「あ、私達ですか?…どう説明しましょうか…」
ハインリヒは頭を抱えた。が、何処か気楽だ。
「守護者については俺が説明既にしてるから自己紹介でいいぞ?」
百之助は、助け船を出した。
「そうですか!それなら楽ですね!」
「…いや…待って…守護者なの!?」
「はい!守護者です!私の名は錬金術師、ハインリヒ・クンラートです。よろしくお願いしますね」
「同じく、オルレアンの乙女、ジャンヌ・ダルクです。よろしく。」
「同じく魔女、ベアトリーチェ・ポルティナーリよ。宜しくね、子猫ちゃんたち?」
「………歴史上の人物…よね?名前継いでるだけよね?」
「依奈、残念ながら…本人だよ。」
アールブヘイム全員が絶句した。
「あの…歴史だと…全員が死んでるんですが…」
「樟美、彼女達の体は新規設計で神々が作った体に魂を入れてあるから。間違ってないよ。」
「いやいやいやいや…」
「落ち着け…壱、そこらへんは納得するしかないんだよ。」
「でも!」
「守護者に理屈は通じません。分かった?」
「分かりました…」
強く言うと壱は、引き下がった。するとギンが、入って来た。前を隠さずに。
「よう!さっきぶりじゃの!守護者揃い踏みではないか!」
「それは良いから!前を隠せ!」
「儂は気にせんが?」
「こっちが気にするんだよ!!」
「ほう!まあ良かろう」
ギンは、前を隠し風呂に使った。
「言っておくが儂は監視者じゃからの。守護者連中と同類じゃ、覚えておくが良いぞ!」
全員が想定していたためこれには驚く者は居なかった。
「反応が薄いの…」
「いや、分かるだろ…」
「そうか…」
見るからにシュンと、していた。
「でもさ…凄いよな…チャームの元を作ったのギンじゃん?」
「昔からあった技術じゃが?」
「ギン以外で当時、知ってた奴いたか?ギンがいなかったら失われてたぞその技術。」
「そうじゃな。」
「その点はありがたいと思ってるよ?そのおかげで…戦える力があるんだから。」
「そうかえ…まあワシも…そろそろ刀鍛冶、辞めようと思っとるよ…もう、潮時じゃて。」
「それは困る…俺の刀はギンの作った物だから、これからも作って欲しいんだけど…」
「安心せい、完全に辞めるわけではない…来月から百合ヶ丘に赴任するからの。儂だけじゃなく、美保野と、千夏も一緒じゃ。」
「は?もっさんと千夏姉上と一緒に百合ヶ丘に来るの?」
「指導教官としてな?」
これには全員絶句である。
「百由様喜ぶの…これは…」
グロビウスは、真っ先に百由が思い浮かんだようだ。
このあと頃くして全員風呂から上がった。