チャームに弾薬を装填し、100を数えるヒュージに相対したのは百之助、伊吹、奏の3名。
「みんなよく見ておきなさい、最も参考にならない力技で殲滅しますので。」
ゴオォォォォォ!!!シュパパパパパ!ズドォーン!ダーン!
奏が言うやいなや、不知火の腰部ジェットモーターを全開に吹かし突貫した、それに合わせて伊吹がミサイルランチャーから30発を発射、奏を追い抜き前方のヒュージを沈め、そこに百之助の30式の12.7ミリ主砲を超電磁加速砲モードで射撃、ミドル級ヒュージを串刺しで10体近くを沈めた。
タタタタタタタンッ!!ポンポン!ドカーン!
隊列の崩れたヒュージに向けて奏がP90改で掃討、40ミリグレネードと、5.7ミリ弾がヒュージを殲滅する。時間にして30秒で100体。たかがそれだけの時間で約100体ものヒュージが殲滅された。しかも3人得意の白兵戦無しで、である。
「で、どうだった?」
「…………なんかこう…凄いね…」
「本当に全く参考にならなかったナ…」
「何をどう考えたらこんなチャームが生まれるのやら…」
「瞬殺だ☆」
「ヒュージが可哀想に思えてきたの初めてよ…」
「白襷隊の方々が全く参考にならないのは知ってはいましたが…実際に見ると…差を感じます…」
「御台場女子のロネスネスより上じゃないかしら?3人でこれと言うことは…9人揃えたら末恐ろしいわね…」
と、3人の異常すぎる制圧力に全員驚いていた。
「そもそも、先代のアールヴヘイム全員に対して一人で事足りる白襷隊がおかしいのであって、私達が劣っているというわけじゃないと思うけどナ。」
「まあ、梅の言うとおりで俺たちが異常なだけだから気にするな、それにこれでも地形を変えないように抑えたつもりだ。」
「まだ上があるんですか!?」
と、紅巴が驚く。無理もない、ただでさえ驚いているのに抑えていたというのだから。
「ああ、百之助が本気ならここらへん一体がクレータになって海岸線が変わっちまうよ」
「やったろっか?」
「やめれやめれ!色々大変なことになるから!」
「ですよね〜」
「お前がよく知ってるだろうが!」
流石にキレ気味な伊吹である。それに対して楽観的な百之助。
「…収束圧縮式陽電子衝撃波砲の試射したいんだけど…」
「いいけど何も壊すなよ!」
「了解」
チャキ。
「えっちょっまっ!」
伊吹が驚くのも無理はない。周りのマギが銃口に収束していく。それも今までの比較にならない量を。
「200%で発射する。」
ちなみにこれは、ノインヴェルト戦術での射撃を除き30式の最高出力である。
「5…4…3…2…1…0ッ!」
カッ!
青色の光が空中に放出された。真っ直ぐに照射され、大気圏を抜け…衛星軌道上の人工衛星を飲み込んだ。
「あっ…なんか撃ち落とした…」
「オイィィィィィィィィ!!」
因みに後で判明したが、ゲヘナの人工衛星だった。