ガンダムビルドダイバーズ アナザーテイルズ   作:守次 奏

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サテュロスちゃんをお迎えしたので初投稿です。


第十八話「消えない傷を抱えたままでも」

 Dランクに昇格したといっても、特に感慨が何が湧くでもなかった──強いていうなら少しだけミワとの断絶が埋まったような気がした──リリカは、今日もGBNにダイブして、ミワが放課後に来るまでの時間を修練に費やしていた。

 ちりちりと、相手がNPDであったとしても心の奥を焦がすような闘志と殺気が、リリカの脊髄を伝って、操縦桿を握る手に冷や汗を滲ませる。

 映像作品「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場したローエングリンゲート、ガルナハン基地を再現したステージから無数に湧き出てくる機体群は、原作通り、地球連合軍のもの──ではなかった。

 ブレイズウィザードと呼ばれる巨大なブースターを背負った【ブレイズザクファントム】と、ザクファントム同様ファーストガンダムに出てきたモビルスーツのオマージュとしてデザインされた【グフイグナイテッド】が、全身をオレンジ色という派手な色に統一して、リリカの操るAGE-1ブランシュへと急襲をかける。

 討伐ミッション、「イフ・コンクルーダー」。

 それは、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」においては敗れることとなったギルバート・デュランダルの計画、デスティニープランが成功し、尚且つ同様に原作ではその命を散らしたハイネ・ヴェステンフルスが生きていたことで、「コンクルーダーズ構想」が実現した世界において、ザフト側のものとして復元されたローエングリンゲートを破壊せよ、というフレーバーがつけられたミッションだ。

 機体のコンソールに表示されるタイマーは、開始時には十五分だったものの、じりじりとその数字を減らし、残りは約三分といった具合になっていた。

 このミッションの最大の特徴は、迫りくるオレンジ色の部隊を撃破し、最奥に陣取っている、やはりオレンジ色の【デスティニーガンダム(ハイネ機)】を撃破するのに十五分をオーバーすれば、ローエングリンが起動してミッション失敗になるという条件だ。

 ローエングリン。

 原作においてはアークアンジェル級の艦首に搭載された陽電子砲であり、そしてこのガルナハン基地で、主人公であるシン・アスカもその破壊に手間取ったミッションを、今度はザフトに反攻をかける連合軍の立場で追体験するというのは中々に趣が深いものがあるだろう。

 だが、そんなことを考えている余裕などリリカには全くなかった。

 ドッズライフルの三点射でブレイズザクファントムとグフイグナイテッドを叩き落とし、迫りくるアサルト・ウェーブを乗り切らんと、AGE-1ブランシュが全開でスラスターを噴かす。

 

「……はぁ、は……あっ……」

 

 このミッションは、本来であればパーティーないしフォースを組んで受けることが推奨されている。

 とはいえGBNにおいてミワ以外に親交のある人間はいないし、なんならチャンプやマギーさんといったハイランカーに対してこのミッションへの協力を要請するのも気が引けるために、ソロでリリカは「イフ・コンクルーダー」を受けていたのだが、これが中々に難しい。

 じわりと額に滲んだ汗を拭っている余裕もない。

 ただゾロゾロと湧いてくるブレイズザクファントムやグフイグナイテッドの群れから放たれる弾幕砲火を、踊るような体捌きで回避しながら、リリカは一心に、このミッションのボスとして待ち受けているオレンジ色のデスティニーガンダムを睨みつけて、リリカはその下へと機体を加速させていく。

 正直にいってしまえば、ブレイズザクファントムもグフイグナイテッドも、それ単体では脅威になりうるものではない。

 推奨ランクがDとなっているにも関わらず高等なAIが搭載され、包囲殲滅で確実にリリカを屠らんとしているのにも関わらず、リリカが下した評価は極めて辛辣なものだった。

 と、いってもそれは、あくまであの「MS斬りの悪魔」ことアズキと比較しての話だ。

 彼女と比べてしまえばNPDの類など、何の脅威にもなりえない。

 だが厄介なのはやはり、数がまとまって揃っているということだ。

 先日のシャフランダム・ロワイヤルではスカーレット隊三人組が秒速で全滅したことで数における不利を背負わされながらも逆転勝ちしたリリカであったが、基本的に戦場でものをいうのは数的優位だ。

 全てを相手にしていれば時間が足りず、かといって強引な回避に任せて数を残してしまえばそれはそれで、背後から来る弾幕砲火の密度が増して面倒くさいことになる。

 パーティー推奨ミッションをソロでこなす時特有の悩みがリリカに僅かな逡巡を抱かせるものの、一瞬でも気を抜けばやられるのがこのGBNだということは嫌でもわかっている。

 

「この……っ……このっ、このぉっ……!」

 

 背後から迫るグフイグナイテッドを攻撃すべく、リリカはトリガーを引き絞るが、かちり、と、何かが引っかかったような音と共に攻撃は途中で断ち切られた。

 ──弾切れだ。

 そして、グフイグナイテッドは今にも格闘戦の間合いに踏み込もうとしている。

 ならば、とばかりにリリカは弾切れを起こしたドッズライフルを振りかぶり、その銃床で無理やりグフイグナイテッドの頭部を粉砕すると、バックラーからビームサーベルを引き抜いて突撃していく。

 

「……この程度、大丈夫……大丈夫だよ、ね……ブランシュ……!」

 

 リリカは今にも消え入りそうなほど小さくも、確かに気合のこもった叫びを上げて、あくまでも正面に立ちはだかるエネミーだけをなます切りにしていく形で、強引な包囲網の突破を試みた。

 敵の数は、極めて多い。

 降り注ぐ弾幕砲火を全て掻い潜るというのはいまのリリカにとっては無理筋であり、じわり、じわりと機体にダメージが蓄積されていくが、まだ、装甲値はゼロになっていない。

 Gバウンサー譲りの軽快な機動でリリカは損傷を最小限に留めつつ、とうとうローエングリンが潜む砲台、丘陵に佇むオレンジ色のデスティニーガンダムと対峙する。

 

『あの包囲網を抜けてきたってか? やるじゃないの!』

 

 ──ネームドのNPD。

 コンソールにポップしてきた通信ウィンドウに映るそのオレンジ色の髪を持つ青年が、いつぞやオーダーしたノンアルコールカクテルの由来にもなっていたハイネ・ヴェステンフルスとやらなのだろう。

 背後から放たれる弾幕砲火の密度は、フレンドリー・ファイアを警戒してか、大分緩くなったように思える。

 機体色と同様に、オレンジ色に瞬く光の翼を展開して強襲をかけてくるハイネ・ヴェステンフルスとデスティニーガンダムに対してリリカは先の先を取るのではなく、後の先を取ることを選択した。

 対艦刀──ビームサーベルと実体剣、その両方の性質を備えた独特な武装を展開したデスティニーガンダムには、ボスエネミーらしくCランク相応のAIが搭載されている。

 だが、遅い。

 振り抜かれた対艦刀の一撃を最小限の動きで回避すると、リリカは手にしていたビームサーベルを投擲する。

 バック宙の要領で後方に退きながらぶん投げたそれが命中することになど、最初から期待はしていない。

 実際、投擲されたビームサーベルはデスティニーガンダム本体ではなく光の翼が作り出した残像を貫いただけで、本体は二撃目を加えようと、リリカの直上に陣取って攻勢をかけんとしていた。

 

『連合にもできるのがいるじゃないの! だったらこいつで……ジ・エンドってなぁ!』

「……終わらない……」

『何?』

「終わらない、終わらせない……私も、ブランシュも……!」

 

 大上段に構えた一撃でAGE-1ブランシュを一刀両断しようとしたオレンジ色のデスティニーだったが、悲しいかなそこはNPDだ。

 クソゲーの地獄と、そして「MS斬りの悪魔」が有する圧倒的な技量に及ぶはずもない。

 腰部のマウントラッチから引き抜いたシグルブレイドで繰り出したカウンターは対艦刀をへし折って、構えていたデスティニーの両腕を切断する。

 残り時間は二分を切っている。

 ここからデスティニーが逃げに徹したのであれば、リリカの勝ちの目はそこで潰えることとなる以上、先の先を取るのではなく、敢えて懐に飛び込ませた上で後の先を取る、という梨々香の戦術は、果たして間違ってはいなかった。

 

「てええええ、いっ……!」

 

 敵機が大きくのけぞった今こそ、その好機に他ならない。

 リリカはオレンジ色のデスティニーに引導を渡すべくAGE-1ブランシュの全推力をもって機体を加速、物理攻撃に対して耐性を誇るパッシブスキル、VPS装甲を踏み倒すがごとく、そのコックピットへとシグルブレイドを突き立てた。

 

『うおおおおおーっ!?』

「っ、ふ、ぅ……っ、はぁっ……」

 

 肺の辺りでずっと滞留していた息を吐き出すように、リリカは荒い呼吸を整えて、デスティニーの双眸からその光が失われたことを、ミッションが成功したことを確認する。

 

【Mission Success!】

 

 程なくしてコンソールから鳴り響く電子音声。

 残り時間は約一分とギリギリのものでこそあったものの、リリカは見事に推奨ランク詐欺と呼ばれる高難易度ミッションをソロで踏破することに成功していた。

 

「やった……やった、よ……ブランシュ……えへへ」

 

 にへら、と笑うリリカを責められる者などいるはずもない。

 沈黙したデスティニーのコックピットへとシグルブレイドを突き立てているAGE-1ブランシュが、そしてリリカの仮想の躯体が解けていくまでに胸を満たしていた高揚感、それこそが勝利の美酒にして、勝者に与えられた特権なのだから。

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 とはいえ、戦うばかりがGBNの醍醐味ではない。

 久しく聞いていなかった声が届いたのは、すっかり疲れ果ててしまったリリカがロビーの壁に背中を預けて、茫洋とその天井と行き交う人々を眺めていたその時だった。

 

「あら、リリカちゃんじゃない。すっかり立派な目になったわねぇ」

「……あ、えっと……えへへ、ありがとう、ございます。マギーさん……」

 

 何かのミッションを受けてきた帰りだったのか、鉢合わせたマギーは未だにどこか怯えを抱えていながらも、自身に対して言葉を返してくれたリリカの成長を噛み締めて、どこか満足げに小さく頷く。

 

「一人前のダイバーになったってところね。おめでとう。アタシもなんだか嬉しくなってきちゃったわ」

「……そ、そんな……えへへ……」

「ふふ、そうそう。嬉しい時には笑うものよ。リリカちゃんの笑顔はキュートなんだから。乙女の特権よ」

 

 褒められ慣れていないリリカが困惑しつつもふにゃりと口許を綻ばせたのを見届けて、マギーはまるで愛娘を慈しむかのようにその髪をそっと撫でてみせた。

 姉に、ミワ以外の相手にそうしてもらったのはいつ以来だろうか。

 いつだって両親や親戚にミワと比較され続けてきた半生を振り返り、その古傷が開く痛みに涙を滲ませながらも、リリカは久しく味わっていなかったその温もりをただ受け入れる。

 

「……本当、出会った頃からアナタは強くなったわ。無理に強くなる必要なんてないと思うけれど……きっとアナタはアナタの使命に、ミッションに立ち向かって強くなった。嗚呼、本当にアタシとしても嬉しい限りだわ」

 

 マギーはその職業柄、様々な人間をその瞳に映してきた。

 訳ありの、脛や心に傷を抱えて一晩の夢に浸る彼ら彼女らの心に少しでも寄り添うことができたらと、バーを開いているマギーだからこそ、リリカの抱えている痛みがなんであるかはわからなくとも、その傷口の深さと痛みの強さ──前に進むことを阻害するネガティブな心がどれほどのものであるかは察しがついている。

 だが、それでもリリカは前に進んでくれた。

 このGBNという仮想郷で、きっと多くの人間が何かを求めているこの場所で。

 だから、できることなら全てのダイバーが嫌な思いをせずに全力で遊んでほしいと、マギーは今日もミッションの傍らに、初心者狩りやシャークトレードの取り締まりといった活動を行っているのだ。

 

「……そ、そう言ってくれると……その……」

「なぁに? ふふっ」

「……えっと、嬉しい、です……ぐすっ……」

 

 嬉しいのに涙がこぼれてしまうのはどうしてだろうとリリカはいつも思っている。

 悲しい時はいつだって泣いて、泣いて。

 それでも癒されることなく、限界を迎えた心は破綻してしまった。

 だから、かつてのクラスメイトに、小学校や中学校でいつも泣いていたリリカは、「梨々香」は疎んじられていた。

 すぐ泣くから。それが嬉しくても悲しくても、どうしても涙が溢れてしまうから、という理由だけで虐げられてきたからこそ、リリカはこの体質が嫌いで嫌いで仕方がなかったのだ。

 再び暗い顔に戻ってしまったリリカが、痛みに苦しんでいることを察してか、マギーはそっと指先でその涙を拭うと、優しい抱擁と共に囁きかける。

 

「ねえ、リリカちゃん。もしかしてだけど……嬉しい時に泣いちゃうこと、気にしてた?」

「……ぐすっ、えぐっ……は、はい……うええええ、ん……っ……」

「大丈夫よ。それは自然なことなの。アタシだって、リリカちゃんがここまで立派になってくれたことで泣きそうになっちゃったのよ?」

 

 だから、気にしないでいいの。

 まるで母親のようにマギーはそう諭すと、抱擁を解いて、リリカの背に合わせる形でかがみ込んで、その瞳を覗き込む。

 

「……ぐすっ、ひぐっ……うぅ……」

「そうね、すぐ受け入れるのは難しいわ。アタシがリリカちゃんだったら諦めちゃうぐらいに。でも、アナタは諦めなかった。だからいつか、きっと……報われる日が来るわ」

 

 例え今は信じることができなくてもね、と、ウィンクを一つ残して、マギーはそれ以上は野暮だとばかりに立ち上がり、雑踏に溶け込んでいく。

 当たり前のことがいつだって難しい。

 嬉しい時は笑いたくて、楽しい時だっておんなじで。

 リリカはごしごしと涙を拭うと、立ち上がってふらふらと、ミワが訪れるまでの時間を潰すべく、セントラル・エリア、そのロビーの外へとふらふらと足を運ぶ。

 戦うばかりがGBNではない、とばかりにロビーの外には、人々が雑談に興じていたり、カフェで仮想の食事を楽しんでいたりと、とてもここが仮想の世界であるとは思えない光景が広がっていた。

 唯一何かが違うとすれば、鳥の代わりに、あるいは飛行機の代わりに空中を行くものが、ガンプラであるぐらいか。

 茫洋と眺めていた空を横切っていくストライクフリーダムやエンドレスワルツ版のウイングガンダムゼロを眺めて、リリカは手持ち無沙汰な感覚を慰めようとしていた。

 戦いに次ぐ戦いのせいで忘れかけていたが、元々リリカはこういう繋がりを求めてこの仮想郷へとダイブしてきたのだ。

 だがそれは──まだこの手に収まっていない。

 だからこそ、リリカは。

 リリカは、隅っこにぺたんと座り込んで、何をするでもなく時間を過ごそうと、教室でやっていたことと変わらない諦めと共にミワを待とうとしていた。

 ──だが。

 

「おお、いたいたぁ、リリカちゃん」

 

 どこまでも沈み込んでいく心を引っ張り上げるように、複雑な思いを抱いていれども愛おしい姉の、のんびりした声がリリカの耳朶を震わせる。

 

「……お姉ちゃん……」

「いっつもロビーにいるから、探すのにちょっと時間かかっちゃったよぉ、ごめんねぇ……」

 

 ぎゅっ、と、マギーとはまた違った感覚で抱きしめられる温もりが、リリカの胸中で開いた古傷に染み入って、じわりと涙が滲んでくる。

 

「……お、おねえちゃ……わ、わたし……」

「うんうん、最近は戦ってばっかりだったからねぇ……ちょっと、疲れちゃったでしょ〜?」

 

 やっぱり、ミワにはなんでもお見通しなのだろうか。

 はらはらと、リリカは豊満な姉の胸に顔を埋めて、思い切り甘えるように涙を零す。

 痛み。悩み。苦しみ。そして、喜び。

 色んな感情が綯い交ぜになったそれを、どんな名前で呼んであげればいいのか、リリカにはまだわからない。

 

「リリカちゃんリリカちゃん、今日は何して遊ぼっか〜?」

 

 そしてその傷は一生消えることがないとわかっているからこそ、ミワは微笑んで、せめて、隣で、一番傍でその痛みに寄り添おうと微笑むのだ。

 それのどんなにありがたいことか。それのどんなに難しく、もどかしいことか。

 近づいても、心が凍てついて、遠ざけても引き合って。血縁がリリカとミワを繋ぎ合わせたその想いの名はわからずとも、姉の勇気に応えるかのように、リリカはすっ、とある一点を指さした。

 

「……え、えっと、ぐすっ……あれ……」

「おお、おお、カフェテリアかぁ……ミワもそういえば使ったことなかったね〜」

 

 リリカが指した先には、ふわふわしたピンク色の髪を腰まで伸ばし、更にお団子状に二つ髪の毛を纏め、アイドルのようなフリフリの衣装に身を包んだダイバールックの少女と、銀髪碧眼に、今自分が纏っているのと似た制服姿というダイバールックに身を包んだ少女が、二人で一つの飲み物を分け合っている光景がある。

 それが、リリカにとってはただ羨ましかったから。眩しかったから。

 縋るように姉の服の裾を掴んで、リリカはそっと俯く。

 

「いいよぉ、行こっか〜」

「……い、いいの……? ぐすっ、私……」

「ミワちゃんがいいって言ってるからいいんだよぉ、一緒にあれ、頼もっか」

 

 きっと、今までずっと我慢してきたのだろうから。

 続く言葉を欠伸と共に飲み込んで、ミワはリリカの手を優しく引いてカフェテリアへと歩みを進める。

 甘えたがりで、泣き虫で。だけど誰よりも優しい、世界で一番可愛くて、大事な妹。

 ミワにとってリリカとは、そういう光に他ならなかった。

 そして、リリカも。

 ずっと比べられてきたコンプレックスと、それに伴って無数の傷が刻まれた心はまだ癒えていない。

 それでも──リリカにとってのミワはたった一人の大事な姉に他ならないのだ。

 未だにリリカとミワは、お互いに不理解を、断絶を抱えたままだ。

 だけど、それでも。

 ──隣にいることは、できる。

 そうとばかりに、にへら、とよく似通った緩い微笑みを浮かべながら、二人はカフェテリアで一つのグラスに二つのストローが刺さっているアイスココアに口をつけ、GBNにおけるもう一つの醍醐味を味わうのだった。




リリカとミワの小休憩

【イフ・コンクルーダー】……討伐ミッション。適性ランクDとされているが、実際はC以上もしくは複数人で挑むことが推奨されている難易度詐欺に当たる討伐ミッション。十五分以内にブレイズザクファントムとグフイグナイテッドの群れを片付けるか、その包囲網を抜けた上でローエングリンゲートに陣取るデスティニーガンダム(ハイネ機)を討伐することが勝利条件。尚ハイネ運命はネームドNPDなのでCランク相応からちょっと上ぐらいの思考ルーチンが組まれているのも難易度詐欺に一役買っている。
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