他愛もない雑談をして、目的地に付いた。後部ハッチを開けるとそこには3人の少女と青年がいた。
「久しぶり!佐奈、由奈、玲奈、裕也!」
「「兄上!お帰り!」」
最初に挨拶したのは佐奈と由奈だ。この二人は双子でとても良く似ている。はっきり言って見分けがつかない。
「おにいさま!おかえり!」
この子は末っ子の玲奈だ。
「宇都宮要塞以来だね兄上!」
「所で、愛奈は?」
「後で来るさ!…取り敢えず場所を移そう!」
「わかった!」
取り敢えずローターの音がうるさいので先に泊まる場所に案内する為に屋敷に入る。
「広すぎないかしら…」
「夢結、指摘はごもっともだが、ここは要塞を兼ねてるんだよ。」
「ええ?…防衛には向いて無いよね…」
「昔の話だよ天葉。」
「あっそう…」
頃くして目的地に付いた。
「ここだ。」
「広く無い?」
「なんの為の襖だ?レギオンごとに区切っても良いし、しなくても良い。
「なるほど…」
荷物を置いて自己紹介する事とした。
「俺は兄上の双子の弟で裕也だ。歳は17、趣味は昼寝だ。」
「はいはーい次私ね!佐奈だよ!趣味は剣術だよ!15歳!」
「私は由奈…佐奈は双子の姉よ。得意なことは狙撃。歳は姉と一緒」
「すえっこのれなです。としは、6さいなのです。とくいなことは、はやうちです。」
その時軽快な足音が聞こえてきた。
タタタタタタタタタタタタ!
襖を開けて入ってきたのは…
「父上!お帰り!」
と、少女が百之助に飛びついた。
「「「「「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」」」」
「紹介しよう、この子は愛奈、義理の娘だ。」
「はあ!?」
流石にこれには全員が絶句した、
「色々あってな…ゲヘナ関係だ」
約2名ほど顔を顰めた。鶴紗が聞いてくる
「…ブーステッドリリィ?」
「それならまだマシだな…間違ってはいないが…人工リリィで、現在あるブーステッドスキルすべて持ってるんだよ。…可愛そうな事に…」
「なあ!?」
「そんな事すれば暴走するぞ!?」
「鶴紗…この子は、一応[監視者]なんだよ…だからそれは無い…この子は、4年前にゲヘナを強襲した際に保護した子なんだよ…それで、戦時特例法を適用して俺が親になったってわけ。ついでにハインリヒに頼んで、普通に使えるようにしてもらった。」
「じゃあ先輩…その子大丈夫なのか?」
「ああ…問題ない。暴走した時始末は、俺が付ける。助けたのは俺だからな。」
「分かったよ…百之助様…」
「愛奈自己紹介。」
「はい父上。船坂愛奈です。歳は…15だったかな?趣味は…無いです。得意な事は、人殺しです。」
「言い方…」
「だって父上、今まで戦う相手が人だったんだもん。」
「そうだった…補足しておくと、この子はリリィと殺し合いをさせられてたんだ。」
「…さすがゲヘナ…やる事が汚い」
「俺もそう思う…」
その後、皆で雑談をしばらく楽しんだ。