Dies irae 〜 Silverio Godeater 〜 【工事中】 作:フェルゼン
「創生せよ、天に描いた
刹那、
ヒユリを抱えるコハクの眼前に、虎の顔を持つ
恐ろしい巨腕を振り上げ、いざ獲物を
「妃神の狂気に
それは、
「ああ、神聖なる
戦乱へと
黄金光が大虎を吹き飛ばし、赫焔光が周囲の小型を業火の熱で焼き尽くした。
その光景を見届けて、コハクはふと、腕の中で永眠した少女へ視線を落とした。
まるで眠るかのように息絶えた彼女の身体を、そっと地面に横たえさせると、
そして、
「待ってろ⋯⋯すぐ⋯、帰ってくる⋯⋯」
決意と共に瞼を開き、次の刹那には
目指すは先ほど地面に突き刺さった長剣。
空間を震撼させる力を前に、虎に酷似した顔を持つ巨大な異形が、恐怖の咆哮を上げて少年へ牙を向けながら肉迫した。
前足の肩甲骨から生える
だと言うのに、恐ろしい
それが、試合開始のコングとなる。
周囲に群がり、獲物の
あらゆる"常識"を無視して大地に輝く固有の星と、それを統べる神の新生により、
もはや、小型程度の異形では少年の疾走を止めるに
走るだけで、二つの光を
いいや、
あらゆる不条理の代償を、苦手な
「背負いし罪と、課せられた
重要なのは、目的を果たすことであり、それを達成させる覚悟のみ。
何故なら、意志力は時に勝利の
ゆえに、まずは足掻け。無様に抗いながら、己の意志を貫くのだ。
ただ前へ。ただ前へ。
"生きる"ために、帰るために。
悲哀の連鎖を断ち切る情熱を胸に宿せ。道理は蹴飛ばし、不可能を踏破しろ。
無理だとか、無駄だとか、そんなものは我らにとって前に進む為の起爆剤でしかない。
「ならばこそ──天地奈落を
水星よりかつて譲られた竪琴の音を悲哀と共に奏でながら、果てなき
そこには己が片翼に
いや、実際に心配なのだろう。何故なら、声の主が宿す
正直、自らの意志で走り出し、
ゆえに、声の主に出来ることと言えば、終始一貫として変わらない。
せめて片翼だけでも生かすため、問題の解決手段を彼に貸し与えようと、己の異能を目覚めさせていく。
「我らの想いは、今ここに──」
そうして、コハクの手が長剣の
「
──さあ、"
大切な"過去"を抱き、夢見る"未来"に行くために。
今こそ、愛しい"
次瞬、莫大なる質量を有した光焔が、周辺にいる全ての異形を薙ぎ払う。
たとえ、どれだけ大量の物質を捕食した異形であろうとも、この質量には耐えられるはずが無い。
実に、
「······あぁ」
黄金と
「分かって···いたはずなのにな······きっと、その手を離したら、後悔するって······」
同時、新たな涙が
今も腕の中に残る温もりに、彼の口許には
「グルル······ッ」
周りには、先ほど薙ぎ払った異形とは別の異形たちが、
にも関わらず、コハクは語り続けた。
「···守りたかった······守りたかったんだ···本当は······。だけど、真正面から守れば、きっと日向で笑うあいつを、
だから···それだけは嫌だった······。あいつには、
それは、本音と共に吐き出される
彼が神宿ヒユリと言う、日常の象徴を突き放してまで守ろうとした、虚飾のない動機である。
「周りの人が言うように···俺は
手にした武器は、対異形用に製造された物。
しかも、ただの武器ではない。取り扱う上で、
そんな武器と接続しながら、
人間は、自分とは異質な
自分には理解できない、許容できない存在を前にして、恐れることなく接する事が出来る人間など、それこそ指で数えられる程しかいない。
それだけ、人の心は強く出来ていないのだ。
ゆえ、コハクは
ただ、自分の愛する日常が続けばいい。
それを守れれば十分。
「その為には···手を離すしかなかった······」
拒絶しなければ、彼女を守れないと。
そう思い、差し伸べられた手を弾き、振り解いた。
だが、そんな事で
「···馬鹿なのは······俺の方だッ」
刹那、襲い掛かって来た小型恐竜を彷彿とさせる異形を、右から左に、長剣で横一文字を描きながら、その身体を真っ二つに寸断する。
鮮血が宙を舞う中、突進して来たのは、緑の昆虫類を連想させる小型の異形。こちらも、流れるような動きで、左から右に描く逆さ横一文字で斬り伏せた。
「守りたいと思うのならッ」
静かに
同時、獲物を捕食せんと牙を
力を
次いで、空を裂く音と共に襲来して来たのは、翼手を持つ人型の異形だ。
その襲撃を、鋭い聴覚で予見していたコハクは、即座に装甲を開く。
成人男性すら、簡単に地面へ踏みつけられる鳥の
装甲を開く際、長剣を逆手に持ち直していたコハクは、そのまま返す刃の如く長剣を振り上げて反撃。その斬閃で以て、鳥怪人を斬殺した。
「
守りたいと願う者の手を握り、離すまいと掴み続けること。
それが守ることなのだと、喪失と共に理解する。
「だから······」
だから、せめて······と続けながら、空中を飛び交い、毒を吐き出す卵形の異形を、地を蹴り上げて跳躍すると同時、身体を縦回転させて斬り捨てた。
地面に向かって墜落しながら、
同時、爆砕する地面。少年の身体を中心に走る紫電の閃光が、淡い金色の軌跡を鋭角的に描き残しながら、地面を滑って四方に拡散した。
猿型の異形を始めとした地を
苦悶の声と共に、耐久力の低い個体から息絶えて行くのを見届けて、コハクはゆっくりと立ち上がった。
「あいつとの約束は、必ず守ろう」
小さく呟かれた言葉は、嘆きを情熱へと変える誓い。
傷付きながらでも、間違いながらでも、
どんな茨道でも、大切な
ならば、この大切な"
これは単なる勘に過ぎないが、後ろに背負ったが最後、自分は絶対に忘れたくないと思っていた"過去"すら切り捨てるだろう。
よって、それだけは願い下げだと、自らが背負う■としての在り方を、心の底から否定した。
更新が遅れて、大変申し訳ありませんでした!
なかなか納得出来る詠唱が書けなくて、元ネタをインプットにインプットを続けていたら、こんなにも遅れて······いや、本当に申し訳ない<(_ _٥)>
書き方としては、こんな感じ。
1.マス目のある紙を用意します。
2.詠唱のコンセプトを決めます。
例)公開ラブレター、政権公約、自虐ネタetc.
3.詠唱の元ネタを、コンセプトに沿って書き出します。
4.ネットで上書きします。
この際、不要と感じた部分は削除すると良いでしょう。
5.以上、納得が行きましたら完成です。
と言った感じ。何だ、このレシピ感。
まあ、忘れないようにするには、これが1番ですね。
初っ端から苦戦しましたが···この為、詠唱がある部分はどうしても時間がかかると思います。
しかし、型月でヘラクレスの幼名ver.出てたのね。
詠唱の元ネタを探ろうとしたら、「アルケイデス Fate」と出てきて、「誰かが考えた二次鯖か?」と思いながら調べてみたら、公式でビビったww
被らなくてちょっと安心(そこ!?)
後、今年のサンタさんに発狂&吐血。カッコイイ。
イベント周回は専ら早朝と夜中なので、執筆活動には支障はありません。てか、出させません。
ステータスは次回公開!
遅れは必ず取り戻す! こういう時こそ、「まだだ!」
では、またの次回〜。