Re:DJ道   作:Lycka

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☆10 たっつ&みー様 とっかず様
新たに評価して頂き、ありがとうございます!

アプリ、結構ガチなDJが出来るようになるみたいで楽しみですな。




#8 練習と書いてお泊まり会と読む

 

 

 

 

 

 

~数日後~

 

 

 

 

「......クソ眠い」

 

「おはよう絢斗ォ!!父さんが直々に起こしに来たぞ!」ガチャ

 

「もう起きてるから帰れ」

 

「ん?珍しく早起きなんだな」

 

「これで早起き認定されるのもちょっと嫌だけどな」

 

 

 

 

色々な事があって楽しかったりしんどかったりした平日が終わり、本日は待ちに待った休日の土曜日。時刻は既に10時を過ぎており、早起きと言うには少し遅い時間だった。だって仕方ないじゃん。昨日の夜もなんやかんやで夜更かししてたし。主にピキピキメンツとの電話対応のせいだけど。なんで一人終わったと思えば違う奴から電話掛かってくるんだよ。なに、もしかしてみんなグルで俺の睡眠時間削る作戦?だったらその作戦は大成功だよチクショウ!

 

 

 

 

「親父は仕事だろ早く行ってこいよ。寧ろ帰ってくんな」

 

「残念ながら父さんは何があっても帰ってくるぞ」

 

「帰ってきても寝室から出れないと思うけどな」

 

「......父さん一応この家の家主なんだが」

 

 

 

 

親父が帰ってくるのはこの際どうでも良いとして、今日から明日にかけての土日はピキピキの練習の予定が入っている。母さんが一番やる気満々で、昨日から夕飯は何にするかとかデザートはフルーツなのかそれ以外にするかとか言い出す始末。頼むから母さんはピキピキの練習内容とか考えといて欲しい。

 

 

 

「響子ちゃん達はお昼から来るんだろう?だったらお前も早く準備しろよ」

 

「言われなくても分かってる」

 

「じゃあ父さんは仕事行ってくるから」

 

 

 

仕事ってことはPhotoMaidenの件で姫神さんのところだろうか?これまでも、親父は仕事内容に関してはあまり話すことが無かったので分からないな。まぁ別に俺が気にすることでもないか。

 

 

 

 

ベッドから出てパジャマから着替えてリビングへと向かう。親父が言った通り響子達はお昼過ぎから家に来る予定だ。それまでに色々と準備を済ませておく必要がある。とは言ったものの、俺がするのはしのぶや由香達のお迎えくらいだな。母さんや天音が他の事はやってくれるので俺は必要無いらしい。響子は少し早めに到着するように家を出るって言ってたから、響子が家に着いてから出ても間に合いそうだな。

 

 

 

 

「ねぇお兄」

 

「ん、なんだよ」

 

「これ変じゃないかな?」

 

 

 

朝飯とも昼飯とも言えない時間だが一応俺的には朝飯なので朝飯にしておこう。母さんが作り置きしてくれていた物を食べている途中で天音に呼ばれたので見てみると、これまた綺麗にお洒落をしているではありませんか。あの天音ちゃん?別に今日はどこかに出掛けたりするんじゃないんだが?という考えが一瞬浮かんだがすぐに端へと追いやる。そういう野暮な事を言ってしまうと天音の機嫌を損ねる原因になるからな。

 

 

 

「良いんじゃないか?響子なら褒めてくれると思うぞ」

 

「本当に?」

 

「ちょっち待ってろよ......ほれこの通り」

 

 

 

 

最早達人のレベルまで昇華されている俺の撮影技術で今の天音の写真を撮って響子へ送る。すると数秒で響子から"可愛いね、何処かお出掛け?"との返事がくる。それを天音に見せると、態度にこそ見せないが嬉しそうな顔は全く隠せていない様子。その後、響子には"お前に見て欲しかったんだとさ"とお兄ちゃんなりのフォローを入れておいた。こういう気配り上手なところは流石お兄ちゃん。しかし、もう一回見せてと天音に言われて見せてからは2.3回ビンタされました。何でなのん?

 

 

 

 

「ったく、少しは加減を覚えて欲しいもんだな」

 

「アンタも着替えなさい。その格好で迎えに行く気じゃないでしょうね」

 

「え、駄目なの?」

 

「駄目」

 

「えぇ......めんどくせぇ」

 

 

 

さっき着替えたはずなのに何故か母さんにもう一度着替えろと言われてしまった。別に今時ジャージで外に出るのなんか普通だと思うんだけどな。天音じゃないが、買い物とか遊びに行くわけでもないんだしさ。これは女の人にしか分からない部分なのだろうか。所謂女心というやつか、難しいな。

 

 

 

「ん〜、どれ着て行くかなぁ」

 

 

 

服やズボンは響子達の付き添いで買い物に行く時のついでに買うので、困らない程度には持っていると言ってもいい。でもファッションとかその辺りに関しては疎いので、大体は絵空とか響子が決めてるんだけどな。まぁ不慣れな俺が選ぶよりバリバリの現役JKが選んだ方がマシなのは火を見るよりも明らかだ。自分で言ってて嫌になるなこれ。もうちょっと気にした方が良いかもしれん。

 

 

 

 

"君に決めた!"と心の中で決め台詞を言いながら、フィーリングで着るものを選んでいく。白のTシャツに黒のストレッチ素材のズボン。そして上に羽織るものを一着適当に選んで再度リビングへ向かう。

 

 

 

「母さん、これで良いのか?」

 

「ちょっと今は忙しいから天音にでも聞いて」

 

「りょーかいっと......天音、今度はお兄ちゃんの見てくれ」

 

「やっぱセンス無いねお兄」

 

「な、なん......だとッ!?」ガクッ

 

 

 

 

即答でセンス無し宣言をされたのでショックで膝から崩れ落ちてしまった。そんなに酷いのか俺の服装選びのセンス。だったら私服登校の学校とかじゃなくて良かったわ。危うく学校生活でも行き場を無くすところだった。あぁ、我が陽葉学園万歳!!

 

 

 

「白Tと黒のスキニーまではok。でも上着で虹色は無い。しかも変に蛍光色で目がチカチカするし」

 

「そ、そうなのか?」

 

「何でこんなの選んだのお兄」

 

「フィーリングだ。あ、ちょっと待って言い直すわ。Feelingだ」

 

「マジで有り得ないし発音良く言い直さなくてもいいし。というか何処で買ったのコレ」

 

「結構前だから覚えてないな」

 

 

 

天音ちゃん、分かってたことだけど結構ボロカスに言うのね。いや良いのよ、お兄ちゃんのセンスが無いのが原因だからな。これを機に勉強しようと思う。だからそんな蛇が獲物見つけた時みたいな目で睨みつけるのはやめてほしいかな。

 

 

 

「仕方ない、私がカッコよくコーデしてあげる!」フンス

 

「お、おう。ありがとさん」

 

 

 

 

 

̶中̶学̶生̶ら̶し̶い̶発̶展̶途̶上̶の̶胸を張ってコーデをすると言い張る天音。そういえば、天音は響子と服とか買いに行く機会が多いからファッションについては詳しいんだった。ここは任せてみるか。

 

 

 

「ん〜、お兄だったらこれかなぁ」

 

「......ちょっとこの体勢キツイんだが」

 

「お兄動かないで」

 

「はい」

 

「こういうのもアリかなぁ」

 

 

 

ここは任せてみるか、とかちょっとカッコつけたのが運の尽き。着せ替え人形よろしく数十分は天音の"これかな?あれかな?"審議に付き合わされていた。同じ体勢で何分か耐えてる時は由香との地獄のトレーニングを思い出したね。無駄に種類が多いお陰か天音もちょっと楽しそうだから止めるにも止められんな。

 

 

 

「天音、あんまり時間も無いからパパッと決めてあげて」

 

「そ、そうだぞ天音!お兄ちゃんお迎えに行かないとだから」

 

「だったらこれかなぁ」

 

「これだな!よし、じゃあこれ着てすぐ行ってくる!」

 

 

 

 

母さんがナイスタイミングで助太刀に入ってくれたな。まぁ天音の方は渋々って感じだけど許してくれ。これ以上付き合わされると母さんの言う通り、時間に間に合わなくなる可能性が出てくる。それ即ちピキピキメンツからのお叱りを受けるということに違いない。練習前に機嫌を損ねる様な真似はしたくないんでな。

 

 

 

 

響子には悪いが先に天音が選んでくれた服を早速身に付け、携帯や財布等必要不可欠な物だけ持って家を出る。因みにこのコーデは天音曰く"ちょっぴり大人な休日コーデ"らしく、確かに俺がチョイスしたちんちくりんな虹色ファッションとは違って落ち着いた雰囲気だ。服装のセンスまで妹に負けてしまってはお兄ちゃん立つ瀬が無いんだけどなぁ。

 

 

 

「気を取り直して行くとしますか」

 

 

 

 


 

 

 

 

 

ピンポーン

 

 

「......ん?もしかしてまだ寝てんのか?」

 

 

 

お迎えミッション一件目に到着。少し服装を整えてチャイムを鳴らすが反応ナシ。俺よりお寝坊さんが居たとは驚きだな。これは一発お灸を据えてやらなければならないかもしれない。もう一度だけチャンスをやろうと思ってチャイムを押す。

 

 

 

ピンポーン

 

 

「お〜い由香〜。まだ起きてな──」

 

「おはよう絢斗!ごめんねすぐに......ってあれ?もしかしてこれが噂のピンポンダッシュ?」ガチャ

 

「元気が良いのは結構なことだが......流石に勢い良く開け過ぎだ」イテテ

 

 

 

思いっきり開かれたドアの対処に間に合わず頭に鈍痛が走る。顔面は勘弁と思って咄嗟に下を向いたのが吉と出たな。多分あのままだと鼻が折れてたわ。そのくらい勢い良かったからな。未だに自分で頭撫でてないと痛くて顔も上げられんし。

 

 

 

「ごめん気付かなかった!頭大丈夫?」ナデナデ

 

「その言い方は誤解生むからやめてくれ」

 

「お詫びに頭撫で撫でしててあげるから」ナデナデ

 

「それよか準備は出来てるのか?」

 

「勿論!お泊まりセットもバッチリだよ!」ナデナデ

 

 

 

器用に片手で俺の頭を撫でているにも関わらず、もう片方の手も忙しなく動かして表現する由香。心なしか自分で撫でている時よりも痛みが和らいで感じる。あぁ、これが俗に言うバブみってやつだろうか。同級生の女の子にバブみを感じてるとか若干アウト気味だが仕方ない。お陰ですっかり痛みも引いてきたしな。

 

 

 

「んじゃ次のお客さんを迎えに行くか」

 

「レッツゴー!」

 

 

 

それから由香と二人並んで他愛のない話をしながら犬寄宅へと到着。案の定、由香には服装について根掘り葉掘り聞かれたが軽く流しておいた。遂にオシャレに目覚めたのかとか言われたけど別にそんな事無いし。でも"それなら私もお洒落してくる!"と言って一旦帰ろうとしてたのは流石に止めたな。だって時間無かったし。

 

 

 

由香の時と同じくチャイムを鳴らす。まぁ一つ違う点があるとすれば、玄関のドアにぶつからないように距離を取っているという点だろうか。しのぶに限って言えば勢い良く開けるなんて事は無いはず。......だよね?信じても良いよな?

 

 

 

ピンポーン

 

 

「......絢斗君か。朝早くにすまないね」

 

「おはようございます。しのぶ起きてますか?」

 

「さっき準備し始めたところだ。申し訳ないが少し待っててくれるか?」

 

「いえいえ、大丈夫ですよ」

 

 

 

玄関のドアを開け出てきたのは、しのぶの祖父である犬寄傳之丞(でんのじょう)さん。実はこの人にも幼い頃からお世話になっており、母さんや親父の正体を知っている数少ない人物の一人だったりする。親父の昔の仕事仲間であり、親父個人としてはDJ技術を教わった事もあるらしく親子揃って頭が上がらないな。

 

 

 

「親御さんは元気かな?」

 

「親父は相変わらずうるさいですし、母さんはしのぶが泊まりにくるの楽しみにしてますよ」

 

「それは良かった。しのぶには菓子折りを持たせてある。みんなで食べてくれるとありがたい」

 

「......いつもすみません。また後日しのぶにでもお返しを持って帰ってもらいますね」

 

「絢斗君にはしのぶがお世話になってるからな。そのお礼とでも思ってくれて良い」

 

 

 

 

可愛がってくれてるのか、昔っからお菓子とか食べ物を買ってくれたりするんだよなこの人。だけど、いかんせんチョイスが渋いから俺も天音もあんまり食べた記憶が無いんだよなぁ。まぁ親父と母さんにあげてたから無駄にはしてなかったんだけど。

 

 

 

「お待たせ絢斗」

 

「おう、おはよーさん」

 

「じゃあ行ってくる」

 

「迷惑かけないようにするんだぞ」

 

 

 

 

さっき言ってた通り、しのぶの両手には紙袋に沢山菓子折りが入っている様子。お泊まりセットも背負っているので少し歩き辛そうにも見える。ここは気配り上手の絢斗お兄さんが一肌脱ぐとしよう。

 

 

 

「ん、紙袋だけは持っててやるよ」

 

「いや良いよ。別に重たくないし」

 

「さっき聞いたぞ。その菓子折りウチにくれるんだってな。だったら俺も持たないといけないだろ?」

 

「.......だったら」

 

「じゃあもう片方は私が持つね!」

 

「ちょ、由香!?」

 

 

 

いきなり手持ち無沙汰になったしのぶ。俺もまさか由香がもう片方を積極的に持つとは思わなかった。さっきまで門の前で携帯弄ってたのに切替早いな。

 

 

 

「由香返してよ!」

 

「やだよ〜。紙袋は返してあげないけど手なら繋いであげる!」

 

「何でそうなるのよ!」

 

「ほら、早く絵空の家に行くよしのぶ」ギュッ

 

 

 

由香としのぶが仲良く手を繋いで歩く姿を後ろで眺める俺。客観的に見ればストーカーになるのだろうか。それだけは勘弁してほしい。由香と同じように、俺もしのぶと手を繋げばストーカーには見られないだろうか。いや、それをするとしのぶから何言われるか分からんな。子供扱いしないで、とか大体予想は付くけど。

 

 

 

 

そんなこんなで絵空の家に向かう事になったが、荷物が重いので途中からタクシーを拾う事に。母さんから何かあった時のためにとお金は渡されているのでセーフ。でも家まで帰るのに足りるだろうか。最悪の場合、俺の小遣いからの支出になるやもしれん。これは親父のへそくりから頂戴する必要があるな。すまん親父、へそくりの場所は母さんからリーク済なんだ。

 

 

 

ピンポーン

 

 

 

さてさて本日三件目。荷物はタクシーの中で、由香としのぶにもタクシーの中で待ってもらっている。別にそこまで時間がかかるようなことじゃないからな。

 

 

 

「おはよう絢斗君!」

 

「......何やってんだよ絵空」

 

「むむ?えそらんの名前はえそらんだよ?」

 

 

 

ドアが開いたと思えばカエルのご登場。このカエル、えそらんという名前の通り絵空の所有している人形である。前に"VJ講座とかやってみる?"という絵空の半分お遊び的考えを由香が真面目に受け取ってしまった結果、"カエルでもわかるVJ講座"とかいう動画を作ってしまったのだ。その際に絵空が用いた人形で、いかにもな演技をしてたがここで出てくるとは。今は時間もあんまり無いから付き合ってる場合じゃないんだが。

 

 

 

「準備は出来てんのか?」

 

「えそらんは準備バッチリだよ〜」

 

「んならウチに行くぞ」グイッ

 

「キャ〜、えそらんが絢斗に連れて行かれるぅ♪」

 

「はぁ......ほら、絵空も行くぞ」

 

 

 

無計画でえそらんと同じく絵空の手も握って連れ出してしまったが、肝心なお泊りセットやらの荷物はどこにあるのだろうか。まさか一泊二日なのに手ぶらとか?いやいや、流石に絵空でもそれは無い。

 

 

 

「いきなり引っ張って悪いな。タクシーで待ってるから荷物持ってこいよ」

 

「あ、荷物は後で車で送ってもらうから平気よ♪」

 

「それを最初に言えよ」

 

「だってそれだと面白く無いじゃない?」

 

 

 

相変わらずのえそらんと絵空である。まぁこれでメンバーは揃ったことだし、早速家に帰るとしますかね。

 

 

 

 

 

~藤咲宅~

 

 

 

「たでーまー」

 

『お邪魔します』

 

 

 

結論、タクシーの中は軽く地獄であった。普通なら男の俺が助手席で、あとの三人が仲良く後部座席で解決するはず。なのにアイツらいきなりジャンケン始めやがって。タクシーのおじさんも軽く困ってたじゃん。結局ジャンケンで決着は着かず、一番先に迎えに行った由香が助手席で、俺と絵空としのぶが後部座席となった。家に着くまで絵空は詰め寄って来るわ、その反動でしのぶの方に身体が寄って良い匂いがするわで本当に大変だった。

 

 

 

「みんないらっしゃい」

 

「お久しぶりですお母様」

 

「これ、じいちゃんからです」

 

「あら、毎回ありがとうしのぶちゃん」

 

「私も何か持ってくれば良かった」

 

「良いのよ由香ちゃん。今日と明日はゆっくり寛いでいってね」

 

「待て待て、練習が目的だってこと忘れんな」

 

 

 

 

各々母さんと挨拶を交わし、荷物を持って練習部屋へと入っていく。靴箱を見てみると、既に響子の靴もあったので無事に来ているらしい。天音の部屋で時間潰してると予想。みんなが母さんに導かれて練習部屋へ入ったのを確認して、俺は一人ニ階へ上がり天音の部屋をノックする。

 

 

 

「響子、みんな連れて来たから練習を─」ガチャ

 

「絢斗!?ちょっと待って!今は駄目!」

 

「ん?もう練習部屋にみんな集まってるんだが」

 

「......」

 

 

 

いきなり返事が無くなった。さっきの声色的に焦ってた様にも思える。さては何かあったのだろうか。転んで怪我でもしてたら大変だ。すぐに確認を。

 

 

 

「響子、入るぞ──」

 

「お兄は見んな!!」ベシッ

 

「あべしっ!?」

 

 

 

丁度、俺の目の高さでフルスイングされたハリセンに激突。お陰で後ろに倒れ込みながら頭を打ってしまった。かなりの痛さに目から涙が出そうだ。というか天音も一緒に居たのか。だったら普通に部屋の中から状況を説明したら良かったのに。

 

 

 

「......ってぇな。何だよ急に」

 

「絢斗」

 

「ん?」

 

「......見た?」

 

 

 

 

いつもの練習着を着ているが、少し顔が赤いようにも見える響子。ショートパンツを押さえるようにして隠しているのだが、その動作があると余計な考えが浮かぶのでやめてほしい。それに、俺の頭によぎった余計な考えは多分的中してると思うし。いや、本当に全然見てないよ。だって天音特製のハリセンでしばかれたからな。

 

 

 

 

「何をだよ。いいから早く降りてこい」

 

「う、うん」

 

「はぁ......響子さん良かったですね」

 

「ありがとね天音ちゃん」

 

 

 

 

その後、一階の練習部屋にノックせずに入ったのが運の尽き。今度は完全に見てしまったのだ。すぐに目を隠すが、やはりそれを許してくれるような状況では無かった。もう一発キツイの頂き、力尽きてノックダウン。

 

 

 

みんなも気を付けような。最近の女の子っていざという時に身を守る為に、特製の大型ハリセン持ってるからね。いやマジで、個人的な意見を述べさせてもらうと天音よりしのぶのハリセンの方が若干大きかったです。頭張り裂けるかと思った。

 

 

 

 

 

To be continued on the second half→

 

 

 





気付けば日間ランキング入りしてたり、お気に入り100超えてたりUA1万突破してたりしたので、この場をお借りしてお礼致します。

今後ともご贔屓に(`・ω・´)
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