雷使いも異世界からやって来るそうですよ?   作:水槽のスイマー

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第三話

今、俺たち三人は黒ウサギに連れられて森の中を歩いている。どうやら、あの巨大な天幕で覆われた都市に向かっているらしい。

 

ちなみに、何故三人しかいないのかというと、ついさっき十六夜が、

「ちょっくら、世界の果てを見てくるわ」

とか言って走り去っていったからだ。

 

さて、あの都市に着くまでの間、少し暇だ。

やっぱ俺も、十六夜と一緒に世界の果てを見に行けばよかったかもしれない。

暇潰しに周囲を電磁波を使い調べてみることにする。

 

すると、少し離れた場所に気になる電気を見つけた。

生物ではないが強力な電気を放っている物があるのだ。

 

「わりぃ、ちょっと俺も気になる物見つけたからいって来るわ」

 

「気になる物?なに、それ?」

春日部にそう聞かれる。

 

「なんか強い電気を放っている物を見つけたんだ。それが何かちょっと確認して来る」

 

「ふーん、頑張ってね。」

 

「おう。ああ、黒ウサギには聞かれるまで黙っててくれ」

 

「うん、わかった」

 

「じゃ、いってくるわ」

 

「いってらっしゃい」

 

 

 

 

春日部との会話の後黒ウサギたちから離れ、 強力な電気を放っている物があるところにやってくる。

そこには、わりと大きめな寺があった。

目的の物は、その寺の中にあるようだ。

 

寺の前で立っていても意味がないので、中に入ることにする。

 

人気がなく、ところどころガタがきているようだ。

信仰がなくなり潰れた寺なのだろうか?

 

取り敢えず俺は、強力な電気の出本をたどることにする。

すると、本堂の中にそれを感知することができた。

 

扉を開き本堂の中に入ると、まるで祀られているかの様に本尊の手前の台に置かれているそれを見ることができた。

どうやら、短刀のようだ。

 

手に取とろうと近づいてみる。すると、何処からともなく声が聞こえてきた。

 

『貴様、その刀を求める者か?』

 

「なに?そうだって言ったら、これくれんの?」

俺は、周りを警戒しながらそう返す。

 

『貴様がその刀の所有者たり得る力を持っていると証明できたなら』

 

「じゃあ出てこいよ。サクッと証明してやるから」

 

『貴様の力を試すのは我ではなく、その刀である。我はその刀の元所有者であり、その刀の後継者を探す者だ』

 

「つまり、アンタはこの刀を見守っている幽霊かなんかってことか。で?その、力試しってつうのはどうやったら始まるんだ?」

 

『その刀の柄を持ってみろ』

言われた通り持ってみると、一枚の紙が現れた。

 

『ギフトゲーム名 雷切丸の所有者選定

 

プレイヤー一覧 雷堂 瞬矢

 

クリア条件 雷切丸の出す、二つの試練をクリアする。

 

クリア方法 一つ目の試練では実力を、二つ目の試練では精神力をそれぞれ示すこと。

 

敗北条件 二つの試練をクリアできない場合。

 

宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗の下、ギフトゲームを開催します。 “ "印』

 

さて、いつの間にかギフトゲームをすることになっているみたいだ。

黒ウサギに後で怒られないといいが。




さて、次回 オリジナルギフトゲーム の回です。
やっとオリ主に活躍の場が出た。

感想、御指南、御指南お待ちしています。
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