無限を操る教師   作:星天さん

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ドレスブレイクの所を忘れていたので、書き直して再投稿しました。


第六話 勝敗

スイーツに誘わ…ゴホン! サーゼクスに誘われ、致し方無く今回のレーティングゲーム観戦に作られた魔王専用のレーティング観戦室に来ていた。観戦室には大きなモニターが一つ、長細いミニテーブルと四人は座れるソファーがあった。観戦室にはそれだけで無く、色んな種類のスイーツが並んでいるスイーツバーも設置されていた。

 

「君の為に用意したから、好きなだけ食べても良いよ」

 

「遠慮なく頂く」

 

スイーツバーにはケーキ、タルト、プリン、ゼリー等、あらゆるスイーツが並べられていた。どれから食べようかと悩んでいたら、レイラの放送が流れた。モニターにはリアスとライザー、それぞれの眷属達が映し出されていた。それぞれのチームが映し終わると、レーティングゲームのルール説明が行われた。

 

「レーティングゲームが始まったよ?」

 

「始まって直ぐに動き出さないでしょ?だから、もう少しスイーツを選んでるよ」

 

(五条翔様が私が作った物を一生懸命見てくれている!くうぅぅ!嬉しすぎる!)

 

スイーツを選び終わり、スイーツが乗った皿をテーブルに置きソファーに座った。スイーツからモニターに視線を移すと、リアスとライザーの眷属達がそれぞれ動き出していた。

 

「このゲームをどう見る?」

 

「リアス達は戦力、戦闘経験がライザー達に比べると劣っている。それに加えてライザーは不死鳥(フェニックス)だ、魔王並の攻撃力が無ければ勝てない。リアスには魔王並の力は無い、結果は負け以外無い」

 

僕は思ったままの事をシスコン魔王に伝えてやった。

はぐれ悪魔の討伐でそこそこの戦闘経験はあるだろうが、ライザー達には及ばない。戦力もリアスの眷属が5に対してライザ達は15、明らかに戦力差がありすぎる。リアスはレーティングゲーム初心者だが、ライザーはレーティングゲーム上級者。リアス達が勝てる見込みは0に等しい。

 

「ぶっちゃけ、リアス達に勝ち目は無いのにわざと提案しただろ?」

 

「その通りだよ。リアスには今回の件で成長をしてもらおうと思ってね」

 

「それだけじゃないだろ?今回の件はリアスだけで無く、一誠も含まれてるだろ」

 

「やっぱり鋭いね…」

 

サーゼクスは観念したのか、今回のレーティングゲームを提案した理由について話し始めた。サーゼクスは赤龍帝の力を持つ一誠をライザーとぶつける為に婚約話を利用して、この計画を考えていたそうだ。一誠は戦いを知らなかった一般人、赤龍帝の力を目覚めさせた事により、ドラゴンの気によって戦いを無意識に呼び込んでしまう体質へと変わった。その為、一誠の強さ向上の為にレーティングゲームを利用したと言った。

 

「でも、君が彼を鍛えたのは予想外だったけどね」

 

「ほんの少しだけ鍛えただ『ドレスブレイク!!』・・・」

 

「あれは、君が教えたの?」

 

「そんな訳ないでしょ…初めて見たよ」

 

一誠がライザー眷属に触れたと思ったら、触れた相手の服が消し飛んで全裸になった。一誠が編み出した技を見て、隣にいるサーゼクスは笑いを堪え、僕は顔を引き攣らせた。だって、このレーティングゲームは色んな悪魔が見てるって言ってたし、しかもライザー眷属は全員女、ずりネタにされないか心配だ。

 

「はあ、此処まで変態だと一層清々しいな」

 

「自分の欲望に忠実なんて、悪魔らしいじゃないか」

 

一誠の根底にある変態が原動力みたいだし、人にやらない限りは多めに見ようと心に決めた。一誠の変態技で大きく話がそれ、リアス達が負けたあとの事をどうするつもりなのかをサーゼクスに尋ねた。

 

「大丈夫、負けたとしても彼はリアスを好いているようだし、一度負けたくらいで諦めたりしないと思ってるよ」

 

「なるほどね…」

 

僕はケーキを頬張りながら、モニターに映っているリアス達を見ていた。祐斗、一誠、小猫、朱乃の奇襲等でライザー達の戦力を減らす事は出来たが、リアス側も朱乃と小猫がやられていた。絶対絶命の中、リアスはアーシアを連れてライザーと一騎打ちに出た。

 

 

そして──予想通りにリアス達はライザーの前に敗れた。




読んでいただきありがとうございます!!
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