「さてさて、そろそろ梨璃の謹慎が明ける頃だろうから行こうか。」
「百之助にも困ったものだ。」
「いつもの事じゃないですか美鈴様。」
美鈴は呆れ、愛華は諦めていた。
懲罰房が並んでいる場所に行くと、人だかりが出来ていた、その中で梨璃が泣いていた。
「よう!」
「やっぱり生きてたのね……………!?お姉様!?と、愛華!?」
生きてた事より後ろの人間に驚いていた。
「やぁ夢結、甲州撤退戦以来だね。」
「夢結、久し振り!」
「梨璃おいで?」
「兄様!うう…」
車椅子の百之助に飛びついた。
「泣くな泣くな…よしよし…」
梨璃の頭を撫でていた。
「本当に…お姉様?」
「本物だよ。夢結。」
「そうそう本物本物!」
と、二人は言う。
「お姉様…うう…」
夢結は、美鈴に抱きついて泣いていた。
「ここでいるのも何だし…夢結のレギオンメンバーを紹介してほしいな?」
「はい…お姉様…」
ところ変わって一柳隊のミーティングルームにて、
「そろそろ離してくれないか梨璃…」
「や、です。」
「夢結も。ほら…」
「嫌ですお姉様…」
「姉妹揃って離さないね…」
「誰のせいだ誰の…」
呆れる伊吹である。
「そうだね僕が悪いね」
「同じく」
二人共よ〜く分かっていた。
「そういえば愛華は?」
「聖んとこ」
「あっちもあっちでそうだったな。」
「たく…心配させるなよ…」
「それは悪いと思ってるさ」
「実行に移しやがれ。」
「努力する」
「夢結…そろそろ離してくれないと百之助が嫉妬するから…」
「布団の上で後で可愛がってもらいますから、問題ないです。」
これには驚いたようで…
「おやおや…そこまでの関係に発展したのかい?隅に置けないな百之助?」
と言うと殆どの人間がりんごになっていた。
「冷やかすのは止めてくださいよ、それに布団ですることと言えば抱きしめてキスして頭を撫でるだけですからそこまで手を出してませんよ。」
「昔は夢結に見向きもしなかったし、嫌われていたのにね、変わるものだなぁと。」
「すいませんね…こんなクズで」
「おやおや…自分を卑下するのは君の悪い癖だぞ?」
「兄様は悪くありません。優しくて…可愛がってくれますもん!」
「梨璃それはね、君が半分とはいえ船坂の血を継いでいるから可愛がってるだけだぞ?」
「でも優しいです…」
「百之助…梨璃が妹だって聞いてないんだけど?」
「美鈴様、この子は父の隠し子です。」
「…増えてないか?」
「後はロザ姉様もそうです。」
「ロザもか…凄い事になっているね…」
「ぶっちゃけると勘弁して欲しいですね…」
「だろうね。」