アサルトリリィと呼ばれた男   作:岡村優

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82話

伊吹が指示を出していた。

 

「止まるな!ヒュージネストを叩き潰す気でかかれ!右翼!弾幕薄いぞ!左翼!今だ畳み掛けろ!中央は一旦後退!左右からクロスファイアだ!撃ちまくれ!…しかしまあよくもまあこんなにうじゃうじゃ抱えてたな。パーティーじゃねえか。」

 

「まあネストですからね…」

 

と副官が言う

 

「少将閣下!被害報告!」

 

と、走ってきた伝令兵を尻目に続きを促す。

 

「うん。で?」

 

「3名が重症、2名が負傷です。」

 

「それで全員か?」

 

「ハッ!全員であります!」

 

「下がってよろしい。」

 

「ハッ!失礼します!」

 

「さぁ〜てどうなるかね〜?なんせこの近衛第九師団はまだ結成されて日が浅いしぶっつけ本番だからな…」

 

「他は猛訓練をやってるみたいですよ?」

 

「だろうな。ま、それでも問題はないが。」

 

「ですね。」

 

一方夢結と梨璃は…

 

「あれが…アルトラ級ヒュージ…」

 

「そうね…」

 

そう言って二人でチャームを起動する。

 

ポーン…

 

「美鈴様を感じます。」

 

「…そう…でも帰ってきてるわよ?」 

 

「そうですね。」

 

そしてアルトラ級にぶっ刺しチャームはアルトラ級に吸い込まれた。

 

その瞬間を捉えた百之助は、二人を強制転移。百之助の隣に転移させた。

 

「わ!」

 

「いきなり過ぎよ!」

 

「わりい!こちら船坂!二人の転移を確認、お二方!始めてください!」

 

ー 第九師団 ー

 

 

「よっしゃあ!総員傾注!我らは遅滞戦術に切り替え!総員もう少しふんばれ!」

 

「「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」」

 

 

 

ー 第二艦隊 ー

 

「全艦主砲誘導弾斉射の後、最大戦速!急速離脱!主砲斉射用意!」

 

「主砲斉射ヨーイ!」

 

「うちーかーた始め!」

 

「うちーかーた始め!」

 

ドドドドドン!…ゴォォォォォ!!!

 

大小様々な口径の砲弾が一斉砲撃される様はそれ自体に美学を感じるほどである。トマホークミサイルを始めとする対艦ミサイル巡航ミサイルもきれいな線を描きながら飛んでゆく…

 

 

「全艦最大戦速!急速離脱!」

 

「最大戦ソーク!」

 

艦の加速力にGを感じながらも急速離脱に成功。この後、大爆発を起こしてアルトラ級を討伐することに成功した。

 

 

「終わったー」

 

「流石に精神的に来るわね。」

 

「俺も〜…まあ二人が戻ってきてくれて良かったよ。…ほんとに…」

 

そう言いながら二人を抱きしめ、自身の背中側に倒れる。

 

「ちょっと!」

 

「良いじゃないですかお姉様〜お兄様は本当に心配してたんだと思います。」

 

「夢結の気持ちが分かったからな」

 

「フフフ、やっと理解してくれたのかしら?」

 

「お陰様でな。」

 

そのまま3人は日向ぼっこしていたところを他のリリィに発見された。

 

 

 

 

 

 

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