雷使いも異世界からやって来るそうですよ?   作:水槽のスイマー

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すいません。前回の話のタイトルが四ではなく4になっていました。
あと、タグを少し変えました。


第五話

 

さて、一応当初の目的も果たしたし黒ウサギたちのところに戻るとしよう。

あくまで確認のつもりだったのに、なぜか入手しているが、まぁあって困るものでもないし気にしない。

 

そう思って、黒ウサギたちが向かった巨大な天幕に覆われている都市に向かって歩きだす。

 

しばらく歩いていると目の前に髪の毛を緋色に染めた黒ウサギが現れた。

 

「瞬矢さん!」

 

「おう、どうした黒ウサギ、髪を真っ赤に染めて。グレたのか?」

 

「いえ、この髪の色はそういうのじゃなくて って、違います!どうして勝手に私たちから離れたりしたんですか!?」

 

「あん?春日部から理由聞いてないのか?」

 

「いえ、聞きましたけど!それでもここら辺には、挑んだ者がかえってこないというお寺のギフトゲームだってあるんですよ!そんなものに挑まれたりされたかと思うと心配で心配で」

 

「寺のギフトゲーム?それって“雷切丸の所有者選定"のことか?」

 

「そうそう、それです。ってなんで知ってるんですか!?」

 

「だってもうクリアしたからな。意外と楽だったぞ」

 

「へ?いやいや、待ってください。あのゲームの前所有者の打倒はともかく、“記憶辿り"の方は、歴代の所有者の記憶を見て、少しでも雷切丸を手に入れることを躊躇ったら即座に脳を電気で焼き切られるという苛酷なものなのですよ!?」

 

「へえ、アレそんなに危ないことだったのか。まあ、クリアした今となっては、どうでもいいことだな。ほれ、証拠もあるぞ」

懐から雷切丸を取り出し黒ウサギに見せる。

 

「こ、これは確かに本物なのですよ!」

 

「ていうか、いいのか?たぶんお前は十六夜も追ってるんだろ?」

 

「はっ!そうでした!取り敢えず瞬矢さんは箱庭の方に先に行っていてください!それでは」

 

かなりのスピードで黒ウサギは、十六夜が向かった方向に走って行った。

取り敢えず俺は、黒ウサギに言われた通り箱庭(この世界のことではなくあの都市のことらしい)に向かうことにする。

 

 

 

 

 

 

さて、取り敢えず箱庭に着いたはいいが、どこに行けばいいのかまったくわからない。

 

どうしたらいいか考えていると、向こうの方が騒がしいに気付く。

どうやら、何か起きているらしい。

俺は取り敢えず行ってみることにする。

 

そこには、地面に押さえ付けられている虎男とそれを押さえ付けている春日部。さらに、

 

「私達と『ギフトゲーム』をしましょう。貴方の“フォレス・ガロ"の存続と“ノーネーム"の誇りと魂を賭けて、ね」

と、虎男の顎を掴みながらそう言っている久遠の姿があった。

 

何これ、どういう状況?

 




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