「今帰ったぞー!」
「あら貴方、お帰り!」
バシャーモの義父であるヒメグマが、仕事から帰ってくる。ロコンは玄関に行き、ヒメグマの鞄を持つ。バシャーモの義父であるヒメグマは発明家で、普段着に白衣を着用している。
「よぉ!ヒメちゃん帰ってたの!?」
「待ちきれないからビール3本ミルホッグと飲んでたぞ!」
「さ、俺も飲むか!」
「「「酒飲むぞぉ!酒飲むぞぉ!」」」
酔っていたミルホッグはヒメグマを見つけ、宴会に誘う。イノムーはヒメグマが待ちきれなかった様子で、ミルホッグと共にビール瓶3本を飲んでいた様子だ。ヒメグマも2匹と共に、酒を飲むことにする。
「あなた、唐揚げと大好物の石狩鍋持ってきたわよ!」
「おう!ロコンも一緒にどうだ!?」
「1杯だけなら...」
ロコンはヒメグマに、唐揚げと石狩鍋を持って居間に入る。ロコン特性石狩鍋はヒメグマの大好物で、具に北海道産の紅鮭が入っている。
「うちの家族は異常だ...まともだったのは亡くなった俺の親父だけだ...」
4匹の宴会の様子に、バシャーモはかなり恐怖を感じていたようだ。バシャーモの父親は小さい頃に他界しており、義父のヒメグマが家計を支えている。
「なんで俺まで...」
バシャーモは、家族に付き添われて、ワカサギ釣りをしていた。ノリノリの自分達の家族と居候にウンザリしている様子だ。
「そんなしけた顔すんなよ、青少年!俺らとワカサギ釣り楽しもうぜ!」
「ヒメグマのお陰で、ワカサギがわんさか釣れる!」
ウンザリしたバシャーモに対し、ミルホッグは愉快にバシャーモをワカサギ釣りに誘いだす。ヒメグマの開発した魚群探知機のお陰で、ワカサギがわんさか釣れている様子だ。
「ひぃ...寒いな...」
「待ってて、今ホットココア出す...あっ、あっため忘れた!」
寒さで冷え込むミルホッグ。ロコンはホットココアを出そうとするも、どうやら温めるのを忘れたらしい。すると...
「待ってろ!今探してくる!」
そう言い、ヒメグマは何かを探し始める。数時間後、ヒメグマは大量の空き缶や空き瓶を持ってきて戻ってくる。
「これで今必要なものを作るぞ!」
「待ってるぜ!」
そう言い、ヒメグマは空き缶や空き瓶の遺伝子を分解し、その遺伝子を組み換え、なんやかんやでPanason○c顔負けの高性能電子レンジを作り出す。
「すげぇ!流石ヒメちゃんだぜ!」
「でも電気なかったら動かないだろ。」
ヒメグマの発明力の凄さに感動するミルホッグ。しかしバシャーモ以外、電気がないという盲点に気づいていなかった。
「くそー!待ってろ!」
そう言い、またヒメグマはまた材料探しの旅に入る。数分後、今度は落ちてたコンビニ弁当の入れ物とボロボロの自転車を発見し、開発に取り掛かる。
「できたぞ!名付けて、自転車こぎこぎ発電王だ!」
「まんまだな...」
ヒメグマは自転車こぎこぎ発明王という、自転車でこいで電気を起こす機械を発明する。そのまんまのネーミングセンスに、バシャーモは呆れている様子だ。
「気に食わないからお前がこげ!」
「ふざけんなよっ!」
バシャーモの呆れ様が気に食わなかったヒメグマは、発電をバシャーモに無理矢理やらせる。バシャーモがこいだお陰で、電子レンジに電気が通り、バシャーモ以外の4匹はぬくぬくとホットココアを飲んでいた。
「環境破壊は楽しいぞい!」
「環境汚染は楽しいっすね、親方!」
ダストダスと子分のヤブクロンは、ゴミをポイ捨てし、環境破壊を楽しんでいる。ヒメグマが発見した材料たちはどうやらこの2匹が原因のようだ。
「...痛っ!って、空き缶かよ...」
「しかし、こんな綺麗な場所にゴミがあるなんてな!」
「いや、
ゴミが急にポイ捨てされていることに気づいたミルホッグとイノムー。もともと気づいていたバシャーモ。4匹はポイ捨てしているダストダスとヤブクロンを目撃する。
「ポイ捨てはいけねぇな。」
「なんだお前?俺らの邪魔をするのか?」
ポイ捨てを見たバシャーモは、ポイ捨てを止めようと、ダストダスとヤブクロンに注意する。それに対し、ダストダスとヤブクロンは気に食わなかったのか、バシャーモ達を睨みつける。
「ポイ捨てするやつはお灸を...」
「「「お慈悲をください!」」」
「えっ!?」
「ほーう、利口な豚とネズミとクマじゃねぇか。」
バトル体制が整ったバシャーモ。しかし、ダストダスの睨みつけにビビったミルホッグとイノムーとヒメグマは手土産を抱えながら土下座をしていた。その様子にバシャーモは唖然し、ダストダスは感心する。すると...
「俺は...俺は熊じゃねぇ!」
そう言い、ヒメグマはリングマに進化(?)した。どうやら熊と言われると一時的に進化をするらしい。リングマは怒りに身を任せ、ダストダスとヤブクロンに攻撃する。
ダストダスのライフ
8000→0
ヤブクロンのライフ
8000→0
「まだだ!」
「あーあ、俺しらね。」
リングマはまだダストダスとヤブクロンをボコボコにしている。その様子を見たバシャーモは、ダストダスとヤブクロンに向けて合掌をする。
「あなた!もうやめて!」
「離せ!」
「とっくに、ダストダスとヤブクロンのライフは0よ!もう勝負はついたのよ!」
そう言い、落ち着いたリングマはヒメグマに退化する。ダストダスとヤブクロンは気絶して泡を吹いている様子。
「ヒメグマとロコン夫妻に拍手!」
ダストダスとヤブクロン撃退をしたヒメグマと、ヒメグマの暴走を抑えたロコンに拍手するミルホッグとイノムー。流石のバシャーモもヒメグマの暴走を抑えたロコンに感謝して、苦笑いしながらロコンに拍手するのであった。