アークナイツRPGをエンジョイプレイ、DLCを添えて 作:エヴォルヴ
基礎情報
【コードネーム】罪の覇王
【性別】男
【戦闘経験】不明
【出身地】不明
【誕生日】不明
【種族】解明不能
【身長】180cm?
【鉱石病感染状況】
???
能力測定
【物理強度】卓越
【戦闘機動】優秀
【生理的耐性】不明
【戦術立案】不明
【戦闘技術】卓越
【アーツ適正】卓越
個人履歴
絵画の世界にて、何かを守るように眠っていた男。人語を理解しているが、文献によれば人類とは敵対している。縄張りに踏み込んできた者を容赦なく消し去る姿はまさに覇王。我々が手を出してはいけない災害的の存在。
我々ロドス・アイランド及び、交戦中だった者達に対して
「何で俺を眠らせてくれない……! あの娘を放っておいてやれない!」
と唸り、暗い血で濡れた筆によって言葉にするにはあまりにも冒涜的過ぎる存在を描き、襲いかかってきた。
健康診断
造影検査の結果、臓器輪郭ははっきりとしており、異常陰影も認められない。
循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は見られない。
以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。
【源石融合率】0%
罪の覇王には鉱石病の兆候は見られなかった。
【血液中源石密度】0u/L
あり得ない数値だが、事実である。
【第一資料】
人類が生み出してしまった罪の象徴。どの種族にも当てはまらないし、新しい世界を描ける顔料(血液)を持つという理由で拉致され、ただ静かに眠りたかっただけだというのに、身を削られ、精神を壊され続け、顔料を生み出すだけの存在として動くだけになりかけた男は、とある龍女に連れられて、絵画の世界に辿り着いた。
【第二資料】
ただ静かに眠りたい。その願いを叶えてくれた絵画の世界と、それを描いた彼女に恩を感じ、彼女の願いを可能な限り叶えているらしい彼は、その彼女とは違い、外の世界を嫌っている。それ以上に我々を嫌っており、シーが仲介しなければ姿を見る以前に、声すら聞くことができない。
【第三資料】
彼にとって、命に価値はない。人にも、意味はない。彼にとって価値や意味があるものは、静かに眠ることができる場所とその場所を作ってくれた者への恩のみ。
つまるところ、彼にとって価値あるものは特にないのだ。
あれを戦場には出させないわよ。そもそもあれがあなた達を信用するわけがないし、後ろから刺されたくないなら二度とそんな話をしないで。シンギはこれからもあそこで静かに眠るし、私もそれの隣で絵を描くだけ。
シンギって誰だって? 名前も知らずに彼を探していたの?
──シー
ドクター、シンギ──いや、罪の覇王を探しているなら止めておけ。あいつは、ただ静かに寝たいだけなんだよ。なぁ頼むよドクター……十分過ぎるくらい、あいつは耐えた。もう静かに眠らせてやってほしい。
──ラヴァ