Dies irae -Silverio Godeater Resurrection-   作:フェルゼン

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第八話 光と闇の邂逅/Memento mori 後編

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◆ ◆ ◆

 

 

 ──忘れてはならない。

 この世で最も()かれ合う間柄とは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()、ということを。

 同胞にして宿敵。仲間にして不倶(ふぐ)戴天(たいてん)。性質の大半に相通じるものを持ちながら、心の奥底にただ一つだけ、決して相容れぬ点を持つ(いびつ)(とも)(かがみ)*1

 そういう手合いこそ、誰よりも互いの輝きを共有しながら、僅かな違いで反発する切っても切れない関係性を得られるのだ。

 

 ゆえに、それは彼らもまた──

 

 人界の蒼穹の下、銀の運命(シルヴァリオ)は完遂された。

 その結果が、ここに現れる。

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 「「創世せよ、天に描いた星辰を──我らは煌めく流れ星」」

 

 同時に解き放たれた起動詠唱(ランゲージ)

 一瞬で発動値(ドライブ)に移行を完了したコハクとソーマの二人は、二色一対の双星と化して敵陣深くへ突入する。

 それ自体、何ら珍しいことではない。何故なら、前例は既に存在するのだから。

 だが、先達と明らかな違いが見られるのも、また事実だろう。彼等は別に、()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 「ぐおぉぉぉぉおおお──ッ!!」

 

 次瞬、一番手前にいたオウガテイルが()(たけ)びを上げ、自ら肉迫してくる獲物へ牙を()く。

 ならばと、二体目のオウガテイルもそれに続いた。鬼面を思わせる尾を鎌首のように持ち上げ、無数の針を発射する。

 同時に、鉄骨と配管。それぞれ高低差の異なる高台に出現したコクーンメイデンが、一斉にその砲台から禍神体(オラクル)の火を噴いた。

 

 本格的に告げられた開戦の号砲。

 完璧に近い相手の連携攻撃が向かう先は、ただ一つ。

 

 「··················」

 

 コハク──ソーマと比較して(もっと)も経験の浅い人間を、彼等は真っ先に狙ったのである。

 相手が二人以上存在する際の常識戦術。多勢も無勢も関係ない。戦場における弱者など、(ねぎ)を背負った(かも)と同じ。

 加え、コハクが真っ先に狙われた要因は、もう一つある。それは、二人の扱う武器が深く密接していた。

 

 刀身パーツの中でも随一のリーチを誇り、全体的にシャープな造りである為、ショートブレードに次ぐ機動力を発揮する槍を武器とするコハクと。

 ブレード型神機の中でも優れたリーチと破壊力を持つ反面、機動力が低下してしまう大剣を武器とするソーマ。

 この二人が(そろ)う場合、どうしてもコハクが先頭に立たざるを得なくなる。

 

 「──、────ッ」

 

 荒神(アラガミ)による一斉攻撃が迫る中、コハクは不意に身を(かが)めた。疾走する速度を更に高める為には、姿勢を低くする必要があったのだ。

 ゆえに、断言しよう。彼は決して、続く展開を予想していた訳ではないのだと。

 

 「──邪魔だ」

 

 神機解放(バースト)状態と化したソーマが低い(つぶや)きと共に、コハクの背を柵のように飛び越えた。瞬時に大剣を振り下ろし、降り注いでくる鋭針と弾丸の(あめ)(あられ)を弾き返す。

 そのまま滑るように着地すると、先陣を切る形で飛び込んで来るオウガテイルの姿を視界の端に捉え、即座に装甲を展開。敵の攻撃を防ぐと同時、ソーマは大剣によるアッパーを相手に叩き込む。

 

 「グギャアッ!」

 

 直撃を受け、宙にかち上げられるオウガテイル。

 それと入れ替わる形で、二箇所の高台から降り注ぐ砲撃を、二人は左右に別れて回避する。

 目も(くら)むような閃光に次ぎ、轟音と爆炎が炸裂する中、コハクは煌赫墜翔(ニュークリアスラスター)を起動させ、一陣の()(ふう)と化した。

 

 一瞬にして、鉄骨にいるコクーンメイデンまで接近し、滑空と共に(おの)が長槍を振り下ろす。

 穂先に(まと)うのは、星の光が生み出す黄金の灼炎。鉄をも焼き切る超高熱は、コクーンメイデンの身体に内包された棘による防御さえも許さない。武器や硬い表皮ごと斬首された敵が、炎に包まれ燃え落ちていく。

 

 同時にソーマもまた、爆炎に紛れて襲おうとするオウガテイルを、無数の肉片へと斬り飛ばしていた。それは神機解放(バースト)による恩恵か、その身体が躍動(やくどう)する度、大剣が閃けば鮮血の(わだち)がその後に続く。

 仮に、敵が群がりでもすれば、それは据え物斬りと同じと化すだろう。冥府へ(いざな)うかのような青黒い闇の手が絡みつくや、その活動が明らかに減退していた。まるで、星辰体(アストラル)禍神体(オラクル)に依存する限り、あらゆるものが彼の前で無力化されているかのよう。

 

 低地にいる(アラ)(ガミ)をソーマに任せ、コハクは死角から迫る殺意に即応する。

 

 「······ッ!? く···ッ!」

 

 (とっ)()に装甲を展開すれば、押し出されるような衝撃波の(かたまり)に叩かれ、思わず踏鞴(たたら)を踏んだ。

 鉄骨から落ちぬよう足裏に力を込めながら、コハクは態勢を立て直し、そして──

 

 「ハアァァァッ!」

 

 続けざまに、彼は長槍を振り上げる。

 放たれた黄金の斬撃が、奥の高台に出現したコクーンメイデン目掛け(はし)るものの、やはり態勢が悪かったのか、数ミリほどズレて不発に終わった。

 軽く舌を鳴らすが、再び飛んでくる砲撃は文句を言う暇さえ与えてはくれない。ゆえに、コハクのやることは一つだ。

 

 「······仕方ねえ、ちょいと()()()()か」

 

 そう呟くのと、炎翼加速の段階を引き上げたのは、ほぼ同時だった。砲撃を(かわ)し、鉄骨の表面を蹴り上げると、当たり前のように足を用いて壁面を垂直に疾駆する。

 後を追い、絨毯(じゅうたん)爆撃(ばくげき)のように降り注ぐ弾丸。何発か獲物に直撃するものの、奇跡(まだだ)を用いた以上、それら損傷(マイナス)は彼を止めるに(あたわ)ず。

 

 「終わりだ······」

 

 飛び込みざまの一閃で、二体目のコクーンメイデンの首を()ね飛ばす。燃えながら宙を舞うそれを(いち)(べつ)した後、コハクは即座に神機の形態を切り替えた。

 

 銃口を低地にいるオウガテイルに向け、一言。

 

 「頭上注意···ま、お互い様ってことで······」

 

 そう言って、引き金にかけた指を引くのだった。

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 同刻──小さく紡がれた言葉に気付き、ソーマは咄嗟に後ろへ飛び退いた。

 

 無論、打ち合わせなどしていない。する暇も無かったが、それでも()()()()()()()()()()。神宿コハクと名乗った新人が何をしたのか。

 ゆえに──彼のやることも、また一つだけ。

 

 「沈め」

 

 呟きと同時、闇を纏わせた大剣を振り下ろす。

 瞬間、二体のオウガテイルが見えない重力場により、地面へ縫い付けられ、頭上から紅いエネルギー弾が熱気を伴い、次々と降り注ぎ、その全てが二体のオウガテイルに直撃した。

 

 「ギギィィィィィィィィッ!」

 

 鋼同士を()り合わせたような悲鳴を上げる、オウガテイル達。激痛にのたうち回る二体の荒神(アラガミ)睥睨(へいげい)しながら、哀れだな、と他人事のように思う。

 先ほど降り注いだ弾丸には、核分裂反応を引き起こす星光が付属されていた。星辰体(アステリズム)の特性上、鋼の英雄と同一の能力に目覚めた訳ではないだろうが、放射能分裂光(ガンマレイ)と非常に酷似した性質を持つことに変わりはない。

 まして、直撃を受けたのが細胞の(かたまり)ならば、尚のこと。体内で泡のように弾け、細胞の一つ一つを破壊する異能など、(たま)ったものではないはずだ。

 

 「······今、楽にしてやる」

 

 暗い情念を(たた)えた瞳に、鈍く赤い光を宿し、漆黒の大剣を再び振り上げる。巨大な刀身に渦巻き始める蒼黒の星光。

 限界まで力を装填(チャージ)したそれを、ソーマは力任せに振り下ろすのだった。

 

 刹那、アスファルトに(ほとばし)る力の奔流(ほんりゅう)

 先程まで、押し潰されるような重力場に囚われ、今では激痛に(もだ)える事しか出来ぬオウガテイル達は、闇を纏う斬撃によって瞬く間に切り刻まれ、跡形もなく消滅した。

 

 それを見届けたのか、高台にいたコハクが低地に飛び降りてくる。

 神機を元の形態に戻しながら、周囲を見渡し、敵映画無いのを確認。

 そして、彼はインカム越しのオペレーターに向けて、静かに告げるのだ。

 

 「···対象の討伐を確認······そっちはどうだ?」

 『はい···こちらでも、オラクル反応の消失を確認······』

 

 歯切れの悪い言葉。無理もない。

 戦う以上、殺し殺される覚悟が求められる。たとえ、それが荒神(アラガミ)であろうとも、殺しが(もたら)す意味は何も変わらないのだから。

 

 だが、それでも──いいや、()()()()()

 

 『すみません···わたしが注意を(おこた)らなければ······こんな、事には······』

 

 その正論が、どうしようも無く痛むのだ。

 仲間の死という喪失を、簡単に拭うことが出来ない。

 頭では理解していても、心では──という奴だろう。思考に対して、気持ちは依然として、事実を受け入れずにいる。

 

 「···ふん」

 

 ヒバリの口上に、ソーマは鼻を鳴らして(いっ)(しゅう)すると、影を落とすように顔を(うつむ)かせた。そんな彼を視界に映しながら、さして多くもない言葉を探して空を見上げる。

 

 「気にすんな······別に、あんただけのせいじゃない」

 

 (なぐさ)めにもならない言葉を告げながら、コハクはそっと静かに(まぶた)を閉じたのだ。

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

   6

 

 

◇ ◇ ◇

 

 

 ──そして、エリックの葬式は粛々(しゅくしゅく)と行われた。

 

 彼の死を知ったリンドウは、即座に()()()を終わらせ、極東支部(アナグラ)に帰投する。

 

 「あ、リンドウさん···」

 

 その時、出撃準備中にエリックの死を知らされたであろう、防衛班の二人と遭遇した。

 普段から人見知りなカノンはともかく、熱血漢を絵に描いたようなタツミまで気を落としている辺り、彼の死は(まぎ)れもなく事実なのだと理解する。

 当たり前だろう。事実を知らされた程度で、人の──まして仲間の──死を受け入れられるほど、人の心は強く出来ていない。

 

 「······他の奴らは?」

 「ソーマとコハクなら無事に帰還したぜ。ただ···」

 

 そこまで言うと、タツミは口を閉ざし目を伏せた。

 恐らく、二人の心情を(おもんばか)ってのことだろう。直接その目で仲間の死を見届けたのは、他ならぬ彼ら自身なのだから。

 

 「そうか···こんなことの後だ、気をつけろよ」

 「言われなくても。ほら、カノン。さっさと行くぞ」

 「は、はい!」

 

 二人の出撃を見届けた後、リンドウは(きびす)を返すと同時に、気持ちを切り替えた。

 ソーマに関しては一時放置で構わないだろう。エリックの死で、(しばら)くの間は口一つ聞いてはくれまい。

 問題はコハクの方だ。自分の知る限り、目の前で仲間に死なれるのは、今回が初めてのことである。ならばこそ、気が気でならなかった。

 

 古来より、人の血や死は気枯れに通じるという。

 これは何も、荒唐(こうとう)無稽(むけい)な迷信ではない。人の死に付き纏う負の情動は、生理的嫌悪を齎すだけでなく、それを目撃した者から生きる気概さえ()いでしまう。

 要は、(うつ)のようなものだ。誰であれ、陰鬱な話を延々と聞かされていたら、自分まで鬱になりそうで気分が悪いと思うのと、同じ理屈である。

 ゆえに、気枯れは気枯れを呼ぶという、極東ならではの思想は、そうした負の情動が人同士に与える影響力の事を指しているのだ。

 

 少なくとも、あの青年はそれを受けやすいだろうと思い、探していた──その時。

 

 「Pater Noster qui in caelis(天に坐す我らが父よ),

 es sanctificefur nomen tum(願わくば御名の尊まれんことを).

 Requiem aeternam dona eis(彼らに永遠の安息を与え),

 Domie et lux perpetua luceat eis(絶えざる光もて照らし給え)

 

 不意に響いてきたのは、レクイエム。戦場の死者に捧げる、哀悼(あいとう)の歌。

 美声である。

 大教会の聖歌隊と言えども、こうはいくまいという"格"がある。

 死者を労り、悼み、讃え、尊厳を重視する真面目極まる歌声だからこそ、その美しさは尚更だし、誰が歌っているのかも明白だった。

 

 「お、いたいた。こーんなところにいたのか」

 「────」

 

 歌声が止む。突然の来訪に驚いたのだろう。

 ハッと息を飲むように顔を上げ、コハクは慌てた様子でリンドウの方へと振り向いた。些か大袈裟な反応にも思えるが、無理もあるまい。

 荒神(アラガミ)跳梁(ちょうりょう)跋扈(ばっこ)する昨今、極東黄金教(エルドラド・ジパング)さえも衰退し、無神論が主流と化している。

 聖堂があるのは、死者に対して祈るのは神に対する祈りとは異なるだろうと、形だけ取り入れたものだ。

 ゆえに、真顔で神に祈る者を目撃した場合、大半の者が白い目を向けるだろう。それを理解しているからこそ、先のような反応を見せたのである。

 

 が、リンドウはそんな事など気にしない。

 いつもの態度で彼に接する。

 

 「探したぞ、コラ。心配させやがって」

 「···何の用だ?」

 「ん、まあ、なんだ。お前の過去がどうあれ、目の前で仲間に死なれるのは初めて······だろ? この際、お前とゆっくり話そうと思ってな」

 

 言いながら、コハクの隣に腰掛ける。

 彼の手には砕けたサングラスが握られており、それがエリックの物だと、リンドウは即座に見抜いた。

 

 「お前、それ···」

 「ん? ああ······遺族に渡そうと思ったんだが、あまりのショックに耐えられなかったのか、遺族の一人が気絶しちまってな···」

 「あー······」

 

 何も珍しい話ではない。

 人は、自分の精神では耐えられない情報を前にした時、咄嗟に気絶することで、その情報を整理しようとする安全弁が機能する。

 恐らく、エリックの遺族も似たような感じだろう。

 

 「······なぁ、エリックはどんな奴だった?」

 

 問いに、リンドウはやはりと苦笑した。

 天井を仰ぎながら、エリックのことを思い出す。

 

 「エリックは所謂、ボンボンでなぁ···甘ったれた所もあったが······妹想いの良い奴だったよ。神機奏者(ゴッドイーター)になると、多かれ少なかれ、その重責と戦わなきゃあいけない···」

 

 生きて行く重み。置いて()く覚悟。

 大切なモノがあればあるほど、その重責は大きくなっていく。

 “勝利”からは逃げられない──とは、よく言ったものだ。

 

 「アイツはアイツなりに、精一杯に踏ん張ってたな······」

 

 ソーマを目標とし、妹の笑顔を(かて)に戦い続けた。

 彼の人生は妹の為にあったと言っても過言ではない。ゆえにソーマを放っておけず、世話を焼いて振り回し、その度に煙たがられていたのを覚えている。

 

 「そうか···」

 「他に、何かあるか?」

 「特に何も」

 

 言って、コハクは席から立ち上がった。

 

 「おい、待て。ちょっと待て」

 「···何だ?」

 

 口下手なのは互いも同じ。振り返って視線を()るコハクに、当惑したように頭をかく。

 

 「ソーマについて、なんだがな···あまりアイツを、責めないでやってくれ」

 「なんで責める必要がある?」

 「アイツの厳しい言動が(しゃく)に障るかもしれんが、誤解はしないでくれ。オレはアイツほど優しい奴はいないと思ってる。

 アイツはお前と同じだ。アイツは、目の前で仲間に死なれることを、一番恐れてる。だから──」

 「仲間を遠ざけて、独りになろうとしている。それが正解だと信じて、貫こうとしてる······か」

 

 どこか吐き捨てるように(つむ)がれた言葉に、リンドウは目を丸くする。その台詞は、その言葉は、自分が彼に伝えようとしていたものと全く同じで。

 

 「心配すんな、俺はソーマを責めるつもりはねぇよ。じゃあな」

 「················」

 

 軽く手を振って教会を後にするコハクに、奇妙な安堵と同時に、嫌な予感を覚える。

 それが杞憂(きゆう)に終わることを、リンドウは祈らずには居られなかった。

 

 

 

*1
合わせ鏡に同じ。




 遅くなりましたが、祝・謹賀新年!
 今年もよろしくお願いします。

 本作における銀の運命(シルヴァリオ)は、ラグナロクで銀の運命(シルヴァリオ)は完遂されたことが大前提としています。
 そうしないと、ラグナ達に失礼。なので、ゼファー&ヴァルゼライドを発端とした因縁もありません。完全に新しい形の銀の運命(シルヴァリオ)になります。

 そう言えば、ソーマの神機であるイーヴルワン。
 ヘルプ欄に「悪をもって悪を征す邪悪な剣」と書かれてたのを思い出したんだが、黒白のアヴェスター読了後だと、これなんてマグサリオン? になりますね。
 そう言えば、GEレオで緋衣クレハというキャラが居たようですが、何で九条博士といい、lightゲームと妙に縁がありますね、GEシリーズ。

 くらなくんはまぞ。

 鈴子√クリア。
 取り敢えず、無善無悪説な盧生が欲しいです。
 甘粕の持論は、ゼファーの存在で肯定出来るし、
 四四八の持論は、ゼファーの存在で否定できるし、
 やべぇよ、ゼファーさん、遂に作品の垣根超えちゃったよ。

 では、今回はここまで。
 また次回に会いましょう。


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