アサルトリリィと呼ばれた男   作:岡村優

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シアンだったかしら?とても乗り心地が良かったわ。私は好きよ?…最も運転はしたくないけれど。

ー 百合ヶ丘女学院教官船坂夢結 ー

回想にて。


56話

所変わって共用スペースにて一柳隊の面々は、お茶会を開いていた。

 

「百之助の事何があったか教えてくれないかしら?伊吹?」

 

と、夢結は伊吹に問うが…

 

「…軍規によりお答えしかねる。」

 

とその表情は硬い。

 

「そう…なら、仕方無いわね?」

 

「ぶっちゃけて言うと判断に迷ってる…まだそうと決まったわけではないしな…」

 

「分かったわ…」

 

「それはそうと帰って来ませんわね〜あのお二方。」

 

と、しびれを切らした楓が言う。

 

「梨璃に関して言えば。自分が助けたから、世話を焼きたいのでしょう…正義感の、強い子だから。気になるなら貴方も行けばどうなの?」

 

「治療室はお喋り禁止ですのよ?せっかく梨璃さんといた所で黙ったままどうしろと?」

 

「いや、見舞えよ…」

 

と、鶴紗はつっこむ。

 

「以外だな〜!黙って居てもできる事はありますわ〜!とかなんとか言うと思ってたのに〜!」

 

面白がって言う梅

 

「なるほど!その手がありましたわ!」

 

「アホか。」

 

楓に伊吹がつっこむ。

 

「おう!楽しそうだな!」

 

「百之助…」

 

「夢結、言いたいことは分かるが今は言えないぞ…最ももう答えは出てるがね…トミー、やっぱりあいつの娘だ。異能で確認した。」

 

「やっぱりか…あいつら一度ならず2度も苦しめるか…」

 

「怒りで腸が煮えくり返りそうだ。」

 

と、百之助と伊吹は怒っていた。

 

とそこに、救世主が現れる。

 

「お姉様〜!」

 

と、梨璃が駆けてきた。

 

「梨璃、どうしたの?そんなに慌てて。あの子が目を覚ましたの?」

 

と、夢結が、子を諭すように言う。

 

「いえ、まだ寝てます。ぐっすりと。私、お姉様に戦術理論の講義で教えて欲しいことがあったんですけど…」

 

キーン

 

「うわあ〜間に合わなかった〜!これから講義なんです。御機嫌ようお姉様。」

 

そのままパタパタと駆けていった。

 

「夢結と、百之助は授業無いんだっけ!」

 

「取れる単位はもう既に取ってあるから。」

 

「俺の場合は、軍で終わってるからなぁ」

 

因みにそれが百之助が進級出来た理由である。

 

「…あっそ…じゃあな」

 

「御機嫌よう」

 

「またな」

 

「あら?」

 

そこには梨璃の教本が置いてあった。

 

「忘れて行ったか…」

 

「そのようね…」

 

「所で夢結、ドライブしないか?」

 

「良いわね。」

 

と、二人は校門を出る。

 

百之助は、道路にシアンを空間収納から出す。

 

「何度見ても凄いわね…」

 

「だろ?」

 

そう言いながら車の鍵を開け、乗りエンジンをかける。

 

ブオーン!!

 

百之助は、運転席と助手席にあるミサイルボタンの様なパーキングボタンを押し、車を走らせる。

 

「音が凄いわ」

 

 

「分かるけどな!」

 

そう言いながら3時間ほどドライブを楽しんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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