アサルトリリィと呼ばれた男   作:岡村優

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全員に拳銃を持たせる。これは生存率を上げる為よ。決して人と戦う為では無いわ。

ー 百合ヶ丘女学院教官船坂夢結 ー               

クラスメイトに対して言った言葉。後にドラマ化 (これに関しては夢結が台本を作る際に協力していた。)


51話

一同は、射撃場に来ていた。

 

この射撃場は。本家から20メートル離れた場所に入り口があり、そこから階段か、エレベーターで地下に向かう。(何メートルだったかは不明)

 

「もっさん!いる!?」

 

「だれがもっさんや!山本さんと呼べ言うとうやろが!!」

 

そう言いながら繋ぎを着た女性が出てきた。

 

「良いじゃん別に…昔からそう言ってたんだから…」

 

「ええ加減にせんか!言うていいのはあんたの母だけや!…まあええわ…何の用や?」

 

百之助はガンケースを渡す。

 

「ブローニングのおっさんが作った奴なんだけど整備できる?」

 

山本と呼ばれた女性がガンケースを開け、手に取る。

 

「これはこれは…兄弟子なら奥にいるから整備でけるで?」

 

「ブローニングのおっさん帰って来てんの?」

 

「せや。昨日帰って来たで?」

 

「まじか…」

 

「所で百之助…後の連中は誰や?」

 

百之助の後ろの人集りを見て聞いてくる。

 

「…拳銃選んでやって欲しいんだよ。」

 

「と言う事は…ウチの後輩か。」

 

「そう言う事。」

 

「それは…自己紹介せな。ウチは百合ヶ丘出身で山本美保野言うもんや!よろしゅうな!」

 

「因みにギンの弟子だよ。」

 

「なるほど…」

 

と皆さん納得のご様子である。

 

「拳銃とホルスター、それとマグポーチやな…付いてきいや!」

 

全員が美保野に付いていく。

 

奥の倉庫に来た。

 

「ここには色んな国の色んな拳銃があるで!好きなの選びいや!」

 

20分後全員が決まったようである。(夢結、天葉、樟美及び既に持っている面子は除く。)

 

レギオンで揃えたようでアールブヘイムがM17、一柳隊はUSPである。どちらも45口径だ。

 

「なんや…早いな…じゃあこれやな」

 

と言いながら腰にベルトを付けていく。それにはマグポーチやらホルスターやらが右側にほぼ全て集中しており左側に刀を差すためのホルダーが付いている。

 

美保野は同じものを装着しホルダーに刀を差す。

 

「これ位置ずらすと、刀の鞘のほうが上向きになって格納されんねん。」

 

刀の鯉口を持ち後ろにずらすと、鞘が上向きになった。

 

「抜くときは反対な。」

 

また鯉口を持ち手前にスライドさせると元の位置に戻った。

 

「すご…」

 

「画期的過ぎてびっくり…」

 

と、全員がびっくりである。

 

大きい箱を美保野は取りだした。

 

「マグポーチと銃本体からマガジンを抜いてこの箱から弾入れえや」

 

全員弾を入れる。

 

「射撃場に行くで…その前に説明しましょか。レンジでは絶対に撃つまで弾を入れてはならんで?例外もあるけど基本的には入れるなや?後耳が聞こえんくなるからヘッドセットつけえや。ええか?」

 

全員が頷いた。

 

「ほな行こか!」

 

射撃場に向かった。

 

 

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