シンギュラリティの花嫁 ~AIが紡ぐ悠久の神話~   作:月城 友麻

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1-8. シンギュラリティの誘惑

 煌びやかな銀座の街を抜け、細い裏路地に小さなお洒落な看板を見つけた。どうやらここらしい。

 

 恐る恐る、重厚なドアを開けて入ってみると――――

 

 そこは昭和の雰囲気の香る、オーセンティックなバーだった。

 

 暗い店内におしゃれなダウンライト、カウンターの木目が照らされている。

 

 ずらりと並んだシングルモルト・ウィスキーの棚を背にして、黒いカマーベストに蝶ネクタイ姿のバーテンダーが、こちらをちらっと見た。

 

「こんばんは~、田中で予約してると思うんですが……」

 

「いらっしゃいませ、奥のテーブルへどうぞ」

 少し抑制された高い声で案内された。

 

「修一郎はいつもこんな所で飲んでるのか……」

「私も初めてだわ……」

 俺たちはずっしりとした木製の椅子に座った。その年代物の椅子の木肌はすべすべと気持ちよく手になじみ、ピッタリと身体のラインにフィットして、包み込まれるような心地よさがあった。

『あぁ、これが銀座なのだ』

 俺は椅子の座り心地に文化を感じ、思わず目を瞑った。

 

「何に致しましょう?」

 バーテンダーが、おしぼりを持ってきて尋ねた。

 

「俺はラフロイグをロックで、チェイサーもお願い」

 

「何それ?」

 美奈ちゃんが突っ込む。

 

「くさ~いウイスキーだよ。美奈ちゃんには向かないな。美奈ちゃんはカクテル頼むといいよ」

 俺がそう言うと、美奈ちゃんは、

「むぅっ…… 私も同じのをお願い!」

 俺をキッと睨みながらそう言って、プイッとそっぽを向いた。

 この娘は一体何と戦っているのか?

 

「…。私も同じものを……」

 クリスはそんな事は気にもせず淡々とオーダーする。

 

「ではラフロイグをロックで3つですね」

 バーテンはメモりながら、カウンターへ戻って行った。

 

「で、シュウちゃん親子を呼んでどうするの?」

 美奈ちゃんがクリスに尋ねる。

 

「…。修一郎君をAIベンチャーの役員に迎えるから、出資してくれってお願いしてみようかと。誠、いいだろ?」

「もちろん。出資を受けたら役員の受け入れは避けられない。修一郎ならいいと思う」

「…。では、その線で行こう。それから、私がAIの振りをして、スマホのチャットでメッセージをやり取りするので、設定して欲しいんだが」

 

 神様がAIの振り? 何を狙っているのか……。

 俺はサブのスマホをカバンから取り出して言った。

 

「じゃ、このスマホのアカウントを使ってみよう。名前は何にしようか?」

 

「…。名前?」

 

「AIを騙るアカウント名だよ。これから実際に作るAIの名前にもなるから、人類の子孫的な名前がいいな……」

 

「え~、面白そう! そうね、ハッピーとかぁ……ラッキーとかぁ……」

 美奈ちゃんは首をかしげながら、楽しそうにショボい候補を挙げる。

 

「……。いや、ちょっと、美奈取締役、あなた名付け向いてないわ」

 俺がそう言うと、美奈ちゃんは()ねて頬を膨らませた。

 

「…。地球人は『アーシアン』だから……シアン?」

 クリスが呟いた。

 

「シアン……なるほど……水色という意味もあるし、いいね!」

 俺がそう言うと、

 

「シアンちゃんか、まぁ……悪くは……ないかもね」

 美奈ちゃんは、不機嫌に言う。

 

「じゃ、シアンで進めよう」

 こうして人類の未来を託す者には水色の名前が与えられた。水の惑星・地球の守護者にはイメージカラー水色の名前が良く似合う。

 

 ただ、後になって考えたら「シアン」とは青酸カリ(シアノイド)、つまり猛毒という意味もあったのだった。もっとよく考えればよかった……。

 

 

「ラフロイグ、ロックでございます」

 バーテンが慣れた手つきで、テーブルにグラスを並べていく。

 

 軽く乾杯をして、一口、口に運ぶ……

 

 ガツンと来るアルコールに、鼻に抜けていく強烈なピート臭、実に臭い。だが、それがいい。この臭いを体に入れると、溜まっている疲れが少しずつ逃げ出していってくれるような気がする。もはや薬なのかもしれない。

 

「ふぅぅ~」

 

 余韻に浸っていると……

 

「うへぇ、ナニコレ……」

 隣で、ちょっぴり舌を出した美奈ちゃんが、酷い顔をしている。

 

「だから美奈ちゃんには、無理だって言ったのに」

 俺は勝ち誇ったようにそう言った。

 

「これのどこが美味しいのよ!?」

 美奈ちゃんは俺を睨んで言う。

 

「お子様には分からないのです、姫様」

「も~!」

 美奈ちゃんがフグみたいに膨らんだ。

 

 

 Jingle(カラン)

 

 開いたドアの方を見ると、修一郎だ。白いシャツに紺のジャケットを羽織っている。

 

 俺は手をあげて呼ぶ。

 

「はい、来ましたよ!」

 ちょっと投げやりな感じで、ぶっきらぼうに言う。

 

「まぁ座りなよ、いい話だよ」

 

 修一郎は椅子にドカッと座ると、カウンターの方を向いて言った。

「マスター、いつもの!」

 

 すっかり行きつけらしい。若いうちから贅沢三昧なのはどうかと思うが。

 

「で、いい話というのは何ですか!」

 修一郎はトゲトゲとした冷たさを込めて言う。

 

 そういう修一郎からは、微かにマリファナの臭いがする。やはり吸ってたなこいつ。役員にするなら止めさせないと……。

 

「…。AIベンチャーを起業する事になりました。修一郎君にも役員になって欲しいのですが、いかがですか?」

 クリスが微笑みながら言う。

 

「え、AI? 人工知能って事? 俺文系だからAIなんて分からないよ!」

 突然の話に、修一郎も面食らっているようだ。

 

 俺からも言う。

「技術的な事は俺がやるから、修一郎はCFOやってくれ」

 

「CFO? CFOって何だっけ?」

「Chief Financial Officerの略で、最高財務責任者、つまり金集め担当役員だよ」

 俺はニッコリと丁寧に言う。

 

「なんだよ、やっぱり金か……」

 修一郎はうつむいて、首を振る。

 

「いやいや、これは修一郎君にしかできない、崇高な仕事だよ」

 俺は彼の肩をパンパンと叩いた。

 

 ムッとしながら修一郎は

「で、何? パパに『お金を出してくれ』って頼むの?」

「そうそう、良く分かってるじゃん」

 

 修一郎は少し思案して言った。

「幾ら?」

「100億円」

 俺が微笑みながらそう言うと、修一郎はガタッと、椅子の上でコケる仕草をする。

 

「あなたたちさぁ、そんな金、パパにだって出せる訳ないじゃん! 何考えてんの!?」

 修一郎は呆れるを通り越してキレ気味に言う。

 

 そんな修一郎にクリスは諭すように応える。

「…。大丈夫、田中修司さんはちゃんと出してくれます。それも、結果的に大儲けする事になります」

 

「俺は知らないよ! あなた達で勝手に口説いてくれよ!」

 修一郎は、腕を組んでそっぽを向きながら言う。

 

「シュウちゃん! そういう言い方良くないわよ。あなたのためにもなる話なんだから、ちゃんと真面目に考えてよ!」

 美奈ちゃんが身を乗り出して、修一郎を諫める。

 

「いやいや、AIだの100億だの、いきなり言われても……」

 修一郎は美奈ちゃんに怒られて、気おされ気味にそう答えた。

 

 当たり前ではあるが、いきなりいろんな事を言われて修一郎は腰が引けてしまっている。丁寧にちゃんと口説かないと話が進みそうにない。

 

「モスコミュールでございます」

 バーテンダーが(うやうや)しく、グラスを修一郎の前に置いた。

 ジャズの静かな調べが部屋を満たしている。

 

「修一郎君、この会社はね、人類の歴史に残る凄い会社になるんだよ。その役員になるというのは修一郎君の人生にとっても、凄いプラスになるはずだよ」

 俺は、修一郎の目を見ながらゆっくりと話す。

 

「歴史に残るって……、どういう事?」

 修一郎は怪訝(けげん)そうな表情をして言う。

 

「この会社はね、世界初のシンギュラリティを実現する会社になるんだ」

「シンギュラリティ!? 人間を超えたAIを作るって事?」

 目を真ん丸に見開いて驚く修一郎。

 

「おー、良く知ってるじゃないか。その通り! 我々が人類の未来を、大きく変えていくんだ」

 俺がそう言うと、修一郎はモスコミュールを無言で飲み、目を瞑って首をかしげた。

 そして、警戒しながら、

「本当にそんな事ができるなら、そりゃ凄いけど…… 世界中の天才達が実現できてない事を、なんでできるの?」と、言った。

 

「君は昨日、クリスの聖なる力を見たんじゃないのか? あんな事できるのは、世界広しと言えどもクリスしか居ないだろ」

「ま、まぁそうだけど……」

 

「修一郎君は、安心してパパを口説いてくれればいい。俺達がシンギュラリティを実現するから」

 

 修一郎は腕を組んで考えているが、あまり乗り気ではないようだ。

 ここは賭けに出るしかない。

 

「じゃ、こうしよう! 勝負して、我々が勝ったらCFOになってくれ、負けたら、修一郎君の言う事なんでも聞いてやる。勝負の内容も、修一郎君が決めていい。どうだ?」

「え? 何でも聞いてくれるの?」

 色めき立つ修一郎。

 

「もちろん、我々が叶えられる物だけだけどな」

 

 修一郎は、チラッと美奈ちゃんの方を見て言う。

「じゃぁ、美奈ちゃんに彼女になってもらう、というのでもいいの?」

 

 美奈ちゃんはニヤッと笑って言う。

「あら? 私と付き合いたいの?」

「そ、そりゃ、難攻不落の姫は、サークルのみんなの憧れの的ですから……」

「ふぅん……いいわよ。クリスに勝てたらね」

 そう言って斜に構え、修一郎を見つめた。

 

「いやいや、そう言うのはダメだって! そんな人身御供(ひとみごくう)に出すようなこと、認められないよ!」

 俺は焦って言う。

 

「あら、誠さん、クリスが負けるとでも思ってるの?」

「い、いや……負けないと思う……けど……」

 

「ならいいじゃない。その代わり、クリスが勝ったら、ちゃんと仲間になってよね!」

 美奈ちゃんは、ビシッと修一郎を指さして言う。

 

 修一郎はニヤッと笑うと、

「オッケー! じゃ、決まりな! 勝負は……そうだな……ポーカーでいいか?」

 そう聞いてくる。

 

「ポーカー……トランプの? いいんじゃない? ねぇクリス?」

「…。私は何でも……」

「よし! やるぞ! ウッシッシ……」

 異常に勝つ気満々の修一郎は、トランプをカバンから取り出すと、さっそく配り始めた。

 昨日お灸を据えられたばかりなのに、なぜそんなに勝てる気でいるのだろうか?

 

「じゃ、始めよう、僕からでいいね?」

 修一郎は手札を覗き、一枚交換し、(いや)な笑みを浮かべた。

 クリスも一枚交換し、修一郎をジロっと見る。

 

「クリス! たのんだわよ、私の貞操を守って!」

 美奈ちゃんは、緊張した面持ちで握りこぶしを揺らす。

 

 さらに二回ずつ交換し、修一郎は言った。

「さぁ、どうだ! 勝負する?」

 ニヤニヤしながらクリスを見る。

 凄くいい手ができたらしい、ポーカーフェイスって言葉を知ってるのか聞いてみたい。

 

「…。いいだろう」

 穏やかな表情で勝負を受けるクリス。

 

 相当いい手の修一郎からの勝負を、あっさりと受けてしまったが大丈夫なのだろうか?

 俺は手のひらに嫌な汗が湧いてくるのを感じていた。

 

「じゃぁ、決まりな! これで高い役の方が勝ちだぞ!」

 そう言うと修一郎は

「ストレートフラッシュ!」

 そう叫びながらカードをパシッとテーブルにたたきつけた。

 

「え――――!?」「え――――!?」

 俺も美奈ちゃんも叫んでしまった。

 嫌な予感は的中、万事休すだ。俺は思わず天を仰ぐ。

 

 勝利を確信した修一郎は満面の笑みを浮かべている。

 

 しかし、クリスはそんな我々を気にもせず、静かにカードをテーブルに並べた。

「…。ロイヤルストレートフラッシュ……」

 

「キャ――――!」

 一転、美奈ちゃんは狂喜乱舞である。

 嬉しそうにピョンピョン辺りをはねまわった。

 

 真っ青になる修一郎。

「そ、そんな馬鹿な……エースなんて持ってなかったじゃ……」

 と、言いかけて口をつぐんだ。

「え? 今、なんて言った?」

 俺が突っ込むと、

「な、何でもない……。僕の負けでいい……」

 急いでカードを集め始める修一郎。

 

 俺はすかさずカードを何枚か奪うと、しがみついてくる修一郎をブロックしながら、じっとカードを見た。

 

「あれ? このカード、全部裏の模様が違う! イカサマだ!!」

 なんと、修一郎は手品用の仕掛けトランプを、使っていたのだ。おおかた、女の子に『すごーい!』と言わせる小ネタ用に、持ち歩いていたのだろう。

 

「え――――!? 何? 修一郎はイカサマで、私の貞操を狙ってたって事!?」

 跳び回っていた美奈ちゃんは一転、激怒した。

 修一郎をポカポカ殴り始めるのを、俺は身体を張って制止する。

 

「落ち着いて、落ち着いて!」

「ちょっと、離しなさいよ!」

 そう言いながら、おしぼりを修一郎に投げつける。

 

 修一郎は下を向いて動かない。自分でもヤバい自覚があるのだろう。

 

 クリスは持ってるカードを、ピッと弾き飛ばす。

 

 Clink(キン)

 

 スペードのエースが、修一郎のモスコミュールのグラスに刺さった。 

 修一郎が、青ざめて恐る恐るクリスの顔を見る。

 

「…。修一郎君……、イカサマは重罪だよ」

「す、す、す、すみませんでした……」

 

 クリスは修一郎をジッと睨む。怯える修一郎。

 

「…。昨日は嘘をつき、今日はイカサマをする。お前の魂は穢れている」

 そう言うと、クリスがまたカードを飛ばした。

 

 スペードのジャックが修一郎の額に、

 

 Thwack(ピシッ)

 

 と、張り付き、修一郎は椅子の背にもたれて、ぐったりとした。

 

 そして、修一郎は白目をむきながら、ビクンビクンと痙攣を始めた。

 

「クリス…… これは……?」

 あまりにも異様な光景に、俺は聞いた。

 

「…。修一郎君の魂は今、『虚無』にいる」

「虚無?」

「…。光も物質も何にもない、真っ暗な恐ろしい空間……寂しくて辛くて発狂してしまう恐ろしい所……」

 

 ビクンビクンとしながら、泡を吐く修一郎を見て、美奈ちゃんは、

「いい気味だわ!」

 と、ほくそ笑んだ。

 

 しばらくして痙攣が小刻みになった所で、クリスはパチンと指を鳴らした。

 

 気がついて目を開ける修一郎――――

 

「うぁおぉぁぁぁ……」

 訳の分からない声を出しながら、ガタガタ震えている。

 

 落ち着いた頃、クリスが言った。

「…。嘘もイカサマも、自分の魂を穢す愚行だ。やめた方がいい」

 

 修一郎は怯えたように、素早くうなずいた。

 クリスはそれを見ると、ゆっくり何度かうなずき、

 

「…。私たちの計画に協力してくれるね?」

 微笑みながら、そう聞いた。

 

「うぁおおぁ…… は、は、はい! この修一郎、命に代えても、パパを説得して見せます!」

「シュウちゃん、失敗したら許さないわよ!」

 美奈ちゃんはそう言って、またおしぼりを投げつけた。

 

「まぁまぁ、修一郎君も反省したようだし、これからは大切な仲間だ。仲良くやろうじゃないか! イカサマは水に流して…… カンパーイ!」

 俺は、グラスを掲げた。

 

「カンパーイ!」「…。乾杯」

 修一郎も、カードの刺さったモスコミュールを、力なく持ち上げて乾杯をした。

 

 これでまずは第一関門突破だ。

 後は親父さんを口説くだけである。しかし……100億円は途方もない大金だ。うまくいくだろうか……。

 

 美奈ちゃんはラフロイグを舐めて、また渋い顔をしている。美味さが分かるには、少し若すぎるようだ。俺はちょっと得意げに笑った。

 

 

         ◇

 

 

 地球から遠く離れた星にも動きがあった――――

 

「殿下、お目覚めですか?」

 陽射しをたっぷり浴びた宮殿のベッドの上で、眠そうに眼をこする若い男に、執事が声をかける。

 

「ふぅ……、何があった?」

「VとNが動き出しました」

「ん? 祭り(・・)か?」

「その可能性があります」

 

 王子はガバッと起き上がると、窓辺まで歩き、空を見上げた。

 そこには太陽が燦燦(さんさん)と輝いていたが、なぜか揺らめいており、心持ち青っぽい。

 

 彼は眩しそうに目を細め、そして、広大な庭園の植木に視線を落とし、咲き乱れる花々を眺めながら言った。

 

「現状のレポートをくれ」

「こちらに……」

 そう言って、執事は空中にいくつかの3D映像を展開した。

 

 そこには、おしぼりを投げる美奈と、慌てる修一郎たちの姿が映っている。

 

 王子は思わず笑って聞いた。

「一体、彼女は何をやっているんだい?」

「さて……私には想像もつきません……」

 

 王子は美奈をジッと見つめて言った。

「凄いチャーミングだね」

「私には……そのようには見えませんが……」

 執事はちょっと困惑したように答える。

 

「いいよ、俺が行こう」

「えっ? 殿下自らですか?」

「俺も何らかの成果を、出さないとならんだろ?」

「ははっ、その様な事もあろうかと分身体(インスタンス)はすでに配備済みです」

 

 彼は執事の方を見てニヤッと笑った。

「手回しがいいな、全リソースを当該星系に集約させろ! 些細な違和感も見逃すな!」

 

「心得ております」

 執事はそう言って胸に手を当て、お辞儀をした。

 

 王子は窓辺のテーブルに座り、湯気の立ち昇る珈琲を口にする。

 

『久々の祭り(・・)だ、きっとお見えになるだろう。今度こそは俺の手で何らかの成果を……』 

 彼は眉間にしわを寄せ、遥かな星、地球に思いを馳せた。


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