しかし、百之助の場合。あの三人の娘はそれを理解し自ら己を差し出したのだ。
ー 元鎌倉御家人 現近衛軍第一突撃騎兵連隊長朽井迅三郎光景大佐 ー
自身の日記にて。(後に出版)
「何しに来たし…」
「「「夜這い?」」」
百之助は夢結、天葉、樟美の答えに頭を抱えた。
因みに今は23時で、更に百之助の部屋である。
「勘弁してくれ…」
「それよりも樟美に拳銃渡したでしょう?私のは無いの?」
夢結は、何故か御立腹の様だ。
「それならここから選んでくれ…」
そう言いながら棚の鍵を外して開けた。
「私も良い?」
「良いけどさ…良いのか?人殺しの武器なんか…」
「良いの良いの!だってそれ言ったらチャームだって人殺せるし!」
そう言いながら二人は拳銃を選ぶ。
頃くして二丁の銃が選び出された。
「天葉は、デザートイーグル50AE6インチ。夢結は、MK23。夢結は良いとして天葉…なぜそれ選んだ。」
「え?銃口が大きいから?」
「体壊すからやめとけ…他のにしてくれ…」
「分かった。」
次に選んだのはグロック21改である。
この銃は原型であるグロック17を9ミリから45ACPにしたものである。それを更に銃身を8インチまで伸ばし。スライドやら本体やらをそれに準じたものにしたものだ。
「ライト付ける?」
「付ける」
それにライトを装着した。天葉に手渡す。
「明日射撃場に行こう。道場の訓練の後に4人で。」
「どうせなら皆で行こうよ?持たせた方がいいでしよ?」
「それもそうだな」
そういうことで決まった。
「樟美が選んだのってどれ?」
それに百之助が机の中から出す。因みに渡しては無かったのだ。
「これ。」
「なんか古臭いね?」
「そうだろうな…原型が第一次世界大戦時のだしな」
「へ〜」
「さてと…寝るかね…」
そのまま百之助は布団に入る。すると左側に夢結。上に樟美右側に天葉が入ってきた。
「正気か?…まあいいや…で?天葉、そういう事で良いんだな?」
「うん」
「分かった…」
夢結と天葉と樟美を抱きしめた。結構ぎりぎりである。
「そういえば天葉の血は吸わなくて良いのかしら?」
「朝でよくね?」
「そう…でもほかの子たちが来たら詰むわよ?」
百之助は、少し考えそうする事とした。
「それもそうか」
言うやいなや樟美と位置を反転させた。
「きゃ!」
「天葉だけだとあれだから三人とも吸う」
そう言いながら天葉の首筋に歯を突き立てた。
「あ…」
口の中に鉄の味が充満する。十分に吸ったあと今度は樟美の血を吸う。
「ん…」
次は夢結だ。
「あ…う」
「ごちそうさま」
「「「うふふふ」」」
「な…何だよ…」
天葉が代弁する。
「いや、優しいなと思って。」
「何処がだ?」
「公平にする為にわざわざ三人の血を吸ったでしょう?」
「そうだな…」
「認めるんだ?」
「図星だからな。」
「そっか」
そのまま4人で寝た。