アークナイツRPGをエンジョイプレイ、DLCを添えて 作:エヴォルヴ
はい、よーいスタート。
前回はシーさんの寝癖を直しましたね。今回は朝食を終えたところからスタートです。朝から辛いのよく食べられんなこの家族……シーさんとバトラー君は普通のご飯だったけど。
>貴方は洗い物を終えて、洗濯、掃除を終えた。昼の業務まで時間があるため、自由な時間を手に入れたと言っても過言ではないだろう。
お、暇になりましたね。自由時間ですし、ステータスを確認しましょうか。どれどれ……?
バトラー
【種族】鬼
【誕生日】1月4日
【性別】男
【身長】177cm
【職業】執事
【戦闘経験】百年以上
【鉱石病感染状況】非感染
能力測定
【物理強度】標準
【戦闘機動】優秀
【生理的耐性】卓越
【戦術立案】標準
【戦闘技術】優秀
【アーツ適正】欠落
RGM-??? 装着時
【物理強度】卓越
【戦闘機動】卓越
【生理的耐性】卓越
【戦術立案】標準
【戦闘技術】優秀
【アーツ適正】欠落
鬼のくせに角がねぇなお前……本当に鬼か? というかRGMシリーズ……? 量産型機体だけどなぜ番号を隠してるんですかねぇ……さっさと見せろ……見せろ……見せるんだYO!!
>貴方は久しく使っていない力を試すために地下室に向かう。コンクリートだけで作られた何もない空間で、貴方は意識を集中させる。
駆動音と共に、貴方の体が黒い装甲に包まれていく。
ん? んんん? クォレハ……RGM-96X ジェスタ……でいいのかな? 通常よりも黒いしボロボロで目が赤いけど、ジェスタのはず……はずだよな?
>ジェスタ。それがこの半身の名前らしい。幼い頃から貴方を戦場から守り抜いてきたその鎧は錆び付き、軋んでいる。久しく使っていなかったから当然ではあるが、やはり寂しいものがある。
んじゃ、メンテナンスしましょうね。素材の方は……ん? あれ? 素材での修理じゃないだと……!? 今まで使ってたのがガンダムシリーズとかだったから気付かなかったけど、量産型機体は素材での修理ではなく、ポイントを使うようですね。少しの破損なら10ポイント、中破なら100ポイント、大破なら1000ポイント……ん? 1000ポイント!? 頭おかしなるで……とにかく大破させないように気を遣いましょう。ああ、チュートリアル1000ポイントが消えていく……悲しい……悲しくない? 私は悲しい……
>ジェスタがあの時と同じ輝きを取り戻した。動きに問題がないかシミュレーターを使うことにした貴方は、その場でシミュレーターを起動する。
お、チュートリアルですね。ビーム兵器は久しぶりに使うからね、しっかりチュートリアルを行いましょう。
現在のジェスタの装備は……ビームライフルとキャプチャーガン、サブにマシンピストル……? 不死鳥狩りかな? 近接武器はヒートナイフのみ……何だよお前特殊部隊かよぉ!?
まぁ、とりあえず練習だオラァ!? って何だこの挙動!? スラスター噴かしてスライディングみてぇな動きしたぞこいつ!? ブルーディスティニーかな? アンカークローもしっかりあって細かいのいいゾ~!
……さてさて、今回はほぼこんな感じのチュートリアル映像が続くと思います。それだとつまらないのでぇ~、皆様のためにぃ~、いくつかのトロフィー獲得条件解説と、残りの目標についてご説明させていただきます。多分トロフィー解説は1話につき1個解説していくと思いますのでご了承ください。今回は特別に2ついきますよ。
今回は恋愛系トロフィーの2つ! 【禁断の愛は蜜の味】と【On your mark】についてですね。どちらも取得条件が面倒なんですわ。まず前者についてなのですが、取得条件が誰かの主又は従者であること+そのキャラと恋人になることなんです。簡単だと思うでしょう? 全く簡単じゃないです。主従関係だとどっちかが堅物になることが多いですからね。
例えばですけど、龍門の鼠王の娘リン・ユーシャ(後ユーシャ)……彼女の直属の部下として幼い頃から仕えていたとしましょう。年が近いということで与えられた部下君はユーシャさんへの忠義、忠誠、そして彼女に仕えるという誉れを刷り込まれています。どこぞのTUSHIMAの誉れおじさん並みに頭の硬い堅物の出来上がりですね! そんな人に一番近いのは、もちろんユーシャさんですよね? イベントをやればやるほど信頼度も好感度も高くなっていきます。そしてセクハラ担当のチェン(無礼)、優しさ担当のスワイヤー、呑み仲間担当のホシグマに背中を押され、彼女が意を決して想いを伝えますが、普通に玉砕します。はい、無慈悲なまでに玉砕します。粉々です、悲しいね。洗脳に近いレベルで刷り込まれてきた忠義、忠誠、習わし、武勇、誉れといったTUSHIMA(概念)がユーシャさんの高い壁として聳え立ちます。女を磨けば振り向いてくれるとかそんなレベルじゃないんですよ。まぁ、そういう感じで想い人はとんでもない堅物、鬼に金棒ならぬ従者に誉れ、愛知らぬ堅物状態。あれが復讐に駆られてるキャラだったら良かったのにね。復讐から愛に転じたかもしれないのにね。──え? 何でそんなに詳しいのかって? やったことあるからだよこの野郎! その時の操作キャラがユーシャさんに仕える直属アサシンだったんだよ! ユーシャさんの涙が、泣き顔が我々ガバリストファミリーにはご褒美だったけど、飯が美味かったけど!! 心苦しかったんやぞ!? 忘れもしませぬ……あれは拙僧がアサシンだった頃……チェンとスワイヤーとホシグマを相手取るとか馬鹿じゃねぇの……まぁ、後々紆余曲折あってくっ付けましたけど。どこぞのキングペンギンの大騒動、局長夫妻によるのお見合い的なサムシングの計らいとか、鼠王の「お主、気になる娘とかはおるのか?」とかの発言が主な理由です。やっぱりどんな人でも子供には幸せになってほしいんだなぁって。ハッピーエンドを迎えた数少ないキャラでもあります。子宝に恵まれてましたね。
まぁ、とにかく面倒なんですよ。【On your mark】は……まぁ、結婚してしまえば簡単です。結婚式ができれば獲得できますから。【あなただけに捧げる】、【禁断の愛は蜜の味】が重なるせいで難しくなるがなぁ!? ……ま、そんな感じですね。丁度チュートリアルも終わりましたし、映像を戻しましょう。
>貴方は久しぶりに操るジェスタの挙動に大分慣れてきた。高機動になると話は変わってくるだろうが、今はこれくらいで問題ない。
高機動型ジェスタもいるのか……(大困惑)
まぁ、とりあえずチュートリアルは終わりましたし、装甲を消してしまいましょうか。ムッキーと違って制限時間式みたいですし、稼働時間も伸ばしていきたいですね。
>意外にも汗が出た。主人達に会う前に汗を流しておくべきだろう。
地下のシャワールームを使う。←
一回の風呂を使う。
もちろん、上だよね。ふっ、馬鹿め! ラッキースケベ的なサムシングを期待していた方々申し訳ねぇ……! 残念ながら今回は色々ガバを減らす立ち回りで逝くんでね! ……そもそもそんなことをしてみろ、バトラー君の首が文字通り飛ぶぞ。
つーわけで地下のシャワールームで汗を流すぜ!
>貴方は汗を流すため、地下に設置されたシャワールームに向かう。……そういえばシーの仕事場とシャワールームは隣り合っていたような気がする。出くわさなければいいが……
ファッ!? うーん……ガバを減らす宣言したくせにこのザマである。シーさん来るなシーさん来るな、来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな……!
「……あら、バトラー。あなたもお風呂?」
>シャワールームに手を掛けようとした瞬間、湯気を体から出して脱衣場から出てきたシーの姿が。
お嬢もでしたか。
ボディーソープとか大丈夫でした?
備品の交換とかは大丈夫でした? ←
「ええ、まだたくさん入ってたわ。……それで、あなたが地下室に来るなんて珍しいわね。苦手じゃなかった?」
>昔の話です、と貴方は苦笑してチョーカーを指差す。それだけで彼女は察してくれる。
「そう。ジェスタをまた使ったのね。……体調は大丈夫?」
大丈夫ですよ。バッチェ健康っすよ。
「ならいいわ。……ところで、あなたにお願いしてたこと、忘れてないでしょうね?」
>はて……彼女と何かを約束しただろうか、と頭を悩ませていると、いくつか候補が浮かぶ。
ご飯のリクエスト?
故郷に連れていく約束?
顔料の買い出し? ←
一番無難なものを選んでみましたが、果たしてどうでしょうか? 結果は……
「それもだけど、ご飯のこと。ほら、何だったかしら……俗っぽくて、凄く背徳的な味付けだったような……」
>チーズ鍋? ←
「それ。久しぶりにそれを食べたいわ」
チーズ鍋……? ああ、その名の通り大量のチーズを使った鍋ですか。確かに背徳さを感じる……材料は……まぁ、確認して無かったら買いに行けばいいんで、了解です。
>──クエスト『俗っぽくて背徳的、魅力的で悪魔的』が発生しました。
んじゃ、夕飯はチーズ鍋だな! 悪魔的かつ魅力的な料理を見せてやろうじゃねぇか……っと、その前に風呂だ風呂! 汗で気持ち悪いんでね!
「じゃあ、私は作業に戻るから。お昼ご飯の時は呼んでちょうだい」
>彼女が去るのを見送り、貴方は服を脱ぎ捨てシャワールームに。汗が流れていき、体に爽快感がやってくるのを感じながら貴方はシャワールームを出た。汗を吸った下着を洗濯機にねじ込んで、着替えた貴方は昼食の準備に向かう。
忙しないなバトラー君……この家の使用人ってもしかしなくてもバトラー君だけ……? 中々ブラックな環境ですな? ……いや、ブラックでもないか。本人幸せそうだし、お給料良さそうだし、上位種全員が美形だから目の保養ばっかりで衣食住保障されてるし、この惑星テラの職場としてはホワイト通り越してクリアでクリーンな職場環境ですな。
……さて、ちょっと短いかもしれませんが、今回はここまでにしておきましょうか。次回は……まぁ、多分シーさんの好感度上げが本格的に始まる感じになると思いますので、お楽しみに! それでは、ご視聴ありがとうございました。また次回もテラでお会いしましょう。
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初めは、優しい兄のような人だと思った。ガミガミと叱っても、最終的に頭を撫でてくれる兄みたいな人……それがバトラーのイメージ。
それが変わったのは大体百年くらい前。とある事情で癇癪を起こした私が絵の世界に閉じ籠った時、真っ先に来てくれたのがバトラー。駄々を捏ねていた私に対して、彼は苦笑してから口を開いた。
『お嬢、そんなに抱え込まなくていいんです。役不足かもですが、俺は支えますから』
そんなことを言った後、突然抱きしめて赤子をあやすような手つきで頭を撫でてきた。温かくて、今まで感じたことがないくらい、いい匂いで……ちょろいかもしれないが、私だけを見てくれていた彼に、私は陥落した。
それからの日々は彩りがあったと思うし、今でもそう。手を伸ばせば届きそうな距離にいる彼が、欲しくて欲しくて堪らない。私だけを見てほしい、私だけに触れてほしい……なんて、昔の私が見たら愕然とするでしょうね。恋は盲目、なんて言ったりするけど……私も、そうだったりするのかしら? あの姉が兄様にたまーに向ける熱っぽい視線……私もそういう視線を向けてたり……?
ガバリストコラム
RGM-96X ジェスタカスタム:バトラーの機体。ボロボロ、錆び錆び。何を喰らえばこうなるのかというレベル。カスタマイズの幅はガンダムシリーズよりも広い。やろうと思えばフルアーマージェスタとか、サイコジェスタとか色々できる。
ボロボロながら装甲は並大抵の攻撃では壊れない。真銀斬喰らっても耐える。ラグナログをバンバン撃たれたら壊れるかもだが。そもそも人間の攻撃がMSに通用するとでも?
ユーシャの直属護衛:年が近いということで彼女が幼い頃に与えられた部下。優秀なアサシンで物事を俯瞰して見る軍師の才能もある。だが人間関係においては超絶堅物。ユーシャさんが想いを伝えても「私は代わりのある人間です」と口にしてユーシャさんを無慈悲に玉砕させた。