エヴァの世界に転生したら新劇のアスカだった件について   作:レボルト

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エヴァンゲリオン見てたら書きたくなったので書きます!話的にはTV版のエヴァンゲリオンで話を進めていきたいと思います!


第一話 転生したらアスカさんでした。式波の方の

――とある街に一人の女の子がいました。

 

――女の子には家族がいませんでした。

 

――だけど、女の子には友達が居ました。黒い髪の男の子、女の子と同じ顔した茶色い髪の女の子、白い髪の女の子。

 

――女の子は決して寂しくはありませんでした。

 

――今日も、女の子は友達と一緒に世界を守っています。青と紫と赤と黒の大きな人形に乗って……

 

 

 

 

 

 

それがどんな未来へと向かっていくのか知りもせずに。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢を見た…とても懐かしい夢。

 

親に連れられて家族でピクニックに行く夢。

 

――ほら、ボウッとしてないで準備して。

 

母さんがそうやって笑いかけてくれた。俺はその言葉にただただ笑い返して玄関へと向かおうとした。

だけど、玄関までの距離は縮まらない。それどころかますます距離が離れていく。

俺は走った。距離は縮まらない。走って走って走りまくった。しかし、距離はどんどん離れていく。

 

それでも諦めず手を伸ばそうとした瞬間、足を何かに掴まれ転けてしまう。俺は自分の足に目を向ける。そこには絡め取るように足を掴む黒い影の手があった。

振りほどこうとがむしゃらに暴れる。しかし、俺の足を掴む手は振りほどけず逆に俺の体を影の中へと引きずり込んでいく。

 

――だ、誰か助けて…

 

俺は声にならない声で助けを求める。だけど、その助けは誰にも聞き届けて貰えなかった。玄関に居た家族は笑顔でその場を去って行く。俺は影に引き込まれながら家族の後ろ姿に必死に手を伸ばした。

 

――助けて…かあ、さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……っ!?」

 

ガバッと掛け布団をはね除けながらベッドから起き上がる。クソみたいな悪夢を見たせいで体中汗でベトベトで気持ち悪い。

 

「…喉、渇いた。」

 

俺はベッドから飛び降り部屋のドアを開けてキッチンへと向かう。食器棚に置いてあるコップを取り出してシンクの前に立つと蛇口を捻りコップ一杯に水を入れる。

 

「ンク、ンク、プハ~」

 

水を一気に飲み干しシンクの中にコップを置いてシンクの端に手を付く。

 

「これも罰…なのかな。」

 

俺は夢の中で伸ばしていた右手を見つめる。伸ばしても伸ばしても届くことのなかった手。それでも何故か伸ばさずには居られなかった。きっと誰かが俺の手を取って助け出してくれる…そう思っていた。

 

「結局、誰も助けてくれなかったけど。」

 

ま、所詮は夢の中の出来事。ましてや悪夢の出来事なんてそんな物だ。今更というかほとんど毎日見てるから正直慣れた。

 

「にしても、今日のは一段と酷いな。」

 

と、着ていたパジャマを摘まんで開くと汗でベットリとくっついていたため物凄く気持ち悪い。

このままでは風邪など引いてしまうため、俺は風呂へと向かいパパッと着ていたパジャマを脱いで風呂へと入る。

さすがに貯めていたお湯はもう冷たくなっているのでシャワーだけだがそれでも汗のベトベトした気持ち悪さを取り除くには十分だった。

 

「ふぅ、スッキリサッパリ!」

 

体の汗を洗い流し、俺はタオルを入れている所からバスタオルを取り出し体に付いた水分を拭き取り歩きながら頭の水分も拭き取る。

その時、ふと洗面台に付いている大きめの鏡が目に入りそこに映り込む()()()()()に目が行く。

蒼い瞳に黄土色掛かった金髪、整った顔立ちは日本人とはかけ離れて綺麗で明らかにどこかの国の人間との混血であることは明白。

容姿に関してはそこまで大きくない胸、揉めばそこそこ柔らかい。体型もそこそこで正直町中でこんなのが歩いていたら俺は確実にナンパしている。だが、そんな事は出来ないのだが。

 

「何度見ても慣れないわ~。本当にこれが自分の体なんて…。」

 

なんたってこの美少女は()()()なのだ。ナンパするどころかされる側なのだ。だが、そんなことは些細な事。問題なのはその少女の正体の方だ。

俺はこの美少女の正体を知ってる。なんて言ったってこの美少女は俺が生前から推しに推しまくっていたとあるアニメのキャラクター。

 

「なんでエヴァのアスカになっちゃったんだ…よりにもよって新劇、式波の方のアスカに…。」

 

そう、今の俺は新世紀エヴァンゲリオンと言うアニメで二大ヒロインの内の一人、式波・アスカ・ラングレーその人になってしまった。

 

 

 




読んでいただきありがとうございます!これから頑張っていこうとおもいます!
それでは次回もサービス!サービスゥ!
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