アサルトリリィと呼ばれた男   作:岡村優

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100話

怒られたあと百之助は夢結を抱き締めて頭を撫でながらグラン・エプレの面々を待っていた。…まあ当然一柳隊の面々からしたら見慣れた光景であるが。

 

「もう///」

 

「抱きしめられるの好きだろう?」

 

「それはっ!…そうだけれど///」

 

心境としては嬉しさと恥ずかしさが半分である。

 

「完全に愛し合ってる夫婦状態ですわ…」

 

「でもさ…これ、一柳隊の風物詩みたいになってるじゃないか」

 

鶴沙の言葉に全員が納得するようにうなずいた。

 

「「「「「「「…あ〜確かに…」」」」」」」

 

「いっその事結婚させてしまった方が逆に落ち着くのでは無いでしょうか?」

 

二水の言う事はあながち間違っていないだろう。

 

「たしかに…指輪があるのと無いのとでは全然違うらしいしナ」

 

「後は…婚姻届は18を待って、それまでにさっさと式だけ挙げてしまうのはどうかしら?」

 

「一理あるナ」

 

「でも神琳、百之助様の結婚式したとして…多分世界各国の重鎮がたくさん来ると思うの…ほら…台湾奪還戦の英雄だから…」

 

全員固まった。雨嘉は続けた。

 

「少なくとも…英国からは、ウィリアムズ王太子殿下が来ると思う…それどころか今上天皇陛下も来る訳で…」

 

「あはははは…」

 

もうこの時点で笑うしかない。

 

ウーー

 

警報がなったため話を切り上げる。

 

と同時に百之助と奏は歩道橋から飛び降り、ヒュージの場所を感覚で把握しそのまま走って行ってしまった。

 

「は、はやい…」

 

「まったくもう…いつもこれなんだから…」

 

そう言いながら一柳隊の面々は情報を確認してツーマンセルで別れて行動を開始した。

 

ー それからしばらくして ー 

 

ドンドン!キン!ガン!

 

「っ!敵が多い!」

 

「グラン・エプレだけではこれ以上対応できないわね…」

 

「叶星様!どうされますか?」

 

「取り敢えず殲滅戦から遅滞戦術に以降するわ!ここは百合ケ丘の管轄、しばらくすれば援軍が来るわ。それまで支えて!」

 

「はいは~い☆」

 

「りょ、了解ですっ!」

 

「分かりました!」

 

「とはいえ…この数はちょっと…」

 

「厳しいわね…」

 

と、斬り伏せていくが数の暴力とは恐ろしいものがある。

 

スモール級が波状攻撃を仕掛けて叶星の体制が崩れる。

 

「しまっ…!」

 

タタタタタタタタタタタタタ!

 

P90による正確な射撃がスモール級を襲う。

 

「スピアヘッド1!援護お願い!」

 

「遅れを取るなよホワイトファング1!」

 

「あら、誰に行ってるのかしら?」

 

「そうだったなぁ」

 

ダーン!

 

99式による射撃で奏に攻撃しようとしたスモール級を沈める。

 

「みんな!形勢が変わったわ!あの二人に続いて!」

 

「「「「了解!」」」」

 

「さーて本腰入れますかねぇ!」

 

百之助は99式をしまい軍刀を引き抜き。左手で構え右手に14年式南部を持つ。

 

ザシュ!パァン!パァン!

 

そして突貫、すれ違いざまに3体のスモール級を軍刀で沈め、14年式南部でスモール級2体を崩れ折らせる。

 

「通常兵器でヒュージを!?」

 

「そんなことを気にしてる暇はないわよ!」

 

「はい!」

 

「沈め!沈め!沈め!ヒャッハー!HAHAHA!」

 

パァンパァンパァン!ガチャ!ザシュ!パァン!

 

「ウフフフフフフフフ。」

 

タタタタタタタタタ!

 

百之助の14年式と軍刀が…奏のP90が敵を殲滅していく。

 

「うわあ…」

 

最後の一体を百之助が倒し、戦闘が集結した。

 

 

 

 

 

 

 

 

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