Dies irae 〜 Silverio Godeater 〜 【工事中】   作:フェルゼン

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第五話 初陣/Die erste Bestellung 前編

1

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 三時間後──

 (さかき)の予想通り、自室と思われる部屋で目を覚ましたのは驚いたが、それ以上に驚いたのはツバキが宣言通り、カリキュラムを実行した事だった。

 

 別に、不都合がある訳ではない。

 神機奏者(ゴッドイーター)は、常に人手不足だ。むしろ、妥当な判断とさえ言えるだろう。

 だが──

 

 「シャアアァァァァアアアッ」

 「くッ、──ッ!」

 

 響く轟音。(うな)り声と共に(とっ)(かん)してきた獣の影を、コハクは紙一重で回避しする。

 次瞬、高台の壁に激突して態勢を崩した獣の影を、コハクは決して見逃さない。赤い腕輪越しで、手にした神機に変形を指示する。

 長槍の形態をしていたコハクの神機が、銃身(ガン)形態(フォーム)へと姿を変えるや否や、コハクは疾走したまま銃撃を開始した。

 

 引き金を引くと同時に、凄まじい銃声と共に銃口から狙撃弾が射出される。

 視認不可能な速度で放たれたそれは、獣の身体の側面に吸い込まれ──着弾。

 小規模な爆発と共に(ふん)(じん)が舞い上がり、視界が(さえぎ)られるよりも早く、コハクはその場から瞬時に離脱する。

 並行して、コハクは握り()めた神機に()()()()()()()()()

 

 次瞬、コハクの脳内にある中枢神経から送られる指令が、左手首にはめられた腕輪へと走る。命令を受諾した神機が、鳴動するように変形を開始した。

 神機の各パーツが細やかに組み替わり、スナイパーが引き込まれ、白光りする銃身から黄金に煌めく長槍が入れ替わるように姿を現し、変形を完了させる。その速度、コンマ一秒以下。

 

 “──来る”

 

 獣が近付く気配に、コハクは鋭く目を細める。槍を構え、奇襲を警戒した──その時。

 

 「ガァァァァアアアアアッ!!」

 

 獣の咆哮と共に、黒い煙幕から()()(アラ)(ガミ)が飛び出してきた。

 白い小型恐竜を(ほう)彿(ふつ)とさせる(アラ)(ガミ)を素体に造られた人工の(アラ)(ガミ)が牙を()き、獲物を捕食せんと迫り来る。

 

 「おいおい···そーいうことするか」

 

 ()(だる)げに吐き捨てながら、コハクは背中越しで黒光りする巨大な装甲を開き、攻撃を防ぐと同時に反撃。

 

 「そーらよッ」

 

 長槍で斬り上げ、孤を描く槍閃。

 しかし、そこは流石(さすが)極東クオリティと言うべきか。オウガテイルと呼ばれる基本種を素体とした擬似アラガミだと言うのに、ちゃっかり星辰体(アストラル)を取り込ませている。

 結果、斬閃の直撃を受けて吹き飛んではくれるものの、その体には大した損傷(ダメージ)を与える事が出来ていない。

 普通、()()のフェンリル支部に、アストラル粒子を取り込ませた擬似アラガミを、配属したての新人に訓練相手として用意する支部があるのか。

 

 無論、実戦向き──と言われれば、確かにその通りなのだが。

 

 “やれやれ···下手すりゃ死人が出るぜ、これ······”

 

 心の中で(あき)れ気味に(つぶや)き、

 ()()でも無ければ、()()でも無い。コハクの眼前にいる擬似アラガミは、壁外を我が物顔で(ちょう)(りょう)(ばっ)()している通常の(アラ)(ガミ)と何一つ変わらぬ脅威と強度を誇っている。

 (ひと)(たび)(おく)せば、相手は容赦なく獲物を捕食するべく襲い掛かるだろう。

 

 或いは、擬似アラガミ(これ)すら討伐出来ねば意味が無いと言う事か。それとも、不足の事態に備えているのかは不明だが、どちらにせよ、いくら人工的に造られた擬似アラガミだろうと、(アラ)(ガミ)の脅威は変わらない。

 合理的と言えば、合理的だ。無駄が無ければ、余分もなく、諸行無常と言わんばかりに現実を突き付けてくる擬似アラガミの存在は、ただただ()()()()()と言えるだろう。

 

 だが──

 

 「あーだこーだ考えても仕方ねえか」

 

 ()られる前に()る。それが自然の(せつ)()ならば是非もなし──無駄な争いは好きではないが、今日という刹那を生きるためにも戦うしかあるまい。

 これは言わば生存競争だ。相手は今日という刹那を生き残る為に捕食対象と(たい)()し、被食者側は捕食者に対抗できる()()を持つがゆえ、捕食者と相見える。

 それは非日常(あたりまえ)の──()(へん)にして不変の、自然界ではありふれた光景に過ぎず、(アラ)(ガミ)の出現によって人類が自然界に立ち返ってきただけのこと。

 

 「面倒ごとを長引かせるのも()(めん)なんでな、悪いがサクッと死んでくれ」

 

 告げると同時、コハクは()()()()()()()()()()のだった。

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 それは直喩ではなく比喩。

 日常の中にある精神状態を非日常に適応した状態へと()()()()()

 ()(きた)りな日常を()()えのない宝と定義するゆえ、コハクは常に刹那のように過ぎ去る時間を()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、平常時と非常時の精神状態を使い分ける癖を身につけているのだ。

 

 「ふッ──!」

 

 鬼の顔を思わせる尾先から飛んできた針の五月雨(さみだれ)を右へ回避した直後、地を蹴り上げて一気に擬似オウガテイルの(ふところ)へと飛び込むと、続けざまに斬撃を放ち、背中越しで槍を回転。右手に持ち替えながら()(はら)い、流れるように振り上げた長槍を縦一文字に振り下ろした。

 

 ショートブレード型神機ほどでは無いが、チャージスピア型神機ゆえの優れた機動力と、多種多様な攻撃手段を上手く使いこなすことで、確実に損傷(ダメージ)を与えていく。

 (わずら)わしさを感じたのだろう。擬似オウガテイルが(むち)のように尾をしならせた。小型程度の大きさならば、一撃で獲物を吹き飛ばせる重い攻撃がコハクに襲い掛からんとしている。

 しかもそれは、(なが)()武器の宿命として、連撃の合間にしばしば見せる(すき)を見事にすり抜け、彼の虚を()かんとするが──

 

 「ッ、危ねぇなッ」

 

 (とっ)()に飛び退()きながら、石突の部分ではね上げた。擬似オウガテイルの硬質な表皮と、黄金の()が激突し、派手に火花を散らす。

 次瞬、擬似オウガテイルの体勢が崩れるが、深追いはせずにコハクは体勢を立て直そうと距離を取れば、眼前を(かす)める(ニードル)の弾丸。

 風に(なび)く横髪の一・二本がそれによって切り落とされたが、命があるだけ安いものだろう。事実、軌道を追った先には、新たな擬似オウガテイルが威嚇の咆哮を上げて、コハクに狙いを定めていた。

 

 「···飛び入りか······」

 

 (あき)れ気味に独り()ちる。

 (あらかじ)めツバキから説明を受けていた為、驚きはしない。むしろ、()()()が出てくるよりも前に、一体目を討伐出来なかった己に落ち度があるだろう。

 唯一の救いは、二体目がまだ出てきたばかりという所か。ならば、やる事は一つ。

 

 「良いぜ、同時に相手してやんよ」

 

 気怠げに(つぶや)いた直後、コハクは更に一歩、その場から後ろに飛び退いた。

 

 刹那、先程までコハクが立っていた場所に飛び込んでくる一体目。(きょう)(じん)(あし)のバネを用い、飛び付いて来たのである。

 押し出されるような風に吹かれながら、コハクは石突を床に強く叩きつけた。コンッという軽い音を響かせて、(ぼう)(たか)(とび)を行う陸上選手のように空高く(ちょう)(やく)

 

 そして──

 

 「ハアァッ!」

 

 重力に従い、床に向かって墜落しながら、その勢いと体重をのせた重い一撃を一体目に叩きつけた。

 

 「グギャアァッ!」

 

 直撃を受け、吹き飛ばされる一体目の擬似オウガ。だが、追撃を許さぬとばかりに、二体目が飛び付いて来る気配を察知し、コハクは僅かに身を引いて(かわ)す。

 完全に攻撃範囲を見切っていた訳ではないが、背筋を駆け巡る悪寒が殺意の接近を知らせ、反射的に身を引いた結果、幸運にも攻撃を躱す事が出来ただけに過ぎない。

 

 しかし、昔から良く言うだろう──()()()()()()だと。

 

 前のめりになっている二体目の隙を見逃さず、それの懐に踏み込みながら、二体目の擬似オウガの首筋目掛け、(みぎ)()()()けに槍を薙ぎ払う。

 コハクの強烈な一撃により、相手の首と胴体が分断されて吹き飛んだ。()でるように流麗な(やり)(さば)きは、()()()()()()()()()()()()()

 まずは一体。噴水のように噴き上がる血の間欠泉を浴びる事さえ(いと)わず、コハクは床を蹴り上げて疾走した。

 

 次の刹那、(しかばね)と化した二体目の胴体に降り注ぐは、(ニードル)五月雨(さみだれ)である。

 斬首した直後、猫のように尾を立てた一体目が見えた為、ここは引くよりも押す方が(ぎょう)(こう)だと判断したのだ。

 

 「ガアアァァァアッ!」

 

 大きく口を開け、噛み付いて来る擬似オウガテイル。

 コハクは少しの(ひる)みも見せず、すっと黄金の長槍を手元に引き寄せ、赤い装飾の(こしら)えが成された黄金の穂で、擬似オウガテイルの口を縫い付ける一撃を放つ。

 

 そして──

 

 「ふッ──!」

 

 短い息継ぎと共に繰り出される一閃が、擬似オウガテイルの(した)(あご)ごと(うわ)(あご)を砕きながら刺し貫き、弧を描くように槍を手元へ引き寄せる事で、一体目の首も()()ばす。

 しかし、休む暇もなく、コハクのすぐ隣で現出を果たす三体目の擬似オウガテイルに、彼は小さく溜息を(こぼ)した。

 

 二体続けて()()という手段を取ったコハクだが、それは何も(アラ)(ガミ)に対する絶対の殺意を有しているから、と言う訳ではない。

 争い事は好きではないし、()()(アラ)(ガミ)()()(たい)(てん)の宿敵と言えども、()(えき)な血を流させるような趣味は持ち合わせていないのだ。

 

 加え、神宿コハクという人間が根っからの面倒臭がりで、()()()()()()(うと)ましがる性格というのも関係しているだろう。

 獲物を補足し、三体目が威嚇の咆哮を上げるのを隣で聞きながら、コハクは心底から気怠い様子で後頭部を()いたあと、突進してきた三体目の擬似オウガを、武器を持たぬ右手で()()()()退()()()

 

 「ギャッ──!」

 

 ()()()()()()()、きりもみ状に回転しながら吹き飛ぶ三体目だが、その尾をバネのように使って受身を取り、短く怒号の叫びを上げた。

 次瞬、三種類もある針飛ばしを同時に放ってきたのである。

 三体目に追い(すが)っていたコハクは、軽く舌を打ち鳴らし、足で急停止をかけるついでに()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ことで(やり)(ぶすま)の如く放たれた針の弾幕を防ぐのだ。

 

 「キシャアアアアッ──!」

 

 不得要領を得ていないのだろう。一瞬だけ困惑の色を見せた擬似オウガテイルだったが、()()()()()()()()()のだからとでも言うように、コハクへと肉薄し、噛みつかんと牙を()けた。

 それをバックフリップで回避しながら敵の背後を捉え、再び刀身から銃身に切り替えて──

 

 「そら、喰らいな」

 

 (せい)(ひつ)な声音で告げると同時に、引き金を引く。スナイパーに似つかわしくない銃声を轟かせ、一体目の時と同様に凄まじい爆発音と共に擬似オウガテイルを(かい)(じん)と帰させた。

 

 「─────」

 

 その威力、言葉には筆舌にし難く。

 銃身を握る手が反動でビリビリと(しび)れを訴えている。取り敢えず後で、銃身に適合した同僚か、或いは先輩にバレット編成のコツを教わろうと、コハクは改めて再任するのだった。

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

2

 

◇ ◇ ◇

 

 

 コハクが直感した通り、適合試験が()(おこな)われた部屋は訓練場であり、それを一望できる部屋には今、神機奏者(ゴッドイーター)の関係者らが立ち会っていた。

 

 教練担当者のツバキは(もち)(ろん)、整備士のリッカや、アラガミ技術研究者にして統括責任者の(さかき)、そして他技術者の姿がそこにある。

 しかしそれも、むべなるかな。新型神機の適合者は、まだ実戦配備されたばかりという事情も(あい)()って、世界的にも希少な存在でもあるのだ。

 ゆえ、新型の性能を一目焼き付けようと、その適合者の訓練を見届けようとする技術者が必然的に多くなるのは、さして珍しくもないのだが······。

 

 「SSS+···だと······? な、なんだ···この訓練成績は······」

 「藤木コウタ氏の成績でさえ、AAランクと一般的な成績なんだぞ。あの新型······本当に、彼の同期なのか?」

 「···新型神機可変に伴う、()()()()()()()()か······これではまるで、()()()()()()()()だな」

 

 彼らは今、一様に動揺を見せていた。

 今回の戦闘訓練の目的は、(アラ)(ガミ)に対する反応速度、攻撃回避で発揮される反射神経、緊急事態に()ける判断能力など、そういったものをデータ化する事にある。

 極東支部に入隊する新人は、必ずこの戦闘訓練を受け、その評価に基づいた実地演習が組まれる。

 実戦前の評価など、往々にして現場では役に立たないが、かと言って基礎を(おこた)る理由にはならない。

 大切なのは、()()なる状況でも生き残り、経験を積み、技を(みが)くこと。

 

 ()()という生き物である以上、(アラ)(ガミ)と闘う力は、そのようにして手にするものであり、才能や気合と根性だけで渡り合えるほど、現実は甘くはないのだ。

  ならばこそ、科学者達が(がく)(ぜん)とするのは無理もないだろう。

 (くだん)の青年──神宿コハクは訓練項目の全てに於いて、最高ランクの評価を受けている。

 これほどまでの高評価を受け、極東支部に配属された神機奏者(ゴッドイーター)は、()()()()()()()

 

 そして、その()()()()()がどんな存在なのかを科学者らは()(しつ)しているとなれば、()もありなん。

 当たり前に、ごく普通の反応として、科学者らは眼下にいる青年を()()と認定する。

 彼らのやり取りを、ツバキは射殺せんとばかりに睨みつけながら、マイクのスイッチを押した。

 

 「よろしい──そこまで」

 

 訓練相手の消滅を確認し、構えを解く部下へ不意打ちにも近い声を()ける。

 彼の視線が此方(こちら)に向く。

 

 「これにて訓練は終了だ。

 明日からの実戦に備えて、しっかり復習しておけ。分かったな?」

 『りょーかい』

 

 ツバキの指示に、気怠い声で応じるコハク。

 此方の様子に気付いているのか、半ば呆れた様子ではあるものの、深く追及することはない。

 さながら、科学者らの態度に()()()()()とでも言うように、彼は(きびす)を返して訓練室から足早と立ち去っていく。

 その背中が見えなくなったのを見計らい、今まで目立たぬ位置で事の成り行きを見ていたリッカが、険しい顔をするツバキへ恐る恐る話しかけた。

 

 「あ、あのさ、ツバキさん」

 「······なんだ」

 「明日からコハク君の実地演習が始まるなら、並行してポール型神機の試験運用も始まると捉えていいのかな? それならそれで、彼の上官になる人にポール型神機の注意事項とか伝えておきたいんだけど······」

 

 リッカから投げられた素朴な疑問に、ツバキは思わず頭を抱えたくなる。

 (くだん)の青年が適合した神機は、新型である前に、まだ極東支部に配備されていない種類(タイプ)の兵装だ。

 

 これだけの好成績を叩き出し、極東支部初の新型適合者にして、ポール型神機の試験運用も任されている新人の損失を、上の人間は絶対に許さない。

 だとすれば、誰が実地演習に同行するかなど、日の目を見るより明らかであり──

 

 「あの、ツバキ···さん······?」

 

 その呼び掛けに、思考に(ふけ)ていたツバキは、ハッと息を()むように我に帰る。

 リッカへ視線を向ければ、彼女は返答のないツバキの事を、心配そうに見上げていた。

 

 「ああ、すまん」

 

 だから彼女は、(とっ)()に謝罪を口にする。

 顔からは険しさが消え、柔らかな表情でリッカの疑問へ答えていく。

 

 「その事についてだが、私から直接本人に伝えよう」

 「えッ!? 別に構わないけど、正式な辞令が出るのは明日のはずじゃ······」

 「これだけの好成績を叩き出した上、アナグラ初の新型神機適合者ともなれば、誰が上官になるなど簡単に予想できる。そうだろう?」

 「それは、そうだけど···」

 「なら、話はこれで終わりだ。後は任せたぞ」

 「う、うん。分かったよ」

 

 戸惑いながらも(うなず)くリッカを見て、ツバキもまた静かに(しゅ)(こう)する。

 騒然とする科学者を無視し、データを送信したタブレット端末を(わき)に抱えて、ツバキはその場を後にした。

 

 瞬間、ツバキの顔に再び険しさが戻る。

 

 「······気に入らん」

 

 大切な部下を()()()と称した科学者らが。

 それを生み出したのは、お前たちだろうに。

 心の中で科学者らを罵倒しながら、ツバキは目的地に向かって、真っ直ぐと歩き続けるのだった。

 

 

◇ ◇ ◇

 

 





 ツバキの言を借りるなら、カリキュラムの回。

 初代GEのツッコミどころって、最初の訓練相手からしてオウガテイル型の擬似アラガミという時点で、何か基準がおかしい。
 他フェンリル支部だと、「オウガテイル一匹を一人で狩れて一人前」の所、極東は「ヴァジュラ一匹、単騎討伐出来て一人前」と言われてる辺り、相当だと思う。

 新型神機の可変については、またまた「地底アリサ」を参考にしています。神機可変に伴うタイムラグは、「コハク」と「アリサ」で対極の存在とする為。
 まあ、(ちゅう)()(かい)(わい)の平和主義者や日常愛好者は、大体マヂキチ連中が多い上、同じ日常愛好者でも「終わらない日常」を望む「蓮」に対して、「コハク」は「経過していく日常の堪能」と、やや方向性が違う。

 マヂキチの法則からは逃れられてないけどね。

 上記の理由から「光の眷属」としては歴代最弱。
 なんだけど、たかが「光」。されど「光」。
 「新西暦サーガ」の「光」に属する以上、戦いや非日常への適応力が極めて高い。
 「光の半端者」から「光の何か」にならない限りは、「コハク」の日常愛好者がゆえのマヂキチ振りは続くと思う。

 (ただ、GEの世界観的にコハクの性格は、コウタやロミオのように珍しいと思われる程度のもので、おかしいとは思われないのが問題なんだよな)

 秋月凌駕さんみたいに突き抜けても駄目。
 コハクのように半端者過ぎても駄目か。
 問題は山積みだ。

 では、今回はここまで。
 また次回に会いましょう| ・∇・)ノシ♪

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