アークナイツRPGをエンジョイプレイ、DLCを添えて   作:エヴォルヴ

1 / 76
素材が足りねぇ……!!


ほんへ
キャラクリ


 皆さん、ご無沙汰しております。(初対面) 悶絶ドクター専属調教師と申します。(大嘘)

 ──はい、茶番はこれくらいにしておいて、皆様初めましての方は初めまして。他のRTAを見てくださった方はご無沙汰しております。ガバにガバを塗り重ね、有終の美ならぬ有終のガバを飾ることに定評のある男です。

 今回やらせていただくのは、発売してから数々のRTA走者兄貴姉貴たちが薔薇、百合、暴力、自主規制! を魅せてくださること間違いなしの神ゲー、『アークナイツRPG』のエンジョイプレイですね。

 RTAでもいいんですが、私のRTAは前述の通りガバにガバを塗り重ねてしまうので、他の走者兄貴姉貴たちの顔に泥を塗る可能性が遺伝子レベルで存在しています。なので今回はエンジョイプレイという形でプレイさせていただきます。

 ちなみにこのゲーム、バカみたいに楽しめるコンテンツが続々登場しており、最近ですとDLCが幾つか追加されていますね。例を挙げるとすれば、職業追加DLC(無料)、ロボット系DLC(有料)などでしょうか? 他にも結構あるので突うずるっ込んでプレイしてみると気持ちがいい! 修羅場製造機としても動けるので、皆もプレイ、しよう! (相も変わらず視聴者を泥沼へと引きずり込もうとする屑の鑑)

 んで、今回はそのDLCを幾つか入れたデータでエンジョイプレイしていきます。

 

 それではキャラクリに行ってみましょう!! 

 まずは性別。今回は男性で容姿はランダムで行きましょうか。その後名前ですが……下手に名前を付けるとキャラクターの好感度に影響することがありますのでここは無難に無月とでも付けておきましょう。読み方はムゲツです。ムツキやムヅキではなく誰が何を言おうとムゲツです。

 種族は……そうですねぇ……リーベリでいいです。プリュムとかヘラグおじと同じですね。ループスなどでもいいのですが、レッドがいますからね。交流してる時に不意打ちのモフモフタイムによる蕩け顔の男なんて誰得ですか? なのでリーベリでいいです。

 特技とか職業とかはいつものようにランダムで。

 さあ、キャラクリも完了したのでゲームスタートです! 

 ……あ、オープニング中に今回入れたDLCについて説明します。私が入れたDLCは職業追加DLCとMSパイロットDLCというものです。

 MSパイロットと言っても、ホンダムとかが実物大で出るわけではなく、源石を鎧みたいにして纏えるというものです。ザクシリーズだったり、UCシリーズだったり結構ありますので、入れてみると楽しいですよマジで。少し試してみたデータでシナンジュが当たって、通常の3倍のスピードとか楽しめて、クリアまで走っちゃいました。本当にオススメです。

 お、オープニング終わりましたね。それでは……イクゾー! デッデッデデデデ! (カーン)

 

 

 ──────────────────────────────

 

 >貴方は眩しい光を浴びて目が覚める。

 

 お? ファッ!? 何だこの美少年!? (驚愕) ガチムチ兄貴を想像していたから超ビックリしたゾ……女みてぇな体してんなお前なぁ? ええ素材やこれは……(恍惚)

 

 >貴方は体が痛みを訴えて軋んでいるのを感じながら起き上がる。どうやら作業が完了したため緊張の糸が切れ、そのまま寝てしまったようだ。

 目の前には完成した機能美に溢れた白衣が誇らしげに飾られている。

 

 えーと……無月君の職業は仕立て屋みたいですね。無料DLCの方で追加されていた職業の一つです。戦闘職ではありませんが、手先が器用で、クリティカル補正がかかりやすい職業です。

 

 >そういえばこの服は誰が着るのだろうか? 先払いで依頼されたから作ったが……まぁ、どうでもいいかと貴方は思考を断ち切った。

 

 結構ドライですね無月君。この感じからして、対価さえあれば誰にでも物を作るタイプの人間でしょう。その代わり、誰が何のためにそれを使うのかは興味なし……といったところですか。

 

 >外の空気を吸うために貴方は工房から出て、爽やかな風を浴びる。今日は何をしようかと考えている貴方の下に視線が向けられ、貴方はその方向を見た。そこには、優しい表情を浮かべる女性が立っている。

 

「やはり鋭いな君は」

 

 おや、ケルシー先生ではありませんか。どうやら知り合いのようですね。

 

 >別に、普通でしょ。←

 そんな視線を向けられたら誰でも分かる。

 どうでもいい。

 

 何でしょうこのオルフェンズとペルソナ感……まぁいいですけど。

 

「ふっ、君は相変わらずだな。依頼していたものは出来たか? 機能美に溢れた白衣というオーダーをしたんだが……」

 

 >ああ、これを依頼したのはケルシーだったのか。彼女ほどの美人がこの白衣を着てくれるなら、自分の名にも箔が付き、着られる白衣は嬉しかろう。

 少し待ってくれと貴方は話し、誇らしげに飾られていた白衣を紙袋に包装して依頼主の彼女に手渡した。

 

「ありがとう。そういえば君は食事を摂っているか? やつれているぞ」

 

 何か世話焼いてくれますね。会ってから結構経つんでしょうか? 好感度は……68!? うせやろ? 家族関係レベルと同じくらいの好感度にブルッちゃうよ……(戦慄)

 

 >貴方は食べていると答え、服装が暑苦しいことに気付き、女性がいることを気にせずに作業着の上着を脱ぎ捨ててシャツだけになった。

 

 何だよお前露出狂かよぉ!? って、ファッ!? 女の子みてぇな体してると思いきや、わりと筋肉質じゃねぇか!? お前本当に仕立て屋か? 

 

「おい、私は気にしないとはいえ、少しぐらいデリカシーというのを……!?」

 

 >貴方が水を被ろうとしてバケツに水を溜めていると、彼女が貴方の腕を掴み、怒りの表情を見せた。

 

「その背中のそれは何だ!?」

 

 背中? 背中にあるのは……お!? 阿頼耶識先輩!? しかも三日月みたいに3つですと!? ええやん……! これなら大体のMSが来ても馴れてなくてもヌルヌル動けますよ! (パイロットの負担を考えない屑)

 というか阿頼耶識先輩がぶっ刺さっているということは、元々仕立て屋ではないですね無月君。少年兵とかですかね? 

 

 >貴方は何でもいいだろ、という表情を浮かべて彼女の手を振り払おうとするが、意外にも強い力で中々振り払えない。

 

「答えろ無月。その背中のそれは、何だ?」

 

 >答えるまで離さないという意志を彼女から感じる。貴方は阿頼耶識という名前であることと、昔誰かに埋め込まれた以外よく知らないと正直に答えた。

 

 まぁ、阿頼耶識って謎めいてますし、彼が知らないのも無理はないと思いますよ。私も感覚が鋭くなり、MSを手足のように動かせるくらいしか知りませんし。

 

 >答えたのだから離せという表情を見せる貴方を、彼女は離そうとしない。

 

「君は治療を受けるべきだ。今回確信を持てた。私も医者の端くれ……患者を見過ごすわけにはいかない」

 

 >貴方の腕を掴む彼女の力は段々強くなっていく。僅かに震えているようにも感じるのは気のせいではないだろう。

 煩わしく感じた貴方は背中に意識を集中して、昔から共にいた相棒を顕現させる。

 

「それは……!?」

 

 >貴方は相棒の力を振るって彼女を振り払う。相棒と繋がっていく……久しぶりに感じるそれを味わいながら、貴方の姿は変貌を遂げた。

 その姿は肩の装甲や、所々の装甲が欠損または歪んでおり、あらゆる場所が悲鳴を上げるようにして嫌な音を響かせている。

 だが、黄色い角と緑色のツインアイは見る者を震え上がらせ、まさに悪魔といえる姿をしている。

 

 アイエエエエ!? バルバトスサン!? バルバトスサンナンデ!? これが阿頼耶識先輩3つの呪いかぁ……なんて言ってる場合じゃねえ!? 

 実は私、バルバトスさんを使ったことがありません。なぜって? 何回やっても来なかったんだよ何か文句ありますか? NTガンダムとかのガンダムは来るんです。しかし、ガンダムフレームの皆さんが全く来ない!! そのせいでバルバトスなんて使ったことがないんですよ。

 

「力ずくでも連れていかせてもらうぞ……!」

 

 >ケルシーが臨戦態勢になる。貴方は久しぶりに起動した相棒が、目の前の彼女を獲物なのか聞いているような気がした。

 俺は健康だ。

 俺の邪魔をしないでくれ。

 それを決めるのはお前じゃないんだよ……←

 

 どうせチュートリアルですのでやってやります。レッドがいないなら余裕ですよ余裕。(慢心) こちとらガンダムの名を冠する悪魔ですよ? 手負いだろうがいけるはず……多分。

 

 >貴方は背中にマウントされていたメイスをスラスター全開で振り下ろす。とてつもない質量を持ったそれが直撃すればひと溜まりもないだろうが……やはり防がれている。

 

「Mon3tr!」

 

 >ドラゴンのようなナマモノが貴方に反撃してくる。だが、貴方はそれを回避することをせずに真っ向からメイスを振り回す。

 

 チュートリアルだからか硬くないですねぇMon3trさんよぉ? おら、打ってこい打ってこい。そんなんじゃガンダムフレームは倒せねぇぞ? 

 

 >貴方は左手でナマモノを捩じ伏せ、メイスを逆手に持ち変えて突き刺そうとする。

 ──が、しかし。貴方の頭が突然痛みだし、ナマモノを捩じ伏せていた左手で頭を押さえる。

 まだだ……まだ、終われない……! そう思いながらも貴方の意識は途切れる。

 

 あるぇ? もしかしてリミッターですか。活動限界でもあったんでしょうかね? まぁいいです。バルバトスの動きは何となく把握しました。マジで暴れ馬です。多分どんどん強化されていくと思いますが、何とかやれるでしょう。(楽観視)

 それでは今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。皆も、アークナイツRPGを始めて、パイロットプレイ、しよう!! 

 

 

 ──────────────────────────────

 

 無月が倒れた後、ケルシーは彼を抱えてロドスに蜻蛉返りしていた。

 先程Mon3trを捩じ伏せていた白い装甲が消えた後、血が流れているのを見たからである。

 

「脳への過剰な負荷による気絶と鼻腔からの大量出血……その原因は……あの装甲と、背中にあるこれが原因か……」

 

 自分の研究室で無月の容態を把握しながら彼のレントゲンを確認する度に吐き気と怒りが込み上げてくる。

 今まで義手、義足や、機械に繋がれて延命されている患者は数え切れないほど見てきたが、それでもこんな狂ったモノは見たことがなく、吐き気を催してしまう。そして、同時に感じた怒りは彼にこんなものを埋め込んだ者へだけでなく、自分に向けたものでもあった。

 

「情けない……本当に……」

 

 数年前から彼と関わってきたのに、背中に……いや、脊髄に直接結び付いている3つのピアスに気付くことができなかった自分の不甲斐なさを悔いながら、点滴を打って眠っている彼に近付いた瞬間、違和感を感じた。

 まるで何かを吸い取られているような感覚を感じていると、肩にあった異物が彼のピアスに吸い込まれているのが見えた。見えてしまった。

 

「まさかあの白い装甲は……源石で出来ているのか……?」

 

 そう直感的に感じた彼女はある仮説を立てる。Mon3trを捩じ伏せていたあの白い装甲がボロボロだった理由は、源石が足りず、久しぶりに動いたから、あんなにボロボロだったのではないのか……と。

 

「だとすれば無月の力……それを利用すれば感染者を……!?」

 

 自分が考えていたその考えを否定する。彼を、人柱にして生け贄にするなんて考えを頭を振って除外した彼女は、胃から込み上げてくるものを感じた。

 そして、憐れむような、悲しむような考えをした瞬間、無月が言った言葉が脳裏に響く。

 

「それを決めるのはお前じゃない……」

 

 確かにそうだ。目の前の彼は生きている。命を燃やして、自分にできることを必死にやってきて、足掻いている。なのにそれを憐れむのは筋違いだ。

 

「──!」

 

「うん? Mon3tr、何かあったのか?」

 

 Mon3trが彼の着ていたジャケットから何かを取り出していた。それはボロボロになった数枚の紙切れ。辛うじて文章が読めるそれは、手紙だった。

 

「彼は文字を読めないと言っていたが……」

 

 だからこそ電話による依頼しか受け付けていないと、無月自身から聞いていたケルシーは首を傾げながらその手紙を読む。

 

『拝啓、無月に寄り添ってくれるかもしれない誰かへ……この手紙を読んでくれているということは、私は死んだということだろう。人というのは本当に簡単に死ぬものだ……

 まぁ、私のことはいい。これを読んでくれた誰かさん、本当に無月に寄り添ってくれる覚悟があるなら、次の手紙に進んでくれ。彼の脊髄に直接結び付いているナノマシンについて説明している。覚悟があるなら読んでくれ』

 

 ケルシーは誰とも分からない手紙の主が書いたその文章を読み進めていく。

 

『……ありがとう、見知らぬ人。では、彼の脊髄に直接結び付いているピアスとナノマシン……阿頼耶識システムについて説明しよう。あれは脊髄に埋め込まれたナノマシンで源石や機動兵器を手足のように操るために作られたものだ。理論上はそれを可能とはしていたものの、リスクが高く、成長しきっていない子供にしか埋め込めない。実験体は彼以外全員が死亡し、彼だけが粗悪な環境で阿頼耶識を3回埋め込まれたらしい。奇跡としか言いようがないだろうね。

 その後、その施設は厄災によって消滅。またもや彼のみが生き残った。その理由は君も見たことがあるはずだ。……ソロモン72柱の名を冠する白い悪魔、バルバトス。それが彼の身を包み、厄災から守った。その時、彼はバルバトスに言われたそうだ。悪魔と相乗りする勇気はあるか? と。

 彼とは戦場で出会った。傭兵稼業で稼いでいた彼を元傭兵の仕立て屋である私が拾って、自分の技術を叩き込んだ。見事なものだろう? その気になればウェディングドレスだって作れる。文字を覚えることだけは無理だったがね』

 

 最後の手紙を読む。

 

『そんな彼を……見守ってあげてほしい。別に、添い遂げてほしいわけじゃない。彼は口癖のように言うんだ。俺には意味なんてない、バルバトスと、俺が送り出したあの服たちにしか意味なんてないんだ……と。彼に意味を与えてあげてほしい。私にはできなかった……だから、彼が、無月がいる意味があると、教えてあげてほしい。私が頼みたいのはそれだけだよ。

 ああ、でも……心残りがあるとするなら……彼が笑っている姿や、恋人を作って私に紹介してくれて、結婚していくのを見れないのは残念だ。彼の作るウェディングドレスを……見てみたかったなぁ……』

 

 手紙はそれで終わっている。ケルシーはその手紙を握り、その手紙の主が頼んできたことを考える。

 そして、微笑む。

 

「ここまで読んでしまったわけだし、引くわけにはいかないか」

 

 レッドのお目付けが欲しかったところだと呟き、彼女はいつものように研究に戻るのであった。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。