アークナイツRPGをエンジョイプレイ、DLCを添えて   作:エヴォルヴ

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RI-09が楽しかったので初投稿です。


愉快なガバリストの受難

 続きやっていくよー。

 前回は確か……ニェンに服渡した辺りで終わりましたね。あの後垂れ流しにしてましたが、どのようにムービーがあったのでしょうか? 

 

 >ウタゲが帰った後、貴方は夕飯の支度を始めた。いつもより調子がいい体に違和感を覚えた。

 ニアン、何かした? 

 ニアンが埋め込んだやつのせいかな。←

 

「ん? ああ、無駄な負荷を与えないように色々付けさせてもらった。リミッターを外したとしても、ちょっとの間不自由になるだけだろうさ」

 

 マ゜ッ!? う、嘘だろ……? さすがのニェンさんでもそんなことを簡単にやってのけるなんてことは……!? 

 

 >ニアンが取り付けてくれたという阿頼耶識の付属端末が上手く機能しているのか、貴方の視界はいつもより鮮明になっており、右腕も少しだけ反応は遅れるものの、バルバトスに接続せずとも動いている。らしくもなく、少し感動している自分がいた。

 

 スゥゥゥゥゥゥ……フゥゥゥゥゥ……うん。(現実逃避)

 ま、リミッター解除による負担が少なくなったと考えればいいか! 考え方次第で世界は広がるって私は信じたい。

 

 >貴方は倉庫から様々な食材を取り出して切り分けていく。今日は流星群が見れるとラジオで聞いたので、砂浜でバーベキューと洒落込もう。

 ニアンも来る? ←

 ニアン、どれくらい食べるの? 

 酒欲しいかな……? 

 

「お、バーベキューか。肉多めで激辛ソースも頼むぜ」

 

 >貴方は彼女が出した要望に了承し、作り置きしていた激辛ソース瓶を取り出した。恐らく足りなくなると思われるので、継ぎ足しておこう。

 

 >他にもソースや肉、箸休めのらっきょう漬け、オリジムシの佃煮などを巨大なクーラーボックスに入れた貴方は、砂浜にあるバーベキューセットのレンタルのために電話をかけた。

 

『はい、こちらシエスタ観光案内所です』

 

 すみませーん、無月ですけども~……今日ってバーベキューセットを借りれますかねぇ? 

 

『少々お待ちください。……………………申し訳ございません。現在バーベキューセットは全て貸し出されていまして、明日にしか在庫がないかと……』

 

 あっ、ふーん……そっか……残念ですが、いきなりでしたしね。こちらこそ申し訳ナス! 

 

 >貴方は電話を切り、バーベキューへの道が途絶えたことに軽くショックを受けた。

 ここで焼くか。

 家で焼き肉かな。

 ……ニアン、バーに行こう。←

 

「お前が言ってたとこか。行こうぜ。飲み足りなかったところだ」

 

 垂れ流していた時に何かあったんすね、きっと。てかムッキー、お酒結構飲める人なんですね? 肝機能化け物かな? 家にもお酒の瓶置いてましたし……

 それにしてもシエスタはいいですね。くそ暑いですけど、道が入り組んでいないので迷いにくいです。人が多いとあれですけど、感染者への偏見も少ないのでストレスフリーです。というか感染者への差別がほぼ無いのでは……? 音楽において感染者も非感染者も関係ないのだ……まぁ、シエスタの上層部が皆いい人だからね。

 ほら見てください向こうのカップル。女性の方が感染者ですけど、男性は気にしていませんよ。おら、ウルサス帝国も見倣え。見倣わねぇならハシュマルとの戦いに巻き込むぞ。ウルサス帝国全体は無理? ならチェルノボーグが見倣え。感染者だろうが非感染者だろうが優劣はねぇだろ。そうだろ? なぁ? それを認めて差別無くせや……無くさないならサテライトキャノンぶち込むぞ……? ガンダムDXのツインサテライトキャノンってカッコいいですよね。私個人としてはウィングガンダムゼロEWも好きです。デュナメスリペアⅢもすこ。

 

 >夜でもシエスタは活気に満ち溢れている。少しだけ疲れているカップルも見かけるが、恐らくライブで盛り上りすぎたのだろう。

 

「ここはいいな。活気なら龍門や炎国にも負けてねぇ」

 

 >貴方はニアンの言葉に頷きながら、少しだけ入り組んだ場所にあるバーに入る。薄暗く、ジャズが流れるこのバーでは、エーギルの男性がバーテンダーをしている。

 

「おや、いらっしゃい。いつもの席が空いてるよ」

 

 >貴方は店主に促され、カウンター席に座る。貴方のいつもの席だ。

 ニアンは何飲む? 

 いつもの二つ。←

 そっちに任せるよ。

 

「かしこまりました」

 

 ムッキーはいつも何を飲んでいるんだ……? む、あの果物が入った大きな瓶は……赤ワイン? 何か知ってますけど……何でしたっけ? 

 

「お待たせしました。常夏のサングリアです」

 

 >赤ワインに入った果物が宝石のように輝いている。いつも貴方がこのバーに来た時、最初はこれと決めているものだ。

 

「ほー……甘いなこれ。赤ワインとかあんまり飲まねぇけど、こんなもんなのか?」

 

「甘いお酒です。辛さの強いワインもあるのですが、あなたの弟君はこれを好んでいましたよ」

 

「! 何で私に弟がいるって思ったんだ?」

 

「目や髪の色、雰囲気……そして何より、無月君が懐いているからですよ。あなたについても色々話してました」

 

 何だこのバーテンダー……鑑定士か何かかな? 心眼でも持ってるんですか? 

 

「テキーラのカクテルも好きだったそうですが、ここではいつもセプテンバー・モーンやサングリアを飲んでいましたね」

 

 >セプテンバー・モーンには『あなたの心はどこに』という意味があったはず。先生は何を思ってそれを飲んでいたのだろうか? 

 

「嬉しい時も、悲しい時もテキーラを飲めば大丈夫と言いながら、彼がここではテキーラを頼んだことはありませんでした。……あの日、テキーラを取っておいてくれと言われた時……おっと、すみません。これは誰にも言うなと言われていました」

 

 >そう言ってオレンジ色の液体が入ったグラスを差し出してきたバーテンダー。テキーラサンライズだ。

 無言で飲む。←

 先生に乾杯する。

 自由に乾杯する。

 

「あ、店主、フロイドくれ」

 

「かしこまりました」

 

 飲むの早!? ちびちび味わうように飲めよ……てかフロイド? フロイドってどんな意味持ってましたっけ……? ま、私にゃ縁のないものでしょうし、どうでもいいですわ。

 

「ほら、無月、飲めよ」

 

 >フロイドを貴方はニアンに差し出され、ちびちびと飲む。背筋を伸ばして飲めと先生に言われていたので、それを実践しているが、これは何か意味があるのだろうか? ……しばらく飲んでいると、意識が薄れてきた。

 

 ここで眠るのは不味いですよムッキー!? 会計済ませましょう。お金は結構ありますね。

 

 >眠る前に会計を済ませた貴方は、テーブルに突っ伏して眠ってしまった。しばらく起きることはないだろう。

 

 ぎゃああああ!? 酩酊状態に睡眠……デバフ延長ですねこれ。てか家で飲んで、バーでも飲んでたらこうなるか……背に腹はかえられぬ……ニェンさんに家まで連れ帰ってもらいましょうか。

 

「無月? おーい……眠ってやがる……世話が焼けるなぁ」

 

 んー……一応レバガチャしておきましょうか。喰われてももう何も感じないんすけど、一応ね? ほら、面倒事は避けたいじゃないですか。え、修羅場れ? 嫌だわ何で好き好んで修羅場に飛び込まないといけないんだよ。

 

「無月、お前は多分、私みたいに長くは生きれない。けど、あっという間のその日まで、自由に生きろ。意味なんて後からやってくるし、誰かが決めることじゃない。ま、聞こえちゃいないだろうけど」

 

 カッコいいこと言うじゃないですか……真面目モードのニェンはカッコいいですけど、この後ムッキーを喰おうとしたらカッコ悪いっすね……

 家まで送ってもらえましたし、丁度いいので今回はここまで。次回は恐らくシルバーアッシュさんからの依頼を進めることになるかと思います。ご視聴ありがとうございました。またテラでお会いしましょう。

 

 

 ──────────────────────────────

 

 

 無月達が去った後、バーテンダーがグラスを片付けていると、別の客が入ってきた。

 

「いらっしゃ──おや、珍しい客人だ。まさかバウンティハンターが来るとはね」

 

「……」

 

 来店したエーギルの女性……現在はロドスに所属しているバウンティハンター、スカジは、バーテンダーをじっと見つめている。

 

「そこに立っていないで座ったらどうかね? おっと、暴れるのは止してくれよ? か弱い私では君を止めるなんてできないからね」

 

「よく言うわ。私が攻撃する前にその後ろにある武器を投げるつもりでしょう?」

 

「おやおや、よく分かったね。だが、半分不正解だ」

 

 彼が指を鳴らすと、スカジの周囲にステンドグラスの破片のようなものが現れる。睨むように見るスカジに、バーテンダーはクツクツと嗤ってそれらを手元に戻す。

 

「まだまだ甘い。敵は君の考えを全てすり抜けてくると思いなさい」

 

「それだけの力を持っていながら、どうして狩人を辞めたのかしら」

 

「色々あるのさ、私にもね。……それで? 君は意味もなく人を訪ねたりしないだろう? 何か用かな?」

 

「……火山に黒い犬のような機械がいたわ。あれは何?」

 

 ピク、とバーテンダーの髪にあるクラゲのような触手が反応した。

 

「何か知っているようね」

 

「プルーマー……そうか、ここにもいたか……」

 

 何かを憂うように呟いた彼を見て彼女は首を傾げる。プルーマーという言葉に聞き覚えはない。だが、バーテンダーは知っているようで、スカジは情報を引き出そうとする。

 

「あれはドクターに危害を加えるのかしら?」

 

「ドクター? ふっ、何だ、君にもそういう人がいるようで安心したよ。──まだ大元が起きていないから大丈夫だろうね。ただ、大元が起きれば甚大な被害が出るだろう」

 

「そう。……大元というのは?」

 

「ハシュマル。厄災の天使であり、72の悪魔によって翼をもがれて墜ちた殺戮兵器さ」

 

 あれは酷い戦いだったと苦虫を噛んだような表情を見せた彼は、すぐに笑みを浮かべて口を開く。

 

「他にも厄介な天使はいたが、それらは全て悪魔に狩られた。ハシュマルだけが生き残っているわけだが……その天使の宿敵がもう目覚めているよ。8体目の悪魔がね。……もしその悪魔を宿す彼に会ったら、是非協力してあげて欲しい。何、悪いようにはならないさ」

 

「……場合によるわ」

 

 無表情で答えた彼女に、バーテンダーの男はニヤリと笑ってみせた。

 

「仲良くしておくといい。彼は深海の蛸だろうと狩れる怪物だからね。君の力になるだろうさ」

 

「……」

 

 スカジは何も答えずに店を出る。やれやれ、と肩を竦めた男性は、グラスにサングリアを注いで、血のように赤いそれを見つめる。

 

「血を見るのは天使か悪魔か……それとも……私は見守らせてもらうとしよう」

 

 そして誰もいないバーで一人、その酒を飲み干す。カラン、という音が静かな空間に響いた。

 

 

 

 

 

 




甘酒でも酔っ払うので私は生涯禁酒です。
そういえばアークナイツのキャラクターに合うカクテルやお酒は何でしょうか?皆さんのご意見、感想にてお待ちしております。
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