アークナイツRPGをエンジョイプレイ、DLCを添えて 作:エヴォルヴ
日記を見返してたら夏に、とうもろこし二十本植えて十九本を熊に食べられた思い出が甦ったので初投稿です。
再びガバを検知したエンジョイプレイが今ここに。
どうして私はこうもガバに好かれているのだろうか? 好かれるのはムッキーだけでいいです。
>貴方は途中だった作業を再開する。いつもより調子がいい……バルバトスと繋がり続けているからだろうか?
部分起動は本当に細かく起動する部位を選べますからね。腕の関節、腕の筋肉、腕の骨……そんな感じに弄れますので、今現在は腕の神経全てをバルバトスに変化させてます。これなら動かせますからね。部分起動あれば半身不随の状態になっても犯されずに済みます。
ちなみに……皮膚の部分が装甲、筋肉がフレームということではないらしいんですけど、これどういう原理なんですかね?
>貴方はその集中力で、依頼されていた服を作り上げた。いつもよりもいい仕上がり具合だろう。これならニアンも喜んでくれるはずだ。
よし、包装作業している間にグレイズ・アイン倒した時にゲットしたスキルポイントを振り分けていきましょうか。
>──獲得できるスキルが複数あります。
【バックアップシステム】
【闇夜の獣】
【薬品耐性】
【哭獣蹄】
【罪禍】
【廻命】
【月朧・陽炎】
【深淵喰い】
ンンンンンン!? 上も下も見覚えがありますねぇ! 説明していきましょうか。
まずは【哭獣蹄】。手足での攻撃が最大20%強化されます。ステゴロ戦闘をするならこれを勧めます。デメリットとして物理防御が下がりますが、再生持ちや重装並の防御力があれば問題ありません。取得条件は戦闘を何回か行うことです。取得するための戦闘は巨大生物ではなく対人戦ですのでご注意を。
お次は【罪禍】……………………これはあれです。うちの子……エンカクさんを曇らせた逸材、グレイヴ君が持っていた【獄門】の下位互換です。敵を倒した数だけバフが追加されますが、これは上限があり、発動から限界時間はスキル延長スキル有りで五分。ついでに戦闘後はリセット&七個のデバフから一つランダムプレゼント付き。はっきり言って面倒なスキルですが、これを熟練度最大まで上げると、【獄門】取得クエストが出現します。どんな人でも曇らせることができるスキルを手に入れたい人は取得、しよう!
んで、【廻命】。敵を倒すと回復するというスキルです。ただし、敵を倒す時に心臓をぶち抜かないと回復しません。返り血を浴びて、奪った命が廻り廻って自分の命になるなんて、皮肉なものですね。
最後は【月朧・陽炎】。攻守共に優秀なスキルで、カウンター主流に戦うキャラクターにはオヌヌメです。カウンターの判定延長、回避性能向上、攻撃ヒット時に回避距離向上、スタミナ回復速度向上が最大15%乗りますので……武道派ドクターにこれをセットしてやると強いですよ。
さて、今回は一つだけ取得できます。んー、悩ましい……ルプスレクスを考えると、【哭獣蹄】は欲しいですけど、【廻命】も捨てがたい……あー、でも曇らせるという点において【罪禍】を取って【獄門】も……あれ? でも【獄門】って確かこのDLCとは相性が悪かったような……
────よし、【薬品耐性】を取りましょう。さすがに耐性スキルは欲しい。え? またガバやってるって? あなた疲れてるのよきっと。
>貴方は包装を終えると、工房の外に向かう。ニアンがいそうな場所は思い付かないが、バルバトスで移動している間に見つかりはするだろうと貴方は適当に考える。──バルバトスが装甲を出してくれない。
ぬあ? 何で? バルバトス先生、装甲出して? じゃないと飛べないっす。え? もしかしてリミッター外したから一定期間お預けなんですか?
>バルバトスが装甲を出してくれないことに気付き、貴方は予定の変更を決定する。色々あったせいで疲れきった体を回復させよう。
ムッキーは色々巻き込まれたからなぁ……とりあえず肉体的にも精神的にも回復を促していきましょうか……休憩タイムというのも大事ですからね。温かい食事と温かい風呂、そして修羅場のないふかふかのベッドで一眠りしましょう。それくらい罰当たりはせんでしょうよ……
>貴方は早速布団を外に干すために行動を開始する。いつものように気付けばWはおらず、どこかへ出掛けたようだ。
よし、襲われる可能性が消えた! 一応拠点拡張は可能なのですが、素材が消えるしお金も消えます。お金はまぁ大丈夫なんですけど、素材の方が問題ですね。ここら辺は後々考えるとして……シルバーアッシュ兄妹がやって来るというのが目下の問題です。あの人普通にスカウトしてくるからなぁ……エンペラーがプロデュースしていたとしても……うん。
ま、とりあえず布団を干したら畑で野菜収穫して食べましょう。……ん?
>貴方が畑に向かうと、見覚えのある尻尾がゆらゆらとトマトを植えている場所から見えた。爬虫類のそれに似た尻尾を揺らして、何かをしている。
「んー……前食べたトマトってこれだよね? 滅茶苦茶甘くてびっくりしたし、美味しかったなー……食べていいかな? いや、絶対怒られるよね……?」
うんうん唸ってるこの声とあの尻尾は……あの人以外いないよな? 水着が決定したあの人しか。
>何してんの。←
……ウタゲ?
無言で見続ける。
「わっ!? びっくりしたなぁ……気配殺して近付かないでよ、兄さん」
ふーん、兄さん兄さん………………? ────兄さん!? む、ムッキー、君妹いたの!? え、孤児じゃないんですか君。今回一番の驚きなんですけど……
>貴方を兄と呼ぶ彼女はウタゲ。貴方の師匠と師弟関係にあったらしく、貴方のことを兄弟子として認識しているらしい。
何してんの?
畑に何か用? ←
……食べる?
「あー……兄さんから前にトマト貰ったでしょ? その時食べたのがこれかな~って思っただけ。ロドス関係でシエスタに来たからちょっと寄ったんだ」
>だからと言って畑にいるのはおかしいのではと貴方は訝しんだが、ウタゲのことだしと思い考えることを止めた。
結構な信頼関係を築いていらっしゃる。というかムッキーの先生って何者だったんだ……? 話を聞く限り化け物染みてるけど……
>貴方は何かを考えるようにした後、籠と鋏を二つ取り出した。
収穫手伝ってくれるなら食べてもいい。←
……食べる?
手伝って。
「え? あたしもやるの?」
そうだよ。そのトマトやとうもろこしを食べたいのなら手伝いなさい……完熟野菜は旨いぞ……フルーツトマトとかスイートコーンとか……夏はいい野菜が取れるなぁ……ま、シエスタってほぼ毎日夏ですけどね。
「んー……やろっかなぁ。集合までまだ時間あるし」
>そう言ってウタゲは籠と鋏を受け取り、貴方と共に野菜を収穫していく。瑞々しい野菜を収穫しながら、貴方は収穫した野菜の保存について考えていた。
干し野菜にでもすればいいんじゃないっすかね? ドライトマトとか。あ、漬物とかもいいですね。大分保存が利きますから。
「そういえば兄さん、右腕どうしたの?」
>突然ウタゲがそんなことを口にする。貴方は彼女の勘の鋭さに少しだけ驚いたが、何もないと答える。
「それ嘘でしょ。兄さん嘘吐くの相変わらず下手だね」
女の勘ってやつですか? めっちゃ鋭いじゃん……ヤバイ……コワイ……あれ、これはもしやヒロイン追加ですか……? まぁまともなヒロインが増えたってことで良しとしましょう。
今ヒロイン誰がいるんだ……? W、フロストノヴァ、プリュム、レッド? 、ニェン……は一応含めるとして、そこにウタゲ。ティマさんは多分違うと信じたい。
「ま、いいや。そういえばあの巨人、先生だったんでしょ?」
>ピタリと貴方の動きが止まる。それを見たウタゲはやっぱりそうだったか~と、どこか悲しそうな声で呟く。
「動きがさ、何となく似てたんだよ。それに、最後……声が聞こえた気がしたんだ。『もう大丈夫だな』ってさ」
>貴方はあの巨人が最後に言った言葉を思い返す。確かにあの時、先生の声が『もう大丈夫だな』と言ったような気がした。これは、誰への声だったのだろうか?
「ま、死んじゃったらもう終わりだから、あんまり気にしない方がいいよ、きっと。兄さん傭兵だったし分かってるでしょ?」
達観してるなぁ……本当に学生か君……まぁいいですけど。極東の人達大体達観してるし。
ムッキーのメンタルは急遽作ったライダーシステムを使ったのかと思うくらいボドボドなのでメンタル回復に努めてもらうつもりです。生理的耐性卓越のくせにだらしねぇな。(理不尽)
>貴方は止まっていた作業を再開する。身内と話すというのは貴方にとって一番精神的に安心する時間のようだ。
野菜、持って帰る?
お土産とか持ってく?
収穫を止めて家に戻る。←
「あ、終わり? じゃ、お風呂場借りるねー」
>家に戻ると分かった途端、ウタゲは収穫した野菜を洗い場に起き、風呂場に向かう。なぜお湯を沸かしていたことを知っているのだろうか……?
ムッキーは基本的にロボットみたいな生活してるから分かりやすいんじゃないっすかね? 知らんけど。つーかムッキー、前々から思ってたけど、攻め力少ないな? 草食じゃなくて無食系なの? え、枯れてんの? いやまさかな? 犯された時とか大丈夫だったし、単に性欲薄いだけか。
「兄さんタオルってどこー?」
>風呂場から声が聞こえ、貴方はタオルが置いてある場所を指示する。最近カレーを食べていないと思った貴方は、鍋に切った夏野菜を放り込み、肉、生姜などを炒める。
カレーかぁ……リアルでも最近食べてへんな……
「んー? 何この戸棚……ってうわっ……兄さん、こんなの持ってるんだ……へー、ふーん……兄さんも男の子なんだねぇ」
何か不吉な声が聞こえる……ムッキーに何かそういうものを買わせた記憶は全く無いので、Wとかでしょう。風呂場のどっかにある戸棚ね。了解、後程処理します。薬学とかのスキルと道具があれば成分抽出してアイテムだって製造できるんですけどねぇ……
>ウタゲが風呂場でボソボソと何かを呟いている。貴方は調理に集中しているため、何を言っているのか分からなかった。
「あーさっぱりした。兄さん、お風呂空いたから入ってきたら?」
>貴方は火を止めて風呂場に向かう。
戸棚に何かあるらしいのでさっさと処理しましょうか。どれどれ……うげっ……何でこんなものがあるんですかねぇ……
【ピンク色の薬品】
用途が分からない謎の液体薬品。説明書には「理性があっても理性を失うほど。奥手な人でも獣になれるかも?」と書いてある。これを見る度に貴方は頭痛がするが、なぜ頭痛がするのかは分からない。
だが、この世には知らない方がいいことだってあるのだ。きっとこれも、その類いのものだろう。
よし、処理しましょう。これ水溶性みたいですし、風呂場に捨てても問題ないやろ。
>貴方は謎の液体を水で薄めて捨てていく。全てを捨てた貴方は謎の達成感に満ち溢れていた。
ヨシッ! (現場猫) とりあえず大丈夫になったはず。今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。いやー、今回はストレスフリーだったなぁ……
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兄弟子が風呂に入っている間、妹弟子は彼の机に置いてある写真集を見る。その写真集には今まで作ってきた服、それを着て歩く人々、そしてたくさんの人の写真があった。
「兄さんは人たらしだよねー」
サルカズの傭兵、師匠の姉、サンクタの生真面目そうな男と堕天使、潔癖症のエーギルにリーベリの将軍……それと前に話していた氷を使うコータスとその義父……たくさんの人と繋がりを持っている兄弟子は、その誰にも気付かれない闇を抱えている。きっと、それは誰にも晴らせないし、彼自身晴らすつもりはないんだろう。
「意味なんて、あとから着いてくるんだし、意味を持たない人はいないと思うんだけどなー……兄さんはそう言っても考えを変えるなんてしないだろうけど」
きっと、未来永劫彼は歩み続けるのだろう。そこにどんな絶望があろうとも。
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薬品の匂いがあたりに広がる何もない部屋で、少年は一人何を考えているのか分からない表情を浮かべて何かを待っていた。
『被験体No.08、時間だ。出ろ』
アナウンスが響き、少年は部屋から出る。真っ直ぐ、ただ真っ直ぐに実験室まで歩いていく。
「来たか。被験体No.08、お前にはピアスをもう一本施術させてもらう」
「……?」
「……とにかくそこに寝そべって待機しろ」
ガラス越しに話してくる白衣の男。少年は白衣の男の指示に従い、設置されていたベッドに寝そべる。少年は何も感じていなかった。他の子供と同じように死ぬかもしれない恐怖も、尊厳を奪われているという自覚も。
少年が無表情で待機していると、突然背中に何かが突き刺さった。全身に激痛が迸る中、それでも少年は何の反応も見せない。
痛みが引いた少年は起き上がり、部屋に戻れと通達される。普通は動けないはずだが、少年は動き、部屋に戻っていく。
「本当に気味が悪いな……」
「麻酔なしでの施術に何も反応しないなんて……」
「だが、その気味の悪さによって我々は更なる高みへと進めるのだ」
少年が去っていった後、ガラス越しに立っていた研究者達は口々に話す。そして、資料が一枚ファイルから抜け落ちる。そこには『厄災の悪魔復元計画』と書かれていた。
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少年の実験が終わって数日後、研究所には異変が起こっていた。地震が頻繁に起こっている。
「最近多いよなぁ」
「だな。山の中にあるって言っても地震多すぎるぜ」
そんな話をしながら研究者達は近況を報告していく。その会話には勿論、少年の話もあった。
「被験体No.08だが、あれは異常だな」
「そうだな。阿頼耶識の実験はあれ以外残ってないんだろう? 最近三つ目を埋め込んだらしいじゃないか。生きてるのか?」
「ああ、ぴんぴんしてる。あの不気味さにはゾッとするぜ。あれと話したことあるか?」
「いや、ないな。お前はあるのか?」
「ああ、ある。あれは自分に意味を持たないって話してた。普通、意味を持ってるかもとか考えるだろ? その素振りもなく即答だった」
今でも思い出してゾッとする、と研究者の一人が話す。そんな子供がいるのかと、もう一人の研究者も鳥肌が立ちそうになったが、突然、衝撃が迸る。
『警告。付近で天災が発生。その余波で大規模な被害が予想されます。研究員は避難区域まで避難してください。繰り返します──』
「天災!? 何で!? ここは天災に見舞われないって言ってたじゃねぇか!?」
「知るか!? とにかく逃げるぞ!」
研究者達は我先にと走り出す。
「……天災……?」
時同じくして、真っ赤に染まった部屋に待機している少年は、何となく自分が死ぬのだと直感していた。
「……まぁ、いっか。俺なんかが生きてても何も変わらないし」
『──本当にそうか?』
「……誰?」
突然、声が聞こえた。その声に反応した少年に、笑い声が響き渡る。
『ハハハ! まさかとは思ったが、やはり貴方はそうらしい』
「誰だよあんた」
『私のことはどうでもいいだろう? 貴方に力を与える存在。それだけだ』
「名前を聞いたんだけど……まぁいいや」
姿のない声に反応しながら、少年はベッドに横たわる。
『おい、このままでは貴方は死ぬぞ?』
「いいよ別に……」
『……貴方は私の昔の友にそっくりだ。顔も体格もまるっきり違うがな。だが、そっくりだ。だからこそ、私は貴方に力を与える。今度こそ、失わないように』
「は?」
意味が分からなかった少年は、その声にまた反応する。そして突然、多くの情報が流れ込んできた。色とりどりの植物、たくさんの絶景……あらゆる情報が入り込んできた。
「……これ……」
『私の友から受け継いだ記憶。貴方はそれらを作ることや見ることだってできる。どうでもいい、意味を持たないと考えるのは、それらを見たり、作ったりした後でいいだろう?』
「…………あんたがくれたこれらが何なのかよく分からない。けど、それを見てみたいとは思う」
少年の心に何かが灯る。その灯ったものを、その声は見逃さず、すぐさま契約に入った。
『ああ、そうとも。こんなところじゃ終われない! 貴方の未来は輝かしいもので満ち溢れているのだから! 貴方が進み続ける限り、私は貴方に力を与える。そこに代償があったとしても、貴方は進み続けるか? 悪魔と相乗りする勇気はあるか?』
「……多分、進むよ。死ぬまで進み続ける。俺には意味がないから、進むだけだ」
『ああ……ああ……素晴らしい!! 意味を持たぬ者、無月よ、契約はここに成された! 苦難も悪意も全て背負い、未来永劫進み続けろ!! 私はそのためならば力を与えよう!! 我が名はバルバトス! ソロモン72柱が一柱、天使を殺すため誕生した厄災の悪魔なり!!』
「無月……ああ、俺の名前か。最近No.08ってばかり呼ばれてたから忘れてた。──行くぞ、バルバトス」
獄門取得できそうな先駆者兄貴姉貴達いそう……いそうじゃない?
【深淵喰い】
深淵に潜む怪物を殺し、力を得る。狂気に呑まれぬように気を付けることだ。
これを持っているキャラはスカジとかをヒロインにしやすいぞ……