ー ベアトリーチェ・モルティナーリ ー
戦い始めた百之助達を見た神琳が一柳隊の全員に問う
「ノインヴェルト戦術してみませんか?」
「そんな事、決まっているのではなくて?」
「やらないと言う選択肢は存在しない。」
「決まりだな」
と、全員が賛成した為実行に移す。まず雨嘉が二水にマギスフィアを狙撃でパスする。
「やらなくちゃ…!やらなくちゃ…!やらなくちゃ…!やらなくちゃ…!う〜へ〜」
と、言いながら自身のチャームで打ち返した。しかし別方向に飛んでいった。
「すみませ〜んお願いしま〜す!」
「いいえ!いいパスですわよ!」
と、楓が受け取り
「なんか調子いいな!」
「ワシャ絶好調じゃ!」
「いつもより体が軽い」
「夢結様、梨璃さん!」
と連続で梅からミリアム、鶴紗、神琳と、遠距離パスを繋いでいくが…
「マギスフィアが来るわ!私が受けるからフィニッシュは貴方が!」
突如ヒュージの腕が分解マギスフィアを横取りする。
「なんですって!?」
「フハハハハハ!!そうこなくっちゃな!」
「百之助!笑っている場合じゃないでしょう!」
「だって!こんなに楽しい戦場は久しぶりなんだぜハインリヒ!」
「ああ…もう!仕方ありませんね! 火、水、風、土、光、そしてカラバの蒼き守護者と!」
ハインリヒの持つ錬金術の粋…その中でも最も攻撃力の高い術、【リチュアルサークレット】を発動、巨大な魔法陣からヒュージと同サイズの巨人が生成、ヒュージをぶん殴る。流石にこの質量に耐えられなかったのかヒュージが倒れ込む。
「うっひょーいつ見てもすげえ!」
「さらにダメ出しするわ! 沈みなさい!」
今度は、ベアトリーチェが自身の得意とする魔法 【煉罪の握撃】を発動。魔法陣から無数の腕が伸び、ヒュージの腕を掴んで引きずり落とす。その拍子にマギスフィアが明後日の方向に飛んでいくが梨璃が自身のチャーム、グングニルで受ける。
「やった!」
「マギを吸いすぎてる!」
ガン!
夢結が梨璃のグングニルを破壊し、マギスフィアを吹き飛ばしてしまったが…
「行くよ楠美!」
「はい!天葉姉様!」
二人がマギスフィアをかろうじて受取る。
「おっ…も!」
ガン!
「くぅッ!」
「「ハァァァァァァァァァァ!」」
マギスフィアの軌道を二人がかりで変え、それを依奈が受け取る。
「ハッ! 壱!亜羅椰!」
とバスを繋げるしかしチャームが限界を迎え…一部を破損する。
「な!?これだけでチャームが限界だなんて、どんだけのマギスフィアなのよ! かなりヤバい奴よ!気を付けて!」
「ッ!望むところ!」
「あと頼むわよ!「皆!」」
全校生徒によるノインヴェルト戦術…そのパスは百之助を魅了した。
「いっけぇ〜!!!!」
「こんなに心躍るのは久しぶりだぁ!」
「「私達ももう一度!」」
「「チャームの限界まで!」」
「「夢結様と梨璃さんに!」」
「頼むぞ!ワシの!」
「「「「「「「「攻撃力!う〜〜〜や!」」」」」」」
そしてこのパスを更に繋ぐ!
刀で受け
「百之助!」
ライトセイバーで受け
「ナイス伊吹!ハインリヒ受け取れ!」
フォーナ・ペリ(双剣)で受け
「しかたありません ね!ジャンヌ!」
聖剣デュランダルで受け
「こういうのもいいでしょう!ベアトリーチェ!」
天国の薔薇(サーベルと大剣)で受け
「行くわよ!子猫ちゃんたち!」
梨璃と夢結は互いに目配せし、二人でダインスレイフを持ち飛ぶ!そしてマギスフィアをダインスレイフで受け
「「ハァァァァァァァァ!!!ヤァァァァァァァァァァァァァ!!!」
ヒュージを両断する。
ドッッカーン!!!!
大爆発して…消滅した。