと悩み始めるのであった。

 

 ちなみにあなたが普通自動車免許を持っており、ヴィルヘルミナも本物を偽造した自動車免許を持っているため、帰りの手段は特に問題なかったことをここに記しておこう。

 

 

 







先に小賢しいラスボスを己の力のみでぶちのめす正統派女主人公の鑑(適当)




~QAコーナー~

Q:結局、パツキン巨乳喰種姉貴のスレってなんのスレなの?

A:他者を釣るためになんでもする雑談スレ


Q:旧多もっと頑張れよ

A:隻眼の王なカネキくんの速度が時速50km。パツキン巨乳喰種姉貴の速度がだいたい時速400kmです。拳で重戦車を叩き壊す奴が、拳法を携えてそんな速度で襲い掛かってきます。本人は"正々堂々と戦おう"等と良い笑顔で宣いながら嬉々として襲い掛かってきます(红龔工)


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