ー 百合ヶ丘女学院教員秦祀 ー
インタビューにて。
「梨璃の教本、持ってっとくよ。」
「あら、そう?じゃあお願いしようかしら?」
ドライブを終えたあと百之助は、夢結から梨璃の教本を受け取った。そして、処置室に向う。
すると案の定梨璃が探していた。
「あれ…ええっと…あの教本どこやったっけ…」
「お探しの物はこれかね?」
百之助は、そう言いながら教本を渡す。
「百之助!?有難うございます!」
「礼なら夢結に言え。気付いたのは夢結だからな」
「はい!」
「ハクション!」
くしゃみの主を見た。すると寝ていた少女が起きていた。
「具合はどお?気分は?どこから来たの?名前は?歳はいくつ?」
「落ち着け…びっくりしてるぞ?」
「すみません…私、一柳梨璃。」
「リリ?…うふふ…」
その少女は笑いながら顔を背けた。
「いいじゃない笑ってる顔、見せてよ?」
その少女は梨璃に笑顔を向けた。
その時梨璃の指輪に少女の手が触れた。
ポーンリリリリリ。
「へ?指輪が…これ私のマギじゃ無い。
「?」
「そう、その子はリリィよ?」
「祀様、百由様」
「よう」
「えへへ御機嫌よう梨璃ちょうどさっき結果が出た所でね〜保有マギの値を示すスキラー数値は50、ちょっと心許無いけど…リリィは、リリィね!」
「スキラー数値50って…私がリリィに受かった時の数値です。」
「そして俺の数値の1/100だな」
「あんたがおかしいのよ…それはともかくとして、それは奇遇ね?」
「この子がリリィ」
「あ、百之助、ほぼ一致したわよ?」
「やはりか…決まりだな…祀これを」
百之助は、祀にUSBを投げ渡す。
「これは…?」
「今日までにゲヘナがやらかした研究のすべてが入ってる。…もしもの時の保険だ。」
「そんな物何処から!?」
「それに関してもそれに記されている。…はっきり言おう。この子は俺の義理の妹だ。この子の母の力を継いでいるからな。」
「それは、どう言う…」
「詳しく聞きたいのなら…ギン教官、朽井迅三郎光景教官に聞いてくれ。俺より詳しいし、元戦友だから。理事長代行でもいいがね。」
「……分かったわ」
「後、もう一つ…その情報は軍の一級機密事項だバラすなよ。」
「了解…」
「では俺は失礼する。」
そう言って百之助は退室した。
(クソ…8歳の時の不始末が今頃になって回って来ようとは!夜々すまん…やらかした…)
寧ろ8歳児に責任を押し付ける方が酷であろう。でも百之助は、自分の不甲斐無さに怒り狂っていた。
(やはりゲヘナは、皆殺しにして晒し首にしてやる!!)
大変物騒である。
(だか…妹を守り抜きます…全力で)
設定は、もう少し様子をみます。