ゲーム進撃の巨人2 もしも主人公が生きていたら?   作:マーダー

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主人公が必死に走っている頃のお話


第2話

 

 「お願いだエルヴィン!まだ“彼女”は生きているんだ!早く捜索隊を送らないと!!」

 

 獣の巨人を撃退したその夜、ハンジはエルヴィンに詰め掛けていた。

 

 「今なら日が落ちて巨人も活動していない!“彼女”なら壁に向けて移動しているハズだ!」

 

 普段こんな大声を出すことがないハンジの行動に副官であるモブリットはただ「落ち着いて下さい」としか宥めることしかできなかった。

 だが理解もできる。なにせ目にかけていた部下が仲間を逃がすために囮となったというのだ。

 数少ない自分の研究の理解者(だと一方的に思っている)でもあるのだ。

 

 「エレン達も見えなくなるまで戦っていたと言ってるし、帰還した駐屯兵からも1人で巨人の群れと戦っている女の調査兵がいたと証言が出ているんだ!」

 

 必死にエルヴィンに救援を出すよう懇願するハンジ。だがエルヴィンの返事は冷徹だった。

 

 「駄目だ。今回の戦闘で調査兵だけで50名以上が戦傷死し、今後の作戦に支障が出る可能性がある。それに他の兵団にも甚大な被害がでており、警備や補給、負傷した兵士の手当てなどで手一杯でたった1人の兵士を探す余裕などない」

 

 暗に諦めろと言っているエルヴィンに絶望の顔を向けるハンジに今度は打って変わって優しい声をかける。

 

 「だが“彼女”には私も気にかけていた。後でエレン達に“彼女”のことについて聞いておこう」 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あいつ、結局帰って来なかったな」

 

 「正直もう、望みは薄·····」

 

 「帰ってきますよ!」

 「きっと······必ず!」

 

 ジャンとコニー2人の諦めムードに声を上げるサシャ。

 

 「分かってるよ俺だって信じたくないさ。でもな巨人の群れに突っ込んでこの時間まで帰ってきてないんだぞ」

 

 「楽観的に考えても今夜戻ってこなかったら厳しいだろうな」

 

 「でも!でも!」

 

 正論に何も言い返せない。

 分かってる。もう彼女は戻ってこないことは。だけどそんな簡単に切り捨てられない。

 

 「夜が明けたらまた偵察が出る。そこに賭けるしかない。それに今の俺達にやれることは少ない。明日に備えてもう寝よう」

 

 ジャンが同意し、兵舎に戻ろうとすると、ハンジとモブリットが現れた。

 

 「夜遅くにすまないね、少し話を聞きたいのだが時間はあるかい?」

 

 上官のお願いは命令と同じ。断れるはずもなく3人はハンジらが案内した部屋で待機することになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夕食を終え、寝付けずいたミカサは外をブラブラと歩いていると、サシャ、コニー、ジャンがハンジらに連れられ、一室に入っていくのを見かけた。

 なにかあるのかと部屋から出てきたハンジに話しかける。

 

 「ハンジさんなにかあったんですか?」

 

 「おっ、ミカサか丁度良かった。少し聞きたいことがあるんだけどエレンはどこか知ってる?」

 

 ミカサはエレンの元にハンジを案内する。

 

 

 

 

 自室で“彼女”の手帳を見ていたエレンはミカサが声を掛けるまでドアが開いたのに気付かなかった。

 

 「エレン」

 

 顔を向ければドアを開けたミカサがいた。

 

 「あぁ、今行く」

 

 手帳を置き、外に出る。するとハンジも一緒にいるではないか。

 

 「ハンジさんどうしたんですか?」

 

 「すこーし聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」

 

 2人はハンジに連れられ、サシャ達がいる部屋に案内された。

 

 「あれ?3人ともなんでいるんだ?」

 

 「話を聞いてないのか?ハンジさん達が俺たちに聞きたいことがあるんだとよ」

 

 「用があるのは私とモブリットじゃなくて、エルヴィンなんだ」

 

 「団長が?一体なにを?」

 

 心当たりがない。今回の戦闘の報告書は既に提出済みだし、何か違反をしたつもりもない。

 

 5人はなにを聞かれるか予想をして話しているとドアが開き、エルヴィンが現れる。

 

 「夜分遅くにすまない。少し聞きたいことがあるんだが大丈夫だったか?」

 

 「いえ大丈夫です。それで聞きたいこととは?」

 

 「君達の同期の──のことだ」

 

 「····」

 

 「君達の気持ちも分かるが私も団長として散っていった者達の家族に手紙を書かねばならんのだ。彼女の家族もそれを知りたいだろう」

 

 「団長、アイツの出身は俺と同じシガンシナ区です。ウォール•マリアが突破されたあの日家族は皆死んだとアイツ本人から聞きました」

 

 「そうだったのか」

 

 エルヴィンは少し顔を下げた。

 新しく入団する兵士の情報は団長の元に届けられるがそこには、出身、年齢、性別などあくまでも本人の情報に限られる。勿論望めば、それ以上の情報は然るべき部署が調査して教えてはくれるだろう。だが、そんな団員1人1人のことなど把握する必要性などなく、戦死者の同期が教えて初めて団長が知ることになるなんてことは割と頻繁に起きていた。

 エルヴィンはそのことを思っているのだろう。

 

 「では私が知りたい。彼女の最期はどうだったのだ?」

 

 「アイツは·····」

 

 

 エレン達は“彼女”の最期についてゆっくりと話し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




キリが悪いけど今回はここまで!
次回でこのお話は終わって、主人公側に視点をもどします
手がかじかんでタイプミスしてるかもだから誤字があったら教えてね
ではノシ

前半大分改変しました。

主人公の名前やセリフについて

  • 名前もセリフも出せや
  • 名前だけ出せや
  • 名前イラン喋れればいいんや
  • どっちもイラン こんな感じで書け
  • その他 コメント下さい
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