アークナイツRPGをエンジョイプレイ、DLCを添えて   作:エヴォルヴ

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録画し忘れてました。(動画投稿者のガバリズム)


タイムリミット

 申し訳ございません! このようなガバリストで! (^U^)

 本当に申し訳ない。ガバリスト特有のガバをやらかした私は究極のガバリストという称号を得ました。

 

 >貴方は一週間の温泉旅行を終えて、シエスタを一望できる火山に足を向けていた。活動が最近は緩やからしく、噴火の兆候が見受けられないらしい。

 

 へー、そうなんすね。あ、散策ついでに今現在のムッキーのスキルとか見ていきましょうか。

 現在のムッキーのスキルはこちら! 

【散らぬ華の一番槍】

【阿頼耶識システム】

【■■を■■者】

悪魔との契約(バルバトス)

【一流の職人】

【リミッター解除】

【薬品耐性】

【苦痛耐性】

 

 となっております。文字化けしてるやつはよく分かりませんが、とりあえずリミッター解除が取れてるので私は大満足。あとはいい死に様を見せてくれれば私は完璧ですな。

 ……おや? こんなところにダンジョンっぽいサムシングが。

 

『──ガンダム・フレームの反応を確認。識別コード、ASW-G-08ガンダム・バルバトス。最終防衛基地IBOへようこそ』

 

 …………………………………………はい? え、ちょっと待ってください? シエスタの火山にこんな場所があったなんて聞いてませんよ? てかIBOってなんだよ。

 

 >フラウロスがいた場所に似ている場所に貴方はやって来た。ここは作られてあまり時間が経っていないのか、ボロボロではなく、比較的綺麗だ。

 

 あ、確かに綺麗ですね。ボロボロじゃないですし、機械がグオングオン動いてます。こんな施設がなぜ今まで発見されていなかったのか理解に苦しみますが……まぁいいです。探索していきましょうか。

 

 >貴方は壁画のようなものを見つけた。そこにはハシュマルのような怪物と人間達が戦う壁画で、バルバトスの他にもアスタロト、フラウロス、他の悪魔も描かれている。

 

 >あれはダインスレイヴ……だろうか? 何本も存在していたらしい……というか、天使を殺すために人類が生み出した産物なのだろう。

 

 ガンダムvsモビルアーマーの壁画ですか……お、ダインスレイヴだ。あれは……ダンタリオン? んで、あれがセーレとウヴァル……キマリス……あらやだグシオンも。全員リミッター解除して暴れてますねぇ……てか、こんなやっべぇ戦争からテラは復活したんか……凄まじいな……

 

 >多くの犠牲を払って、人間達は天使を殺したようだ。だが、壁画には生き残っている天使を示唆するようなものもある。まだ戦いは終わっていないのだろうか? 

 

 えー……めんどくさ……あいつらとの戦いまだ終わってないの? やだよシャンブロ、ジオング、クィン・マンサの連戦やって死にかけてるんですよこっちは……おや? あれは何でしょう? ラボ……でいいんですかね? いや、資料室? 

 

 >貴方は壁画の先に研究室にも似たものを見つけた。遠い記憶にあるあの施設に似ているが、別物だろう。

 

 一応バルバトス纏って入りましょうか。鬼が出るのか蛇が出るのかはたまたポンペイが出るのか……お邪魔するわよー! 

 

 >その部屋には厳重に保管されていたであろう資料が山ほど積まれている。文字が読めない貴方は、その中に音声ログのようなものがあることを確認した。

 再生する。←

 再生しない。

 持ち帰る。

 

『──あー、あー、聞こえているかね? 聞こえているのならいい。ガンダム・フレームを宿した八番目の英雄、■■■■よ、これを聞いているということは、君はもう限界だろう。第一、完全融合を果たしたガンダム・フレームが加減をしてくれる訳がないだろうに……』

 

 んー、凄く不吉な言葉が聞こえてきたぞー? 

 

『まぁ、小言はいいか。本題に移ろう……お主らが宿す悪魔の力、それに代償は付き物な訳だが、リミッター解除はその代償が凄まじい。一度目は軽傷かもしれんが、二度目、三度目と使うごとに代償が重くなっていく。お主が外した回数は■回……もはや動くことも儘ならないだろう。……なぜ、とは言うまい。お主にも、大切な人ができたということは聞いたし、彼女からも耳にタコができるくらい聞いた。だが……子供の顔すら見ずに消えるつもりか? 儂はそんなこと認めんぞ』

 

 先代バルバトスの使い手のこと……でしょうか? 八番目の英雄って言ってますし。お子さんいらっしゃったんか……

 

『お主、そのままでは悪魔に完全に取り込まれ、死ぬぞ?』

 

 >ゾッ、と貴方の背筋に嫌なものが通り抜ける。今まで感じなかった感覚を感じている中、ログは続く。

 

『リアクターが心臓となり、目も、腕も、何もかも悪魔と一体化し、最後には制御ができない源石吸収能力によって、良くて廃人化か半身不随……運が悪ければ源石と共に消滅だ』

 

 おっと……? 代償デカすぎるッピ!? 何やこの欠陥品……ええやん! (屑発言) 気に入った! (死ぬまでのリミッター解除回数)何ぼなん? 

 

『もうリミッターは解除するな。もう二度とだ! いいな! 絶対だぞ!! 野垂れ死んでみろ、儂もあの娘もお主を地獄の果てまで追いかけてもう一度殺すぞ!』

 

 お、そうだな。(無視) ん? どうたんですかムッキー? 何かプルプルスライムみたいに震えてますけど。

 

 >これが、恐怖というものだろうか? あまり考えたくない。

 ニアンとシーには……言えないな。←

 

『……それと、お主の子供はしっかり育っているぞ。リーベリとサヴラの子供など、誰もが困惑したわい。羽がいくつもあるしのう。しかもどれも希少な鳥の特徴ばかり……まぁ、そもそもお主自身がリーベリとサンクタの子だから驚きはせんかったがの。皆困惑はしたが、「まぁ、■■■■と■■■の子供だし」で終わったわ。……だが、子供にデミウルゴスとかヤルダバオートと付けようとするネーミングセンスはどうなんじゃ? じゃから、儂らが名付けたぞ■■とな。■■■は極東出身じゃし、違和感はないじゃろ』

 

 ファッ!? ま、ままま、エアロ……とりあえず頑張ってリミッター外して行こうなムッキー!! とりあえずここにはもう用事がないのでさっさと撤収しましょう。──ん? 

 

 >貴方の心に恐怖心が芽生えた。

 ──スキル【リミッター解除】に使用制限がかかりました。

 

 ──は? え、え? ちょ、ちょっと待ってくださいよムッキー! な、何で!? 何でいきなりこんな……!! 曇らせるのは私じゃなくてヒロインズ! 君の奥さん二人と他何名かと家族だよ!? 特に今一番心身共に距離が近いニェンさんとシーさんには絶対曇ってもらわないといけないの!! ムッキーにはあれをやってほしいの! 

「ニアンとシーに怒られる……ヴェン、一緒に謝ってくれるかなぁ……?」

 とか、

「何にもなかった俺の手に、こんなに多くのものが溢れてる……俺はもう辿り着いてた……」

 とかやってほしいの!! 分かる? やれって言ってんの。やれって言ってだYO!!? 

 と、とりあえず今回はここまでにしましょうか? ……ご視聴ありがとうございました。次回もまたテラでお会いしましょう。……ガバリストは私だけで充分なのに、ムッキー、どうして……? 

 

 

 ──────────────────────────────

 

 

 火山から帰ってきた無月の様子は変だった。

 だが、コクテイはあえて何も聞かず、ニアンとシーも無理に聞き出そうとはしなかった。

 

「死ぬって、どんな感じなんだろう」

 

 ふと、無月は呟く。殺めることは経験があろうと、死ぬというのは経験がないため、彼はあまり使わない脳を使って思考する。

 

(痛い……のは、いいや。苦しい……のだって別に、いいか。何だ、そんなに怖いものじゃ──)

 

 そう結論付けようとした無月は思いとどまる。

 

「ニアンとシー……ヴェン、リュミドラ、コクテイさん……皆に会えなくなるのは、やだなぁ……」

 

 ポツポツと呟いた。自分がこれまで歩いてきた道で出会ってきた数多くの人達。楽しかったこと、辛かった? こと、友人や家族が増えたこと……何もかもが甘美で、綺麗で、尊く、忘れ難いもの。その記憶の全てが無月を苛ませた。

 スラム街で共に生きてきたヴェンとリュミドラとの生活、生きる方針を与えてくれたホウライとの生活、女傭兵と出会い交流した記憶、白兎とその家族と飲んで騒いだ思い出……数々の記憶が走馬灯のように流れ込み、無月は自身に違和感を感じた。

 

「……!?」

 

 自分の腕がバルバトスと生身を織り混ぜたような腕になっている。いや、なってしまっている。それがまるで、自分が自分ではなくなっているようにも感じて──

 

「……大丈夫……俺はまだ……」

 

 言い聞かせるように、熱に魘されるように呟く。

 

「大丈夫、大丈夫だ……」

 

「無月ー、一緒に寝ようぜ──蹲って何やってんだ?」

 

 それを口にしていると、ノックもせずにニアンが入ってきた。

 

「ニアン、ノックは?」

 

「しなくていいだろ? 私もお前も別に」

 

「いや、マナーってやつでしょ」

 

「いいだろ別にー。……何かあったな?」

 

 蹲っていた無月の隣に座った彼女が紫の瞳で見つめる。彼女は言わなくてもいい……というか言いはしないとは思っているが、それでも聞いた。普段は見せない顔をしているからということもあるが、気が乗ったからである。

 

「俺は大丈夫だよ」

 

「は?」

 

「俺は大丈夫だから。俺が死んでも、多分、誰かが俺の代わりに進んでく。ヴェンがきっと進んでくれる」

 

 歪んだ。言い聞かせ過ぎたのかもしれない。言葉が呪いのようになって、無月を蝕む。

 

「俺がいなくなっても、ニアン達は生きていけるから」

 

「……何だそりゃ。まるでお前がもうすぐ死ぬみたいじゃねぇかよ」

 

 何かの冗談だとニアンは苦笑する。そんな彼女に笑みを返すようにした彼の表情は全く変わらない。笑えてないぞ、とニアンが口にすると、頬を引いて笑おうとする無月。

 

「変な顔だぞお前」

 

「そう? ……で、何しに来たの?」

 

「シーばっか一緒に寝ててずりぃじゃんかよ」

 

 ブー垂れるような彼女にああ、と納得する。温泉旅行では気付けばシーが無月を独り占めにしていたし、最終日は姉妹で両側を挟まれて、ニアンは無月を独り占めにしたことがなかった。不満そうな彼女を横目に、一人用のベッドの壁際に移動してもう一人入れそうなスペースを作る。

 

「はい」

 

「ん、邪魔するぜ」

 

 モゾモゾと入ってきた彼女は無月を両手両足、そして尻尾で拘束して抱き枕のように扱う。

 

「苦しいんだけど」

 

「私は苦しくないからいいだろ?」

 

 訴えをばっさり切り捨てたニアンは彼を抱きしめて夢の中に旅立っていく。この温もりも感じなくなってしまうのか、と感傷的になり、家族の熱いくらいの体温を感じながら、無月は眠りに就くことはなかった。

 

 

 

 

 

 




ガバリストコラム

IBO:鉄血のオルフェンズを英語表記にすると
Iron-Blooded Orphans
となる。
■■:よく分からないがサンクタとリーベリのハーフ(先代バルバトス使い)とその妻(サヴラ族)の子供。六枚羽らしい。
ムッキー:あと■回リミッター解除使ったら世界中の源石を全て吸収、分解、その後廃人になるか死ぬ。

現在、昨日このエヴォルヴに参戦した紅茶をキメた妹がウマ娘の小説を書いているので更新が遅くなると思われます。妹はアグネスタキオンが好きなんだとか。奇遇だな、私もだ。そして皆もアグネスタキオン可愛いって言って。
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