アークナイツRPGをエンジョイプレイ、DLCを添えて 作:エヴォルヴ
三点バーストのハンドガン。反動制御が簡単で、弾も詰まりにくい。とあるルートでロンダリングされた銃であり、アーツ適正がなくとも扱える。怪しげな商人は言った。
「無駄な部品を取り外してしまえば簡単に使える。あんたはお得意様だからな。ちょっとだけ教えてやるよ」
と。だが、どのパーツが外されたのか、誰にも分からない。
「お待ちしておりました、ニアンお嬢様」
「ああ、久しぶりだな爺や」
はい、やって来ました炎国ニェンさんの実家。相変わらずデカイな? こりゃ壊し甲斐があるぜ!!
「おや、そちらのお二人は……」
「護衛。爺やがいないなら必要だと思ってな」
>目の前にいる執事は……麒麟だろうか? 老いてはいるが、全く隙がない。ニアンの穏やかな表情からして、信頼できる人らしい。
「ほっほっほっ。買い被り過ぎですよ、ニアンお嬢様。私はもう老いぼれですから」
「嘘つけ、まだまだ現役だろ」
こんな化け物染みた人いたかなぁ……? いや、いませんでしたね。……うーん、この人はニェンさんと仲良さげだから殺したくないなぁ……
「──そういえばホウライ坊っちゃんはいかがなさいましたか?」
「死んだよ。あの愚弟は」
「!! ──そう、でしたか……」
>ホウライ……貴方の師匠の名前だ。……彼は本気で悲しんでいる……師匠とは良好な仲を築いていたらしい。
「……申し訳ありません。さ、こちらへ」
「ああ。行くぞお前ら」
「うっす」
ムッキーの師匠とも仲良かったのか……うん、この人殺したくねぇな。あの、えーと……
「コクテイとお呼びください」
じゃあコクテイさん、この集まりがどんなものなのか……ご存知なので?
「……ええ、理解しております。…………正直なところ、目を背けたいところですな」
「分かってて姐さんを案内するってのか?」
「仕事ですから。──しかし、今は安心しております。ニアンお嬢様を守る護衛がいらっしゃるようですから」
ああ、ええ、まあ。そこら辺はお任せくださいな。でも、そんなにニェンさん大事なら、この日にここへ来ないようにすればいいのでは?
「ごもっともでございます。ですが、この日にここへ来ない場合の方が惨い。……だからこそ、でしょうか? この日に備えて、数々の準備をしております。この家を潰すための、ね」
>コクテイの瞳には憎悪と怒りが宿っていた。彼もこの家に何かを奪われた側の人間なのだろう。
「お二方、頼みを聞いていただいても、よろしいでしょうか?」
「あ?」
内容によりますが。
「ニアンお嬢様の妹君……シーお嬢様も守っていただけませんでしょうか?」
あんたが守ればいいのでは?
「私は私でやることがありますゆえ……お願いできますでしょうか?」
>貴方とヴェンは、彼の言葉に頷き、条件付きで了承の意を示した。
あんたも死なないことが条件。
死なないでよ。
あんたが死んだらニアンもシーって人も泣くから。←
「! ほほっ、お嬢様方が泣くのは見たくありませんなぁ」
「おい馬鹿、何言ってんだ」
ニェンさんが照れてるところ初めて見たかもしれない……あ、いやフガク君の方で見てはいましたけど。
「では、よろしくお願いいたします」
「ああ。……無月、やるぞ」
>貴方はヴェンと手の甲を当てて、懐のハンドガンのセーフティを外す。この扉を前にした瞬間、貴方の思考は傭兵時代の思考へと変化する。
>不意に、ニアンの手が貴方の左手に当たる。至って健康そのものの彼女の手は温かい。
行くよ。
大丈夫。
やるぞ、ヴェン。←
「ああ」
行くぜぇ!!
>貴方とヴェンが扉を開け、ニアンと共に広い部屋に入ると、空席がある場所の隣に青い角を生やした女性がいた。ニアンの世代で女性は自身含めて二人だったと言っていたため、彼女がシーだろう。
「おお、やっと来たかニアン」
うわ……隙だらけだなぁ……今すぐに殺してぇ……だが、ダメだ……我慢……我慢や……
「シーの隣がお前の席だ。……ところで、その二人は誰だ?」
「護衛だよ。お前らの近くに座るってのに、護衛いないのはねぇだろ気持ち悪ぃ」
「ふふ、相変わらずのようだな」
>貴方がニアンをエスコートしてシーらしき女性の隣に連れていくと、訝しむ視線を向けられた。
何か?
何でしょう? ←
何か、ありましたか?
ふっ、ムッキーとヴェンは演技派だぜ? 礼儀についても色々仕込んできた!!
「いいえ、何でもないわ」
「さて、揃ったところで宴会を始めようか! 杯を持ったか?」
>貴方は杯に注がれた酒に違和感を覚え、密林の巨人から学んだ技術、『アナライズ』を発動して中身を解析する。……解析の結果、強力な媚薬が検知された。
ヴェン。←
ダメだな。
アウト。
「ああ。お嬢様方、お待ちください」
「? 何かしら」
「何だよ」
「毒が……媚薬が入っています。どういうことだ?」
>貴方とヴェンが睨むと、何人かがたじろいだ。
「な、何のことですかな? 護衛殿」
「惚けてんじゃあねぇよ! 姐さんとその妹君にこんなもん飲ませてどうするつもりだ、あ゛あ゛!?」
「証拠はあるので──!!? な、なな、なぜ……いや、まさか、そんなことがあるわけが……!?」
あ゛あ゛!? 質問してんだろうが……さっさと答えろや……何をするつもりだったんだ、あん? 事と次第によっちゃあ、俺達はあんたらを斬らなくちゃならねぇ。おい、答えろよ。
「純粋な上位種を残すには必要なことをして、何が悪い!? 強力な媚薬で痛みを感じさせないだけありがたいと思え!!」
「人間として終わってんなぁお前ら……こりゃ落とし前をつけてもらわねぇと。なぁ、無月」
>貴方とヴェンが悪魔の瞳を輝かせ、上位種達を睨み付けていると、開き直ったかのように叫んだ奴がいた。それに同調して叫び散らす連中達に、貴方は吐き気を感じる。懐からキャノットという商人から買った銃を取り出す。
無言で発砲する。←
スラングを言ってから発砲する。
ヒャッハー!! 汚物にゃ鉛弾をプレゼントだぁあああ!! 死ね! 穢らわしい者共め!! 誰か! 最高倍率神秘石を付けた車輪を持ってこい! アルデオも忘れるなよ!? あ、教会砲と火炎放射器もお願い。お互い、この場所を清潔にいたしましょう……
「ちょいとズレたが……言質は取った。おいアスタロト……暴れるぞ。寄越せ」
>貴方とヴェンが悪魔を呼び出す。バルバトスからは狼の遠吠えのような起動音、アスタロトからは燃え盛る炎のような起動音が響き、室内が阿鼻叫喚に包まれる。
全員、殺す。
こいつらは……死んでいい奴らだ。←
バルバトス、もっと寄越せ。
「こ、殺せ!? 生きているなら女共がどうなろうと構わん!! 最悪手足が無かろうと構わん!!」
「堕ちるとこまで堕ちてんな……無月、何体かは残せ。俺の獲物だ」
……別にいいですけど……残せるか分かりませんよ? バルバトスの武装も確かめたいですし……
「おいおい……とりあえず頼むぜ? 俺はお嬢様方を連れてく」
「私は大丈夫だ。シーから連れてけ」
「ちょっと、何勝手言ってるの」
ヌ? つまりあれですか? ニェンさん守ってバルバトス無双しろということで?
「足手まといになるつもりはねぇ。それに、片腕空いてねぇとヴェンデッタは刀使えねぇだろうが」
あ、そっかぁ……あれ? でも確かヴェンデッタニキの進化したやつ確認したらヤッベェ武装があったような……まぁとりあえず、ちょいと失礼して……
「……おい、何で抱える? 話聞いてたか?」
「こっちもどうして抱えるのかしら?」
>お互いが所謂お姫様抱っこをして、行動を開始する。貴方は目の前にいる何体もの敵を一瞥し、アーツを放とうとする者へ、しなやかな刃を射出した。
「ぎゃあッ!?」
「何だ!? プエッ!!?」
「ギュッ!?」
テイルブレードの味はどうだい上位種様方ぁ? そらそらぁ! もっと楽しんで、味わってくれよぉ!! てめぇら逃がさねぇからなぁ? ヒヒヒヒヒ……! 狙い撃つ必要なんてねぇ……ぐちゃぐちゃに引き裂いてやるぜぇ!!
「旧時代の産物がぁ……! 舐めるなぁ!!」
ハッ(嘲笑)、遅い遅い!! そんな攻撃がバルバトスの速度に追い付けるとでもぉ!!? リミッター外したバルバトスに攻撃当てたいなら、MAとかブルー君とかフガク君とか【獄門】開けたグレイヴ君とか連れてこいやぁ!
「近付けば……!?」
「ギッ!!?」
ハァイ、ジョージィ……! 風船ないからサブアームパンチと蹴りをプレゼントだ!! 腕が塞がってるからって近接攻撃が無いとでも!?
あ、ニェンさん大丈夫ですか? 息苦しいとかないです?
「あ、ああ……大丈夫だ。お前、戦闘中結構豹変するんだな……」
>貴方は基本、戦闘中は荒々しい口調になる。そのことを指摘された貴方は苦笑する。
嫌?
ごめん。
ギア上げてもいい? ←
「ああ、それは構わ──!?」
ガンガン行くぜぇ!! ほらほらほらほら!! もっと狙ってほら! 偏差撃ちしてほら! ほらもっと頭を使って、知恵を搾って!! HAHAHAHAHA!! (ヒーローなアカデミアの校長)
さてさて、上位種の皆さん、ここで問題です。恐らく皆さんは逃げようと考えている人もいますよね? そんなあなた達に! 問題です!! 我々だけで来たでしょーか!!?
正解は────!?
「逃がさん」
>逃走しようとした上位種の男が叩き潰された。パトリオットの部隊が外を制圧したらしい。
早かったね。
流石。←
やっぱり強いね。
「三分の一を、ヴェンデッタが、殲滅した。宙を舞う紅の刃で、な」
はい、ヴェンデッタさんの武装、増えてました。バックパックの羽? みたいなやつがソードビットへと進化したようです。何だよお前クアンタかよぉ!? いや、どっちかと言えばアルケーガンダムか……? まぁどっちでもいいですけどカッコいいなぁ!!
「馬鹿な!? 外にいた連中は全員手練れの……!?」
「人質が解放されるなら、手を貸すと、言われたのでな。全員、解放済みだ」
人質だぁ……? どこまで堕ちれば気が済むんだこの家は……こりゃフガク君がキレて決意が満ち溢れちゃうのも納得ですね。ビームマグナムじゃ生温い……誰かサテライトキャノンを持ってこい。
「使えない奴ら……め……!?」
「おいたが過ぎましたな、ご当主」
>生き残った上位種の男は、片足を切り落とされ、傷口を焼かれて塞がれる。苦悶に満ちた叫びに顔をしかめていると、現れたのは麒麟の男性……コクテイだった。
「コクテイ……貴様ぁ……!? 主に手を出すとはどういうつもりだ!?」
「はて……私はご当主に仕えた覚えはありません。私が仕えているのは、今も昔も、彼女一人……そして私はこの日まで……彼女の遺言にのみ従ってきた」
「ぎゃああああッ!!? 痛い……痛い痛い痛い!! 止めろぉ!!?」
>もう片方の足をレイピアで突き刺したコクテイ。その瞳は誰かを想う人特有の憂いが混じっている。
「痛いだと……? 彼女が……彼女が受けた屈辱と痛みは……これ以上だろう!!」
「ぎゃあああああッ!!!」
オオゥ……コクテイさん超怖い……うわっ……傷口焼いて塞いでる……再生させないとかエグいな。だが、素晴らしい……! 何て美しいんだ……(ザックレー) というかコクテイさんが言ってる彼女って誰ですかね? 何か情報ないかなぁ……? ま、これが終わったら調べればいいか。凄いアーツだなぁ……腐っても上位種なのに、その再生力を上回る剣術とアーツ……あの剣がアーツの媒体みたいですけど……アナライズしてみましょう。
……………………ファッ!? おい、おいおいおいおい!! ウッソだろお前wwwwアーツ伝導率90%!? うせやろ? その癖武器の耐久度も化け物染みてるとかチートやろ……ええやん……! (感動)
彼が持ってるレイピアのイカれたエンチャントを紹介するぜ!!
一つ目は炎属性乗算29.5%! 何つー倍率! 普通だったら即刻丸焦げだ!!
二つ目はアーツダメージ乗算32.1%! 炎のアーツが更に強くなるとか頭おかしなるで。
三つ目ぇ! クリティカルダメージ上昇! 元々のクリティカル率がナルガ武器並みに高いからほぼクリティカルダメージだ!!
そして最後が耐久自動回復! 何でこんなレアエンチャントばっかり付いてるんですか?
こんな大量のエンチャントが付いてる武器、私は見たことがありませんね。あったとすれば……フガク君がニェンさんから贈られた農具に二つ最高倍率が付いてるくらいでした。コクテイさんの武器、誰が作ったんだ……?
「上位種を残すため、この家を守るために犠牲となったのだ! 奴も本望だろうよ!」
「その減らず口……聞くに堪えん。死ね」
>達磨となった上位種の男に引導を渡したコクテイ。レイピアに付着した血を払い、鞘に納めてから涙を流した。
「やっと終わった……終わったぞ……! 見ているか……!? お前の仇は……俺が取ったよ……!」
いや、本当に誰が作ったんだ……? なぁなぁニェンさん、コクテイさんの武器って誰が作ったのか知らない?
「……私達の母親だ」
何て?
「私達の母親が唯一作った武器だよ。銘は焔龍……鍛冶職人達が目指す極地、頂の作品だ」
……Oh……(ペニーワイズ) そりゃあんだけエンチャント付いてるわ……あれ? 仕えてた人がこの犬の餌じゃなくて、ニェンさん達のお母様で、敬語じゃないって……もしや、恋人だった感じ?
「……マジか。いや、まぁ……爺やが父親だったらってシーとか愚弟と一緒に話してたことはあるけど……マジで?」
>マジかもしれない。
つまり俺の父親でもある……? ←
ニアンのお父さんか……
「いきなりどうした? ──というか降ろせ」
あ、忘れてましたね。あ、パトリオットさん、そういえばヴェンデッタさんとか、メッフィー達は?
「ああ、先程通信があった。炎国でのデモは成功、ヴェンから送られた音声も、世界中に拡散。炎国政府は我々が起こした出来事全てを黙認するらしい」
よしっ!! じゃあ帰って飲みますか。まぁ、説教は確実に待ってるでしょうけど、許容範囲です。
意外と呆気なかったですが、進撃のオルフェンズ(レユニオン) 工事完了です……! 今回はここまで! ご視聴ありがとうございました。次回は宴です。ではまたテラでお会いしましょう。修羅場んなきゃいいなぁ……
皆ムッキーが喰われるの期待し過ぎでは……? ムッキーが可哀想だとは思わないのか!?
サンデーカスタムの意味は分かるかい? 分からない人はオルフェンズ、見よう!つまりは日曜日のけじめ。